この口コミは、Duke-ArmaLiteさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数：4.9
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￥10,000～￥14,999 / 1人
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料理・味 4.9
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|サービス 5.0
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|雰囲気 4.9
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク 4.8
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［ 料理・味4.9
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| サービス5.0
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| 雰囲気4.9
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク4.8 ］
素晴らしいお料理とホスピタリティ
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サプライズ・キャビア
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手前：的鯛 葱のエテュベとシトロネルの香りのクレーム 奥：鴨 フォアグラとのアンサンブル チェリーのジュビレとアーモンドを添えて
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手前：スフレ・フランボワーズ ピスターシュとフリュイルージュのコンビネーションにグラス・アマンドを添えて 奥：杏のタタン エキゾチックなクーリーと豆乳の泡雪を添えて
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お土産・ブリオッシュレザン
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2015/07/26 更新
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結婚記念日（の前日）、土曜のお昼に夫婦で訪問。
今年６月末から、プリフィクスメニューはディナー、ランチが
ほぼ共通となり、価格設定も変わったようです。
詳細はwebをご参照頂いた方が確実かと…
物腰も美しいメートル・ドテル（給仕長）の方がメニューを説明してくださいます。
あとで知りましたが、世界一の栄冠に輝いた方なのだそうです。
下戸夫婦、ノンアルコールのスパークリングワインをお願いしました。
きれいな色と蜜のような自然な甘さです。
個人的には、お料理のお供となればもう少し甘さを控えても良いくらいでしたが、
とても美味しかったです。
以下、一部名称失念（覚えられないのです）。
また恥を書かせていただきます。
プチバケット
ロブションのベーカリーでもお見かけした外見、角も可愛いミニバケットです。
特に、添えられたオリーブオイルが薫り高くとっても美味！
ケシの実をまとったミニコロッケ
パプリカのムースを頂く、可愛いコロッケさん達。
一口頂くと、ケシの薫りがふわっと、続いてクリームとパプリカの風味が薫り、
あっという間にとろけて無くなります。
これから訪れるひと時に、わくわくしてくる一皿です…
その時、
大きなお皿に鎮座したキャビア缶が我がテーブルへ！
～①キャビア缶がそのまま？キャビアを掬うと、②中にはムースとジュレ！
二度の驚き、ロブションからのサプライズメニューでございます！～
ー以上がサプライズの公式コンセプト。
ー私達には同時に、キャキャキャビアなんて頼んでないんだな！
さらに一人一缶ですか！？とロブションも知らないサプライズが加味。
カリフラワーのムースと甲殻類のジュレの風味が絡み合い、
キャビアのエキスがアクセントとなって何とも素晴らしい。
とてもとても美味しいです…
主人ともどもそれは感激、夫婦でトランス状態です。
パンがやってきました。
瀟洒な内装に比して、激しく南国風なワゴンに乗って登場。
全て選択自由、バゲットからミニサイズまで様々です。
ミルクパン、アンチョビのクロワッサン、スパイシーなフォカッチャの
計3つをチョイス、こちらも美味です。
ミルクパンはごくごくほのかな甘みを感じさせる優しいお味、無限に食べ続けられそう。
クロワッサンはバターたっぷり、アンチョビの塩気が堪らない！
