『第1部w 最近和紅茶が楽しくなってきていますw』まりゅたさんの日記

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まりゅた (男性・千葉県) 認証済

日記詳細

最近はいろいろな地域のいろいろな茶園で和紅茶が生産されるようになり、楽しくなってきましたw
昔から和紅茶の世界では九州と静岡が有名で、最近は特に九州の和紅茶に勢いがあるような気がしますw
関東では狭山と猿島に活気がありますw

和紅茶というと、一般的には、渋みや香りが強くなくてまろやかなものを思い浮かべますが、いろいろ飲み比べてみると地域差や茶園による差が結構あることに気づきますw
以下に、備忘録的に経験した和紅茶の味を記していきたいと思いますw


1、丸子紅茶:(静岡)
 東海道53次の宿場で、現在はとろろで有名な丸子ですが、昔から紅茶が有名ですw
 詳しくは、丸子紅茶のHpを参照いただくとして、明治のころから紅茶が生産され、一旦衰退しましたが、最近また作られていますw

○ べにふうき紅茶:ダージリンも含まれたアッサム種に近い紅茶用の品種。
 色は濃い紅い色で、なかなかきれいな紅茶色。
 味は紅茶の味がそれなりにしっかりして、コクがあり、渋みは軽めで、
 ベースにアッサムが入っているのがなんとなく納得できます。 
 緑茶を炒ったような香りが少しあるので、なかなか個性的な味ですw
○ 本山紅茶:安倍奥の緑茶在来種の一番茶で作られた紅茶。
 香りは、紅茶と緑茶(ほうじ茶系)を足したような香り。
 渋みは強くなく、味も強くなくて、ほんのり甘くて、軽くて、柔らかく、
 水のようにスルスル入ってくる感じがしますw
 非常に薄い酸味があります。

2、藤枝かおり:(静岡・藤枝)
 色は、ややオレンジがかった紅色で、透明度が比較的高くきれいですw
 香りはわずかに花のような香り・味はやや控えめで軽い感じ・渋みは軽め。
 コクがあって、鼻に抜ける香りがやさしい紅茶らしい香り。
 緑茶を煎じた様な香りがなく、すっきりした立派な紅茶。
 知らないで飲んだら、セイロンの紅茶といわれても区別がつきにくいかもw

3、伊勢玉露:(ルピシア)
 色は薄目でややオレンジ系。
 香りは緑茶と紅茶を足したような感じでちょっと独特ですw
 渋みは強くなくまろやかさが感じられますw

4、みなみさやか:(宮崎・五ヶ瀬)
 五ヶ瀬は緑茶の釜炒り茶で有名ですが、この紅茶も釜炒りだそうですw
 みなみさやかという緑茶品種?を紅茶に仕上げたものだそうですw
 水色はオレンジ色、紅色、茶色が混ざったような色で、
 通常の和紅茶の色を薄くしたようなやや淡目の色。
 熱いうちはジャスミン茶のような香りや、ほんのりと花のような香りがあるが
 冷えてくると緑茶のような香りに変わってくるという面白い特性。
 紅茶の香りもありますが、上記のような香りの変化が目立ちます。
 味は渋み控えめの和紅茶らしいマイルドな味です。
 いわゆる一般的な和紅茶とは全然違って、ややトリッキーですが、
 ある程度和紅茶を飲みなれて、ちょっと飽きてきたころにこれをいただくと、
 この紅茶の個性にハッとさせられますw

5、八女紅茶:(福岡・梅野製茶園)
 比較的細かく砕かれてパラパラとした感じの紅茶。
 比較的しっかりとした濃いめの紅茶色で、
 香りは一般的な和紅茶風で、味はややマイルドですw
 渋み少なくマイルドで、王道の和紅茶の味といえると思いますw
 お手頃価格でしっかりと和紅茶を楽しめるので、
 普段使いには最高だと思いますw

6、熊本和紅茶:(熊本・桜野園)
 濃いめの紅茶色で、和紅茶らしい香りが立ちますw
 味は比較的しっかりと出ますが、マイルドですw
 和紅茶の中では、色、香り、味ともしっかりして骨太な感じですw
 正規の茶葉の量で標準的に抽出すると、和紅茶らしいマイルドさが前面に出ますが、
 多目の茶葉で濃いめに抽出すると、コクが強まり、セイロンのロウグロウンのような黒糖ぽいもしくは
 プルーンのような香りが出てきて、
 奥底にそこはかとなく緑茶のような香りが感じられる風味にかわったりして、たいへん面白いお茶ですw
 緑茶品種から作られた立派な紅茶w
 比較的最近NHKで紹介されたそうですw

7、つしま べにふうき:(長崎対馬・大石農園)
 
