麺也さんが投稿した来来(福岡/新飯塚)の口コミ詳細

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来来新飯塚/ラーメン

2

  • 昼の点数:4.2

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2016/12 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

衝撃的な清湯豚骨ラーメンと店主さんの記憶力

★2016年12月訪問@5回目(4.2点)

10ヶ月ぶりの来来訪問でした。
やはりこの日も連食の予定でしたので、1軒目をこちらにすると後もキツくならずに食べやすいです。
そして「来来を食べたことがない。」って連れがいる場合、インパクトを受けるのは間違いなし。
必然的に訪問の優先度は上がります。

週末の訪問だったのですが、驚いた事に行列がありませんでした。
お店が狭いってこともあって、ちょっとだけは並ぶ印象もあるお店ですので。
でも「並んで食べた!」って感じがしたのは、初回と2回目訪問だけだったかもしれない。

連れとカウンター席に着いて、頼んだのはいつもの「中華そば」。
先客が帰り、後客は1人のみで、後は連れ等で席はほとんど埋まっていました。
まぁ6~7席位のお店ですので。

しかし、その後客。
無言で店内をスマホで数十枚の連続撮影をしています…(-_-;)
最近はSNSなどに食事の写真などを載せる人が多いから、写真を撮影するのなんてお店側もそう気にしないとは思うのだけど…。
これはやり過ぎで恥ずかしい…。
俺もああはならないようにしておこう。

●中華そば(600円)

トッピングはチャーシューのみという、相変わらずの光麺タイプの一杯。
今回は脂身付きの小チャーシュー2枚と、肉質部分だけのもの1枚という構成。
スープは、底の部分がわずかに濁っている感じはあるものの、半透明の金色。
スープからは紛う事無く、豚の香りが漂ってきます。
臭み皆無の時もあるので、その時と比較したらこちらにしてはニオイの有るスープといえるのかもしれません。

スープを啜って、そのじんわりとした旨味を堪能しました♪
柔らかな麺も、やはり来来のラーメンには合います。
個人的には後ほんの僅かだけ硬めで良い気もしましたが。
小カットチャーシューの甘い脂身の旨味が、満足感をプラスしていました。

正直こちらの当たりの日ではなかったですけど、間違いなく美味しかったです。
連れも一口啜った瞬間に喜色が顔に広がる人もいれば、無言で食べていても食後に感想を聞くと「めっちゃ美味しかった。」と言う人もいる等、評判は上々でした♪
ご馳走様でした。

が、この日の個人的なハイライトは、ラーメンではありませんでした。
前回から10ヶ月ぶりの訪問。
忘れられていると思っていましたし、少々残念ではありますがそれが当然と思っていました。

しかし、入店して数分後には「お久しぶりですね。」と声をかけて来られます(驚愕)。
俺のこと覚えていたよ、この店主さん…。
本当に記憶力がいい人だ。
おそらくは会話をしながら、徐々に思い出されるのだと思いますけど。
それでも、前回訪問時に俺がオススメした、地元の食堂系ラーメン店の名前なども出して来られる。
言ったっけ?と思ったけど、帰宅して妻に確認すると「君の家食堂のこと、言ってたよ。」との事。
…凄いな。

しばらくラーメン談義に花が咲きました。
同時に連れにラヲタと思われそうなのが、気になります…。
話題がマニアックすぎるんだよな…。
あそこの店のスープの色の変化がどうとか、麺はどこそこのを使っていて以前と比べてどうだとか…。
なんとなく、周囲がスーっと引いてないか?と気になってしまっていました(苦笑)。

それでも、とても楽しかったです。
相変わらず店外までお見送りしに来てくださるなど、頭が下がりますね。
ああ、前回お勧めして下さったマル幸ラーメンに、近々行く予定がある事をお伝えするのを忘れていたな…。

…あ、お持ち帰りラーメンがあるのかどうかを聞くのを忘れた…(汗)。

★2016年2月訪問@4回目(4.2点)

前回訪問から1週間と間を空けず、妻と再訪しておりました。
この日のハイライトは福岡のお寿司屋さんだったのですが、その前にこちらも頂きたい。
強行軍になりますが、仕方ありません。

マイレビュアーさんの、セカンドブランド店のオープン日でそちらも狙っていたのですけど、所用がある事を思い出し訪問できませんでした。
今年のGWも、福岡市街地に行ったのですが、子供にスパイスはわからないでしょうしね…。

