★2015年3月上旬訪問(4.3点)
●ラーメン(550円)
麺の茹で方は、普通でオーダーしました。
その麺はノビてはおらず、きちんと茹で上げてあります。
トッピング類も、いつもと同じクオリティ。
スープも滋味滋味していて、美味しいものです。
ただ旨みの奥深さは、良い時のげんこつ家さんのスープと比べると、やや深みが浅い気がします。
15時前の訪問であり、出汁の旨味がやや出尽くしてしまったのでしょうか。
勿論、それは良い時と比較した場合の、ちょっとした差の話です。
十分に美味しく、満足する一杯でした♪
★2015年2月中旬訪問(4.1点)
●ラーメン大盛(650円) ごはん小(100円)
前回おにぎりが美味しかったので、ご飯も頼んでみることにしました。
麺は普通麺オーダーでしたが、ちょいヤワで登場。
今日のスープの旨みは、こちらにしてはイマイチかな。
最初は「おっ♪」と思ったんですけど、旨味がいつもより浅い印象があります。
勿論、少しは滋味深い旨味がありますけど、当たりではなかった。
ただ、だからといってこのお店の評価を三ツ星半にするかというと、それは違うんですよね。
旨味が浅めであっても、当たりの日のスープのような美味しさがなくても、丁寧に取られたスープに満足してしまいます。
これが他のお店だと、有名店であってもこうはいかないので不思議です。
勿論、好みのラーメンというのもあるのでしょうけど、チープさとは対極にあるスープのクオリティの所為ではないかと思っています。
この日は久留米ナンバーの車も停まってたんですけど、ちょっと残念な日に来ちゃったね、と余計な事を思ってしまいました(笑)。
ラーメンは、初回の印象が全て。
特に他県から遠征してくる人には、ですね。
出来れば、当たった時の「げんこつ家」を食べて欲しいと思ってしまいます。
後日、飯塚の名店「来来」の店主も、この日に食べに来ていたとの情報が入ってきました。
またお会いしたかったというのと、「げんこつ家」さんにしてはこの日のスープが当たりではなかったのと、2つの意味で残念でした。
ご飯の方ですが、美味しいといえば美味しい。
けど、このくらいの美味しさっていうのは、業務用のガス釜で炊けば出てしまう味かもしれません。
また、味の中に雑味というか、ちょっとした臭みもありました。
温かいご飯となると、強く出てしまうのでしょうね。
お米から良いものを使っているのか?というと、また違うような気もします。
前回と違う意見でスミマセンw
こちらでは、おにぎりが無難と思いました。
★2015年2月中旬訪問(4.5点)
●チャーシュー麺大盛(800円) おにぎり(100円)
以前他の客が注文するのを見て、「ご飯の色が綺麗だな」と思っていた「おにぎり」。
気になってたんで注文してみました。
海苔の巻いてない、小ぶりなおにぎり2個で100円。
やはり美味しかったです。
雑味がほとんどないような味わいのご飯です。
冷えた作り置きのおにぎりなんで、握った時に塩味つけてもすぐに塩気はなくなるかと思い
ますが、サーブ前に追加で塩を外側に振っているのでしょうか。
塩気はちゃんとありました。
こりゃ次回はご飯頼んでみようかな。
千々石は水が綺麗だから、お米も美味しいだろうと思っていたんですけど。
当たりましたわ。
地元のお米を使っているのかは不明ですけど。
ラーメンのスープは、色あいが明るめの濃茶。
チャーシューは、脂身感が少なくてちょっと残念。
濃緑の青葱は綺麗です。
麺は二人分だったからか、後客なしの状態でちょいヤワ目でした。
相変わらず、滋味っている旨味ですね♪
コンスタントに心底満足させてくれる一杯を提供してくれますし、これがアベレージになってきているのが何より凄い。
★2015年2月中旬訪問(4.6点)
●チャーシュー麺大盛(800円)
チャーシューが変わったとの情報を得ていましたが、店主に尋ねると、カットのしかたが変わったとのこと。
以前は、周囲の肉を切り落としていたそうですが、それを止めたんだとか。
尚且つ、最近はチャーシューを薄切りにしたんだとか。
厚いとスープとのマッチ感がイマイチだと思ったようです。
麺の茹で加減は絶妙。
硬くも、柔くも、ノビてもいない。
チャーシューは脂身があるような不定形であり、これは美味しい。
