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外観
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外観
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ふたを開けると…
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梅に昆布(こぶ)だしって言ってたような”
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ひょうたん型の三段重ねの器を広げると…
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青菜の和え物、煮物、酢の物
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店内
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中庭
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ふたを開けると…
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お豆腐に岩海苔のお吸い物
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ふたを開けると…
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おかゆと香の物
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鰹だしの餡をとろとろとろ~っ
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キラキラ黄金色に光るおかゆ
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紅葉の見ごろにはもう少しの京都を旅行中です。
今日の予定は、
午前は、南禅寺、平安神宮方面。午後は、上賀茂神社かな?
京都は私のほうが知っているので、旅程はほぼ私が決めています。
夫は京都には全くとんちんかんで、知っているのは朝からやってるラーメン屋さんだけ。
放っておくと朝からラーメン屋さんへ行ってビールを飲んできちゃうのです。
「朝ごはん予約してるから行っちゃだめよ。」
と昨夜のうちにくぎを刺しておいたのでした。
翌朝7時。冷たいけれど何故か気持ちがシャンとするような京都の空気。
ホテルを出て地下鉄に乗って烏丸御池で東西線に乗り換え。
通勤の時間帯で混み気味の電車に乗りこんだところへ駆け込み気味に乗ってきたオジ様が、
「蹴上はこれに乗ればいいですか?」と大きな声。
「詳しくないんでスミマセン。」
って、答えた声は夫のもの。
先に乗って奥へ進んでいた私は
仙台訛りを隠して答えてる夫が可笑しくてマスクの上から口を押さえてしまいました。
「降りるわよ。」
急かすように夫の肩を押して降りた駅は蹴上駅。
駆け込み乗車のオジ様が訊いてきた駅と同じ。
地上に出てから夫に言ったのです。
「なんで、教えてあげないのよ。」
「えっ。」
「同じ駅で降りるのにぃ。」
「分がんねがったんだ。こごで降りるって。」
(訳:ここで降りるということは分からなかったんだ。)
すべて私任せでどこの駅で降りるか気にしていなかったらしいのです。
「それに、”ケアガリ”はこれでいいかって言ったんだで。いぎなりだがらなんだが分がんねがったんだぁ。」
(訳:急に聞かれたのでなんだか分からなかったんだ。)
「え~っ?そうだったぁ?」
私は、”蹴上”って思って聞いていたけれど、頭の中で変換してたみたい。
蹴上駅まで来たのは朝がゆの朝食を食べるため。
営業の開始時間と同じ午前8時に予約しておいたのでした。
歩いて15分ほどで到着しました。
「瓢亭別館」さん。
8時の数分前でしたがもう暖簾が出ていました。
凛とした雰囲気に気圧されるように感じて恐る恐る建物の中へ。
着物姿のお年を召した店員さん(店員さんでいいのかしら?)に名前を告げると席に案内してくれました。
テーブルの席で案外にカジュアル。ちょっとホッとしました。
席に着くと、
「飲み物はどうしましょうか?」
と聞かれましたが、不要を告げます。
旅先では朝からビールを飲む夫もここでは首を横に振る大人しさ。
少しして持ってきていただいたのは蓋のついた湯飲み茶わん。
梅に昆布(こぶ)だしと言っていたような気がします。
ふんわりと梅とだしが口に広がっておいしいお飲み物。
お庭を眺めながらゆっくりと・・・。
飲み終わると茶碗は下げられ、少しすると
「八寸です。(もちろんはんなり京言葉な感じで)」と言って四角いお盆で配膳です。
四角なお盆の上には、ゆで卵やサツマイモ、小魚が盛られたお皿とひょうたん型の三段重ねの器。お盆は、四角とはいえ角は丸く真ん中あたりが少し絞ってあってひょたん型と言えなくもないお盆です。
ひょうたんの頭の蓋をとって三段の器を広げてみると和え物、煮物に酢の物の各器でした。
どのお料理もあっさりしているけれどキチンとおいしいいのです。
八寸を食べ終わったころにはまた、スーっと店員さんが現れて器を下げ、
その後また少し間をおいて、お料理が運ばれてきます。
頃合いを見計らってのお給仕のようです。
続いては椀物。
お豆腐に岩海苔のお吸い物でした。こちらもしみじみおいしいお吸いです。
そして最後にお粥です。
鰹だしの餡をとろとろっとかけて~、こんなお粥初めて!
私はお茶碗一杯でもうお腹いっぱい。
残りは夫に任せたのですが、
お粥はお腹に溜まるようで夫も最後は苦しそうでした。
ビールなんか飲んだら食べきれなかったと思います。
初めての朝がゆ。
高価でしたけど滋味あふれる高級朝ごはん。
たまにはいいかもしれません。
一度は奮発して味わってみては如何でしょう。
投稿2022/2