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タイラギの紐(2016.2)
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茶碗蒸し(2016.2)
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熟成されたアオリイカ(2016.2)
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赤だし(2016.2)
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昆布絞めされたヒラメ(2016.2)
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タイラギ(2016.2)
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豊前の鰤(2016.2)
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壱岐で一本釣りされた鮪(2016.2)
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コハダ(2016.2)
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下足(2016.2)
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サヨリ(2016.2)
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鰹(2016.2)
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雲丹(2016.2)
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藁で燻した熟成鰆(2016.2)
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穴子(2016.2)
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玉(2016.2)
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白ワインのゼリー(2016.2)
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看板(2016.2)
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★2016年2月初回訪問
こちらのお店を絶賛するレビューを読み、ぜひ訪問したいと思っていた「菊鮨」。
若き店主のお店に、妻とランチ訪問することができました。
国道から何度か右左折を繰り返し、住宅街の中にあった「菊鮨」さん。
大きな一軒家風の外観ですが、玄関付近からは寿司屋さんの雰囲気が出ています。
落ち着いたカウンター席に通されました。
この日のお昼は、俺達夫婦のみのようです。
メニューは、おまかせの1択でした。
●おまかせ握り(4860円)
ショウガは細いものをブツ切りにし、付け台に置かれていきます。
この付け台は焼き物。
茶がメインで、赤や緑が混ざりあった色合いをしています。
店主さんに聞けばよかったのでしょうが、何焼きかは不明。
俺は、たまに写真などで見かける「備前焼」のようにも見えました。
好みの焼き物でした♪
爪楊枝入れだって、オシャレ。曲線が美しい入れ物です。
最初は、「タイラギのひも」。
鬼おろしと、既製品感皆無のポン酢で頂く1品。
タイラギの食感と葱、鬼おろしの食感が良かったです。
「茶碗蒸し」は梅風味の餡がかかっていて、スッキリとしています。
シメジが入っていました。
握りは「烏賊」から。
確か「アオリイカ」だったはずです。
1週間熟成させてあるネタだそうです。
シャリは白いですね。
ネットリとした食感と、噛むと広がる烏賊の風味が美味しいひと品でした。
俺は烏賊って、あんまり美味しいとは思わないタイプなんですけど、こちらのは美味しかった。
お吸い物は赤出汁の味噌汁です。
葱と豆腐入りです。
赤味噌の味わいが強めに感じる吸い物で、お出汁はよくわかりませんでした。
次は、昆布絞めした「平目」。
こちらのシャリも白です。
仄かに昆布の風味のあるネタでした。
たしかこのヒラメも、2週間くらい熟成させたと仰っていました。
「タイラギ」は、紐をとった身の部分でしょう。
シャキシャキとした食感が良かったです。
シャリの握りは柔らかめ。
口の中でほどけるようです。
シャリの炊き具合も、粒が立つようにしてあり、職人技を感じます。
ネタ・シャリは全体的にやや小振りのお店でした。
酢を、少々強めに感じるネタもありました。
酸味が好きな妻は、全くそうは思わなかったそうですが、俺は酢その物はさほど好まない人間なので、気になったのかもしれません。
ここからは、赤酢のシャリに変わります。
…スイマセン、俺はこんなに薄茶色のように酢で色が変わるものとは知らず、途中まで醤油なのかと思っていました。
が、店主の握る所作をふと見ると、醤油は刷毛で塗っているんですよね…。
この時、漸くこちらのレビューを思い出し、赤酢である事に気づきました。
赤酢になって一番目のネタは「鰤」。
豊前のブリと言ってたと思います。
美味しいです…。
が、ヒラスの美味しいのは結構食べている長崎県民なんで、感動まではしませんでした。
壱岐で一本釣りされたという「鮪」。
トロとの事でしたが、これも美味しいです。
然程、トロという程の脂は感じず、サッパリと頂けました。
「コハダ」も細身のネタです。
ほとんどコハダは食べたことありませんが、美味しいと感じます。
飾り包丁を入れた「ゲソ」。
食感が最高ですね!
口の中に広がる旨味もいいです。
こちらは生ゲソって仰ってたので、熟成ネタではなかったようでした。
次はサヨリ。
卵の粕漬けが掛っているような事を、店主は仰っていましたが、魚卵だったのでしょうね。
青みがかかった銀色と、赤身が実に美しい一貫でした。
味も勿論美味しかったです。
次の「鰹」も、これまた美味しかったです。
北海道産の「雲丹」は、しっかりと冷やしてあります。
冷やす事で、甘味を強く感じる事が出来ると、店主は仰っていました。
シャリは、この一貫だけ手毬風に握ってあり、雲丹が3片乗っていました。
雲丹の風味が物凄く良かった♪
一番驚いたのは、「鰆」だったかもしれません。
こちらも2週間の熟成ネタだそうですが…。
香ばしさを感じるんですよ。
スモークされている…。
何かのチップで??
今まで、店主さんとほとんど会話をしていませんでしたが、この時は思い切って訊ねてみました。
すると藁で燻しているとの事。
藁なんだ!
藁でこんな香ばしさが出るんだ…。
本当に美味かったです。
サッとネタを網か何かで、ジュウジュウと焼いてくれた後、サッと握って刷毛でタレを塗って提供された「穴子」。
まだ温かく、タレと脂がマッチした一品でした。
旨い!
「玉」は、上下に焼き色が付いていました。
擂った海老が入っているとの事で、その風味を感じることが出来ます。
メレンゲのような、スポンジ状にされた生地も美味しかったです。
デザートは白ワインのゼリー。
白ワインの風味のしっかりと残ったゼリーです。
キウイとネーブルのカットが入っていました。
以上17品で上記のお値段です。
こんな立派なお寿司屋さんでこれだけ頂いて、4500円はコスパ良好と感じます。
久しぶりの高級寿司店に少々緊張しており、なかなか店主さんとは会話出来ませんでした。
店主さんも、仕事の合間に少々退屈そうな素振りも見せていました。
が、鰆の辺りからは少しずつ会話が始まりましたし、店主さんと妻が同い年でしたので、そのことを話すとちょっと打ち解けたように会話が出来ました。
妻は同い年の店主が、立派な寿司職人として大成されている姿に、尊敬の念を抱いた様子でした。
いや、実際ものスゴイ経歴の持ち主のようなんですよね…この人。
最後は丁寧に挨拶してくださった上、名刺もくださり恐縮でした。
俺、名刺ってほとんどもらうことの無い職業なんで、地味に嬉しかったです。
こういう「仕事」のしてある寿司は、俺は初めてのようなもの。
正直、食の経験値の低さのため、こちらの良さは本当には理解できなかったような気もします。
ご馳走さまでした。
いつか夜にこちらのお店に伺いたいとは思うのですけど、立地的に厳しいですねぇ…夜は。