レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2013/09訪問 2013/09/28
【2013年9月】
暑さ寒さも彼岸まで、そんな言葉が思い出される急に秋めいてきた9月某日。
実は夏場から狙っていたメニューがあったんです!
涼しくなったら、今シーズン誰より先に食べちゃおーなんて思っていたのがこちらの「鍋焼きうどん」950円。
実は前夜・・・高田馬場某所で飲み始め、楽しくてハシゴして午前様。
それで優しいものが食べたかったという理由もあります(笑)
とても美味しかったので、アップ含めて画像2枚サービスしちゃいますね(笑)
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【2013年8月】
猛暑の中、さっぱりしたお昼を食べようと同行者と二人でお邪魔します。
お蕎麦よりうどんが好きという同行者は、迷わずに天ざるをうどん950円を注文。
でもこちらはお蕎麦屋さんでしょう!ということで品書きを見ていたら気になるメニューを発見!
季節限定らしい「冷スタミナうどん」・・・壁に貼られた写真も美味しそうじゃないですか。
でも、うどん。
まあ、たまには良いかと、結局冷スタミナうどん950円をお願いします。
胡麻風味のタレにコシのあるうどん、トッピングはたっぷり目の生野菜とミニトマトに生ワカメ、柔らかいスタミナ焼肉、そして一番上には揚げたての隠元と茄子天。
食欲の落ちそうな夏場にはもってこいな「冷スタミナうどん」これも当たり!美味しかったです。
ごめんなさい、お蕎麦屋さんに伺って二人ともうどんいただいちゃいました(笑)
ご馳走さまでした。
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【2013年7月】
またお邪魔しちゃいました!
マイレビュアーであるmamezo24さんにご紹介いただいて以来お気に入りとなった、中野区中央1丁目にある隠れた名店、日本蕎麦の『長寿庵』さんに再訪&再々訪させていただきます。
まず、雨天の昼食時の再訪時に選んだのはたぬき蕎麦500円。
こちらでいただく初めての温かいお蕎麦。
親子丼セット、天ざるに続いて3品目となります。
いえいえ、こちらの全品制覇などというだいそれたことは考えてはおりませぬ(笑)
さて、たぬき蕎麦。
ボリューム感という点ではそこそこな量ではありますが、お蕎麦自体が美味しいので温かいつゆでいただくのも良いですね。
トッピングの揚げ玉の量も程好く、色鮮やかなナルトがアクセントになっています。
これが500円とは嬉しい限りです。
続いて後日、猛暑日の今日は冷したぬきも気になりながら、こちらでの4品目として選んだメニューは季節物のひやむぎ700円。
氷水を張った透明感のある涼しげなガラスの器には、純白のひやむぎの上にスイカにキウイ、キュウリにミニトマトが並びます。
ざると違って氷水に浸けられているので、麺のコシは期待できないかと思いつついただいてみると、しっかりとコシのある茹で加減。
めんつゆと絡めていただくと、ひんやりした喉越しが楽しめます。
がっつりいきたい時は、大盛りでもツルっといただけちゃう感じ。
とっても美味しく、ご馳走さまでした。
メニュー見ながら次回は何をお願いしようか、楽しく悩みます。
「たぬき」と「ひやむぎ」、画像1枚ずつ追加させていただきました。
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【2013年6月再訪】
再訪レビューにて失礼します。
先日こちらで親子丼セットをいただき、ご飯でお腹いっぱいになってしまい、もっとお蕎麦主体のものを食べようという宿題を果たしにランチタイムにお邪魔します。
今回は同行者一名。
とにかく美味しいお店だからと誘ったのは良いのですが、実は同行者はお蕎麦よりうどん好き。
きっとうどんも美味しいからと誘い出し、二人で到着したのが11時半。
先客は一名とすいている店内。
今回はお蕎麦主体と誓った私の注文は天ざる950円、同行者は天丼セット1,150円を注文。
待ち時間10分少々で注文の品が運ばれます。
『天ざる』・・・思ったよりもしっかりとした揚げたて天ぷらは大振りの海老一本のほか、いんげんに茄子、椎茸に南瓜という顔ぶれが並びます。
刻み海苔のかかったお蕎麦は前回同様に香り、コシ、味わいと間違いない美味しさ!