オープンして間もない、11時頃だったと思うのですが…。
訪問すると、店主さんはすぐに思い出してくださいました。

●中華そば(600円)

朱色の受け皿に乗った、白い桂林丼。
チャーシュー4枚のみの、シンプルなトッピング。
今回のチャーシューは小振りで、形の違うモノが2枚ずつでした。

今回のスープはわずかに混濁があるようです。
前回が澄み過ぎていたのかもしれませんが。
僅かに豚の脂・ゼラチン質のニオイも漂ってきていました。

やはり、この日もジンワリとした旨味がありました。
美味しいです。
それでも、十分に満足できるレベルの味ではあるものの、豚のニオイがありまして、前回ほどの出来栄えではない印象。
旨味の深さも、前回よりは出ていないかな?と。
店主もそう思っていらっしゃたのか、「変なスープで…」みたいな事をおっしゃっていました。

柔い白色中細麺とこのスープは、やはり合いますね。
チャーシューは、特筆する程美味って訳でもないのですけど、問題なく美味しいです。
初回訪問時の、あの柔らかな美味チャーシューに、もう一度出会いたいとは思っていますが…。

ただ食べログの採点と好みは、また別問題。
自分なりの主観が大分入った物差しであっても、それを基準に採点していますので。
同じ採点の他のお店とは、「好き」の感覚が全然違いますね。

初訪問の妻も大絶賛でした。
「これは美味しいよ…。」とかなんとか言ってましたね。

御馳走さまでした。
また近々訪問します。

ちなみに今回わかったのですが、トイレは隣の美容室と共用だそうです。
店内に客が俺ら夫婦しかいないのに、トイレが空いてなかったので発覚。

もう一点。
宮若の「来来軒」さんとは、無関係だとの事。
ラーメンが似ているので、修業先か?と思ったのですが(ちなみに先日伺った「来来軒」でも、「来来」とは無関係と聞きました)。
ある人にちょっと教しえてもらっただけで、ほぼ独学だそうです。
センスなんでしょうね…。

★2016年1月訪問@3回目(4.4点)

ふと思い出す度、無性に行きたくなるラーメン店がこちらです。
兎に角、出会いが衝撃的でした…。
普通のラーメン屋とは違う店舗も、接客も、全てがスペシャル。
他に似たようなお店は見当たりません。

今回は早めに長崎を出発。
来来が10時台に営業しているのを見越しての訪問です(笑)。

連れに、来来の駐車場の場所を知っている方がいたので、助かりました。
札には、駐車場のナンバーとともに「ラーメン 剛力」と…。
剛力彩芽好きなんでしょうね。
…タダなのは助かるけど、天気によっては確かにベチャベチャになりそうな駐車場です。

お店の前に行くと、まだ営業の看板(といってもライターサイズ)は、出ていません。
「無」だけ書かれた、段ボールの紙片がぶら下がっていましたが、店内には電気がついています。
扉を開けると、店主さんが厨房に立たれており、もうすでに営業はされていたようです。
「知っているお客さんは勝手に入ってきますからね。」との事(笑)。

●中華そば(600円)

前回は大盛を頂きましたが、今回は連食の予定があり、普通のラーメンを注文しました。
相変わらず、お喋りをしながらラーメンは調理されています。

スープは羽釜でとっているようですが、一杯一杯は雪隠鍋のような小鍋で加温している様子。
麺は平ざるで茹でているようです。
カウンターに隠れて今までは見えていませんでしたが、今回道具を見せてもらえました。
平ざると言っても、久留米ラーメンで使われる、ざると持ち手が直線になったタイプではありません。
ざると持ち手が垂直になっているモノです。
つまりは佐賀ラーメンのお店でよく使われるタイプの平ざる。
こちらが、どのタイプのラーメンに影響を受けているのかがわかる1シーンでした。

しばらくしてからサーブされたラーメン。
来来の屋号の入った白い丼は、縁は朱色で、形は「桂林丼」です。
これまた縁と同色の受け皿に乗せられて提供されます。
が、朱色の受け皿が足りない時は、アルマイト製のモノにもなるようです。
ビジュアル的には断然前者。

トッピングはチャーシュー4枚。
唯それだけ。
葱と海苔は無くなっていました。

個人的には糸唐辛子を、見た目要員として欲しいところ。
味は兎も角、ちょっとだけラーメンのルックスが華やかになりそうです。
極細の葱ならばいいかもしれませんし、マイレビュアーさんの柚子という意見も賛成できます。