ってかこっちが好み。
ひと口大薄切りのチャーシューは食べやすくていいですね♪
チャーシュー麺の場合枚数が多くて持て余す事もあるのですが、今日は意外にスムーズに食べれました。
スープの旨味は素晴らしいとしか言い様がありません。
滋味滋味してて、深い味わいのスープ。
旨味は下方へ下方へと向かいます。
突き抜けるような、「上へ上へ」といった、爽快さのあるタイプの旨味ではありませんけど。
この滋味感スープは他の追随を許さない位です。
★2015年2月上旬訪問(4.6点)
●ラーメン大盛(650円)
麺は普通でオーダー。
先客は数名いらしたけど、後客もいないし普通で大丈夫だろうと踏みました。
スープは明るい茶色。
でも色あいは、窓近くの席に座るかカウンターに座るかでも、違って見えたりしますからね。
今日は窓側の席についていたので、明るく見えたのかもしれません。
スープには油の粒子が混在していますが、相変わらず混濁がの強い色合いです。
スープ飲み口は軽やかで、最初は味わいがアッサリとしているように感じました。
でも中盤くらいから、実に濃厚な旨味を感じはじめます。
この頃から、髄のサラサラとした飲み口も感じるようになります。
これはこれは・・・♪
またちょっとタイプが違うけど、絶品スープだったわ・・・。
最初は柔いか?と感じた麺は、ノビることなく最後まで頂くことが出来ました。
多客時でない限りは、麺は普通麺でも心配しなくてよさそうです。
チャーシューは縁に脂身のついたもの。
肉質パサパサのみのチャーシューの時よりも、俄然好みです♪
大きめですし嬉しい。
ですが、やっぱりこの日はスープが当たりましたね♪
まったりと、その濃度と旨味のあるスープを堪能。
脳内の味覚中枢は、別次元をたゆたっていました。
ご馳走様でした。
★2015年1月下旬訪問(4.6点)
二日続けての訪問です。
今回はチャーシューメンを大盛でオーダー。
●チャーシューメン大盛(800円)
スープをひと口啜ると驚きました。
昨日より旨い!
昨日だって十分すぎるほど美味しかったのに、更に1ランク上の味わい。
スープの印象は、実は前日とそう変わりはないです。
色は濃い目で(髄の量は一時期より減っています)、鶏系の油も強く、ちょっとアッサリとした感もあります。
それらを纏め上げた、物凄いバランスの上で成り立っている旨味。
絶妙の味わいのスープでした♪
黙々と啜ってしまいました。
出るのは唸り声というか、感嘆の呻きのみ・・・。
最高でした。
でも、これもブレの範囲内のようです。
店主に食後美味しかったと伝えたら・・・
「今日はイマイチだったんですけどねぇ。途中から良くなったのかなぁ?たまにそういう事ありますし。」
・・・との返事(笑)。
普通麺オーダーの麺はヤワ目だけど、全く伸びていない絶妙食感。
こんな麺茹でされたら、カタメンなんて要りませんわw
チャーシューも相変わらず美味しいものでした。
昨日あがったwhite-owlさんのレビューの写真を見ると、ちょっと前までとはチャーシューが違います。
これは滅茶苦茶気になります。
俺のレビュー、結構タイムラグがありますので・・・。
近日中にでも、チャーシューメンを食べにいかないといけませんね。
ご馳走様でした。
★2015年1月下旬訪問(4.0点)
●ラーメン大盛(650円)
今日のスープは、いつも以上に茶が強くでているように思います。
そしてスープ表面は、油の層が数ミリほど分離しています。
スープを飲むと、まず醤油らしい角があります。
いつもよりも醤油が強い。
飲み口は今まででも初めてなくらいの、サラっとした感じ。
液状のサラサラ感のことであり、このお店でよくある、髄によるサラサラとした飲み口とはまた別です。
今日は髄のサラサラ感の方はほとんど感じませんが、しっかりどんぶりの底に沈殿していました。
スープの旨味は、残念ながらいつもよりも乏しいですね。
うーん、数回前の旨みが乏しかった時以上に、今日は旨みに欠けてたかなぁ。
そして麺。
最近絶妙な茹で上げなんで、安心して普通麺にしたんですけど。
先客・後客ともに多いときだったためか、ヤワい麺で出てきてました。
今日は最初っからノビ気味といってもよかったくらい。
こういう時のための保険、「カタメン」はやっぱり必要かな?