『天丼セッ』ト・・・今回最も注目したのは、天丼セットの丼からはみ出した二本の立派な海老天、思わず二人は目を見合わせます。
これはセットの天丼というより、海老的にジャッジすると上天丼に近いレベル。
味見したうどんも見かけ以上にコシのあるツルツルモチモチの嬉しい食感です。
もちろんどちらの海老天もプリプリ感を損なわない納得の揚げ加減。
あえて指摘部分をひねり出すなら、セットのボリュームが多めであることくらいでしょうか。
同行者もこれは美味しいと満足してくれます。
今回も美味しく、ご馳走さまでした。
店を出るタイミングには、一階スペースはほぼ満席に。
これは私の初訪レビューの影響かもしれません・・・ってか(笑)
今回もこちらをご紹介くださったマイレビュアーのmamezo24さんに感謝♪
※料理画像2点と壁貼り短冊メニュー画像2点追加させていただきました。
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神田川に程近い今現在は中野区中央1丁目、昔は中野区小淀町。
そんな昔の町名の名残りある通りの一角にはお稲荷さんが奉ってあります。
そのお稲荷さんの近で、40年数に亘り営まれておられるお蕎麦屋さんの『長寿庵』さん。
動機は紛れも無くmamezo24さんのレビュー。
初訪となる今回は開店時間の11時半、本日の一番乗りです(笑)
外観も店内も地域密着な印象のお蕎麦屋さんという佇まいで、いわゆる有名店オーラなどは微塵もありません。
暖簾をくぐって入店すると女将の「いらっしゃいませ~」という声が迎えてくれます。
奥の席に着席するとおしぼりとお冷やが運ばれてきます。
お蕎麦に丼、セットメニューなど豊富な品揃えにちょっと迷って出した結論である親子丼セット1,000円を注文します、あっ、お蕎麦は冷たいお蕎麦でお願いします。
7~8分すると注文の親子丼セットの到着です。
確かに親子丼も、つゆをはった器に盛られたお蕎麦も美味しそうではありますが、見た目は一般的な感じです。
ご愛嬌の練り山葵を少々溶かして、まずはお蕎麦をすすります。
おおおおぉー、このお蕎麦相当美味しいです!
コシというか茹で加減というか、とにかくお蕎麦の食感がいい感じ。
そしてつゆの塩梅も絶妙なバランスです。
続いてふたくちみくちと、お蕎麦をすすります。
うん、うん、うん、あー、本当に美味しいお蕎麦を久し振りにいただきました。
理屈抜きで美味しいって、こういうことなんでしょうか。
もっとお蕎麦が主体のものを注文すれば良かった。
親子丼に関しては、無難なタイプの美味しさで特筆するものはありません。
玉子がもう少し半熟とろとろでも良いくらい。
あー、何といってもお蕎麦にやられましたね。
お腹が許せば、もりを一枚追加でお願いしたいくらいです。
高額で美味しいお蕎麦屋さんはたくさんあるかと思いますが・・・中野の住宅地に潜んだ隠れた名店のお蕎麦、美味しく体験させていただきました。
これは通いそうな予感(笑)
ご馳走さまでした。
3位
1回
2013/07訪問 2013/07/24
【2013年7月再訪】
連日猛暑日が続く首都圏。
さらについ最近、初訪で何だか納得のいかないつけ麺を食べることとなってしまい、お口直しの意味でどうしても麺彩房さんのつけそばをいただきたいという衝動に襲われます。
それならばとすぐにお邪魔したい気持ちはやまやまなのですが、問題点はアクセスが今ひとつなのです。
中野駅からも新井薬師駅からもそこそこに歩くことになります。
この時期に昼食でいただくなら、体感気温が40度近い炎天下を進んで行かなければ辿り着けません。
だからと言ってタクシーで伺うという訳にもいかず。
しかしながらこのままでは麺彩房さんのつけそばが夢に出てくるやも知れません。
そんな訳で中野駅近くに用事を作り、午前中にそれを済ませて麺彩房さんに伺うことを決断します。
暑さの中途中で『藤丸』さんや『つとむ』さんでも良いかなぁという気の迷いもありましたが、今回は覚悟の麺彩房。
てくてくてくてく歩きます。
途中で頭がボーっとしてきますが、さらにてくてく歩きます。
噴出してくる汗を感じながらダイエットに良いかなぁなどと考えながら、さらにてくてくてくてく歩きます。
日々つけ麺を食べながら鍛え続けた精神力に支えられ、途中遭難することなく麺彩房さんに何とか到着。
スタッフさんたちは、いつもの通り気持ちの良い挨拶で迎え入れてくれます。
ここに着くまで考え続けていた通り、券売機でまずは中盛ボタンを押し、続いてつけそば750円のボタンを押して、案内されるカウンター席に腰掛けます。
すぐに用意してくれるお冷が、ありがたいですねぇ。
そして実食。
あー、やはり麺彩房さんのつけそばはサスガの美味しさです♪
満足、満腹のご馳走さまでした。
