麺也さんのマイ★ベストレストラン 2017

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

好来ラーメン (人吉、人吉温泉 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/06訪問 2017/07/19

お店の情を感じるボリュームの「レジェンドラーメン」

十年以上前からその名前を知っていた有名老舗ラーメン店。
後に有名店を開業する事になる弟子を次々に輩出してきたこちらは、まさにレジェンド的な存在のラーメン店だと思う。

ラーメンのビジュアルも真っ黒。
他の熊本ラーメンのお店とは、マー油使いの振り切り方が違う。

ずっと行きたいと思っていた名店であったのだが、人吉という立地のために今まで訪問する事が出来ないでいた。
今回の熊本遠征の最大目標はこちら「好来らーめん」だった。

人吉の「天琴」を出発し、人吉市の中心部に向かうが、10分前後くらいで好来に到着した。
古さを感じる外観で、これが名を轟かせたお店とはちょっと想像しにくいが、まぁラーメン屋あるあるの範囲内。
駐車場は店舗前にも2台程あるが、ほんのちょっと離れた場所にも看板があったような気がする。

お店に入るとテーブル席のみの店内。
先客が数名ラーメンを啜っている。
確かに大盛のラーメンではあるが、モヤシがこんもりと盛られている以外は、普通の大盛に見え一安心した。
場合によってはラーメン仲間とのシェアをする必要もあるのではないか?という可能性も考えていたからだ。

噂の通り、店内にメニュー表はない。
サイドメニューのないラーメンだけのお店で、大盛も替え玉すらも無いから表示する必要性も然程ないのだろう。
お弟子さんらしき若い男性が「○杯でいいですか?」と人数分のラーメンの確認に来られた。
この方も、いずれは有名店の店主になられるのかもしれない。
値段は先行レビューを読んだ限りでは550円が多かったが、600円と書いてたレビューもあった気がする。
値上りしていても650円だろうと思いつつ、注文した。

●ラーメン(600円)

先客の食べているラーメンをみて、大方のサイズ感の予想はついていたが、やはり間近で見ると大きい…。
鮮度の良さそうな真っ白い芽付き・根付きのモヤシがこんもりと盛られ、綺麗な脂身のついたチャーシュー2枚とキクラゲのトッピングのラーメンだ。
スープは黒色だがそれ一色ということはなく、明るめの茶がわずかに混在している。
マー油らしいニンニクの欠片などもあり、後半は濃茶の混濁もある黒色といった印象。
麺は中~中太の黄色麺。

スープを一口啜る。
想像していた強烈なマー油の風味は、意外にもなかった。
というより、ちょっとビックリするくらい軽いスープだ。
マー油の風味はあるものの、ベースはドッシリ感がなく、旨味もほとんど感じられない。
初回訪問のラーメンでは大事なインパクトが、俺には皆無に近かった。

幾ら連食のラストとはいえ、訪問してラーメンを食べるスタート時の味覚は結構フラットなのだ。
前半だけは空腹時ほどではないとはいえ、そのラーメンの良さを理解できる位ではあるのだ。
そうでないと食べる意味ないし。
食べ始めであっても、このスープのアッサリさ(というのか?)には拍子抜け感があった。

次にトッピングと麺を味わう。

チャーシューは適度に厚切り。
味付けはされていないが、脂身が甘くて美味しいチャーシューである。
おそらくほとんど煮豚に使ってはいないと思われ、肉に旨味が残っていた。
チャーシューは絶賛クラス♪
こんもりと盛られた新鮮なモヤシのシャキシャキ感はよかった。
芽付き・根付きのモヤシであったが、前者は茎部とは別の食感の良さが時々プラスされていたし、後者は食べにくいという事もなかった。
キクラゲもあったのだが、ほとんど印象には残っていない。

自家製と聞く黄色麺だが、最初は中麺であったのだが後半はスープを吸って中太麺に変貌していた。
加水率は不明。
食べるのに一生懸命で覚えてもいない。
というかスープを吸った後半からは、ラーメンの麺とは感じなくなってしまった。
「俺が食べているのはチャンポン麺なのか?」と食べながら思ってしまう、太さと柔らかさ。

大盛とは聞いていたが、ドンブリのサイズ以上に麺が入っている。
麺も太いが、想像以上に麺量も多いのだ。
店主が、片付けのため近くに来たので、麺量を尋ねてみた。
「2玉入ってますよ。」
そして、フードファイト状態の俺らを見て、「どっかで食べてきたでしょ。」と少し苦笑いをされていた。

例え嫌いな物であっても、食べ物を残すのは大嫌い。
このラーメンの材料となっている動物の生命、生産者・調理者の苦労。
それを考えると、食べ物を残すなんて出来る訳がない、と思ってしまうタイプの人間なのだが。
…そろそろ本格的にヤバくなってきた(汗)。
初のラーメンお残しか??

ラストスパートのため卓上調味料2種に頼る事にする。
唐辛子を入れて食べてみるが、辛味がプラスされる感じ。
胡椒は…、スパイス感がプラスされた。

…食べやすい味変には全然ならねー(大汗)。

「これは食えないや」とか何度か頭の中に浮かぶが、それでもなんとか…なんとか完食した。

店を出た後は、あまりの腹満感に車に乗ることなどできず、渓流「球磨川」までちょっと歩いて気分転換をしてみた。
当然、それで体調が良くなる訳でもない。
長崎までの長距離移動など出来る訳もなく、なんとなく目についた「国宝青井阿蘇神社」に参拝して時間を潰した。
禁断の手法(リ●●ス)も使って、なんとか激烈な腹痛などは起こす事なく済ませる事が出来たのだが…。

反省しかないな、今回は。
こちらのラーメンの量をちょっと舐めていた。
そしてそのお店を、食べ歩きのラストにしてしまうという愚挙。
せめて3軒目にすれば、そこで満腹・ラーメン遠征終了と平和に終わっていたはずなのに…。

落ち着いてから好来のラーメンについて再考してみる。
通常のラーメンは、麺料理と言いながらフォーカスされる1番はスープ。
ラーメンはスープを味わうための料理と言ってもいいものだ。
だがこちらの好来らーめんはちょっと違う気がする。
麺や大盛のモヤシと美味チャーシューがメインであって、スープはつけ汁的に味わうラーメンなのだろうか??
例えば、博多のガンナガのように。
多分そうなのかもしれない…。

ただ600円でこれだけのボリュームを出されている事には、感嘆するしかない。
「麺は2玉」「モヤシはタップリ」「チャーシューは上質」
この一杯で客に満腹になってもらおう、という店主の情を感じる。
そういうラーメンを出すこのお店には、自然と頭が垂れる想いがする。
連食で食べに来た俺等が馬鹿だっただけなのだ。

おそらく2度とラーメンの食べ歩きで、こちら好来ラーメンを訪問しないだろう。
ただ、家族で人吉に遊びに行く事があれば、こちらのラーメンを頂く事は今度も充分にあると思う。
レジェンドのラーメンを家族にも味わって欲しいからだ。
当然、人数分より少ない杯数で注文してシェアする事になるとは思うが…。

