2回
2015/07 訪問
奥深い秀逸フレンチ
私も含めて周りがそれほど食べられなくなったここ最近は年1~2回しかお邪魔できていませんが、
確か2011年頃から2014年頃までは毎月1回平日ディナーでお邪魔していました素晴らしいお店です。
今回、初めて「チーズの盛り合わせ(1,400円)」をいただきましたので写真をアップします。
〔2014年2月ディナー〕
1ヶ月ほど前に予約をして2名で19時頃にお邪魔しました。通い出して初めて1ヶ月以上行けな
かった間に、コース(@6,300円)のみからアラカルトも復活されていました。
アラカルトは昔と少し内容を変えられています。前菜やメインに並ぶ一品一品は全く違うタイプで
レパートリーの広さを雄弁に語るメニュー。久々に懐深い絶品料理の数々から迷いに迷って選べる
という贅沢の極みに浴せて幸せでした。
今回アラカルトでいただきましたのは(メニュー名とお値段はうろ覚えです)、
トマトのコンポート・エリンギの黒胡椒風味(各530円)、モッツアレラと生ハムのサラダ・鮑とホタテの
香草バターソテー(各2,000円前後)、牛テールの赤ワイン煮(3,000円前後?)、
プリン・チョコレートケーキ(各530円)、紅茶×2(@500円弱)、パン(1人分、お値段失念)、ビール1本、
白ボトルワイン(7,000円)で出来上がりは恐るべきコスパで17,000円弱。
ボトルも非常にコスパ良く良心的なお値付けだと思います。
お味は「潔い」という言葉が浮かぶ1mmの狂いも迷いもなくビシッと照準が合った相変わらずの素晴らしさ、
そしてボリュームも健在でした。お腹はちきれんばかりの13分目に。「満腹」でとどめるには、昔と同様、
前菜から2品+メイン1品に、私のような食欲旺盛の方はデザートも・・・というのが適量ですが、
大好物のトマトのコンポートもデザートもいただきたいので悩ましいところです。
先客は2組でしたが時間差でカウンターは満席に。しかしながら小皿2つはすぐに提供くださいましたし、
お客様が時間差だったこともあってかもしれませんがコースのみの時よりも流麗な提供で、入店から2時間弱で
食べ終わることができました。
やはり奥深く秀逸なフレンチ。毎月1回お邪魔し続けたいです。
〔2013.3.25の10周年ディナー〕
2013.3.25がルール・ブルーさんの10周年記念日。3/20からの5日間限定で提供されました
フロマージュまでついた記念のフルコースはもちろん、集われていたスタッフもお客様も、届けられた
たくさんのお花も、素晴らしい10年、いえいえ、南條シェフの人生(といってもまだお若いですが)の
集大成でした。
お料理に合わせられた5種からなるワインセットには飲めないものが数点ありましたので、いつも
のとおりシェフが選んでくださった白・赤をボトルでいただきました。
酩酊して撮影したことも覚えていませんし、いいアングルでなく残念ですが記念にアップします。
「形に残る仕事ではありませんが」とのことでしたが、毎月お店でいただける至福の時間はしっかりと
蓄積され、ルール・ブルーさんなら間違いないという強固で絶大な信頼が心の中に確立されています。
これからもお世話になり続け、素敵なルール・ブルーさんの歩みと蓄積を享受させていただきたいです。
〔2012.9月以降のコースのみディナー〕
夜は2012年9月3日から@6,300円のコース一本にされました。オープンから10年経たれた新たな
チャレンジとのことです。1ヶ月くらいでメニューを変更されているそうで、大枠は同じでも内容は全く
違うので、やはり毎月通わせていただかねばと毎回思っています。
初回(9月)の反省から空腹の極限状態でお邪魔することにしています。それでもコースに付く
パンは1ついただくのに精一杯です。たまに周りのお客様で2つ召し上がってらっしゃる方も
いらっしゃいますが、飲むお酒の違いもあるのかもしれません。
美味しすぎてワインがすすみ、大抵2人で2本空けてしまいます。ワインは飲みたい色を申し上げて
その日のお料理に合うものをシェフに選んでいただきます。@5,000円~7,800円が多いです。
相変わらず日々満席ですから予約は必須です。19時頃からスタートしましたら食べ終わりが大抵21:30頃