そして・・・回避できない現実である炎天下の帰り道、無事に帰宅できることを祈りながらお店を後にします、己の無謀さを後悔しつつ(笑)
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つけそばの「麺」に関してはおそらく中野区内では、ナンバーワンといえるお店だと思っている麺彩房さん。
残念なことに自分にとってはやや不便な場所にあるので、しょっちゅうという訳にはいきませんが時折お邪魔させていただいているお店です。
もしかすると何事にもこの「距離感」って大切なのかもしれません(笑)
中華そばも美味しいのですが、こちらはやはりつけそばが看板な気がします。
今回も混雑を意識して開店早々の11時過ぎに到着したのですが、10名近くの先客には驚かされます。
入店すると券売機の前に先客2名が商品選択中。
こちらのつけそば、200gの普通盛・300gの中盛・400gの大盛が同額で、最近のお腹加減からすると普通盛を選ぶところですが、麺の美味しいこちらでは迷うことなくつけそば中盛を選択。
さすがに大盛だと残してしまう可能性がありますので。
食券を買うやいなや、スタッフの方が元気な声で「こちらのお席へ~」と、カウンターの席へと誘導してくれます。
まだお昼前にもかかわらず、その後も次々と入店が続きます。
つけそばの到着を待つ間、カウンターに目をやると、調味料など清潔感のある卓上セット。
お箸は二種類で手前は黒いエコ箸と、その奥に割り箸があるのでスタッフさんに「すみませんが、割り箸ありますか~」などという必要がありません(ちなみに私は地球にやさしい方を選択)。
ボックスティッシュは等間隔に配置してあったり、爪楊枝は紙袋入りのものを使用、そしてバスケットに入れられたレンゲにはペーパータオルが被せてあります。
こういったさりげない気遣いって、刺さりますよね~。
さらには調理スタッフさんの手の空くタイミングを見計らって「すみません、スープ割りお願いします」といったコールの必要がない、割りスープはポットで用意してある点もストレスを感じさせない心配り。
さて到着のつけそば、いわゆるダブルスープで旨味が凝縮されたのつけ汁も個人的には評価対象ではありますが、とにかく麺が凄いです。
この、つやつやもちもちの極太麺、いつもながら惚れ惚れしちゃいます。
今回も安定した仕事振りに感謝☆
300gも何のそのということでツルツルっと無心で完食です!
麺の美味しさと、お店のさりげない心遣いをしっかり味わって満足、満腹のご馳走さまでした。
桜が咲いたらまた、お邪魔させていただきます。
4位
1回
2013/01訪問 2013/01/26
銀座に出掛ける用事があり、ひとりでいただく昼食のため初めてお邪魔したのが稲庭干饂飩の銀座 佐藤養助さん・・・確認ですが、店名が「銀座 佐藤養助」さんというお店です。
来店動機は、少し前につけ麺の名店「銀座 朧月」さんにお邪魔した際に、お洒落な店構えの稲庭饂飩の専門店、一度入ってみたいな~ということで目を付けていたこと。
後でわかったことですが、平日とは言えランチタイムに全く待たずにこちらに入店できたのは相当ラッキーだったらしいです。
ビル自体は外装工事中でしたが、歴史を感じさせる看板と暖簾をくぐってお店に入ります。
扉正面はレジとお土産品を販売するカウンターがあり男性がひとり常に立っていてお出迎え。
それとは別にお迎えしてくれた女性スタッフの方にひとりであることを告げると、客席を確認し奥のテーブル席に案内してくれます。
店頭の品書きもチラ見したのですが、こちらのおうどんはお昼でも1,000円からという設定。
メニューを詳しく拝見すると、せいろ・ぶっかけ・かけうどんといった基本の品が1,000円で、ごま味噌つゆと醤油つゆの二種を楽しめる二味うどんが1,100円、天ぷらせいろに至っては1,800円。
つけ麺タイプのタイ風グリーンカレー1,100円という変り種もありますが、初訪なので基本のお味をいただきたい気もします。
ランチタイムはうどんの全メニューには、あきたこまちのご飯が付くこととうどんの大盛り(20g増し)が無料となっていることを差し引いても、私の通常のランチ価格を超えており、ちょっとお高目な価格帯です。
せっかく来たのに1,000円のうどんだけというのは淋しいけど1,800円だとランチ2回分の予算だしなどと思いつつ・・・メインのランチメニューと別に一枚の別メニューは置いてあることに気付きます。
まず目に入ったのが冬期限定という比内地鶏あったかつけ麺1,600円。
そしてその裏面に見つけたのが、うどんとご飯がセットになった「真鯛の皮霜造り丼セット」1,300円。
説明書きを読ませていただくと
「新年第一弾の丼セットはめでたい鯛を使った丼です。皮霜造りにした鯛を特製胡麻醤油で味付けし、わかめの混ぜご飯に乗せました。(赤芽、大場、胡麻、辛子)