今までは大盛の時にはカタメンオーダーをしていましたけど。
今度からは、多忙時の大盛オーダーの時だけ、「カタメン」って言うようにします。
★2015年1月下旬訪問(4.5点)
●ラーメン大盛(650円)
カタメンでオーダーしました。
海苔の香りは良く、青葱の色合いもOK。
チャーシューが、今日はなぜか4枚でした。
麺は、芯が僅かにあるくらいのチョイ硬。
客が少ない時間とは言えさすがです。
スープは、また味わいが変わった感じがします。
12月中旬に、ちょっと戻ったような感じ。
アッサリ・ジンワリとした滋味系スープですね。
スープの色合いは濃茶系統。
油の粒子も多く、やや鶏が前に出てきてた印象でした。
でも物足りなさのない、味わい深さです。
髄も飲み口には感じるものの、丼の底に沈殿している髄は少な目です。
今回も高レベルな一杯でした。
ご馳走さまです。
★2015年1月中旬訪問(4.5点)
最近、アホのように通っています・・・。
●ラーメン大盛り(650円)
麺は普通麺でオーダーしました。
今日のスープは濃い茶色。
灰茶に近いといえば近い感じの、最近よくこちらで見かける色合いの物です。
今日は、飲み口にトロミを感じます。
「げんこつ家」のスープとしては、トロミがいつもより強かったです。
勿論、髄のサラサラとした飲み口もあります。
タレは、もう濃い目にシフトしたのでしょう。
チャーシューは、もう楕円形タイプへとシフトしたのでしょうね。
短冊形ではありません。
青葱は濃い緑色で鮮やかですし、海苔の風味も良かったです。
普通に茹であげられた麺、は最後までノビた感じがしなくて良かったです。
これなら普通麺でいいです。
また今日も満足させてもらいました。
実に美味しかったです。
年末以降、こちらのお店には大満足しています。
ご馳走様でした。
★2015年1月中旬訪問(4.2点)
●ラーメン(550円)
スープは、最近続いている濃茶の色合い。
トロミもわずかにあります。
ひと口すすって、やっぱり旨いと確認。
ただ最近の訪問時と比較すると、ほんのちょっとだけスープの旨味が薄い感じがします。
もっとも、浅い旨味ではありません。
髄はこちらにしては少な目です。
いや勿論、髄はあるのですが、いつもよりは底に沈殿してはいませんでした。
でも飲み口は、髄をサラサラと感じるものです。
普通麺オーダーの麺は、硬さもないけどノビてもいない、いい茹で加減でした♪
ノーマルラーメンの麺1玉だと、スープだけが残ってしまいます。
1.5玉の大盛りの方が、麺とスープのバランスが俺には丁度いいです。
ご馳走様でした。
★2015年1月中旬訪問(4.5点)
今年初めての「げんこつ家」のラーメンは、大盛りカタメンでオーダーしました。
●ラーメン大盛(650円)
スープ表面には見事な油の紋様があり、感嘆してしまいます。
前も言ったかもしれませんが、初訪問のお店でこのスープを見せられたら、その瞬間に「このお店はアタリだな」と確信するような紋様なんです。
その見事なスープをひと口啜ると・・・。
ん、年末の濃厚さはかなりなくなっている感じですね。
でも、12月中旬までの、物足りなさも感じない、いいバランスのスープ。
濃厚さは失われたとはいえ、特濃でないってだけで、濃度は十分に感じるスープです。
やはりタレの醤油は増えている印象。
少し以前より締まっている感じで、こちらはいい方に変化したと思ってしまいます。
また今日のスープの後半は、アロマを感じました。
スープからのアロマではありません。
沈殿する髄からのアロマです。
これは初体験かも(笑)。
呼び戻しとはいえ、骨の酸化には気を使っていると思われるお店。
一昨年の訪問時に赤茶色の髄を見たときは、「このお店の豚骨は、毎日交換しているんじゃないだろうか?」と思ったくらい、フレッシュな髄です。
このフレッシュな豚骨だから味わえたアロマだろうと、思いました。
カタメンオーダーの麺はシコ、クニっとした食感で良かったです。
ノビてもいません。
チャーシューは不定形な楕円形の物にシフトしたようですね。
脂身も適度についており、これまた好みです。
前回妻がほめてた海苔は、味わうと香りがいいもんでした。
青葱は、一昨年までよりは量が減っているように感じていたのですが。
他のお客さんが、「ネギ多め」オーダーされていました。
これ次回やってみようかな。
お客さんが多く、新年の挨拶はできませんでしたが・・・。
多分間違いなく、2015年も一番通うであろうラーメン屋さんです。
今年もよろしくお願いします!