ですので2.5時間ほどでいただいています。アラカルトの時と提供スピードは変わりないように思います。
お料理の感動は変わりませんので以下は9月の内容を記載したものをベースに、失礼します。
・先付、前菜盛り合わせ、スープ等
9月の先付はドライフルーツたっぷりのパンに果物のディップのようなものを添えて出してくださいました。
たんぱく質系のリエット等でないのがさすが。また、食感が面白く繊細なお味のディップを引き立てる
濃い味のパンのカットもお見事。的確な薄さだと思いました。毎回食欲を刺激するいいスタートです。
次の前菜盛り合わせには小皿メニューで大好きだったトマトのコンポートが必ず入っています。他には毎回
変わるピクルスやマリネ、お野菜の煮びたしなどたっぷりのお野菜と、カルパッチョやテリーヌ等美味しいもの
満載で、楽しくボリュームたっぷりの大きな一皿です。
3品目はスープやロワイヤルなど。非常にクリーミーで優しいお味ですがしっかりアクセントとなるものも
仕込まれています。
すべて美味しく有難いのですが、ここまでで満腹になります(^^;)。
・メイン(お肉3種、お魚1種からの選択が多いです)
9月はお魚とお肉をそれぞれ注文してフルコース仕立てにしてもよかったのですが、せっかくなので
2名でしかお願いできない鴨をいただきました。
相変わらず1ミリの狂いもない火入れと抜群のお味。改めて豪快フレンチ・凄腕シェフの健在ぶり
を示されました。あまりの美味しさに、前菜まででの大満足&満腹を忘れ、“別腹状態”で平らげて
しまいました。
・焼き米を使った一品
9月はもうお腹がはちきれそう!というこの段階でのご飯もの・・・気力だけでスプーンを口に運びましたら
“お口直しのグラニテ”ならぬ、お粥のようでした。甘味があってどことなく香ばしいお味・温度・食感は
優しさそのもの。驚くほどあっさりとお腹に収まりました。
他の月には焼き米の食感を活かされた変わりダネも登場。全く意外な刺激に、またもや「コースは
ストーリーだわぁ」と改めて感嘆しました。
・デザートと食後のドリンク
ルールブルーさんの絶品チョコケーキやチーズケーキにアイスクリームを添えてくださいます。
毎回2回目の別腹です(^^)。チョコケーキはチョコの分量と火入れ感も相変わらず絶妙で、サクサク部分と
しっとり部分の調和に毎回ながら脱帽ものです。
コースに合うようシェフに選んでいただいた9月の赤ワインは6,000円。しっかり目の品種でしたので
始めから通して大丈夫かな?と一瞬思いましたが、すべてのお料理にマッチして相変わらず抜群の
コスパだと思いました。
以上、ルールブルーワールド炸裂でした。どんなにお腹が一杯でも唸る美味しさに出されたら
際限なく食べてしまうと思いましたが、違います。卓越した技術を持つシェフが豊かな経験をベースに
完食できるよう計算し尽くしてらっしゃるためでしょう。また、量が多いとどうしてもアットホームさを感じて
しまうのですが、こちらはあくまで洗練されてらっしゃると改めて思いました。
これからも月1度はお邪魔し続けたい素晴らしいお店です。当日は、新地のテツヤイシハラさんの日と
同じようにお昼を控えて間食も一切とらずに気合を入れて臨まなくてはいけませんが(^^;)。
コース・ワイン価格とも税・サ込みの超明朗会計。アラカルト時代も素晴らしいコスパでしたが、
南條シェフの腕をもってしてこのコース内容で6,300円は破格、あり得ないと思います。
〔2012.10月ランチ〕
新たな料金設定のランチを初めていただきました。量は相変わらずのマグナム級、フルコース仕立てで
結論、超お値打ちです。
お味は付け合せも含めて全て絶品、感涙にむせぶほどの完璧さでした。特にお魚料理で出された
分厚いサーモンの火入れは絶対的なものでしたし、お肉のソースですら奥深い逸品。「フレンチは、
そしてコースとは、こうでないと!」と何度も頷きながらいただきました。直近のフレンチが東京の有名店
のフルコースディナーでしたのでルールブルーさんの優り様が際立ってしまったこともあると思いますが、
コースの流れにストーリー性がある素晴らしさを改めて認識し、南條シェフに感謝しました。
バゲットに手をつけませんでしたら大正解。デザート前でお腹がはちきれそうでした。
でも、大好きなルールブルーさんのチーズケーキを出されましたら別腹で完食しました。