うどんの冷・温をお選びくださいませ。」
おっ、いいのがあるじゃないですか~♪
温かいお茶を持ってきてくれた女性スタッフの方にこの「真鯛の皮霜造り丼セット」を、うどんは、ちょっと迷いましたが温かい方を大盛りでお願いします。
店内は内装・照明ともに大人っぽい雰囲気で、客席の中央には間接照明を浴びた一本の木が据えられています。
内装だけを見たらうどん屋さんを連想しづらい高級感・・・う~ん、サスガ銀座のうどん屋さんという感じでしょうか(笑)
席の感覚も比較的ゆったりとしており、女性客の比率が高めで中高年のグループや、女性のおひとり様もふた組見受けられます。
およそ10分ほどで注文した品が運ばれてきます。
赤い漆器の器に盛られたうどんは淑やかな表情で、三つ葉と菊花に花形の人参といった三色が色鮮やかにトッピング。
小振りのお茶碗に盛り付けられた真鯛の皮霜造り丼は、皮付きの真鯛の切り身が四切れ、混ぜご飯の上に上品に鎮座しています。
あとで伺ったところ鯛は愛媛県の真鯛ということです。
そしておろし生姜と薬味ネギの小皿と、もうひとつの小皿には野沢菜漬けといぶりがっこ。
まずはおうどん、温製ながらコシのある稲庭うどんは喉越しの楽しい味わい。
優しい味のおだしに関しては微妙にぬるめ、これはうどん自体の旨さを優先させた結果とも受け取れますが時節柄を考慮すれば、もう少し温度を上げても良い感じです。
続いて真鯛の皮霜造り丼をいただきます。
弾力のあるぷりぷりの真鯛の切り身は新鮮さを物語り、胡麻醤油の味付けが何とも絶妙で、添えられたからしも、その味わいを一層引き立てます。
そして混ぜご飯、あきたこまちということですが、数パーセントのもち米を含ませているのではと想像させる粘り感と、わかめや胡麻などを用いられた混ぜご飯は真鯛の美味しさを邪魔することのない控え目ながらバランスの良い塩梅。
さらには、いぶりがっこも名脇役振りを発揮して後を引く美味しさ・・・店頭でお土産に販売している理由が理解できる一品です。
それこそお酒の一本も注文したくなる気持ちを抑えて、満足の完食。
ご馳走さまでした。
花形にぬかれた人参だとばかり思っていたものが、いただいてみると赤いこんにゃくだったというサプライズも楽しく、これで1,300円は正直お値打ち!
創業万延元年の歴史に脱帽の銀座のうどんランチとなりました。
春が来てもう少し暖かくなったら、次はせいろの稲庭をいただいてみたいと思いました。
5位
1回
2013/08訪問 2013/08/03
横浜方面の仕事に同行の打診があり、最初に頭に浮かんだのはマイレビュアーである、りゅう3959さんの吉村家さんのレビュー(笑)
スケジュール調整をして同行することを伝えます。
私の仕事の担当的には簡単なご挨拶程度で、アポイントは午前11時半。
そして当日、お仕事を終えて同行者と共に吉村家さんに到着したのは12時15分頃。
店内は満席の様子で、店頭の縁台のような行列用のイスには10名強の待ち客。
これに参加するには、先に食券を購入するのが総本山の掟のようです。
詳しい下調べもせずに伺って、まず驚いたのはラーメンの価格。
基本のラーメンが何と640円!?これはもれなくお財布孝行なお値段。
このラーメン640円に味玉60円と玉ねぎ80円を購入し行列イスの最後尾に着席します。
およそ20分後には厨房を囲むカウンターに座ることができました。
お冷やはセルフサービス。
着席後5~6分で、麺の硬さなど普通でお願いした総本山のラーメンが到着です。
黒い器に盛られたこれぞ家系といった感じの茶濁色のスープ、濃厚そうですね~。
それにしっかりとした印象のチャーシューに味玉、大きめの焼き海苔三枚とセンターにはホウレン草が綺麗に盛り付けられています。
麺は中太で若干の縮れタイプ、力強さを感じます。
別なお茶碗に用意された刻み玉ねぎを投入して、いざ実食。
濃厚さの中にじっくりと時間をかけて煮込まれた旨味たっぷりのスープ、オプション追加の玉ねぎは個人的には正解だったと思います。
そして麺、見かけに違わずモチモチ感のあるスープに負けない力強さを感じさせます。
これは確かに完成度の高い実力派ラーメン、箸が止まりません。
噛み応えのあるチャーシューも、お約束のホウレン草も絶妙なバランスで見え隠れ、でもやはり主役はスープと麺。
ご馳走さまでした。
総本家の実力、しかと見届けさせていただきました。
6位
1回
2013/07訪問 2013/07/21
最初にお邪魔したのは、かれこれ20年以上になりますね。
とは言ってもしょっちゅう通っている訳でなく、たま~に美味しいお蕎麦が食べたくなるとランチでお邪魔するという感じ、平均すると2・3ヶ月に1回くらいの割合でしょうか。