  • ラーメン600円(2,017.6)
  • ラーメン600円(2017.6)
  • ラーメン600円(2017.6)

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2位

光華園 (新栄町 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/03/20

念願の「便所ラーメン」に初訪問♪

★2017年3月初回訪問

「東洋軒」を出た後は、続けざまに2軒目を狙います。
こちら光華園。
「便所ラーメン」と言った方が通じるかもしれません。
そのスープのあまりの臭みが由来とか、店の裏に便所があるからだとか、由来については諸説あるようです。

しかし、それよりも何よりも俺にとって重要なのは唐津「一竜軒」の修行先であるという事。
確か、奥さんが短期間こちらでラーメン作りを学んだはず。
体調を崩されるまでは、一竜軒のラーメンは奥さんが作っていたようで、店主はサポート役だったのも意外な情報でした。


店の裏の駐車場にあるのが有難いです。
店内は柱を囲むような席や、テーブル席、カウンター席がありました。
折角なので、調理風景の見えそうなカウンターに着席。
でも、よくは見えませんでした(笑)。

厨房には店主らしき方がいらっしゃいますが、奥には少なくとも男性スタッフが2名はいらっしゃいました。
店主さんは、ラーメンを作りながらちょっとボーっと外を見てらっしゃいます。
…わかるなぁ。
室内の仕事って、無性に外に出たくなる時があるんですよね。
出れないけど。

ラーメンは1コインとリーズナブル。

●ラーメン(500円)

こちらの丼も小振り。
最近たまに見かける、カラフルな雷紋が縁には描かれています。

ラーメンのビジュアルは濁度の高い濃茶のスープで、青葱と細切れのチャーシューが無数にトッピングされています。

スープを一口啜って、少々驚き、少々拍子抜けしました。

まず臭みが結構あります。
大体今どきの豚骨ラーメンって、そんなに気になる程臭くはないんですよね。
特に俺みたいによく食べている人間には、臭いと思うスープはまず無いです。
豚骨ラーメンが嫌いな人は、当然強く感じていらっしゃるのでしょうけど。
でも、食べ慣れているはずの俺でも一瞬怯んでしまう位の臭みがあります。
その後に慣れたとは言え、最初は身構えてしまいました。

残念ながら、スープの旨味は軽かったです。
一瞬、タレを入れ忘れたのか?と思ってしまった位。
でも色合い的にも入っているとは思うんですよね…。
その上で、出汁自体は出てはいるけど、そんなに旨味充分ってスープでもない印象。
酸味を後味に感じるのも独特ですね~。

そして、麺を啜る時に感じる胡椒の強めの風味。
スープ表面に掛かっている訳ではなく、底に沈殿しているようです。
麺の底の方を啜る時に、強く感じますので。
最初は、スープ投入前の丼に胡椒を振っているのか?と思っていましたが、スープで撹拌されるはずなので違うのかもしれません。
重さのあるブラックペッパーなのか?黒い粒は見えないので、ちょっと挽いているとか…。
じゃないと説明が付きにくい気がします。

麺はダルダルのヤワ麺です。
柔くてダルっとした食感と啜り心地。
まぁ、俺は大丈夫です。
そんなにカタメン好きでもないですし、ノビていた訳でもありませんから。

チャーシュー、葱については特に感想を持たなかった気がします。
脂身の無い細切れチャーシューなのは残念ですけれど、500円のラーメンですからね。
文句なんかはありません。

ご馳走様でした。
レジェンドに来店できて感無量です。

  • ラーメン500円(2017.3)
  • ラーメン500円(2017.3)
  • 麺・スープのアップ(2017.3)
  • 店舗外観(2017.3)

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3位

再来軒 (延岡、南延岡 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/09訪問 2017/09/17

茹で過ぎても美味しい麺とチャーシューが印象的な、延岡の呼び戻し豚骨ラーメン「再来軒」

宮﨑ラーメンはほとんど食べた事がないのだが、今回は大分に遊びに行った際にちょっと無理をして訪問してみた。
それほどまでにこの数年マークしていたお店。
呼び戻しタイプのお店として、延岡では抜けて知名度があるお店というイメージがある。

それにしても、大分・宮﨑は半島県の長崎に比べると、山林も河川も大きく雄大な印象を受ける。
アウトドアをする人間には楽しい地域なんだろう。

北川沿いに南下し、ナビを頼りに再来軒に到着。
裏の駐車場に停め、階段を登ってお店に入ると、店内はほぼ満席。
繁盛しており、人気が伺える。

入ってすぐ左手にある券売機で、「ラーメン」(600円)と「お持ち帰りラーメン」を3食1800円を購入。
そして、店主らしき人が立っている前のカウンターに着席。
ラーメンを作る光景が見れるお店は嬉しい。

まずは番重(ばんじゅう)に入った麺を羽釜に投入。
蓋をかぶせて特にタイマーで測る訳でもなく麺茹でを開始されている。
茹で時間は結構しっかりとされており、測った訳ではないけれど優に3分以上は茹でていた印象だ。

その間に丼にスープをスタンバイ。
丼には、壺に入ったタレと、銀ボウルに入った固形のラードを、それぞれレードル一杯ずつ投入されている。
壺からタレを掬う時は、「コポッ、コポッ」と小気味良い音が立つ。
タレを壺に入れているという雰囲気重視の演出(?)は好きなのだけど、その壺は家庭の梅干しを入れているような壺で少々安っぽく、さらに鍋かヤカンの蓋を被せてあるのが更にチープ感を増している。
そりゃ、壺の蓋よりは軽くて便利だろうけど、雰囲気は下がるなぁ…。

出汁スープは横に置いてある寸胴から、柄杓で掬って丼に投入している。
調理台の高さと同じ位置に、寸胴の上辺を合わせていて効率は良い。
投入する動作にはスープのコンディションを気にしている素振りは全くなく、スープの表面部分からドンドン掬っている。
これはほぼ間違いなく、作り置きのスープを寸胴に入れてあるのだろう。
事前に出汁を取ったスープを、弱火にかけて(コンロは見えなかったけど、火にかけずに置いてある事は考えにくい)保温した状態の物を使用されているようだ。

麺は、網と持ち手が垂直になったタイプのザルで上げられていた。
テボ(振りザル)ではない。
佐賀ラーメンではよく見るタイプのザルなのだが、そちらの物よりも持ち手の棒が断然長い。
どちらで購入されているのだろう?
佐賀・長崎・北九州のお店では、このザルを買うお店はもう1軒くらいしかなく、形状も大体似ているのだが、南九州となるとまた別の金物屋があるのだろう。

しかし、この麺上げは少々残念であった。
丁度このお昼の時間帯に、店内のテレビでU-18野球W杯のニュースが流れると、店主が麺上げの動作を途中で止めて、観ハマっているのだ。
合計4杯分の麺。
一杯分の麺をザルに集めたと思ったら、そのまま数秒ニュースを見る、そして麺を上げて湯切りをしてから丼に投入。
これを4回繰り返されており、1杯目と4杯目は優に1分以上の時間差があったと思う。