しかし、以前の葱と正方形の海苔のコストなんて、たかが数円でしょう。
何か考えがあって、このような超シンプルなラーメンにされているのかもしれません。
上のような事を言ってはいますが、現在の臭みがあまりないラーメンが多い現状、臭み消しとしての青葱に必然性を俺は感じません。
来来の素ラーメンのようなシンプルさは、逆に斬新と感じ、好感が持てます。

チャーシュー4枚は、2枚ずつ肉の部位が違いました。
肉質がシッカリしたパサっとした食感のモノと、柔らかめのモノと。
脂身はどちらもありません。

スープは淡々黄色の清湯スープ。
うーん、金色と言いたい。
いや、言っていいでしょう。
地元にもそう表現できるお店がありますが、美しさは断然来来に軍配があがります。
キラキラとした、大小の綺麗な円形の油の粒子が、スープの表面に無数に浮いています。
ホントに正円なんです。楕円ではない。

スープからは、実に良い香りが立ち昇っています。
来来は鶏も使うと聞いていたので、てっきりその香りだと思っていました。
が、実際は豚骨100%だったよう。
恥をかきましたが、このスープが豚骨100%とはにわかには信じがたいくらいです。
でもピュアな香りなんですよね。
良くも悪くも、混ぜたスープでこんな香りが出せるのかな?というのはあります。

こんな繊細な香りが豚骨から出るのは、ただただ驚くしかありません。
それくらい臭み皆無の、香しい香り。
よく「臭みのない豚骨」というスープの表現がありますけど…。
そんなレベルの臭みの無さではないでしょうね。

麺は白色の中細くらいのサイズの麺。
柔らかな食感の良い麺ですので、こちらでバリカタなんぞをオーダーしたら、無粋とすら感じます。
店主に茹で加減をお任せする普通麺オーダーの良さも、カタメン好きの人にもちょっとは知ってもらいたいですね。

この柔らかな食感の麺を噛みながら、この絶品清湯スープを啜るのは至福のひと時です。
正直、初回訪問時のような、突き抜ける超重層型の旨味がある訳ではなかったです。
それでも美味しい。
じんわりと美味しいのです。

この味を、出汁スープと塩と醤油のみで出しているんです。
一人のラーメン好きとして、驚愕するばかり…。

塩の塩梅は俺的には絶妙。
人によっては薄いと感じるかもしれません。
が、しょっぱさがないのに、出汁の旨味を引き出す塩梅での使用量。
さすがと思うのですが、最近はしょっぱいと言われ、量を減らしているのだとか。
いや、丁度良かったです!!

間違い無く、出汁重視タイプのお店。
それも最強クラスの出汁重視型ラーメンでしょう。

会話をするうちに、俺が初回訪問した時のことも思い出してくださいました。
なんとなくかもしれませんけどね。
それにしても、記憶力がかなり良い店主さんです。
他のレビュアーや麺ブロガーでも、一回の訪問で顔や名前を覚えられている事もあるようですし。

やはり俺にとって、スペシャルなお店。
顔を忘れられない内に、近日中に再訪しようと思っています。
そうだ、今度は妻を連れていこう。

ご馳走様でした。

★2015年5月訪問@2回目(4.0点)

あの衝撃から4カ月少々。
「来来」に再訪する機会を得ました♪

案の定、駐車場はわからないので、近所の30分無料のコインパーキングに駐車。
今回は遅れることなく、営業時間開始に間に合いました。
それでもすでに営業は始まっていたようです。
カウンター席は結構埋まっていたので、奥の小上がり席に通されました。
ここ使ってたんだ…。

小窓があるので、見ようと思えば調理風景を見ることができたのかもしれません。
小振りの羽釜が3つ並んで置いてあります。
麺茹で用・ベーススープ用でしょうけど、ベーススープは2種取っているのかもしれませんね。
調理風景は見てませんので、なんとも言えませんが。

●中華そば大盛(700円)

あの絶品スープを沢山頂きたいと思い、大盛を注文しました。
麺は茹での指定はなし。

朱色の受け皿に乗せられた丼は、白がベースながらも受け皿と同じ朱色の縁取りのあるもの。
「来来」の小さな文字が印象的な、シンプルな丼です。

ラーメンは、薄茶に色づいたチャーシューが3枚、細かく刻まれた青葱というシンプルなトッピング。
今回は正方形の海苔は無し。
大盛の麺は、前回と同じく綺麗に折りたたまれるように入れられています。