実は一品料理も美味しいので、夜はこちらで天ぷらや旬のものをつまみに蕎麦焼酎の蕎麦湯割りをいただき、〆にお蕎麦をいただくというのも大好きな飲み方ですが、ラストオーダーが21時と早いので、夕方から飲める時でないとこのスタイルはなかなか楽しめません。
さて今回は、猛暑日の続く7月の平日の午後1時半頃の到着です。
数年前までは、ほぼ毎回かつ丼やかき揚げ丼とお蕎麦のセットをいただくことが多かったんですが、最近はセットものだとちょっと量が多いような気がして、今回はランチメニューの中でご飯が付かない、『つけ天せいろ』750円を選択。
つけ天せいろとは簡単に表わすなら、天ざる蕎麦のつゆが温かいものという感じです。
そしてお蕎麦に関しては『石臼』と『白雪』から選べるスタイル。
石臼と白雪、ワインで言えば赤か白かという違いに似ている気がします。
私は『蕎麦』を実感できる石臼でお願いすることが多く、今回もそれをチョイスします。
こちらのお店のお蕎麦に関するこだわりは主に以下の内容のようです。
蕎麦・・・主に北海道・長野・茨城産の玄蕎麦を独自の石臼で挽きたての粉を使って打つ。
だし・・・備長炭直火焼きの鰹節をたっぷりと使用。
山葵・・・中伊豆産の本山葵を使用。
そんなメニューの解説を読んでいると、感じの良いお姉さんが笑顔でつけ天せいろを運んでくれます。
そう、こちらの接客はいつも気持ちが良いですねぇ。
きっと女将さんの指導によるものなんだと思います。
さて、黒塗りのお膳にはせいろ蕎麦、つけ汁、天ぷらに薬味のネギと山葵が並びます。
今回の天ぷらは海老と茄子、もちろん揚げたて熱々です。
そしてお蕎麦。
石臼でお願いした香り立つ茹で立てのお蕎麦は、切り口がしっかりと立っています。
目の前の美味しそうなお蕎麦!危うく撮影を忘れて箸をつけそうになったのは久し振り。
プリプリの海老天、旨味のきいたつけ汁、そして風味豊かなコシのあるお蕎麦。
これで美味しくない訳がありません。
思わず笑みがこぼれそうになりながら、満足の完食。
若干の量的な物足りなさは熱い蕎麦湯で満たして、ご馳走さまでした。
次回、開店早々の時間にお邪魔することができれば、久々のかつ丼セットか親子丼セットいただきたいと思います。
7位
1回
2013/09訪問 2013/09/28
朝夕に秋を感じる9月の半ば、しばらく店を閉じていた中野駅北口の上海麺館さんがリニューアルオープンしたという情報を聞きつけ、開店時間の午前11時過ぎにお邪魔します。
店内の券売機を見ると以前のタンメンなどのメニューは一新され、基本メニューは、汁そばは「豚そば680円」と「特製豚そば830」、つけ麺は「鶏つけ750円」と「特製鶏つけ900」の四種類のみ。
また、麺の量は全て同じ料金ということで、豚そばは並盛100gと大盛150g、鶏つけは並盛200gと中盛300gと大盛400gから選べます。
麺彩房出身という笑顔がステキな店長さんに鶏つけと特製の違いを伺うと、特製には味玉・海苔・メンマが入るということ。
リニューアルのご祝儀で、ここは特製鶏つけ900円を選択。
一番乗りにて先客はゼロ。
カウンターのみの店内は、以前のお店のマイナーチェンジという感じながら、席の間隔を含めて全体にゆったり落ち着ける印象です。
席について食券を提出し、麺は300gの中盛にてお願いします。
カウンターの上には氷水の入った透明感のあるプラスティックピッチャーと「割スープ」と大きく表示されたステンレスポットが置かれています。
これならつけ汁に間違えて冷水を入れるという情けない失敗を招くことがなく、明確でよろしいですね。
でき上がりを待っている内に後客がポツリポツリと入店してきます・・・中野はお昼前からつけ麺を食べる方が多いようです(笑)
およそ10分弱で特製鶏つけが到着します。
中太ストレートな麺の周りにはカットされた半熟味玉に鶏もも肉が3~4切れ、柔らかそうな穂先メンマと中央には緑鮮やかな三つ葉がトッピング。
脂浮く茶濁色のつけ汁には、湯掻いた感じのキャベツに長葱、そしてアクセントの唐辛子。
まずは麺だけで味わうと見た目通り麺彩房さんのそれを思わせるハイレベルな味わい、さすが大成食品と思わせる力のある良い麺です。
続いてつけ汁を絡めてズズズーっとすすると、凝縮された鶏と豚の旨味がしっかりと運ばれてきます。
これは何とも食欲をそそる麺とつけ汁、箸が止まらず300gをズズズズーっと食べ終え、スープ割りまできっちり完食です、ふぅー。
上海麺館というより、麺彩房中野北口駅前店と呼ぶに相応しい嬉しいリニューアル。
はっきり言って・・・嵌りそうな予感です☆
8位
1回
2013/07訪問 2013/08/04
2013年7月、俺の空さんが新宿西口に出店!という話を聞きつけての訪問。
到着したのは開店時間を少し過ぎた11時15分頃で、ラッキーなことに行列はなし。