★2014年12月下旬訪問(4.5点)
2014年のラーメンの〆は、げんこつ家さんになりました。
今回は初めて妻と訪問。
ラーメンと大盛りラーメンを、それぞれカタメンで注文しました。
●ラーメン大盛り(650円)
今日のスープの色合いは・・・。
やや濃いながらも、前回のような灰の混じった茶色ではありません。
「これはスープが変わったな」と思える色合い。
チャーシューは、やっぱり幅広いタイプです。
短冊形は止めたのでしょうか?
まぁ短冊形自体も今年に入ってからでしたけど。
脂身のついているものと、肉質ばかりのものとに分かれていました。
俺は多少脂身が付いているものが好きですね。
妻は海苔の香りが良い、と褒めていました。
スープを啜ると・・・。
やはり、前回のような濃厚さはありません。
でも・・・これが店主が求めている方向の、スープのお味なんじゃないでしょうか?
全く物足りなさのない、適度に濃厚さのあるスープです。
タレが足りないって感じもありません。
今回は、肉からの出汁をしっかりと感じる事ができます。
前回ほどではありませんが、レンゲの中にも髄が溜まるようなスープで、飲み口にはサラとした髄感があります。
妻もそこには驚いた様子。
妻によると、こちらのスープには骨や肉が崩れ混じっているとの事。
髄だけではなく、煮崩れた肉も混じってたんだ・・・。
全く気づいていませんでした。
毎回浮いている白い物のはなんだろ?とは思うものの正体は不明ですし。
麺は普通麺くらいの茹で加減。
妻の方はすこし芯があり、きちんとカタメンであったとのこと。
なおスープのほうも、やや妻のほうがまろやかな印象がありました。
同時に作っても、その中で当たりハズレが出るのが豚骨ラーメンですからね。
前回の濃厚さは好みでしたけど、これが本来のげんこつ家でしょう。
今回も満足させていただきました。
妻も美味しかったと言ってました。
濃厚な豚骨で、俺が好きそうなタイプのラーメンである、と。
げんこつ家が独学で開業した事や、タレが醤油・塩のみであること等を教えた時は、驚いていました。
「センス、才能なんだろうね・・・」と賞賛。
「わかっているじゃないか、お前」と思いながら帰路につきました(笑)。
★2014年12月中旬訪問(4.0点)
●チャーシュー麺大盛(800円)
表面に油の層が数ミリある、明るめの薄茶系統。
薄灰茶?とも言えそうな色合いです。
今日は飲み口のザラツキは、はほとんどなし。
オープンして間もない、一番スープだからというのも、大きな理由かもしれません。
突き抜けるようなタイプの旨みではなく、口の中・舌の上でジンワリと広がるタイプの旨み。
今日は鶏油の味わいもほとんどなく、豚骨系出汁と感じます。
優しい。
優しすぎるかな?