スープは、「底まで見える」というほどではないものの、相変わらずの透明度。
羽釜の数からの推測ですけど、鶏ガラを使っているのかもしれませんね。
スープ表面に浮かぶキラキラとした油の粒子は、豚の油という料理は、鶏のように見えます。
デジイチで、会心のアングルで写真を撮ったつもりでしたが、それは保存されてませんでした(苦笑)。

初訪問以来、待ちに待った「来来」のラーメン。
一口スープを啜ると、じんわりとした旨味が口の中に広がります。
まさしく淡麗と表現したいスープです。

ただ残念ながら、前回のような口腔内で5段階変化するような、「伸び」のある旨味は無し。
こういう淡麗スープのお店でも、「スープのブレ」というモノはあるようです。

チャーシューも、なんだか薄切りで残念。
端切れでも、しっとりとした食感で美味だった前回のチャーシューとは違います。

ツルツルムチっとした食感の中細麺は、このスープに合うと思えるものでした。

大盛で注文しましたが、スープはさほど増量されている訳ではなく、麺ばかりが多くなっている印象。
結果論ですが、並盛りで良かったです。
当然この日は連食してますので、麺が多いというのはちょっと都合も悪かった。

初めて「来来」を食べた連れは満足してましたが、俺は残念でしたね。
前回があまりに良すぎたため、ハードル上がってたのかもしれません。
また、そのため今回の採点は辛くなっているかもしれません。

それでも、こちらが美味しいお店であることに疑いはありませんし、今後も定期的に訪問するお店だと思っています。

御馳走さまでした。

  • 中華そば600円(2016.12)

2017/05/10 更新

1回目

2015/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

衝撃的な清湯豚骨ラーメン

★2015年1月下旬初回訪問(4.8点→5.0点) 

400件目のレビューは、飯塚のラーメン店「来来」さんにさせていただきました。

今まで、節目のレビューには、お気に入りのお店を選んで書いてきておりました。
しかし最近はそういうお店がなく、過去ログを掘り起こして400件目を書こうかと思っていたところでした。
が、そんな事をする必要はなくなったんですよね。
こちら「来来」に行っちゃったもんで。

ある日、地元のお気に入りのラーメン店店主から、「来来って知ってます?」と尋ねられました。
なんでも最近、その来来の店主が、はるばる長崎の片田舎のこのお店まで食べに来たのだとか・・・。

帰宅して調べてみると、清湯スープのラーメンが高評価され、近頃食べログ上で有名店の仲間入りをしたように見えるお店でした。
辛口と思われるマイレビュアーさんもが、このラーメンには高得点をつけています。

「これは食べないといけない」と思い、飯塚まで遠出をしてきました♪

1日30杯のラーメン店で、日曜日には行列が出来ているとのこと。
開店前には並ぶつもりでいたのですけど…。
初めての飯塚訪問で、時間がかかってしまい、到着は正午過ぎ。

本当にラーメン屋・飲食店には見えない外観のお店の前に着くと、店主がライターサイズの小さな看板を替えています。
まだ営業していると安心したのも束の間。
その看板には「おしまい」と書かれていました…。

慌てて、店主と交渉。
「スープと麺だけなら出せます。具無しでよければ・・・。」と言って下さったので、即OK。
是非もありません。

店内はカウンター席数席と小上がり席1卓の、狭いお店です。
先客らがラーメンを啜ってらっしゃるので、しばらく待ちます。

その後、カウンター席に着席し、中華そばをオーダー。
通常ならば600円です。

●中華そば(具無し)

お一人で営業されているため、サーブ時間はしっかりとかかります。
しかし、退屈などはしません。
店主がラーメンを作りながら、話しかけてこられます。

鬱陶しいという事はない、柔らかな物腰と口調。
某芸人に似ているとかなんとか、俺にはどうでもいいです。
店主の格好からもそう思ってしまうのかもしれませんが、所作がラーメンではなく和食を作っているのかと勘違いをしてしまいそうです。
豪快に平ザルやテボを振って麺を茹でているという動作もなし。
高めのカウンターに隠れて調理風景は見えませんが、いつの間にか麺を茹で上げておられます。
こちらの綺麗なラーメンが届くまでの時間も素晴らしい。

