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鶏白湯スープ・醤油らー麺(2016.9)
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鯛アラだしスープ・塩らー麺(2016.9)
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醤油つけ麺@麺(2016.9)
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醤油つけ麺@つけ汁(2016.9)
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鶏白湯スープ・醤油らー麺をサイドから(2016.9)
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鯛アラだしスープ・塩らー麺をサイドから(2016.9)
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鶏白湯スープ・醤油らー麺の麺をちょっと取り出してみる。(2016.9)
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麺・スープ・チャーシューのアップ(2016.9)
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店舗外観(2016.9)
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ラーメンメニュー(2016.9)
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その他メニュー(2016.9)
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営業時間・定休日(2016.9)
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★2016年9月初回訪問
海乃屋を出た後は、すぐに宇宿に向かいます。
目指したのは、こちら「麺人佐藤」。
ずっと「めんじん」と読んでいましたが、そうではなく「めんびと」だそうです。
宇宿の少々高台にあるお店で、平屋一軒家風の外観。
店の前に駐車場が完備されています。
駐車場は満車でしたけど、すぐに一台出て行き入れたのでラッキーでした。
子供は上の子だけ、食べるとついてきました。
ちなみに「海乃屋」は、下の子だけ食べています。
最近は、すっかりラーメンを嫌がるようになってきた上の子ですが、つけ麺にはグイグイ反応していました。
これからも、つけ麺あるお店にならついて来てくれるかもしれないと、淡い期待を抱きますが…果たしてどうかな?
店舗入り口の軒下には、ウエイティングスペースとして長椅子までありました。
店内はカウンター席・テーブル席・座敷席までもある造り。
清潔感漂うお店でした。
ただ、トイレは暖簾がかかっていて表記もなく、わかりにくかったです。
オペレーションは笑顔がいい若い女性。
一人でテキパキと、客を案内されています。
オペレーション専門のスタッフが居ることに、ちょっと驚きます。
都会は知りませんけど、田舎ではまず観ませんからね。
カウンター席OKにしたら、比較的すぐに案内してもらえました。
俺はこのお店に来たら、動物系スープの「鶏白湯」を食べると決めていました。
「鯛あら出汁」も凄く気になるんですけど、そこは妻に注文してもらい味見させてもらう事にしました。
妻は、鯛あら出汁の「塩」をチョイス。
理由は、鹿児島は醤油が強めのラーメン店が多いので、塩ベースのスープにしたかったのだそうです。
調理は奥さんがされており、テボでの麺上げも豪快になさっていました(驚)。
男女のスタッフ3名が、奥さんのアシスタントとして働いています。
珍しいと感じる光景でした。
アシスタントの中にいらっしゃった、初老くらいの男性スタッフが作っているのが、よく見るラーメン屋ですから。
しかも奥さんが細身で美人なのも、更にギャップを生んでいます。
なんでもご主人がご病気で、昨秋から今年の5月くらいまでは、こちらは営業を休止されていたそうです。
現在も、ご主人はお店には出ていないようですね。
今年はラーメン仲間と、鹿児島のラーメンツアーを企画していましたが、4月の熊本震災で止む無く中止になってしまったという経緯がありました。
その時こちらの「麺人佐藤」には伺う予定でしたが、もし行っていたとしても、その時は食べる事は出来なかったようです。
ここらの情報も、食べログでは得られないのが痛いですね。
休業情報などを提供する、鹿児島のレビュアーさんがいらっしゃらないのでしょう。
長崎や鹿児島などの田舎県では、レビュアーの絶対数の拡大・底上げが必要だと俺は感じています。
●鶏白湯スープ・醤油らー麺(650円)
配膳されて、まず目を引くのはチャーシュー!!
ドンブリの4/5はチャーシューが覆っています。
厚切りチャーシューですが、その厚みが半端ない(驚)。
7~8ミリはあるんじゃなかろうか?という位。
端の脂身部分などは綺麗な茶色をしているのも、素晴らしい。
別のお店で頂いたホロホロ系肉質ではなく、しっかりとかみ切るタイプの肉質。
プリっとした食感が楽しめ、食べごたえがあります。
そして脂身部分は甘い脂の味わいがあります。
このチャーシューで、出汁はほとんど取ってはいないんじゃなかろうか?