麺の投入も実に雑…いや豪快で、スープがドバっとこぼれている丼もあった。
スープが少なくなった丼には、後から寸胴のスープを掬って調整。
スープとタレの割合をそんなに気にしてないお店のようだ。
まぁコレくらいでは、スープの味が変わらない自信があるのかもしれない。

自分に来るのは果たして何杯目か?
ちょっとドキドキしていた。
比較的早くあげていた1~2杯目が来たら良いのだけど、3~4杯目だとちょっと麺の状態が悪いかもしれない…。
1,2杯目は俺を越えてテーブル席へ配膳。
4杯目はチャーシュー麺だから大丈夫だと安心したのも束の間。
もしかして自分のラーメンの順番ではなかったんじゃないかと思い始めていた頃に、目の前の調理台に向かっていたスタッフが、くるっとターンして3杯目のラーメンが目の前に配膳された(悲)。

●ラーメン(600円)

チャーシューはデフォルトのラーメンであっても、定形の数枚から細切れまで結構な量が入っている。
チャーシュー麺では丼の表面を覆うくらいの量のチャーシューが入っているのだが、こちらではラーメンでも充分に満足出来るチャーシュー量だと思う。
他のトッピングは、メンマとキクラゲに青葱、海苔1枚。

丼は少々ボカしの入った、青い龍と雷紋が入った白ベースの物に、朱色のレンゲが付いてくる。
余談だが丼は白+青系の物が基本となっているが、種類や模様は様々だ。
カウンター前の棚に並んだ丼の数は100枚に届きそうにも見え、このお店の繁盛具合を物語っていると思う。

スープは薄茶色の色調。
中小の油の粒子がスープ表面には浮いているが、これはラードを投入していた事からも予想出来てはいた。

スープを啜ると、僅かにトロンとしたオイリーな飲み口。
だが、そんなに重くはない程度の油脂感だ。
タレとラードの味わいはやや強めで、ベースのスープがどの部位の豚骨を使っているのか等はわからなかった。
旨味は明瞭でハッキリとしており、シッカリとした味わいのスープだが、反面旨味の伸びとか深みという物はない。
多分このお店、いつ行っても大体同じ美味しさのスープを提供出来るのだろうな、という印象。
大きくハズレる事もなければ、大きく当たる事もないのではないか、と。
今日以上に美味しいスープの日に当たる事が、あまり想像できないスープだった。

しかし。
購入していた「お持ち帰りラーメン」はラーメン仲間へのお土産だったのだが、こちらの方は俺が店舗で頂いた物とは印象がちがったようだ。
まろやかでクリーミーな優しい味わいのスープで、頭骨+げんこつという報告が上がってきた。
旨味が明瞭というよりは、塩分もそんなに高くはないファジーさを残したタイプで、佐賀ラーメンを彷彿とするお味だったようだ。
意外に味のブレは大きいお店なのかもしれない。
俺も自分の分のお持ち帰りラーメンを購入しておけば良かった。

心配していた麺だが、これは全く問題なかった。
太めの中麺といった印象のサイズ感だが、ツルツルスベスベとした食感の麺であり、柔いながらも不満は全く無かった。
むしろ、これはコレで美味しい♪
この食感を見越しての茹で時間でもあったのだろうが、あれほどのタイムラグがあってもこの美味しさを提供できる所に、麺の素材の良さを感じる事ができた。
1分早く茹で上がった麺であっても美味しかったのだろうと思う。
このお店に通える立場なら、湯で時間での麺の固さも、スープコンディションと共にブレを楽しめるのかもしれない。

自家製の麺という事だが、生麺をあとで観察してみると、ちょっと伸びのある麺だ。
多加水タイプの麺なのかもしれない。
実際に食べた麺は、まぁ茹で時間の長さからも多加水になっていた。
あんまり加水率の高い麺は好みではないのだが、こちらの物は美味しかった。

チャーシューは細切れ部分は味付けが濃い目で、脂身部分も多く、スープのアクセントになっている。
幅広い定形のサイズになってくると、味付けはナチュラルな物だった。
青葱の存在感はほとんど無かったが、メンマとキクラゲは程よい食感要員となっていた。
食感要員が2種あるので、噛み心地が堪能できる一杯となっている。
大きめの海苔はほんのりと香りも良く、それがラーメンのアクセントになっていた。
トッピングにも満足感があった。

スープがやや好みでなないという部分以外は、かなり満足に近い物を得られたお店だった。
観光地や遊び場所に乏しい印象の延岡に行く事はなかなかないと思うのだが、全国発送されているお持ち帰りラーメンを数年後に注文してみてもいいかもしれない。

ご馳走様でした。

  • ラーメン600円(2017.9)
  • ラーメン600円(2017.9)
  • 麺・スープのアップ(2017.9)

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4位

ながた屋 (田代 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/01訪問 2017/02/16

念願の「ながた屋」さんに初訪問しました♪

★2017年1月初回訪問

出汁系ラーメンを好む人達の間では、高評価を得ていると聞く、こちら「ながた屋」さん。
通算、三度目の訪問でした。
が、今までの2回は営業されていなかったんですよね。
夕方訪問ばかりだったからかもしれません。

今回は念には念を入れての、日曜お昼の訪問としました。
これならば間違いなく営業しているだろう、という算段。
月曜定休日のお店ですしね。

三度目の訪問では、きちんと営業していました。
カウンターと小上がり席の細長い店内。
蛍光灯の数が少なく、昼間ですが薄暗くもあります。
老夫婦で営業されていらっしゃいました。
先客・後客ともにいませんでしたが、厨房では調理をずっとされていましたので、出前もされているお店のようです。

400円という破格のラーメンを、麺の茹で方はお店にお任せでオーダーしました。

●ラーメン(400円)

トッピングは、チャーシューにキクラゲ、青葱の他に、デフォルトで紅生姜・白ゴマがトッピングされているラーメンです。

一口スープを啜ると、甘い旨味のあるスープです。
仄かに香るスープの豚骨臭から、根拠はありませんが、100%豚骨だけのスープである事を確信してしまいます。

デフォルトトッピングの紅生姜が、スープの隠し味となっていました。
紅生姜の汁が段々とスープに溶け出して行きます。
最初は仄かな甘い豚骨アロマだったスープが、中盤から徐々に紅生姜の酸味が強くなっていき、後半はそれこそタレのように強く効いて来ました。

個人的には、前半の甘い豚骨が香るスープが好きでした。
紅生姜は、隔離推奨です。
もしかすると、この味変がないと飽きる等のリスクもあるのかもしれませんが。

麺はかなり細かったです。
極細麺と言っても良い位のサイズ感です。
ほとんど抵抗なく、柔らかく噛み切ることが出来る、独特の食感がありました。
この柔い食感も特徴的です。