配膳されたラーメンは、受け皿に乗せられた、白いドンブリの一杯。
レンゲは朱色です。

「麺とスープのみ」という話だったのですが、細くカットされたチャーシューと、正方形の小振りの海苔一枚、細切りにされた太めの青葱が、綺麗にトッピングされています。

スープは本当に澄んでいます。
もっとも無色透明という訳ではなく、やや黄みがかったような透明感です。

細かな油の粒子が浮いていますが、全体的に油膜が張りつつあるスープ。
もう少しスープの温度が下がれば、油膜が張ってしまうでしょうね。
本当に綺麗です。

麺は白色ストレートの中細麺。
綺麗に折り畳まれたかのように、ドンブリ内に入れられています。

立ち上る香りも上品で、豚骨臭など無い、香しさ。

そのスープをひと口啜った瞬間、驚愕しました・・・。
その澄んだスープは秀逸。
心の中では「うぉ!!なんだこれ??」と叫び、口からは呻き声が漏れました・・・。

口の中に広がったスープの旨味は、「伸び」「奥行き」のあるものだったんです。
「ぐいーん」と口腔内で伸びていく旨味は、軽く3~4段階くらい味わいが変化してました
もしかしたら、5段変化してたかも・・・。

2段階の旨味の変化のあるお店はたまにありますし、3段階くらいのお店も名店の当たりの日のスープでは味わったこともあります。
しかしそれ以上となると、初めてです。

「深み」のあるスープというのは、ジンワリとした旨味が、下方に向かっていくような感じがありますが・・・。
こちらのように旨味に「伸び」があるスープは、上へ上へと突き抜けるかのようです。

中細麺はヤワく茹でられてあります。
多加水麺のようですが、こちらのスープにはよく合います。
近くに製麺所が一軒しかないようで、そう麺にはこだわっていないようだ、という話も聞きます。

青葱の鮮度は良いです。
細切れのチャーシューは、しっとりとした柔らかさの白っぽいチャーシュー。
脂身の付いた部分などは、本当に美味しかったです。
これ普通のチャーシューで頂いたら、相当美味しかっただろうな・・・。
ああ、ノーマルの中華そばを頂きたかった・・・。

スープの旨味は最後まで飽きることがありませんでした。
味の多層性や奥行き、伸び、立体感も、これだけのものは滅多に味わえないのではないでしょうか?
本当に美味しかった・・・。

こりゃ、「黒門以上」と辛口のマイレビュアーさんが評価する訳だ・・・。
全く異論ありません。

澄んだ豚骨スープのお店や、塩ラーメンの有名店も何軒か食べたことがありますけど。
どれもピンと来なかったんですよね。

でもこちらは違いました。
レベルが高すぎます。
まだ1月ですけど、「今年一番のラーメンを食べてしまったかもしれない」と、食後に思ってしまいました。

食後は、店主と少々盛り上がりました。
俺が長崎から来たことを告げると、「長崎といったら、あそこ食べたことあります?」と店主が言うので「げんこつ家でしょ?」というと、ビックリされていました。
げんこつ家の常連であること、その店主に勧められて訪問したこと、KALAの店長もこちらを褒めていたこと、等を伝えました。

来来店主「あそこ美味しかですよねぇ。ラーメン食べて久しぶりにお代わりしました(笑)。
お代わりしたんかいww
なんでも「一竜軒に似ている」と感じたようです。

まぁ、そんな風に思う日もあるなぁ・・・。
たまにだけど・・・。
「一竜軒」や「もとむら」「黒門」を好んで食べるあたり、げんこつ家の店長とは好みが、かなりカブってますし・・・(笑)。

その他にも、諫早の老舗ラーメンの話題で会話が弾みました。
俺が評価していなお店を美味しいと言ったり、老舗名店が閉店したことなどをお伝えしました。
楽しい時間でしたが長居するのも失礼ですし、また来ると言い残し、店を出ました。

うーん、心底旨かった!
次回は通常の「中華そば」を食べたいと思っています。
ご馳走様でした!!

ちなみに今回、お会計は500円にして下さいました♪

  • 中華そば600円(2016.12)

  • 中華そば600円(2016.2)

  • 中華そば600円(2016.1)

  • 中華そば600円(2016.1)

  • 中華そば大盛(2015.5)

  • 具無しの中華そば(2015.1)

  • 具無しの中華そば(2015.1)

  • 麺・スープのアップ(2015.1)

  • 来来店舗外観(2016.1)

  • 来来駐車場99番(2016.1)

  • 来来駐車場(2016.1)

  • ラーメン屋とは思えない外観(2015.1)

  • ライターサイズくらいの、「おしまい」の看板(2015.1)

2017/05/10 更新

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