2回
2014/09 訪問
いろんな料理をたくさんいただきました
兵庫への旅で行ってみたかったお店の一つが、こちら紀茂登さん。京都の桜田さん出身で、気鋭の若手料理人という噂は広島でも聞き及んでいます。以前、何度か予約の電話をしたものの、いつも満席で入れませんでしたが、今回は運よく席をゲット、わくわくしながらの訪問です。
山手ザ神戸タワーの1階にひっそりと佇んでいます。外観は目立たず、壁に小さな表示があるのみ。店内は落ち着いた和食屋さんらしい雰囲気といえば有り体ですが、その設えはかなりのこだわりを感じさせます。雰囲気は抜群にいいですね。
メニューはなく、コースのみ18,000円(税別)とのことです。また、何%か分かりませんがサービス料も必要のようです。一斉スタートなのか、ほぼ同時に皆さん入店されました。これだけのお店となると、お客さんはお上品な方ばかり。カジュアルな格好で行った小生、ちょっと浮いちゃってます^^;
品数はたくさん、色々といただくことができました。
蒸しアワビ
ウニと車エビをジュレで
ハモの椀物
ハモのお刺身
金目鯛の刺身
すっぽんのスープ
ノドグロ塩焼き
焼いた黒イチジク
すっぽんの煮付け
だしに浸した毛ガニ
タイの蒸しもの
ごはん、ステーキ2種類、ハモの有馬煮
すっぽんだしの雑炊
料理はゆっくりと、少しずつ丁寧に提供されます。約3時間という長めの滞在でしたが、それを感じさせない楽しみがありました。
高級食材をふんだんに使用した構成で、さすがに美味しかったです。一番のお気に入りは、金目鯛ですかね~。いい具合に熟成して、とろけるような、官能的な甘みを帯びた金目鯛は初めてでした。
また、器もステキです。ウーロン茶をバカラのグラスでいただくという贅沢も、なかなかできるものじゃないですよね。
予約が取りにくい&遠いのが難点ですが、ぜひまた再訪したいものです。
2015/07/12 更新
どうしても気になっていた、移転するという以前からの噂。
東京となると自分にはなかなか行きにくいし、吟味された素材をずば抜けたセンスで仕上げるあの料理をもう一度味わっておきたい。そう思い立ちました。
訪問は2018年2月。付き合ってくれた知人は初訪問で、若干緊張ぎみのようでしたが、二回目の小生はほんのちょっと先輩風を吹かせ、意気揚々と向かいました。
結果的には両者ともに大満足で、悔しいくらいに美味しくて、ただただ圧倒されるばかりでした(^_^)
伊勢海老の餡かけ
河豚のリゾット、白子乗せ
蓮根饅頭
ヒラメ(ナマコの卵巣添え)、マグロ
間人蟹(蒸し、焼き)
蟹ミソ
河豚唐揚げ
岐阜の野鴨炭火焼き
蕪
三田牛(だったかな?)ヒレステーキ、ご飯
蟹雑炊
牛乳のブラマンジェ
チーズと小豆の揚げ物
抹茶、金平糖
伊勢海老の一品目から悶絶。
でも二品目、河豚のリゾットはそれ以上でした。濃縮され、突き抜けた河豚の旨味が上品かつ力強くて圧倒的。ご飯の甘味と見事なまでにベストマッチでこれには驚きました。
ステーキも、この上なくシルキーで滑らか。個人的にはグラデーションのない焼き方が好きなので、その意味でも満足です。
それ以降の料理も、基本的な方向性としては極限まで吟味した極上食材に、一手間加えたシンプルかつ骨太な料理。さらに、素材の良さにも驚かされますが、それを生かす火の入れ方や味付けの妙も、特筆すべきかと思います。
河豚に蟹にと、お値段的には高い時期ではありましたが、一切口惜しさを感じさせない圧倒的な素材と完成度の高い料理です。移転前に行けて良かった。純粋にそう思いました。
もともと兵庫に収まる方ではないと思いますし、大将自身、ブルジョワ相手の商売が向いている方だと思いますので、移転はごく自然の成り行きでしょう。移転後の店舗にも行ってみたいですね。