チャーシューは、出汁豚ながらも酸化臭の無い豚モモ肉。
白っぽい色合いのチャーシューで、美味しかったです。

お値段も嬉しいですし(というか利益の部分で逆に心配)、ラーメンのお味も美味しく、来て良かったと思うお店でした。

ご馳走様でした。
またいずれ伺います。
紅生姜は無しで、オーダーしようかな。

  • ラーメン400円(2017.1)
  • ラーメン400円(2017.1)
  • 麺・スープのアップ(2017.1)

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5位

らーめん もとむら (鍋島 / ラーメン、餃子)

2回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2017/02訪問 2017/03/20

職人技のラーメンだ…。

★2017年2月訪問@5回目

急遽、佐賀までラーメンを食べに行くことになりました。
久しぶりに食べたいと思ったお店は2軒ありました。
こちら「もとむら」と「幸陽閣」です。
残念ながら幸陽閣は定休日だったのですが、もとむらには訪問する事が出来ました。

ピークタイムを外した14時頃の訪問。
店主さんは、自分用の素ラーメンの麺上げをされている最中でした。
ちょっと間が悪く、申し訳なかったです。

三杯同時に作られていましたが、麺上げはサッとされるのに、ほぼ3等分にする技術は年季を感じます。

●ラーメン(570円)

チャーシュー3~4枚、青葱、海苔のトッピング。
藍色の草模様(?)が入った、灰色がかった丼です。
最近知ったのですが、こちらの丼は有田焼きで、ちょっとビックリするくらいイイお値段なんですよね…。
上層がやや透明感のあるスープは、淡黄色の色合いを成していて、綺麗です。
俺のカメラでは、この色合いを再現できていません。

スープを啜って驚きました。
美味い!
何回か訪問していますが、これまでで一番美味しいかもしれません。
派手さなど皆無のスープですが、仄かに甘い旨味のある豚骨出汁の旨味は素晴らしいモノがありました。
突き抜けるようなアップ系とも、沈み込むようなダウン系とも感じる旨味ではないのですけれど…。
そういった派手は旨さは無いものの、凡庸なスープで無い事は飲めばわかります。
飲み口自体は、油分の重さのない軽やかなスープ。
食後の胃もたれ感など感じる事もない、こちらが目指している「毎日食べられるラーメン」となっている気がします。

柔らかく茹で上げられた麺ですが、柔いながらもクッとした食感があるので、決してダルダルに伸びた麺ではありません。
茹で加減というよりは、麺そのモノの性質のように感じます。
おそらくこちらは「畑瀬食品」の麺なのでしょう。
美味しいと思う麺でした。
中麺…水分を吸って中太に近いサイズ感となった麺は、細麺にはない食べごたえがあります。

青葱は黄緑色の部分で、これまた食感が良いモノです。
海苔は特筆する部分はありません。
幅広のチャーシューは4枚程入っています。
部位はモモ肉だと思いますが、これまた美味しいチャーシューです。
塩気のある出汁豚なんですけど、これがスープとも麺とも合うし、食べごたえもあるんです。

滋味深いラーメンですけれど、地味なラーメンでもあります。
職人の作るラーメンを頂いたと感じました。
ご馳走様でした。
今後も定期的に伺いたいお店です。


●店舗情報
駐車場:共用駐車場あり
座席:L字型カウンター席12席 テーブル席3卓12席
メニュー:ラーメン 玉子ラーメン 特製ラーメン 餃子 稲荷寿司 ご飯 ビール
卓上調味料:胡椒 ラー油
備考:大盛り・替え玉無し

★2015年10月訪問@4回目(4.1点)

数日と間を空けずに、妻を連れて再訪。
スープの旨味キレッキレの日もあるお店(同時にシャバシャバの日もあるそう…)ですので、前回訪問と間が開いてなくても、そう参考にはならないでしょう。
妻に食べさせたい、という想いもありました。

17時前の訪問だったのですが、いつもいる女性スタッフは休憩中か自宅に帰られている様子。
店主と息子さんだけ、カウンターの中にいらっしゃいました。
…ここのお店は、名店らしからぬ高サービスのお店ですけど、女性スタッフがいないとなるとそれは半減しますね。

俺はラーメン屋に行っても、ラーメン以外は興味ないのですが、妻はよく餃子をオーダーします。
この日も、注文していました。

ラーメン作りが目の前で見れる特等席カウンターに着座。
目の前で、名人芸を見てきました♪

●ラーメン(570円)

いつものように、ラーメンを普通の茹で加減でオーダー。

トッピングはダシ豚チャーシューが3~4枚と、青葱、海苔。
…今回は、海苔はヘタっていますし、青葱は極少量を散らかすように入れられており、見た目はかなり悪い(笑)。

中小の油の粒子が散在し、テラテラとしたスープは、丼一杯になみなみと注がれていました。
スープのジンワリとした旨味は今回も感じます。
この旨味は伸びがある、アップ系のモノでした。
前回訪問よりは、スープが当たった感じがします。
同時に、去年の2回の訪問時のスープの方が美味しいとも感じました。

麺はいつものようにしっかりと、柔く茹でてありました。

●餃子(320円)

餃子は5個。
タイマー付きの焼き機で調理されていました。
しっかりと焼き色がついた餃子は、至って普通のお味でした。
餃子の名店ではないですので、このお味は当然かなと思います。

ご馳走さまでした。
また来年、訪問すると思います。

★2015年10月訪問@3回目(4.0点) 「1年ぶりに頂いた名店もとむら♪」

ひさしぶりに、こちら「もとむら」を訪問する機会を得ました。
また食べたいと思いつつも、佐賀に行くのは何故かこちらの定休日の水曜日が多かった。
「いちげん」と共にこの1年再訪出来ずじまいでした。

カウンター席に座り、こちらの調理風景を楽しみながら見させて頂きました。
佐賀ラーメンらしい、呼び戻し手法のスープの取り方は実に面白いモノでした。

12時頃の訪問で、次々に後客が来店。
息子さんがそれを見ながら、二番出汁を出汁スープの釜に投入しています。

「今日はちょっと薄いかもな…。」と、その時は覚悟しました。
そのまますぐに丼にスープを注ぐと言うことはなく、しばらく炊いていましたので、結果的にはそう薄いという事はなかったです。
タレと塩も事前に丼に入れて、出汁スープを投入。
茹であがった麺が投入され、具材が盛りつけられ、カウンター越しの提供となります。

●ラーメン(570円)

浅めの丼に入ったラーメンのトッピングは、チャーシュー3枚、青葱、海苔というもの。

スープは薄い茶色で、やや澄んでいるようにも見えます。
細かな油の粒子も浮かんでいます。
常に豚骨を炊き続けているお店ですので、スープは舌を火傷するくらい熱々です。

スープの旨味は、ジンワリとしたものがありました。
しかし、沈みこむような奥行きのある、ダウン系の旨味とはまた違います。
伸びのある旨味もなく、去年の訪問時の方が、スープは美味しかったた気がします。
同時に十分満足もしました。

麺の茹で方の指定はしていませんでした。
こちらの大将の麺茹では、長年この作業を繰り返してきたことが窺えるものです。
柔めの茹で加減であるのは、織り込み済み。
でも、この茹で加減が「もとむら」のラーメンであるのでしょう。

佐賀で頂く畑瀬食品の麺は、フレッシュさを感じるもので、また表情が違うなぁと毎回思います。
色合いもやや黄色みがかっていますし…。
製造後間もないという事と、関係あるのでしょうか?