もうちょっとタレを追加してくれてたら、締まるとも感じます。
最近はちょっと豚骨・ガラからの出汁を強めに感じ、以前より少し薄めに感じます。
ある意味、ラーメンのタイプが変わったような印象を受けるくらい。
でもブレの範囲なのでしょう。
「肉からの出汁」が濃い時のほうが、俺は美味しく感じるみたいです。
麺の食感は絶妙。
いい感じで、「ここはカタメンでなくてもよい。」と思ってしまったのですが。
大盛のため、後半になると麺がスープを吸ってしまい、ノビ気味に…。
久留米ラーメンの麺のごとく、それで美味しくなる分けでもありませんでした。
今後、大盛を頼むときは「カタメン」にしようかと思いもしました。
今日はいつもより、チャーシューが大きめ。
通常一口大サイズなのが、一回り大きいです。
チャーシューは脂身がないタイプで、肉質の食感が強く、噛み切る時にパリっと感じるもの。
下味もなく、脂身の味もなく、冷蔵庫から出して間もないのか、スープとのマッチ感もなし。
スープに浸しても、味が染み渡ることもありませんでした。
ちょっと奮発したんだけど、今回のなら普通のラーメン大盛のほうが満足したかも。
青葱は正直色合いが悪く、切り置きであるのがわかります。
海苔は味わってたべると美味しい。
インパクトがやはり無い感じもあり、食後1時間も経つと味の余韻はほとんどありません。
ここら辺理想を求めすぎかもしれませんが(苦笑)。
最近、絶賛ばかりなんですが、厳しく評価したらこんな感じですね。
それでもまた再訪しよう!と思うお店なんですけどね。
★2014年12月中旬訪問(4.1点)
●ラーメン(550円)
麺の茹で方指定なしでのオーダー。
それでも、麺の茹で加減はそれなりにグッド♪
絶妙ではなかったですけど、それでも十分にコシを残した中細麺でした。
チャーシューは美味しい、肉質食感タイプですね。
海苔・青葱はいつの間にか食べてしまっている感じです。
こちらの青葱は、サーブ当初はそれなりにいい色合いをしていますけど、いつの間にかくすんだ緑色に変色してしまいます。
最初の色合いを見てないと、切り置きで変色したものをトッピングしたのではないか?と勘違いするお客さんもいるのではないかな…。
と、ちょっと心配です。
スープの方ですが、今日は優しいお味ですね。
飲み口は、ザラツキをやや感じます。
出汁感が実に強い。
そして、鶏ガラを強めに感じるスープです。
お肉から出る出汁とはまた違う、ガラ系の出汁。
ちょっとそれが強すぎて、出汁スープが薄い印象を、今日は受けます。
薄めの出汁感が強いので、ちょっとタレが欲しい感じもありますね。
うーん、前回に引き続き、鶏が前に出すぎた印象も受けるスープです。
勿論、美味しいんですよ。
でも、俺が大好きな日の、げんこつ家さんのスープとは、ちょっと違う感じもします。
うーん。
ご馳走様でした。
★2014年12月上旬訪問(4.5点)
●ラーメン(550円)
茹で方指定無しでオーダー。
先客の分のラーメンを作られた後、出汁スープを継ぎ足してから、調理されていました。
そのためか、サーブは長めでした。
今日の白色中細~中麺はちょっと柔目です。
クニっとした食感があります。
こちらの麺、淡々黄色くらいとも表現できそうですけど、白くも見えるんですよね。
スープには軽いトロミがあり、味わいは今回もジンワリ系。
ぐーん、と旨味の奥行きがあるタイプでもないのですけど、口腔内で染み渡るような、ジンワリとした旨味。
今日はフレッシュさも感じます。
で、明らかに今日は鶏の油の味わいが強い。
おかげでマイルド…まろやかな輪郭の味わいになっていました。
今日は、俺の好みよりも、ちょっとだけ鶏ガラが強すぎる感じがあります。
もうすこし豚骨が前に出てきてた方が好みですね。
でも、相変わらずの美味しさ♪
このブレも、楽しめるお店です。
