2回
2015/09 訪問
麺・スープ・チャーシューの三位一体感が秀逸であった「安全食堂」!!!!
★2015年9月初回訪問(4.5点)
福岡市西区のラーメンは、博多ラーメンと佐賀ラーメンがミックスしているかのような印象が個人的にあります。
その西区の中でも、こちら安全食堂はとても有名なお店のようです。
ラーメン仲間が行きたがっていましたし、俺も美味しい未訪のラーメン店は大歓迎。
今回、安全食堂さんに伺う機会を得ました。
都市高速を降りて糸島方面に向かいますが、日曜ということもあり、結構な渋滞です。
糸島方面に行く車全てが、安全食堂に向かっているのではないか?という声も車内で上がる位でした(笑)。
が、訪問して絶句。
結構広い、それこそ20~30台は停められそうな駐車場が満車です(汗)。
これほどの人気店とは…。
お店の周囲を周る間に、運良く一台分の空きが出来、無事駐車することができました。
その後も、店外・店内で行列に並ぶこととなりましたが、ラーメン店ですので10~15分程で着席する事ができました。
オーダーしたのは勿論ラーメン。
それと並んでいる間に漂ってくる、焼き飯の匂いに惹かれます。
せっかく安全食堂に来たのだから、一口くらいは食べてみたい。
焼きめしもシェアして食べようということになりました。
●ラーメン(600円)
トッピングは厚切りのモモ肉チャーシュー2枚に、やや太めの青葱。
青葱は多めに入っています。
麺の茹で加減ですが、カタメンでオーダー。
あまりの繁盛ぶりに、普通オーダーだとノビた麺が来るんじゃないか?という心配がありました。
そのため、予防線を張っての「カタメンオーダー」にしたのですが、いい選択でした。
麺は細麺と言っていいサイズで、加水率は低めですね。
小麦の風味の良い低加水麺…。
こういう麺にはなかなか出会えません。
ホント、福岡で数軒くらいあるかどうか?って位でしょうか。俺が食べたお店の中での話ですけど。
最近でこそ、多加水のツルツル麺も美味しく頂けるようになりましたが…。
本来俺は、小麦の風味があるザクザクとした粉っぽい麺の方を、美味しいと思うタイプ。
この麺なら、バリカタの方がより美味しく頂けたんじゃないかと思います。
本当に美味しい麺です♪
スープは白色系の色合いで、表面に中サイズ位の油の粒子が散在していますが…。
それよりもスープ表面の全体には、油の透明の層が張っているのが印象的でした。
ベーススープの豚骨はしっかり取ってあるのがわかります。
その上で、タレ由来と思われる塩気が強いです。
一般ウケしやすいお味だとラーメン仲間は言っていましたが、いい意味で俺もそう感じました。
出汁スープ重視でもなければ、タレが先行しているタイプでもない、バランスの良さを感じます。
チャーシューは、5~6ミリはあろうかという珍しい厚切りタイプ。
脂身はほとんどなく、肉質メインのチャーシューです。
そして、柔らかい。
味の方も、適度に塩気があり美味しかった。
食べるのが楽しいチャーシューというのも、久しぶりですね。
太めの葱は、いいアクセントになっています。
この麺とこのスープの相性は最高♪
その上で、箸休め的に楽しめる、美味チャーシュー。
スープ・麺・トッピングの三位一体の出来は秀逸で、+αの相乗効果がこの一杯の印象を非常に良くしています。
実に俺の好みのラーメンとなっていました。
●焼きめし(800円)
結構待たされ、ラーメンを食べ終わった後に登場。
ご飯ですが、軽く2合はお米使っているんじゃないか?という量。
3人でシェアしても、ご飯茶碗1杯ずつはありました。
特筆するほどの特徴はないですけど、美味しいチャーハンでした。
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非常に満足したお店でした。
総合力で美味しいラーメンとなっており、尚且つ好みの味わい。
+αの加点が素晴らしいため、高評価せざるを得ないお店です。
久しぶりに高得点を付けるお店に出会えました。
と同時に、この日の味がマックスに近いのではないか?とも思ってしまいます。
これ以上の味を提供してくれるのを、想像するのが難しい…。
つまり今後再訪しても、4.8点とか5.0点とかになることはないのではないかなぁー?、と勝手に思っています。
こういう失礼な想像をする事ができるのも、このお店のクオリティがあるからこそ、なのですが…。
2017/02/09 更新
2016年12月訪問@2回目
1年少々ぶりに安全食堂に再訪。
●ラーメン(600円)
前回のレビューを参考にバリカタで注文。
こちらに来たら外せない印象となってしまう、焼き飯(800円)は連れとシェアしてオーダーします。
しばらくして、チャーシューと青葱というシンプルなラーメンがサーブされました。
バリカタでオーダーした麺でしたが、そんなにバリカタではありませんでした。
低加水麺ですがザクザクとした食感はほとんどなく、ちょっとスープを吸って伸びたような感じもあります。
バリカタの麺をスープに投入してから少々時間が経ったのかな?と思ってしまいますが、そんなに作業をチンタラやっているお店でもありません。
麺の性質上のモノなのかもしれませんね。
これならカタで良かったかも。
葉部の青葱はタップリと入っていますし、チャーシューはダシ豚ながらも肉厚なのが嬉しいです。♪
残念ながら、スープは前回より結構落ちる気がしました。
出汁感があまりなく、ラードとタレと花鳥感が強い一杯。
前回の、麺・スープ・トッピングの三位一体感など感じられず、むしろバラバラ感を感じる所もありました。
●焼き飯(800円)
無難に美味しいです。
蒲鉾が赤紫色に発色しているのは、俺のスマホカメラが低機能なだけですので…。
着色料使った色の蒲鉾ではありますけど、こんなにドギツくはないです。
初回訪問の方の色を参考にしてください。
初回訪問は、デジイチで撮影していますので。
まぁこんな日もあるのがラーメン。
当たるとラッキー位の気分で食べに行くのが良いのでしょう。
ご馳走様でした。