3回
2015/12 訪問
アラカルト豊富なピエモンテ料理店
初訪問以来、時折利用しているイタリアンです。ピエモンテの郷土料理はもちろん、それ以外の料理も美味しいです。味付けもワインに合う塩梅で良いと思います。写真撮影が条件付きでOKになったようですが、雰囲気が保たれることを祈っています。
2015年12月
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西麻布にあるピエモンテ料理のお店です。
アラカルトメニューが大きな黒板に所狭しと書かれています。このメニューを一つずつ説明してくれるのですが、それ以外にも入荷状況に応じて出せる料理があるようです。初めての訪問でしたので、出来るだけ郷土色の強い料理を選択しました。
アルバ産白トリュフのココット、
ガレッティ茸のスフォルマート、
猪ラグーソースのラリオリ、
ブラッサート・アル・バローロ、
ココット以外はシェアしました。
スプマンテと白はグラスで、赤はバローロをボトルで。
白トリュフは箱を開けると良い香りが立ち込めました。目の前でスライスされた白トリュフを半熟の卵と絡めると、より一層香りが引き立ちました。ブラッサート・アル・バローロは牛ほほ肉をバローロでじっくり煮込んだもの。ソースに深みがあり、やはり美味しかったです。
料理をアラカルトで注文し、ワインもボトルで入れたせいか、お会計は一人二万円を突破してしまいました。ワインの値段は高めに感じましたが、良いワインを頼む価値が十分ある料理だと思いました。
サービスは好みが分かれるようですが、レビュアーではない一般の方なら快適に食事を愉しめると思います。マダムは元気はつらつな感じで、接客等もいたって丁寧でした。ネガティブな意見は写真撮影禁止を徹底していることが原因でしょうか。食事中に写真を取りたいと思わない自分にとっては、雰囲気が担保されており、むしろ好感が持てました。是非、この姿勢を堅持していただきたいところです。
2016/10/16 更新
久しぶりの訪問となってしまいました。また、アラカルトではなく、コース料理というのも久しぶりでした。
最も好印象だった料理はタヤリン。相変わらずの完成度でした。トマトソースも非常に美味しかったです。ズッパも深みがあってgood。こういう料理一つとっても店によって差が出るものなのだなと。セコンドの仔羊のローストにもそれなりに満足。微妙だと感じたのは牡蠣の前菜くらいかなと。
グラスで注文したこともあってか、ワイン代が必要以上に嵩んだ印象は否めません。次回はボトルでお願いしようかなと。また、こちらの真価はやはりアラカルトにあるように思いました。