とは言ってもこの時間で店内は8割程の客入り、やはり人気店なんですね。
券売機は、入店してすぐ左手にあります。
基本メニューの「掛け豚そば」「浸け豚そば」そして「和え豚そば」はすべて800円。
他に単品オプションのほか、各豚そばにプラス300円の1,100円でトッピングセット的なメニューもありますが、つい先ごろやはり新宿に新規開店されたお店で全部乗せを注文し、期待外れだったことを思い出し、こちらでは基本の「浸け豚そば」800円を選びます。
案内されたカウンター席に座ると男性のスタッフさんが注文の確認に加え、同額で麺は中盛りか大盛りも選べるとのこと。
麺量を伺うと中盛りが270gで大盛りが360g ということで、中盛りをお願いします。
店内はほの暗いお洒落な感じのライティング、スタッフさんの動きもキビキビしていて良いですね。
セルフサービスのお冷やを飲みながら待ち時間10分弱で「浸け豚そば」中盛りの到着です。
味わいのある白い陶器に盛られた中太の麺は艶のある良い表情、小さめの焼き海苔が一枚添えられています。
続いて麺より浅めの形状の白い陶器にはつけ汁、刻み玉ねぎと薬味に浅葱をトッピング。
さて、よく水切りされた麺をつけ汁に浸し、ズスズーとすすります。
おおおぉぉぉー、これは美味しい!!
舌触りの良いモチモチ麺と、それによく絡む旨味たっぷりのつけ汁。
つけ汁自体も見た目ほどしつこくありません。
そしてつけ汁の中に仕込まれた繊維が程好くほぐれたチャーシュー、これにもヤラれそう。
さらに刻み玉ねぎがしっかりと脇を固めてくれている何とも絶妙なバランス感。
喉越しを楽しみながら絶品つけ汁と共に麺をすすって、270g をサクッと完食です。
予想以上の美味しさに、麺を追加したい雑念を抑えつつスープ割りをお願いし、これもきっちり完飲です(笑)
ご馳走さまでした。
これは本当に完成度の高いつけ麺!さすが、俺の空さん!!
お気に入りのお店が新宿にまた一軒、これは嬉しい限りです♪
9位
1回
2013/06訪問 2013/06/13
オープンされて3ヶ月程。
落合エリアでは人気のラーメン店の『じゃかじゃか』さんの並びにできた児ノ木(ちごのき)さん。
そろそろ落ち着かれた頃かなぁと思い、昼食に同行者と二人、お昼少し前に到着です。
入店時、先客はゼロ・・・でしたが、正午を過ぎると二人三人と入店され、すぐに満席になりました。
様子からしてリピーターが多いようですね。
入店してすぐ右手にある券売機でまずは食券の購入です。
こちらでは基本的に昼食時は、燕三条式という背脂煮干の中華そばと濃厚魚介のつけ麺の二種類のみの取り扱い。
あとはそれに味玉やライスを組み合わせてというスタイル。
あっ、券売機を良~く見ると、煮干まぜそば、冷やし煮干まぜそば(共に700円)という新商品もありました。
夜のメニューにはビールに加えて、16個入りの大皿餃子にポテトサラダ、鶏唐ネギソースかけといったおつまみ系のメニューも複数置いているようです。
さて、券売機の前の同行者は味玉つけ麺800円を選択。
つけ麺は、255gの並盛りと同額という340gの中盛りでお願いしています。
そして私は味玉そば750円を選びますが、普通だと麺量170gということなので麺大盛100円の食券を買い足します。
これで味玉そばは大盛りの255gとなり、中華そばだけに許された0円の「玉葱増し」を併せて注文します。
勧められたテーブル席に腰掛けて店内をぐるり見渡すと、キッチンに面したカウンターに7席、4人掛けのテーブル席がふたつという客席。
ここで感じたことは席やテーブルの空間がゆったりしていること。
パッと見、詰めれば9名くらいは掛けられそうなカウンターに7名、そしてふたつあるテーブル席同士の間隔もゆったりとってあります。
また使い捨てながらおしぼりや髪留め用のゴム、ボックスティッシュも数多く配置されており、こういった気遣いはスタッフの一人として活躍されているおかあさんのアイディアなんでしょうかね。
こういう気遣いって女性客に、より刺さりそうな感じ。
気遣いといえば、私共二人連れが別な物を注文したので、時間のかかるつけ麺の完成に合わせて7~8分後に味玉つけ麺、味玉そばが同時に到着となります。
同行者のつけ麺中盛り、これは今回撮影のみで次回の課題となりそうです。
そして燕三条式と言われる、煮干や鰹・昆布といった魚介系と豚・鶏ベースの動物系のダブルスープに背脂チャッチャの味玉中華そば大盛、さらに玉葱増しとご対面。
ますはレンゲで熱々スープをひと口。
ほほー、これはスープの美味しさに、思わす笑みがこぼれます。
口に含んだ旨味たっぷりのスープと、同時にレンゲで運ばれた背脂と刻み玉葱が何とも言えない絶妙なアクセントとなってスープを一層引き立ててくれます。
深みのある、それでいてしつこくない優しい味わいのスープです。
続いては麺!
