2回
2016/06 訪問
お箸でいただくファンタスティックな和フレンチ
グルメ本で新鋭フレンチとして紹介されていた龍のひげさんには今回2回目です。
和とフレンチの融合、「和レンチ!」と造語が浮かぶ素敵なお料理の数々です。
3つあるコースは事前予約不要ですが、今回も前回と同じ一番お高い@7,000円の
コースを3週間強前に予約をして2名でお邪魔しました。
コースの流れは前回とほぼ同じでしたが季節にあわせて素材が違いますので飽きません。
玉手箱状態の八寸、お味も栄養も凝縮されたサラダ、お造り2種(平目、本マグロ)、
焼き魚(鱧と添えられた山モモが美味!)、素麺(イクラとアサリで非日常になった
カッペリーニ仕立て)、揚げ物(鮎を3種のソースで、骨せんべいあり)、牛ミニ
ステーキ(添えられたキンピラもナイス)、五目ごはん(選択性)、鮑(香草パン粉焼き)、
デザート(抹茶のガトーショコラ、ゴマティラミス、カシスのシャーベット)、食後の飲み物。
このコースに付いている鮑は前回と調理法が全く違ってボリューミー。また、
選択した「五目ごはん」は静かに、奥深いプロのお味。やはり、全体通して大満足できる
お店だと思います。
超良心価格の白ボトル(5,000円)をいただいて8%課税されるだけの21,000円弱。
私の体調に合わせたサービスまでしてくださいましたのに本当に超良心的なお店です。
[2016.4]
2週間弱前に席だけ予約をして平日夜に2名で。お料理は3つのコースがあり、一番お高い
特別コース(@7,000円)という和牛ステーキと焼き鮑が付いたものでお願いしました。内容は、
・八寸:一口サイズの14種類がひしめき合っている様にテンションが上がりました。
フレンチっぽいのは3種類ほどで、他は丁寧に味付けされた和物です。八寸は全コース
同じようです。特にベーコンとオリーブのガトー、うずら、安納芋カステラが気に入りました。
・サラダ:ニシンのムースの下に筑前煮のゼリーよせ。生野菜が一切ないサラダですが効率的に
いろんな種類のお野菜をいただけました。
・冷前菜:本マグロと平目の昆布締めを1切ずつ、お造りのごとく。
本マグロの複雑味が素晴らしかったです。
・温前菜:焼き鰆。春キャベツ、サワークリームや柚子も静かに加わった春らしい一品でした。
・揚げ物:天使のえびのカダイフ巻き。青竹の抹茶は揚げ物のアクセントにも良く、見た目と
実益が備えられた流石の逸品でした。
・箸休め?:南禅寺蒸しの利休あんかけ。ほっとする優しいロワイヤルでした。
・牛ステーキ:亀岡牛だそうです。小さな4切なので塩やわさびでペロリといただきました。
・焼き鮑:シンプルに浜焼きで雑味無しです。薄めのスライスが儚く、食べやすかったです。
・お食事:6種類の釜飯から、「鮭とイクラの宇治抹茶風味」を。お茶碗に軽く1膳分で、
抹茶塩とアラレを加えてお茶漬けにすると更に美味しかったです。
・デザートと食後のドリンク(コーヒーorハーブティで後者を。)
飲み物は、ロゼボトルワイン(3,800円)、赤グラスワイン4杯(@850円)をいただきました。
お料理は一品一品本当に美味しく、そしてコースの流れは優美で理想的。器も京都らしくて
素敵。盛り付けも可憐で、まさにファンタスティックなディナーでした。
食材だけでなくちょっとした小物やワインにも季節感を出されていてお店の姿勢が伺えました。
コースはボリュームがあるとのことでしたが、あっさりしていて無理なくお腹に納まったので
大食いの私にはお腹8分目。一番お安いコース(3,800円)はステーキと焼き鮑も無いので少量かも
しれませんが、例えばランチでフルコースをいただいた夜にはちょうどいいかもと思っています。
ボトルワインはリストによりますと泡5・白4・赤9種類ほどあったと思います。いただいた
白・赤ともお料理にぴったり合い、高コスパで大変良心的なお値段だと思いました。
白ボトルでも一番高いもので7,000円弱だったような。リーズナブルでいいワインを置かれていて
選びやすかったです。
出来上がりは8%課税されただけで23,000円弱。お水やワインの注ぎ足し、様々な説明など
大変心地よくスマートなサービスをしてくださったのにサービス料込みとは嬉しい驚きでした。
平日の19時頃から、私達のほかには2階(個室だそうです)にご家族の団体さん、1階は2組だけで、
お料理はテンポよく提供くださいましたが食べ終わりまでに知らないうちに3時間弱経っていました。
毎月初めにメニューなどが一新されるようです。また是非お邪魔したい素晴らしいお店でした。
2016/06/12 更新
龍のひげさんへは今回3回目。2ヶ月ほど前にネットで、今回も一番お高い
「特別コース」税別@7,000円の予約をして2名でお邪魔しました。その日の内容は、
①八寸:14種類。定番ものもあるようですが旬のものも入っていて美味しく楽しい
②サラダ:今回は酒粕をイメージされたとのことでした
③お造り:平目、マグロが1切ずつ。ゴマだれや柚子味噌がよく合いました
④焼物:鮭です。添えられた生麩や金柑のシロップ漬けも美味でお皿全体がいいバランス
⑤メイン:ぶり大根、小芋と明太、スイートポテト。ぶり大根は間に京都らしい素材を
挟まれています。小芋は食感も楽しくなるものをまとったもの。どちらも
イメージと違うかなりの変化球です。スパイシーで美味しい2品と安心する甘さが、
こちらも一皿で絶妙のバランスでした
⑥ロワイヤル:蟹 ⑦牛ステーキ
⑧鮑:浜焼き。火入れと塩味が絶妙でした
⑨釜飯:5種類ほどの中から鮭とイクラの抹茶塩茶漬けを選択。抹茶塩とあられが
本当に美味しいです
⑩デザート:イチゴ羊羹やモンブランクリーム付きのアイスなど4種
⑪食後のドリンク:珈琲とハーブティを選択
お料理は相変わらずどれも美味しいです。特別コースは非常にコスト
パフォーマンスがいいと改めて感じました。
ドリンクはその日のお料理に合うと勧めていただいた白ボトルワイン(6,000円)。
非常に好みのお味で単体でも美味しく、そして本当にすべてのお料理にぴったり合う
1本でした。
出来上がりは8%課税されるだけで22,000円弱の明朗会計です。サービス料込み
にしてくださっているのがお店の雰囲気からは想定外ですのでお会計時にお得感・
幸福感が増すお店です。
平日の19時頃から。2階の個室にもお客様、1階も7割ほど先客があったからでしょうか、
お料理の提供はゆっくりめで入店から3時間弱かかりました。
また是非お邪魔したいいいお店です。