ただ、最近絶賛してしまうお店ですけど、勿論個々人の好みでは、そう美味しくないと思われる人もいるかと思います。
若くて味の強いラーメンが好きな方は、あまり好まないでしょうね。
佐賀ラーメン、特に「一竜軒」(唐津市)、「もとむら」(佐賀市)、「いちげん」(佐賀市)などがお好きな方にはお勧めできます。
★2014年11月下旬訪問(4.5点)
昼間は所要があり、それが終わった後の15時数分前に滑り込みで入店しました。
危なかった…(汗)。
ラーメンを普通麺でオーダーしました。
●ラーメン(550円)
ズズっとひと口スープを啜ると…。
ナチュラルなトロミがある、臭味のない滋味スープ♪
物足りないということはなく、ジンワリと響く優しい旨味に心底満足しました。
さすが佐賀ラーメン手法の、呼び戻しスープですね♪
久留米ラーメンの、濃縮された呼び戻しとは、また違う呼び戻しです。
今日の麺は、やや中麺にみえます。
いつもは中細麺に見えていました。
自家製麺のお店ではないはずなので、元々このサイズで間違いないでしょうから、やっぱり目の錯覚でしょうね。
ちょっと茹で気味ではあり、絶妙食感ではありませんでしたが、ノビてもいません。
掻き込むように食ってたら、やっぱり海苔とネギの存在感はなく、いつの間にか食べてしまっていました。
ご馳走様です。
オープンされた頃に、店主が「久留米ラーメンです。」と仰っていたので、俺はこちらを久留米ラーメンのお店だと思っていました。
しかし去年くらいから、こちらからは強く佐賀ラーメンの印象を受けていました。
今年は特に、です。
お話を伺うと、やはり佐賀ラーメンをリスペクトされておられます。
白濁豚骨の源流が久留米って事で、当時は「久留米ラーメン」と仰られていたのかもしれません。
その括りならば、佐賀も北九州も玉名も久留米に源流がありますから。
げんこつ家は「佐賀ラーメン」の系譜のお店と言って、間違いはなさそうです。
★2014年11月中旬訪問(4.5点)
●ラーメン(550円)
今日は14時台に訪問し、麺の茹で方指定無しでオーダー。
スープはなみなみと丼の縁近くまで注がれています♪
今日のスープは実に混濁しています。
テラテラとした油のテカリはありますけど、油の粒子はあまり見られません。
いつも、ところどころにある白い粒。
煮崩れた豚骨なのかもしれませんが、正体は不明。
いつもよりも髄のザラツキを感じるルックスのスープです。
今日の飲み口は見た目どおりの、ザラザラとして口当たり。
営業終了近くのスープだったからでしょうか?
そんな時間帯に訪問しても、ザラツキがない日もありますけどね。
また、飲み口には優しいトロミもあります。
ラードや、別取りの肉の脂を追加したような油分ではありませんね。
おそらく豚骨からのコラーゲンによるものと思われる、トロミです。
口腔内に染み渡る優しい旨味…。
白色のストレート中細麺も、先々月のように最初からノビていたりはしません。
硬すぎず、柔くもなく、噛むとコシを感じる麺で、実にイイ食感です。
これならカタメン注文なんてしなくても、全然OK。
この茹で加減が普通麺ってのは、理想的ですらあります。
客が少ない時は、麺茹での技術も万全なんですよね。
チャーシューだって美味しい。
たった三枚です。
でも一枚一枚が麺と一緒に食べると、絶妙な食感のコントラストを描き出します。
チャーシューの肉質を噛み切る食感と、コシのある麺を噛み切る食感との差が楽しめる。
肉は味付けしてないけど、下味だけの旨味を感じます。
シンプルだけど美味しいチャーシューです。
海苔はいつの間にか食べてしまっていました。
青葱の色合いが、今日はちょっと悪かったです。
また、去年のラーメンの写真と見比べると、今年は明らかに青葱の量が減っています。
去年の量だと葱臭さが出る、等の味的な部分で減らしたのでしょうか?