スパイシーフォカッチャはカレーの薫りとケシの実（多分）がアクセントでこれまた美味。
ロブションのパン屋さんに来訪した際、そこまで感銘は受けませんでしたが、
こちらではとても美味しく感じました。
主人はチーズとハムのクロワッサン、名前失念のデニッシュを。
後で聞いたら、意外にも「普通」。以上。
的鯛 葱のエテュベとシトロネルの香りのクレーム
最初は少々オリエンタル寄りの、夏を思わせる味わいと感じました。
サフランを初めとする様々なスパイスの香り、素材の味わいが華やかに主張して
それは賑やかなのですが、それら諸々が複雑に絡み合い、さながら
織物のように繊細な味わいに仕立てていきます。
香水で言う、ファーストノート、セカンドノート、ラストノートを
食味で表現するとこうなりました、というような…香りも楽しい一皿です。
大変感動してしまいました。
こんなに繊細で幾重にも計算された味わいが出せるなんて…
主人は鴨とフォアグラのアンサンブルを。チェリーがあしらわれ、美しい一皿でした。
美味しかったそうですが、濃厚さを期待したフォアグラが思ったより
「あっさりしてた」。私ほどの感銘は無かったようです。
江戸っ子、一寸中座。
戻ると秒殺でデザートが到来！
フランボワーズのスフレ
美しいフランボワーズのスフレを頂く、麗しいデザートプレート。
麓には美しい苺、木苺、ココナツのアイスクリーム、ピスタチオのクリーム、
そこにシュガーコーティングのチョコが添えられ、遊び心もあります。
スフレがしぼまないうちにお召し上がりください、と！
ー聞けばこの中座が想定外だったようで、常に最高を目指す世界のメートル・ドテルによる
おもてなし部隊と、（よりによって）スフレを戸惑わせてしまったようです…
常々の間の悪さも、一気に世界レベルへ。
フランボワーズが濃くてそれはふわっふわのスフレ…
甘酸っぱくとてもとてもとても美味。
そのまま私もふわふわと天国へ…
ソルベ
スフレに天国へ連れて行かれ、詳細が飛んでしまいました。
ラズベリーが添えられ、甘さ控えめ、柑橘系の爽やかな味わいだったと、思います。
主人のデザートは杏のタタン、こちらも絶品だったようです。
ここで…またもやサプライズが！
結婚記念日と私の誕生日をお祝いして下さったのです。
メートル・ドテルの方が差し出す可愛らしいベリー類のプレートには、
チョコの誕生祝のメッセージが。
ろうそくが１本、吹き消すなんて何年振りなんだろう…
控えめに拍手までして頂いて…
また感動です。
食事でほろりとしたのは久々。
カフェとミニャルディーズ
サプライズでの感動も冷めやらぬ我がテーブルへ、更に
タルト、チョコ、マカロンなどなどが満載、夢のようなワゴンが！
どれも可愛らしいサイズ♪端から端まで全部！って言いたい！
でも…人としてどうなの？さあ、どうする！と逡巡してたら、
ギャルソンさん一言、「３，４程度を目安に…」お見事。
…厳選を重ね、やっと一口サイズのタルトを４つチョイス。
木苺＆クリーム、ブルーベリー：フレッシュな甘酸っぱいフルーツがサックサクのタルトに。
チーズ：チーズのドームの中には何とマンゴージュース！命名：チーズ爆弾！
チョコ：艶やかなチョコのドームを噛みしめると、濃厚なチョコの洪水がー！
コーヒーは濃厚でとても美味。
あまりに美味しくて、主人とついお替りしてしまいました。
ただ、濃いコーヒーがちょっと苦手な私には、その場は平気でも、
時間がたつと結構…効いてきました。
主人は大絶賛。
ここでランチの服装と空調（マニアックですが）について、一応メモを。
男性は皆さんジャケット、もしくはスーツ。
蒸し暑い小雨の日、ノータイの方が多く、店内では上着を脱ぐ方も。
女性はワンピースにカーディガン、または露出の少ない無地や柄物のワンピース、
流りのソックスを合わせる方など様々。
１００％スカートでしたが、意外にカジュアルな印象でした。
足元はパンプスに限らず、ヒールのあるきれい目のサンダルでも問題なさそうです。
冷房が苦手なことを事前に伝えたら、奥まった席に案内の上、膝掛けもご用意頂きました。
特に女性店員の方は、寒くないですか？と気遣って下さって、とてもありがたかったですね。
計２時間半以上の滞在でしたが、結果ひざ掛けも使用せず、お蔭様で快適に過ごすことが出来ました。
主人は夏用ジャケット着用のまま、私はワンピースに薄手のジャケットで丁度良かったです。
意外にも、店内は少々にぎやかでした。
満席ということもあり、店員さんもとても多い印象。
静かな中で、店員さんの視線を感じるのは苦手なので、雰囲気にほっとしました。
でも私が気付く前にお水を注いでくださったり…主婦として見習いたい（笑）。
とても素晴らしい結婚記念日と誕生祝でした。
勿論、心温まる雰囲気ではあるのですが、お料理、デザート、サービス…
それぞれの「極み」、努力の結晶を味わうには、それ相応の姿勢で
臨まないと失礼な気さえしてきました。
何事かに全力投球したカタルシスとともに、再訪するのが目下の夢です。
ありがとうございました。