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昼の点数:4.1
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 4.1
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|雰囲気 4.1
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|CP 3.9
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.2
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| サービス4.1
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| 雰囲気4.1
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| CP3.9
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| 酒・ドリンク- ]
ラーメンのスープを超越し、なおラーメンとして美味しい!
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2024/05/06 更新
東京淡麗ラーメン修行の旅、わざわざ泊まってまでラーメンを食べに東京に行く、なんていう発想になった原因は、この銀座八五さんのTableCheckでの予約争奪に敗れ去り、それなら当日朝9時から予約ボード記入で確実に食べられるじゃないか、と発想を転換したことに始まる。ならば朝イチで並ぶためには泊まり、と修行の旅の計画を立てるに至ったわけ。
銀座八五さんまで歩ける距離に宿を取り、朝8時にお店の前に到着。私はそれでも4番目でした。その後も行列は長く長くなりますが、7割ほどが外国人のグループです。
9時になると、予約ボード記入、ではなく若い女性の店員さんが出てきて流暢な英語で行列のグループを確認。21世紀の銀座ではラーメン屋の店員も語学が堪能でないと務まらないという現実に面食らってると、グループごとに店内に呼ばれて注文して支払い、しかる後、11:00の開店まで再び並ぶ、という形式でした。
ところが、なんと10:30には第一陣が入店できるではありませんか。もちろん私もその一人。店内は、すでに箸とレンゲが準備されたカウンター6席のみ。で、実際に入店したのは、5人だけ。(次がお二人様なのでここで一旦切れるようです)
私は、特製中華蕎麦(1600円)を注文。ラーメンはわれわれ5人が席についてから作り始められます。一杯一杯、松村シェフたちお二人が1mほどの目の前で作り上げていきます。最後、チャーシューにペッパーキャヴィアを挽き掛けて出来上がり。一杯づつ「特製中華蕎麦です」と声をかけて提供されます。
左のお客さんが1日30食限定のラビオリグルマンディーズ中華そば(2200円)を頼んでおられたのを横目で見て、すっごく羨ましかった。でも、そちらは2200円です。
さっそく、その噂のスープを味わう。甘くトロ味のあるスープはほとんどフォンドヴォー。もはやラーメンのスープではない。もっとも、牛ではなく名古屋コーチンや鴨を使っているとのこと。椎茸の香りもする。仕上げにプロシュートやゲランドの塩で出汁と塩味を整えてるという予習の知識をかき集めても追い切れない、すごく複雑な組み立てだ。それでいて美味しい。更にスープを飲み込んだ後味に、スッと鼻に抜ける爽やかさ。これなんだ?もうわからない。(質問すると、松村シェフが、「ペッパーキャヴィアが効いているのでしょう」と優しく教えてくださった)
丼の表面を覆い尽くすようなバラ肉のチャーシュー、九条ネギ、拍子木のメンマ、味玉の下に、透明感すら感じる開化楼さんの細麺の麺が隠れている。柔らかなウェーヴを保つ細麺を一気に啜り、チャーシューにかぶり付き、メンマをゴリゴリ噛み締める。美味しいラーメンです。ラーメンのスープじゃないのに美味しいラーメンなのです。
また来ます。ラビオリグルマンディーズ中華そばを食べに絶対来ます。そして、魅惑のスープやツルツルの細麺に再び酔いしれたいと思います。