それにしても、こちらの女性スタッフの接客はいつも素晴らしいですね。
気遣いに溢れていて、感心してしまいます。
満足して退店し、2軒目の「いちげん」を目指しました。

ご馳走さまでした。

★2014年12月上旬訪問(4.2点) 「店休日明けでも、滋味スープが美味しかった「らーめんもとむら」♪」

「定休日明けはハズレが多い」という情報も入っていましたけど、行ける機会を逃したくもありませんし、ハズレを覚悟して木曜日に訪問しました。

「ラーメン」をカタメンでオーダー。
麺を数人分、釜の中に投入されているのを見て、絶妙な湯で加減は期待するのはやめました(笑)。

●ラーメン(570円)

数分後にサーブされたラーメン。

まず、香りが良いです♪
実に食欲をそそる香り。
もしかして、ハズレではなく美味しいのか??と期待してしまいます。

トッピングは大降りのチャーシュー3枚、海苔、少量の青ねぎ。
スープの表面一センチ近くが透明の油の層を成しています。
大粒の油の粒子も浮かんでいます。
その透明の油の層の下には、やや黄みがかかった薄茶色のスープがあります。
といっても、俺のシャメ程は、黄色が強く発色している訳ではなかった。

一口スープをすすると…。
アッサリながらも実に味わい深い旨みがあります!
前回の一味足らない印象とは違い、前には経験しなかった旨み!
ジンワリとした滋味深いスープですね。

同時にこの旨み、やや甘みがあります。
こちらのタレは、化学調味料の強いタレではなく、普通の醤油・塩だという情報も入っていたんですけど…。
ちょっとこの整った後味の旨みは、花鳥由来のものなんじゃないかな?と思ってもしまいますね。
逆に、ひと味足らなかった前回は、生醤油といわれても不思議はない。
このため、地元の滋味系出汁スープのラーメン店に似ている、という印象を今回は持ちませんでした。
もっとも花鳥を否定するわけではないので、これはこれで全然OKです。
2段階くらいの多層性の旨味もあり、実に満足するスープでした。

麺は黄色みの強い、中麺。
カタメンで注文していましたが、柔目に茹で上げてあります。
が、心配していたほどヤワヤワではなく、程よい柔らかさでした。
啜るとツルっとしてますが、噛むとムニュムニュとでも言いたいような食感。
この麺を固めで食べてもどうだろう?とも思いますしね。
佐賀ラーメンはデフォルトの湯で加減がマストなのかもしれません。

チャーシュー麺がないお店ですけど、3枚のチャーシューは実に大降り♪
ダシブタなのでしょうけど、パサパサに旨みが出尽くしているわけでもなく普通に美味しくいただけるものでした。

旨かった!!
店休日明けでしたけど、当たりましたね♪
もっとも「次回訪問時はイマイチ」って事もある、お店のようですけど。

ご馳走様でした。

★2014年7月下旬初回訪問(4.0点) 「一休軒の流れを汲むラーメンもとむらは、滋味系スープのお店でした♪」

急遽、時間の出来た久しぶりの休日♪
車に珈琲と手荷物を積み、一路佐賀へ。
今回も佐賀ラーメンを2軒ほど食べてやるんだと、意気込んでおりました。

せっかくだから未訪のお店にしたかった。
佐賀ラーメンの名店「一休軒」の流れを汲む「らーめんもとむら」へ。
大当たりも期待してはいませんが、ハズレもないだろうと思っておりました。

比較的簡単に見つけた「らーめんもとむら」は実に地味な外観のお店です。
元一休軒の肩書きが無ければ訪問はしなかったかもしれない…。

●ラーメン(570円)

ラーメンを茹で方の指定無しで注文。
数分でサーブされたラーメンは、浅めの白いドンブリにスープがタップリ注がれた一杯でした♪
ドンブリの下には金属製の受け皿が敷かれてあります。

トッピングはチャーシュー・海苔・青葱だけのシンプルさ。
佐賀ラーメンによく付く生卵は、個人的嗜好から注文しません。

スープの色調は、濁った茶系。
微細な油の粒子が一面に浮いています。

麺は淡黄色の細麺~中細麺。

スープをひと口啜ると、アッサリとした滋味系のスープ。
優しい旨味です♪
旨味の広がりは一層性なんですけど、深みはある方だと感じます。
クセも臭味もない、まろやかでマイルドな口当たりのスープ。
油分はある程度はあるものの、くどさやコッテリ感などは皆無。
人によっては、スープに弱さを感じるくらいの優しさでしょうね。
飲み干すと、ドンブリの底には少量の骨粉が沈んでいました。

このスープには胡椒が合うのでしょう。
試しに、卓上のSB胡椒を一振りしてみましたが、締まった印象のスープになりました。
でも、俺は地のスープを堪能してみたいタイプ。
卓上調味料で自己調整するのは苦手且つ嫌いなんで、それ以上はやりませんでした。
胡椒が好きな方にはオススメです。

麺はツル、シコっとした食感です。
ツルツル・シコシコとまではない印象。
茹で方指定なしの麺は、かなり柔い麺となっていました。
まぁ、でも佐賀ラーメンならばこれはこれでいいかな♪
同時に、麺の特徴がこれといって無いような印象も受けます。

チャーシューはダシブタ様の肉質の多いロースタイプ。
下味は付いていません。
幅広のそれが3~4枚入っており、ボリュームがありました。

●感想

スープの特徴と、佐賀ラーメンらしい浅めのドンブリによる量からか、スープまで完食してもまだまだ食べれそうな腹6~7分感。
一軒目のラーメンとしては理想的なお店でした。

またラーメン以外の印象も良かったです。
家族経営のお店なのでしょうか?
全員で6,7人はいたスタッフ。
男性店員さんはそうでもなかったのですけど、女性店員さんの接客は丁寧で笑顔が良かったです。

店内の清潔さも素晴らしい。
ラーメン屋ならば油汚れもあるでしょうに、どこもかしこもピカピカでした。
オープンキッチンで羽釜が3つ程並んでおり、客側にも調理風景は丸見えでしたが、このお店なら見えていても問題ないでしょうね。

ご馳走様でした。

  • ラーメン570円(2017.2)
  • ラーメン570円(2017.2)
  • 麺・スープのアップ(2017.2)

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6位

来来 (新飯塚 / ラーメン)

2回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/12訪問 2017/05/10

衝撃的な清湯豚骨ラーメンと店主さんの記憶力

★2016年12月訪問@5回目(4.2点)