ゴクリ、ゴクリと、スープはひと口ずつ丹念に味わって、完食いたしました。
食事中、幸福感に包まれていました…。
俺みたいにちょいちょいスープを飲みながら麺を啜るタイプには、麺量の多い大盛りよりも、普通サイズの方がバランスいいかもしれません。
こちらの滋味スープを沢山飲めるのが、楽しいですしね♪
前回のような芸術的な油の紋様は見られませんでしたし、ザラツキがある飲み口は苦手な人もいるかもしれませんけど。
俺は今長崎で一番こちらのお店をオススメします。
店主は今日も、閻魔棒を握って真剣な眼差しでスープを管理されていました。
職人ですね。
★2014年10月下旬訪問(4.1点)
●チャーシューメン大盛り(800円)
今日は、チャーシューメンを大盛りにし、カタメンで注文しました。
スープはいつものように、じんわりと響くアッサリとした旨味。
ただ今日は、旨味がいつも以上に大人しい…。
口の中に旨味が広がるものの、それ以上の伸びや奥行き感は、そこまでありませんでした。
今日のスープなら、もう少々タレを効かせても良かったかもしれません。
それでもスープ表面に張った油は、実に上品なコクのあるもの。
この油は鶏油(チャーユ)のような味わい・香りがありました。
多分鶏だと思います。
鶏油を調味油として混ぜているのか、出汁スープに丸鶏を入れているのかは不明です。
今まで気づいていませんでしたね。
カタメンの麺は、ベストな状態に茹で上げてくれていました。
スベスベとした外側と、ちょっと芯の残った内側。
食感の良い麺でしたね。
以前、こちらの麺は好みではないと書きましたけど、最近は慣れたのか気になりません。
トッピングの海苔もスープに浸すと、綺麗な黒緑色に染まり、風味の良いものでした。
十数枚の丼表面全てに敷き詰められた四角形のチャーシューは、一口サイズで食べやすいものです。
食感のよい肉質がほとんどながらも、言い感じにポイントとしての脂身も少量あり、美味しい。
今日のチャーシューは当たりでしたね♪
ただ十数枚もあると、麺を啜る度に食べるようにしても、麺を食べ終わる時には1~2枚多くチャーシューが残り、勿体無い感じもします。
チャーシューメンであっても10枚位がベストのような感じもします。
チャーシューメンが品切れの時も多いお店ですしね。
丼の底には薄茶の骨粉が沈殿していました。
ご馳走様です。
★2014年10月中旬訪問(4.3点)
ネット上でラーメン情報を交換している方が、「げんこつ家」に初訪問。
そして絶賛しておりました(嬉)。
相当豚骨ラーメンを食べ歩いている人からも、「げんこつ家」が認められるとは…。
そして次の日、我慢できずにお昼一番に行ってきました♪
舌の肥えたラーメン通が、あれだけ褒めていたのであれば、昨日のスープコンディションは多分当たりだったはず。
それならば、次の日も当たりの可能性は高い、と踏みました。
●ラーメン大盛り(650円)
ホントはチャーシュー大盛り800円といきたいところですけど、ちょっと節約。
スープは極薄の茶色であり、今日はやや黄みがかかっています。
スープ表面は、油と思われる上澄みがあります。
油膜と、油の粒子も表面に無数に散在しています。
扁平な色調のスープとは対極ですね♪
初訪問のお店でこのスープ出されたとしても、見た瞬間に旨いお店でことはわかるでしょう。
麺はカタメンでオーダー。
俺の語彙では、「シコ」っとしかいえませんが、前半はわずかに芯が残ったような、イイ食感のカタさの麺でした。
後半はスープを吸って、その食感はなくなりました。
こちらのお店に関しては、普通麺にして最初から柔い部分も多い麺で来るよりは、カタメンの方がいいかなぁ。
チャーシューの肉質感はいいですね。
四角形・短冊タイプのチャーシューは、見た目はパッとしないものの、ひと口大であることが邪魔にならずにイイですね♪
しかしやはり特筆すべきはスープ。
熱々で口の中を火傷しそうなスープは、アッサリとしながらもジンワリと響く旨味があります♪
今回のベーススープとタレの割合は絶妙でしたね。
本当に丁度イイ塩梅♪
味の重なりがあるタイプではなく、旨味の伸び・奥行きがあるタイプのスープです。
後半は髄感が増し、それと同時に茶の色合いも濃くなりますが、それでも薄茶色のスープ。
なぜこんなにこちらのラーメンには惹かれるのでしょう…。
安易に旨味を求めるならば、タレをもっと多めにした方が一般ウケしやすいでしょう。
いや、こちらのスープに化調やタレを多めに入れたとしても、「安易」とは程遠いクオリティのスープの味になると俺は思います。
でも、ベーススープを大事にされているんでしょうね。