出汁には使わず、食べるためだけに調理されたチャーシューのように感じました。
トッピングの茹でキャベツはざく切りタイプ。
綺麗な色合いをしています♪
少量のキクラゲは存在感が然程ありません。
逆にメンマが特徴的でした。
胡椒でスパイシーなメンマに味付けされています
スパイス感が面白い♪
後半はスープで洗われたのか、胡椒の風味はなくなっていましたけど、非常に興味深いメンマでした。
麺はつけ麺も共通ですけど、太い縮れ麺。
地元の家系の中太麺より一回り太いので、太麺と感じてしまうサイズ感です。
加水率は高めのようで、モチっとした食感と、プリっとした弾力があります♪
これは美味しい麺ですね。
太さも麺量もあり、ほんと食べ応えがありました♪
こちらの自家製麺は、客にとってもコスパがいいですね♪
スープの濃度も高いです。
鶏白湯って、もっと淡白なスープだと思っていましたが、今まで食べた鶏白湯とは全然違いました。
軽いトロミもあるように感じますけど、クドさまでは出ない位の油脂感です。
スープには揚げ葱の風味もあります。
その他、何種かの複合的な味わいも感じれるのですけれど…。
基本、高濃度となっている鶏白湯の分厚い旨味がベースとなっています。
それを醤油タレで補強してある感じなので、決して複雑系のスープとはなっていないです。
それでもこの旨味のインパクトには感嘆してしまいます。
インパクトのある旨味メインでありながら、補助的に重層的な味わいを出されようとしているのかもしれません。
スープは鶏で、チャーシューは豚ですけれど、その違和感も感じませんでした。
今まで鶏白湯のお店で、鶏モモのチャーシューが出なかったら、なんとなく不満があったのですけれど…。
スープの濃度が違和感を無くさせていたのかもしれません。
●鯛アラだしスープ・塩らー麺(650円)
味見をした、「鯛アラだしスープの塩ラー麺」。
こちらも澄んだスープではなく、混濁しています。
どれほどの量の鯛のアラを使用されているのでしょうね。
鮮烈に鯛が香ります。
ギリギリで生臭みが出ないくらいの、濃い鯛の香り。
妻は「美味しい美味しい」と食べていましたけど、俺にはギリギリのその生臭み寸前で止まった香りが、ちょっとだけ気になります。
「美味しい!…だけど僅かに臭みが気になる。」
その繰り返しでした。
●醤油つけ麺(650円)
つけ麺は、ラーメンと麺は同じのようです。
麺には刻み海苔がトッピングされています。
つけ汁も、美味しく仕上げてあります。
けれど、冷めていく麺というのに、やはり俺は馴染めないようです。
チャーシューも端切れ肉で、ラーメンのチャーシューとは比べるべくもありません。
正直な所、つけ汁はラーメンとは違って、そんなに印象には残らないですね。
同じ650円という価格設定ですし、俺はこちらでつけ麺はオーダーしないかなぁ。
初訪問の「麺人佐藤」は、満足させて頂きました。
…このお店が人気店になるのも頷けます。
コスパが良過ぎるんです。
この特大チャーシューを、デフォルトでトッピングさせて650円ですから、700円以上のラーメン店も多い鹿児島では、安い方のお店に分類されるでしょう。
鶏ガラのコストはわからないですけれど、凄い価格設定です…。
豚骨100%のお店ならば、この値段設定はまず無理なんじゃないでしょうか?
薄いチャーシューを数枚乗せても、かなりのコストになるという話も聞きます。
「600円の壁」による客離れを心配して、ラーメン一杯500円台で営業しているのが九州北西部の本格豚骨ラーメン店、という印象がありますから。
また、他の新進鹿児島ラーメン店もそうでしたけれど、丼が軽い素材で出来ていて持ち上げ易いです。
かといって、チープなプラスチック製の丼という訳でもなく、重厚さ・オシャレさもあります。
女性・子供・老人へのホスピタリティ精神を感じる丼です。
五郎家に続き、こちらの丼にも感心してしまいました。
ただ、レンゲやトッピングの配置には気をつけて欲しい所。
こちらの丼は、朱色のラインが入っているオシャレな物なのに、その部分にレンゲを置いてあります。
特に鯛アラだしの丼は、白い丼に朱のラインというコントラストがあるデザインが良いのに、それを活かせていないように感じました。
ラーメンのルックス的に勿体ない…!!
ご馳走様でした。
また再訪したいお店です。