10ヶ月ぶりの来来訪問でした。
やはりこの日も連食の予定でしたので、1軒目をこちらにすると後もキツくならずに食べやすいです。
そして「来来を食べたことがない。」って連れがいる場合、インパクトを受けるのは間違いなし。
必然的に訪問の優先度は上がります。

週末の訪問だったのですが、驚いた事に行列がありませんでした。
お店が狭いってこともあって、ちょっとだけは並ぶ印象もあるお店ですので。
でも「並んで食べた!」って感じがしたのは、初回と2回目訪問だけだったかもしれない。

連れとカウンター席に着いて、頼んだのはいつもの「中華そば」。
先客が帰り、後客は1人のみで、後は連れ等で席はほとんど埋まっていました。
まぁ6~7席位のお店ですので。

しかし、その後客。
無言で店内をスマホで数十枚の連続撮影をしています…(-_-;)
最近はSNSなどに食事の写真などを載せる人が多いから、写真を撮影するのなんてお店側もそう気にしないとは思うのだけど…。
これはやり過ぎで恥ずかしい…。
俺もああはならないようにしておこう。

●中華そば(600円)

トッピングはチャーシューのみという、相変わらずの光麺タイプの一杯。
今回は脂身付きの小チャーシュー2枚と、肉質部分だけのもの1枚という構成。
スープは、底の部分がわずかに濁っている感じはあるものの、半透明の金色。
スープからは紛う事無く、豚の香りが漂ってきます。
臭み皆無の時もあるので、その時と比較したらこちらにしてはニオイの有るスープといえるのかもしれません。

スープを啜って、そのじんわりとした旨味を堪能しました♪
柔らかな麺も、やはり来来のラーメンには合います。
個人的には後ほんの僅かだけ硬めで良い気もしましたが。
小カットチャーシューの甘い脂身の旨味が、満足感をプラスしていました。

正直こちらの当たりの日ではなかったですけど、間違いなく美味しかったです。
連れも一口啜った瞬間に喜色が顔に広がる人もいれば、無言で食べていても食後に感想を聞くと「めっちゃ美味しかった。」と言う人もいる等、評判は上々でした♪
ご馳走様でした。

が、この日の個人的なハイライトは、ラーメンではありませんでした。
前回から10ヶ月ぶりの訪問。
忘れられていると思っていましたし、少々残念ではありますがそれが当然と思っていました。

しかし、入店して数分後には「お久しぶりですね。」と声をかけて来られます(驚愕)。
俺のこと覚えていたよ、この店主さん…。
本当に記憶力がいい人だ。
おそらくは会話をしながら、徐々に思い出されるのだと思いますけど。
それでも、前回訪問時に俺がオススメした、地元の食堂系ラーメン店の名前なども出して来られる。
言ったっけ?と思ったけど、帰宅して妻に確認すると「君の家食堂のこと、言ってたよ。」との事。
…凄いな。

しばらくラーメン談義に花が咲きました。
同時に連れにラヲタと思われそうなのが、気になります…。
話題がマニアックすぎるんだよな…。
あそこの店のスープの色の変化がどうとか、麺はどこそこのを使っていて以前と比べてどうだとか…。
なんとなく、周囲がスーっと引いてないか?と気になってしまっていました(苦笑)。

それでも、とても楽しかったです。
相変わらず店外までお見送りしに来てくださるなど、頭が下がりますね。
ああ、前回お勧めして下さったマル幸ラーメンに、近々行く予定がある事をお伝えするのを忘れていたな…。

…あ、お持ち帰りラーメンがあるのかどうかを聞くのを忘れた…(汗)。

★2016年2月訪問@4回目(4.2点)

前回訪問から1週間と間を空けず、妻と再訪しておりました。
この日のハイライトは福岡のお寿司屋さんだったのですが、その前にこちらも頂きたい。
強行軍になりますが、仕方ありません。

マイレビュアーさんの、セカンドブランド店のオープン日でそちらも狙っていたのですけど、所用がある事を思い出し訪問できませんでした。
今年のGWも、福岡市街地に行ったのですが、子供にスパイスはわからないでしょうしね…。

オープンして間もない、11時頃だったと思うのですが…。
訪問すると、店主さんはすぐに思い出してくださいました。

●中華そば(600円)

朱色の受け皿に乗った、白い桂林丼。
チャーシュー4枚のみの、シンプルなトッピング。
今回のチャーシューは小振りで、形の違うモノが2枚ずつでした。

今回のスープはわずかに混濁があるようです。
前回が澄み過ぎていたのかもしれませんが。
僅かに豚の脂・ゼラチン質のニオイも漂ってきていました。

やはり、この日もジンワリとした旨味がありました。
美味しいです。
それでも、十分に満足できるレベルの味ではあるものの、豚のニオイがありまして、前回ほどの出来栄えではない印象。
旨味の深さも、前回よりは出ていないかな?と。
店主もそう思っていらっしゃたのか、「変なスープで…」みたいな事をおっしゃっていました。

柔い白色中細麺とこのスープは、やはり合いますね。
チャーシューは、特筆する程美味って訳でもないのですけど、問題なく美味しいです。
初回訪問時の、あの柔らかな美味チャーシューに、もう一度出会いたいとは思っていますが…。

ただ食べログの採点と好みは、また別問題。
自分なりの主観が大分入った物差しであっても、それを基準に採点していますので。
同じ採点の他のお店とは、「好き」の感覚が全然違いますね。

初訪問の妻も大絶賛でした。
「これは美味しいよ…。」とかなんとか言ってましたね。

御馳走さまでした。
また近々訪問します。

ちなみに今回わかったのですが、トイレは隣の美容室と共用だそうです。
店内に客が俺ら夫婦しかいないのに、トイレが空いてなかったので発覚。

もう一点。
宮若の「来来軒」さんとは、無関係だとの事。
ラーメンが似ているので、修業先か?と思ったのですが(ちなみに先日伺った「来来軒」でも、「来来」とは無関係と聞きました)。
ある人にちょっと教しえてもらっただけで、ほぼ独学だそうです。
センスなんでしょうね…。

★2016年1月訪問@3回目(4.4点)

ふと思い出す度、無性に行きたくなるラーメン店がこちらです。
兎に角、出会いが衝撃的でした…。
普通のラーメン屋とは違う店舗も、接客も、全てがスペシャル。
他に似たようなお店は見当たりません。

今回は早めに長崎を出発。
来来が10時台に営業しているのを見越しての訪問です(笑)。

連れに、来来の駐車場の場所を知っている方がいたので、助かりました。
札には、駐車場のナンバーとともに「ラーメン 剛力」と…。
剛力彩芽好きなんでしょうね。
…タダなのは助かるけど、天気によっては確かにベチャベチャになりそうな駐車場です。

お店の前に行くと、まだ営業の看板(といってもライターサイズ)は、出ていません。
「無」だけ書かれた、段ボールの紙片がぶら下がっていましたが、店内には電気がついています。
扉を開けると、店主さんが厨房に立たれており、もうすでに営業はされていたようです。
「知っているお客さんは勝手に入ってきますからね。」との事(笑)。