タレ先行型のスープにはしない、と店主は考えていらっしゃるのかもしれません。
美味しかったです。
ご馳走さまでした。
またすぐに再訪します。
★2014年9月中旬訪問(4.0点)
14時頃に訪問すると、もうチャーシュー麺は売り切れ。
「ラーメン大盛り」をカタメンでオーダーしました。
●ラーメン大盛り(650円)
チャーシュー4枚に、青ネギ、海苔のトッピング。
何故かチャーシューがいつもより1枚多かったです。
極薄茶色で、スープ表面に油膜のあるスープ。
軽い豚骨臭はありますけど、全然許容範囲内です。
スープの塩味はマイルド。
舌のぴりぴり感皆無のスープは、じんわりと美味しい素朴なスープ♪
旨味の重なりや、深みはないのだけど、満足してしまいます。
後半になると、飲み口に極わずかな髄感も感じますね。
カタメンオーダーの麺はクニッとした食感で、今回はシッカリとカタさがありました。
麺がスープを吸った後半は、柔くはないもののツルっとした麺に変化しており、楽しかったです。
こちらのお店は普通麺オーダーだと、ツルっとした感じはありつつも尚且つヤワ麺になるんですよね。
俺はこのお店では、カタメンオーダーがいいのかもしれません。
チャーシューは肉質しっかりタイプ。
チャーシュー麺との肉質の差はなく、8月末訪問時のチャーシューに脂身がついていたのは、たまたまであったようです。
今回はスープは同じトーンの味わいで、それが最後まで続きました。
慣れもあったのか、後半はわずかに「飽き」のようなものも感じました。
が、やっぱり満足ですね。
長崎にこのお店があるから満足♪
★2014年9月上旬訪問(4.2点)
最近、毎週のように通っているこのお店。
この日店主は一人でお店を切り盛りしておられました。
今回頼んだのは「チャーシュー麺」(700円)をカタメンでオーダー。
連食の予定があったので、並盛りにしました。
営業再開後では、初めてのカタメンです。
連れがカタメンオーダーだったので店主の手間を省くためだったのですが、サーブされたチャーシュー麺はいつもの柔い麺でした(笑)。
二度目のチャーシュー麺でしたけど、チャーシューはやはり10枚以上入っています。
スープもサーブまでの時間でちょっと冷えたのか、脂で膜が張っています。
今日のスープはタレが効いています!
ベースはジンワリと優しい豚骨なんですけど、これでスープが締まった印象になっていました。
タレが薄めの事も多いお店ですけど、やはりタレの旨味が強いのは美味しく感じやすいです。
麺の柔さは全く気にならず完食♪
並盛りだと、あっという間に食べてしまいした。
大盛りチャーシュー麺が、男性にはオススメかもしれません。
やばいっす!「げんこつ家」
ホントに最近大好きです。
★2013年9月中旬訪問(4.0点)
そう間を開けずに訪問。
家族と訪問したので、チャーシューをシェアしようと、チャーシュー麺(700円)とラーメン(550円)をカタメンで注文しました。
今日はお客さんは俺らを入れて3組入っていまして、その真ん中でした。
ちょっと待たされカタメン注文の麺は、軽くヤワ麺。
湯切りしてからサーブまでの時間が長かったので、そりゃ伸びます。
チャーシュー麺のチャーシューは十数枚入ってました。
ただ、ラーメンの3枚よりはペラっと幾分薄くなっている印象。
スープは美味しかった。
今日は塩味が強くて、前回のちょっとボケた印象とは違い、締まっているスープでした。
ただ前回感じた佐賀ラーメン的な印象は今回は受けません。
前回がたまたまだったのでしょう。
このお店、直近の4回ともそれぞれスープの印象が違います。
店主も再現性が難しいのでしょうね(^_^;)
言うなればブレ玉スープですね。
替え玉しなければ、かなり満足して終了という流れだったかもしれません。
替え玉をする事で、スープの表情がかなり変わりました。
本格豚骨ではあるものの、味がはっきりしている訳でも、ボディが強いって訳でもないスープ。
替え玉にはあまり耐えられないスープなのかもしれません。
またこちらの中細麺は、腹持ちの良いような量感のある、もっそりした食感。
ちょっと野暮ったい印象もあります。
今回は替え玉と家族の残した分も食べたためか、もたれた感じもありました(^_^;)
食べ過ぎは俺個人の責任なんですけど…。
上記2点の理由から、個人的にメニューに大盛りラーメンが欲しいお店です
替え玉に絡めてあるタレも、今回はそれでスープの味が変わった印象もありました。
結局は繊細なスープなんでしょうね。
やっぱり卓上調味料としてラーメンのタレが置いてあるのがありがたいかなぁ。
入れすぎにさえ注意すれば、自分の好みに調整できますしね。