今回選んでくださったお料理に合う白ボトルは5000円のリースリング。これも美味しくコスパ◎のワイン
だと思いました。 ちなみに白のボトルは4,500円~置いてくださっています。
競争率の高すぎるルールブルーさんの土曜限定ランチ。また何とか予約をしてお邪魔したいです。
〔2012.7月記〕
7月下旬に2名でディナーをいただきました。相変わらず満席です。
お料理に合わせて選んでくださったのはボトル6000円のシャルドネ。それに小皿料理・前菜2種・メイン・
デザート2種・赤グラス2杯で計2万円弱、幸せな満腹。ワインも、またお料理全体からも非常にコスパが
いいと毎回感じます。
オープンされて10年経たれたそうで、ランチは内容を変更され2回転でしたのを1回転に、ディナーは
これまでのアラカルト一本から更に進化させることを検討されているそうです。例えばコースにされて
回転が減ることになれば、ますます満席率が上がってしまいます。
実際、ランチはますます予約が取れなくなっています(涙)。
南條シェフの気骨のあるフレンチ。これからも引き続き月1回はお邪魔をして進化されるさまを見続けたいです。
〔2012.5月記〕
毎月1回はディナーをいただいています。
高級フレンチになっても流行る高クオリティでしょうが、味で真っ向勝負のビストロという感じのお店にされています。盛り付けで奇をてらったりせず素材の味を大切に引き出しながら、絶妙な食材の組み合わせで魅せられます。1皿のボリュームがたっぷりで、「料理はたっぷり作るほうが美味しくできあがる」と頭に浮かぶ祖母の言葉を「それには創作できる腕が前提かつ必須条件だ」と即打ち消しながら、出されたお料理をお腹に収めます。お料理だけでなくデザートも逸品です。
シェフお一人とサーブお一人でされているのでお料理の提供には少し時間がかかりますが、オーダー後すぐに出していただけるサラミやオリーブなどの小皿をあてにワインをいただきながら待つ時間も楽しい一時です。サーブの男性はお若いですが、こちらの懐事情と注文したお料理にぴったりなワインを上手に選んでくださるので安心してお任せしています。
2名でたいていボトル1本に小皿1皿・前菜2皿・メイン1皿で満腹になっています。が、シェフのお料理が美味しすぎて名残惜しく、無理にデザートをいただきます。超満腹で酔っ払いの足で梅田まで徒歩15分ほど。冬は肥後橋駅から電車に乗りますが、4月以降は気持ちのいい夜風にあたりながら歩いて腹ごなしをしています。
*ランチ2012.3月末*
ルール・ブルーさんの土曜贅沢ランチに初めて伺いました。@2100円とは思えないボリュームとパンチ。6500円のボトルと合わせて大満足な2時間弱、当然満席でしたがシェフの超人的な手際と段取りの良さで待たされ感皆無で心地よく過ごせました。
夜はコースがないことからも、シェフが組み立てるコースをいただける超プレミアな機会。言わずもがなの競争率ですが、また何とかお席を獲得して幸せなランチタイムを過ごしたいです。
2015/07/26 更新
久々のルールブルーさん。2名で以下の3品をいただきました。
昔、月1回お邪魔していた頃のようにアラカルトメニューが充実していて
有り難いです。メニュー名とお値段はうろ覚えです。
・前菜盛り合わせ:2,600円?(2人分)。相変わらず圧巻の品数でのボリューム。
大好きなチェリートマトのコンポート、お野菜やパテ、ハムすべてが
絶品で、大満足しました。有り難いことにこれだけで満腹になりそうでした
・野菜のバターソテー:1,600円?。ルールブルーさんの野菜料理で一番の好物です。
塩加減、バターの具合も絶妙でした
・魚のソテー:3,000円?。コショウダイの春キャベツ添え。コショウダイはかなりの
塊りでしたがほっくり。付け合わせのお野菜もたっぷりで美味でした
・ビール1本、白グラス1杯、白ボトルワイン(6,000円)
平日の18:30頃から、その日は遅い時間からスタートのお客様が多かったようで、
私たちの他にはおひとり様の紳士のみ。お料理の提供はテンポよく、入店から2時間弱で
食べ終わることができましたが、お腹12分目になったので美味しいガトーショコラなど
残念なことにデザートは食べられませんでした。出来上がりは16,000円ほどです。