●中華そば(600円)

前回は大盛を頂きましたが、今回は連食の予定があり、普通のラーメンを注文しました。
相変わらず、お喋りをしながらラーメンは調理されています。

スープは羽釜でとっているようですが、一杯一杯は雪隠鍋のような小鍋で加温している様子。
麺は平ざるで茹でているようです。
カウンターに隠れて今までは見えていませんでしたが、今回道具を見せてもらえました。
平ざると言っても、久留米ラーメンで使われる、ざると持ち手が直線になったタイプではありません。
ざると持ち手が垂直になっているモノです。
つまりは佐賀ラーメンのお店でよく使われるタイプの平ざる。
こちらが、どのタイプのラーメンに影響を受けているのかがわかる1シーンでした。

しばらくしてからサーブされたラーメン。
来来の屋号の入った白い丼は、縁は朱色で、形は「桂林丼」です。
これまた縁と同色の受け皿に乗せられて提供されます。
が、朱色の受け皿が足りない時は、アルマイト製のモノにもなるようです。
ビジュアル的には断然前者。

トッピングはチャーシュー4枚。
唯それだけ。
葱と海苔は無くなっていました。

個人的には糸唐辛子を、見た目要員として欲しいところ。
味は兎も角、ちょっとだけラーメンのルックスが華やかになりそうです。
極細の葱ならばいいかもしれませんし、マイレビュアーさんの柚子という意見も賛成できます。

しかし、以前の葱と正方形の海苔のコストなんて、たかが数円でしょう。
何か考えがあって、このような超シンプルなラーメンにされているのかもしれません。
上のような事を言ってはいますが、現在の臭みがあまりないラーメンが多い現状、臭み消しとしての青葱に必然性を俺は感じません。
来来の素ラーメンのようなシンプルさは、逆に斬新と感じ、好感が持てます。

チャーシュー4枚は、2枚ずつ肉の部位が違いました。
肉質がシッカリしたパサっとした食感のモノと、柔らかめのモノと。
脂身はどちらもありません。

スープは淡々黄色の清湯スープ。
うーん、金色と言いたい。
いや、言っていいでしょう。
地元にもそう表現できるお店がありますが、美しさは断然来来に軍配があがります。
キラキラとした、大小の綺麗な円形の油の粒子が、スープの表面に無数に浮いています。
ホントに正円なんです。楕円ではない。

スープからは、実に良い香りが立ち昇っています。
来来は鶏も使うと聞いていたので、てっきりその香りだと思っていました。
が、実際は豚骨100%だったよう。
恥をかきましたが、このスープが豚骨100%とはにわかには信じがたいくらいです。
でもピュアな香りなんですよね。
良くも悪くも、混ぜたスープでこんな香りが出せるのかな?というのはあります。

こんな繊細な香りが豚骨から出るのは、ただただ驚くしかありません。
それくらい臭み皆無の、香しい香り。
よく「臭みのない豚骨」というスープの表現がありますけど…。
そんなレベルの臭みの無さではないでしょうね。

麺は白色の中細くらいのサイズの麺。
柔らかな食感の良い麺ですので、こちらでバリカタなんぞをオーダーしたら、無粋とすら感じます。
店主に茹で加減をお任せする普通麺オーダーの良さも、カタメン好きの人にもちょっとは知ってもらいたいですね。

この柔らかな食感の麺を噛みながら、この絶品清湯スープを啜るのは至福のひと時です。
正直、初回訪問時のような、突き抜ける超重層型の旨味がある訳ではなかったです。
それでも美味しい。
じんわりと美味しいのです。

この味を、出汁スープと塩と醤油のみで出しているんです。
一人のラーメン好きとして、驚愕するばかり…。

塩の塩梅は俺的には絶妙。
人によっては薄いと感じるかもしれません。
が、しょっぱさがないのに、出汁の旨味を引き出す塩梅での使用量。
さすがと思うのですが、最近はしょっぱいと言われ、量を減らしているのだとか。
いや、丁度良かったです!!

間違い無く、出汁重視タイプのお店。
それも最強クラスの出汁重視型ラーメンでしょう。

会話をするうちに、俺が初回訪問した時のことも思い出してくださいました。
なんとなくかもしれませんけどね。
それにしても、記憶力がかなり良い店主さんです。
他のレビュアーや麺ブロガーでも、一回の訪問で顔や名前を覚えられている事もあるようですし。

やはり俺にとって、スペシャルなお店。
顔を忘れられない内に、近日中に再訪しようと思っています。
そうだ、今度は妻を連れていこう。

ご馳走様でした。

★2015年5月訪問@2回目(4.0点)

あの衝撃から4カ月少々。
「来来」に再訪する機会を得ました♪

案の定、駐車場はわからないので、近所の30分無料のコインパーキングに駐車。
今回は遅れることなく、営業時間開始に間に合いました。
それでもすでに営業は始まっていたようです。
カウンター席は結構埋まっていたので、奥の小上がり席に通されました。
ここ使ってたんだ…。

小窓があるので、見ようと思えば調理風景を見ることができたのかもしれません。
小振りの羽釜が3つ並んで置いてあります。
麺茹で用・ベーススープ用でしょうけど、ベーススープは2種取っているのかもしれませんね。
調理風景は見てませんので、なんとも言えませんが。

●中華そば大盛(700円)

あの絶品スープを沢山頂きたいと思い、大盛を注文しました。
麺は茹での指定はなし。

朱色の受け皿に乗せられた丼は、白がベースながらも受け皿と同じ朱色の縁取りのあるもの。
「来来」の小さな文字が印象的な、シンプルな丼です。

ラーメンは、薄茶に色づいたチャーシューが3枚、細かく刻まれた青葱というシンプルなトッピング。
今回は正方形の海苔は無し。
大盛の麺は、前回と同じく綺麗に折りたたまれるように入れられています。

スープは、「底まで見える」というほどではないものの、相変わらずの透明度。
羽釜の数からの推測ですけど、鶏ガラを使っているのかもしれませんね。
スープ表面に浮かぶキラキラとした油の粒子は、豚の油という料理は、鶏のように見えます。
デジイチで、会心のアングルで写真を撮ったつもりでしたが、それは保存されてませんでした(苦笑)。

初訪問以来、待ちに待った「来来」のラーメン。
一口スープを啜ると、じんわりとした旨味が口の中に広がります。
まさしく淡麗と表現したいスープです。

ただ残念ながら、前回のような口腔内で5段階変化するような、「伸び」のある旨味は無し。
こういう淡麗スープのお店でも、「スープのブレ」というモノはあるようです。

チャーシューも、なんだか薄切りで残念。
端切れでも、しっとりとした食感で美味だった前回のチャーシューとは違います。

ツルツルムチっとした食感の中細麺は、このスープに合うと思えるものでした。

大盛で注文しましたが、スープはさほど増量されている訳ではなく、麺ばかりが多くなっている印象。
結果論ですが、並盛りで良かったです。
当然この日は連食してますので、麺が多いというのはちょっと都合も悪かった。