中太の縮れ麺はつるつると滑らかな口あたり、それでいて噛んでみるともっちりとした歯応えを感じる良い麺です。
焼き海苔、メンマそして追加した味玉も悪くないですね。
麺をかき分けてチャーシューを持ち上げてみると、小振りながら1センチ近くの厚みがあります。
ほろっと柔らかいチャーシューではありますが、しっかりと食べ応えがあります。
それでもトッピングの中で最も存在感を感じさせてくれたのは、無料で増量していただいた刻み玉葱。
この存在で、じっくり丁寧に作られた旨味を感じるスープがより活かされているという印象。
ここからは途中で少し汗ばみながらも無我夢中でズズズーッと麺をすすって食べ進んでいきます。
あー、大盛にしておいて良かったー。
後半も、刻み玉葱と背脂の効いたスープをじっくり味わい、満足の完食です。
ご馳走さまでした。
いやいやいや、失礼ながら想像以上に美味しかった、これはまた近いうちに味わいたくなる感じのラーメンですね~。
次回訪問時はつけ麺が課題と申しましたが、来るその時には本日同様の玉葱増しの中華そばとどちらにするか、本気で悩みそうな気がしています(笑)
10位
1回
2013/08訪問 2013/08/11
【2013年8月再訪】
ランチでいただいた生パスタが想像以上に(失礼!)美味しかったという話を周囲にしたところ、興味を示した同行者ふたりと計3名で急遽ディナータイムにお邪魔することに。
平日の18時過ぎでディナータイムの一番乗り(笑)
夜はお替りのできるバゲットがお通し感覚(多分有料)で付くようです。
ビールを先にいただきほろ酔い気分ということで、飲物はフランスの白ワイン“ジャン クロード マス ヴィオニエ” 2,500円をボトルでいただいた後、ちょっと飲み足りなかった分は角ハイボール480円を追加。
ワインはフルーティーで比較的上品な味わい・・・だったと思います(汗)
赤・白ワインに加え、スパークリングワインもフルボトルで2,500円から3,000円、それ以外のドリンクも全体にお安いですね。
お料理は気になるものを数点お願いしてシェアしていただきます。
生パスタは既に検証済みでしたが、生地の薄いピッツアも好評。
パスタに関しては、やはりランチの方がお得な印象・・・お昼は無料のパスタ大盛りも、夜は150円の追加料金がかかります。
お料理は、どれもできたてで提供していただけるが良いですね!
ホール担当のスタッフさんは知識も豊富で、お料理ごとに取り皿をサッと替えてくれたり機転の利いた接客で好印象。
美味しく、そして気持ちの良いひと時を過ごすことができました、ご馳走さまでした。
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通常昼食にかけている金額的な縛りとしては、一応1,000円未満。
ということで、何かの事情で1,000円以上のランチをいただくと若干評価のハードルは高めとなるベリーガガ基準。
今日のランチは、まだ東中野の地に開店されてまだ1ヶ月程という生パスタ食堂・ピッツアバル『スパッツァ』さんにお邪魔します。
平日の13時前に到着し、入店前に外置きの看板でランチメニューを確認します。
ランチは1,050円から・・・1,000円オーバーですがまぁ新規オープンということで受け入れましょう。
スタッフの方に一人であることを告げると、オープンキッチンに面したカウンター席に案内されます。
11種類ある1,050円のパスタから、店内メニューの一番上に書いてある「名物!厚切りベーコンとふわふわ卵の和風カルボナーラ」と、「スパッツァの原点!神保町本店スパ蔵のナポリタン、半熟卵のせ」のどちらにするかちょっと迷って、ナポリタンに決定!
平日は全品サラダ、パン、ドリンク付きということで、お冷やを持ってきてくれたスタッフにナポリタンを注文すると、通常120gのパスタは同額で150gの大盛りにもできますということで遠慮なく大盛りを、そしてセットのドリンクはアイスコーヒーを食後にお願いします。
この時点で先客は1組2名、やはり1,000円がボーダーラインなんですかねぇ。
そうこうしていると次々に二人連れ・四人連れなど女性客ばかり数組の入店があり、あれよという間にテーブル席は全て埋まったようです。
そして13分後に私の頼んだ、できたて熱々のナポリタンの到着です。
逸る気持ちを抑えつつまずは先に運ばれたサラダからいただきます。
胡麻のドレッシングのかかったレタス系のサラダ、野菜の鮮度とサイズに柔らかさ、それに加えてドレッシングの味と量のバランス・・・これだけでシェフのセンスの良さと心遣いが伝わってくるようです。
そしてナポリタン、麺はつけ麺でいうならコシのある中太のストレート。
トマトベースのソースに、程好い大きさにカットされた玉ねぎ・赤いパプリカ・ピーマンに何と嬉しい赤いウインナー♪
とろり卵黄を塗したソースの味わいもさることながら、やはり主役は生パスタ!これは久し振りに美味しい☆と感じるナポリタン。
温かく出された二種のパンも美味しく、ちょっと量が多いと思いつつも食後のアイスコーヒーも含めて見事に完食。
舌の根も乾かぬ内に(笑)、1,050円は充分納得できる生パスタランチ、ご馳走さまでした。
2013年5月再訪
実は、お昼をいただこうと5月の平日お昼過ぎの時間に、候補として考えていた中野ブロードウェイ近くのお店に向かうと考えていた2軒ともに行列ができています。
これはさすがに中野駅北口再開発の影響と考えながら、3軒目の候補として向かったのがこちら藤丸さん。
メインストリートから少し入ったところなので、ここならばという期待を込めてお店に到着。
やったー、行列無しですぅ。
さすがに店内は満席でしたがすぐに席が空き店内へ。
今回は鶏塩つけ麺小盛り200g味玉半分付き700円をいただきます。
麺もつけ汁も、そして鶏チャーシューも以前と変わりなく安定した美味しさ♪で提供されます。
以前と変わったところと言えば、平日ランチタイムの麺大盛り無料サービスが休止となったことくらいでしょうか。
中野駅周辺がどこも混雑している時には、こちら藤丸さんは今のところ『穴場』的な存在であることを、私ベリーガガがリポートさせていただきました(笑)
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2012年11月
あんなに長い残暑でいつになったら涼しくなるかと思っていたのに、11月に入って急に寒さを感じるようになり、今日は暖かいラーメンがいただきたくなって藤丸さんの鶏塩らーめんをいただこうとブロードウェイに続くアーケード、中野サンモールを歩きます。
到着時間は午前11時を過ぎたところ、暖簾が出ていたので安心して入店。
一番乗りかと思いきや、あれっ、エル字カウンターの両端に各おひとりずつの先客が。
残念ながら今日は三番手の客となったようです・・・まぁ一番乗りにこだわる訳でもありませんが。
ちょうど両者の中間の角に近い席に着席し鶏塩らーめん(650円)、ランチタイムサービスの大盛り(無料)にして味玉(100円)追加で注文し750円を先払いします。
様子を見ていると先客は接客両者の注文はともにつけ麺、さらに左側の御仁は大盛りでお願いした感じです。
注文後カウンター越しにオープンキッチンの丁寧なお仕事を眺めていると、つけ麺ふたつの仕上げとラーメンをひとつ作っているのですが・・・多分私のであろうラーメンを見ると丼に納めた麺の量が大盛りという感じではなく普通盛りのそれに見受けられます。
・・・間違えちゃったのかなぁ。
こちらでは味玉はふたつにカットして盛り付けるので、その味玉などトッピングを整えたラーメンが予想通り私の元に運ばれてきました。
そして、丼をカウンターに置くやいなや『すみません、大盛り分の麺はすぐにお持ちしますから・・・』とひとこと。
到着した鶏塩らーめんと顔合わせしているうちにすぐに小丼に盛られた大盛り分の麺の登場です。
とんこつ屋さんの替え玉のような追加の麺、熱々です。
鶏の旨味たっぷりのスープに味玉のほか、鶏チャーシューが二枚、焼き海苔一枚にメンマにかいわれと色あいも良いですね。
麺はつけ麺で使用する極太麺とは違う中太麺。
バランスの良い鶏塩らーめんに、今日も納得・満足の完食です。
丁寧な仕事振りを見ていると美味しいものを提供するだけでなくお客様に喜んでいただきたいという真摯な姿勢が感じられる藤丸さん。
有名店の多い激戦中野の中で、個人ランキングでも安定上位のお勧めのお店です。
今日もご馳走さまでした。