初めて「来来」を食べた連れは満足してましたが、俺は残念でしたね。
前回があまりに良すぎたため、ハードル上がってたのかもしれません。
また、そのため今回の採点は辛くなっているかもしれません。

それでも、こちらが美味しいお店であることに疑いはありませんし、今後も定期的に訪問するお店だと思っています。

御馳走さまでした。


★2015年1月下旬初回訪問(4.8点→5.0点) 

400件目のレビューは、飯塚のラーメン店「来来」さんにさせていただきました。

今まで、節目のレビューには、お気に入りのお店を選んで書いてきておりました。
しかし最近はそういうお店がなく、過去ログを掘り起こして400件目を書こうかと思っていたところでした。
が、そんな事をする必要はなくなったんですよね。
こちら「来来」に行っちゃったもんで。

ある日、地元のお気に入りのラーメン店店主から、「来来って知ってます?」と尋ねられました。
なんでも最近、その来来の店主が、はるばる長崎の片田舎のこのお店まで食べに来たのだとか・・・。

帰宅して調べてみると、清湯スープのラーメンが高評価され、近頃食べログ上で有名店の仲間入りをしたように見えるお店でした。
辛口と思われるマイレビュアーさんもが、このラーメンには高得点をつけています。

「これは食べないといけない」と思い、飯塚まで遠出をしてきました♪

1日30杯のラーメン店で、日曜日には行列が出来ているとのこと。
開店前には並ぶつもりでいたのですけど…。
初めての飯塚訪問で、時間がかかってしまい、到着は正午過ぎ。

本当にラーメン屋・飲食店には見えない外観のお店の前に着くと、店主がライターサイズの小さな看板を替えています。
まだ営業していると安心したのも束の間。
その看板には「おしまい」と書かれていました…。

慌てて、店主と交渉。
「スープと麺だけなら出せます。具無しでよければ・・・。」と言って下さったので、即OK。
是非もありません。

店内はカウンター席数席と小上がり席1卓の、狭いお店です。
先客らがラーメンを啜ってらっしゃるので、しばらく待ちます。

その後、カウンター席に着席し、中華そばをオーダー。
通常ならば600円です。

●中華そば(具無し)

お一人で営業されているため、サーブ時間はしっかりとかかります。
しかし、退屈などはしません。
店主がラーメンを作りながら、話しかけてこられます。

鬱陶しいという事はない、柔らかな物腰と口調。
某芸人に似ているとかなんとか、俺にはどうでもいいです。
店主の格好からもそう思ってしまうのかもしれませんが、所作がラーメンではなく和食を作っているのかと勘違いをしてしまいそうです。
豪快に平ザルやテボを振って麺を茹でているという動作もなし。
高めのカウンターに隠れて調理風景は見えませんが、いつの間にか麺を茹で上げておられます。
こちらの綺麗なラーメンが届くまでの時間も素晴らしい。

配膳されたラーメンは、受け皿に乗せられた、白いドンブリの一杯。
レンゲは朱色です。

「麺とスープのみ」という話だったのですが、細くカットされたチャーシューと、正方形の小振りの海苔一枚、細切りにされた太めの青葱が、綺麗にトッピングされています。

スープは本当に澄んでいます。
もっとも無色透明という訳ではなく、やや黄みがかったような透明感です。

細かな油の粒子が浮いていますが、全体的に油膜が張りつつあるスープ。
もう少しスープの温度が下がれば、油膜が張ってしまうでしょうね。
本当に綺麗です。

麺は白色ストレートの中細麺。
綺麗に折り畳まれたかのように、ドンブリ内に入れられています。

立ち上る香りも上品で、豚骨臭など無い、香しさ。

そのスープをひと口啜った瞬間、驚愕しました・・・。
その澄んだスープは秀逸。
心の中では「うぉ!!なんだこれ??」と叫び、口からは呻き声が漏れました・・・。

口の中に広がったスープの旨味は、「伸び」「奥行き」のあるものだったんです。
「ぐいーん」と口腔内で伸びていく旨味は、軽く3~4段階くらい味わいが変化してました
もしかしたら、5段変化してたかも・・・。

2段階の旨味の変化のあるお店はたまにありますし、3段階くらいのお店も名店の当たりの日のスープでは味わったこともあります。
しかしそれ以上となると、初めてです。

「深み」のあるスープというのは、ジンワリとした旨味が、下方に向かっていくような感じがありますが・・・。
こちらのように旨味に「伸び」があるスープは、上へ上へと突き抜けるかのようです。

中細麺はヤワく茹でられてあります。
多加水麺のようですが、こちらのスープにはよく合います。
近くに製麺所が一軒しかないようで、そう麺にはこだわっていないようだ、という話も聞きます。

青葱の鮮度は良いです。
細切れのチャーシューは、しっとりとした柔らかさの白っぽいチャーシュー。
脂身の付いた部分などは、本当に美味しかったです。
これ普通のチャーシューで頂いたら、相当美味しかっただろうな・・・。
ああ、ノーマルの中華そばを頂きたかった・・・。

スープの旨味は最後まで飽きることがありませんでした。
味の多層性や奥行き、伸び、立体感も、これだけのものは滅多に味わえないのではないでしょうか?
本当に美味しかった・・・。

こりゃ、「黒門以上」と辛口のマイレビュアーさんが評価する訳だ・・・。
全く異論ありません。

澄んだ豚骨スープのお店や、塩ラーメンの有名店も何軒か食べたことがありますけど。
どれもピンと来なかったんですよね。

でもこちらは違いました。
レベルが高すぎます。
まだ1月ですけど、「今年一番のラーメンを食べてしまったかもしれない」と、食後に思ってしまいました。

食後は、店主と少々盛り上がりました。
俺が長崎から来たことを告げると、「長崎といったら、あそこ食べたことあります?」と店主が言うので「げんこつ家でしょ?」というと、ビックリされていました。
げんこつ家の常連であること、その店主に勧められて訪問したこと、KALAの店長もこちらを褒めていたこと、等を伝えました。

来来店主「あそこ美味しかですよねぇ。ラーメン食べて久しぶりにお代わりしました(笑)。
お代わりしたんかいww
なんでも「一竜軒に似ている」と感じたようです。

まぁ、そんな風に思う日もあるなぁ・・・。
たまにだけど・・・。
「一竜軒」や「もとむら」「黒門」を好んで食べるあたり、げんこつ家の店長とは好みが、かなりカブってますし・・・(笑)。

その他にも、諫早の老舗ラーメンの話題で会話が弾みました。
俺が評価していなお店を美味しいと言ったり、老舗名店が閉店したことなどをお伝えしました。
楽しい時間でしたが長居するのも失礼ですし、また来ると言い残し、店を出ました。

うーん、心底旨かった!
次回は通常の「中華そば」を食べたいと思っています。
ご馳走様でした!!

ちなみに今回、お会計は500円にして下さいました♪

  • 中華そば600円(2016.12)
  • 中華そば600円(2016.12)
  • 中華そば600円(2016.2)

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