○ つしま べにふうき:
 水色は透明感の強い茶系やや薄目のきれいな紅茶色ですw
 うっすらとした緑茶のような香りとほんのわずかの花のような香りが入る清廉な香りですw
 旨味は十分感じられますが、味は強くはなく、渋みは強くはありませんw
 ただし、渋みを出そうと思えば出すこともできますw
 渋みを強めに出すと、ダージリンに似た感じになりますw
 癖が少ないため、非常に飲みやすく、のど越し爽やかで、
 甘味も感じられ、するすると入っていきますw
 一般的なべにふうきの紅茶と比べるとまろやかで軽い感じで飲みやすいです(^^b
 セイロン茶で表現すると、ヌワラエリヤに近いように思いますw
 インド系のお茶で表現すると、ダージリンやシッキムにやや近いと思いますw
 非常に旨いお茶で、今のところ和紅茶の中で個人的にNo.1ですw
○ Yuzuka Benifuuki:
 つしま べにふうきの大石農園で収穫された無農薬のゆずを使用しています。
 立体三角ピピトレ(ティーバッグ)です。
 1ピトレ・150cc・3分半で抽出しましたw
 香りは、ほんのり香る程度の優しい柚子の香りですw
 皮や実を強調しすぎておらず、紅茶の味を殺さないようにバランスがとられていると考えらえますw
 ただし、本来の紅茶の香りはとてもはかない清廉な香りなので、
 紅茶の香り自体はゆずの香りに置き換わっていますw
 渋み少なく、紅茶の味も強くなく、大変まろやかですw
 外国産のフルーツティーは香料が強すぎるものが結構ありますが、
 この紅茶は本当に和紅茶に柚子を入れたような自然な印象ですw
 外国茶で表現すると、ニルギリに柚子を入れたような印象でしょうかw

8、紅茶工房ふじなごみ:(静岡・藤枝)

 無農薬有機栽培で紅茶を作っておられるそうですw
 
○ 烏龍紅茶 1st Flush:大葉烏龍という茶葉から作った紅茶だそうですw
 茶葉は大型でグレードの高い紅茶です。
 茶葉の香りは、緑茶とかウーロン茶に近い香りと、
 和紅茶の香りがmixされたような感じですw
 水色はやや茶が入った濃い透明感のある紅色ですw
 烏龍茶のような風味は感じられず、一般的な和紅茶的風味ですw
 緑茶とかほうじ茶のような風味がちょっと入りますw
 味は、一般的な和紅茶にアッサム系の味が入ったような、
 しっかりとした紅茶味ですw
 ほんのわずかに甘味を感じますw
 渋みはさほど強くありませんw
 和紅茶の中でも、どっしりとした重厚感がある方だと思いますが、
 和紅茶らしく飲みやすいお茶ですw

○ べにふじ 1st Flush:
 アイスでいただきましたw
 アイスのためか、透明感が強く、向こうが透けて見えるような、
 淡い紅茶色でしたw
 とても軽やかな風味・味の中に、ほんのりと緑茶のような風味がありますw
 ほんのりと後に残る軽い渋みが後味を引き締めてくれますw
 アイスティーの中でもかなりすっきり飲みやすい方だと思いますが、
 それでいて風味や渋みが穏やかに主張する優しい紅茶でしたw

9、長崎和紅茶:(長崎・秋月園)100g/1080円
 袋の説明によると、発酵は浅めとのこと。
 ↑八女紅茶のように、細かい葉と大き目の葉が混合されている。
 BOP~OP位。
 茶葉はちょっと発酵したようなつんとした香りが紅茶の香りに混ざる。
 8g/450cc/2分+α/熱湯で抽出。
 (推奨は、3g/150cc/90℃/2分)
 水色はやや茶色の混ざる紅色で色の濃さはやや薄目で透明感がある。
 香りはほとんどなく、薄い紅茶の香りで水の香りを感じる。
 非常にごくわずかに緑茶っぽい香り。
 味は、ハイグロウン紅茶のようにボディが弱く、すっきりした味。
 渋みはほとんど感じない。というか、無い。
 ストレートで飲むべきお茶。
 癖がまったくなくひたすら淡い紅茶味で、逆に珍しいタイプ。
 紅茶の癖や渋みが苦手な方や初心者の方に向くと思われる。
 紅茶の特性や癖の違いを楽しむ上級者には向かないが、
 個性の強い紅茶にちょっと飽きたら、
 合間で飲んでみるとすっきり感を楽しめる可能性がある。
 抽出後の茶葉には緑茶的な香りが少々。
 推奨抽出温度が90℃であることを考えると、
 1st Flush的な扱いかもしれない。
 濃いめに抽出したり、抽出時間を変えてみたりしてみる楽しみがあるかも。
 パッケージはカッコイイが、うまみがあまり感じられないので、
 他人にはお勧めしません。

10、猿島の和紅茶 つゆひかり:(茨城・松田製茶)10pk/540円
 茨城県の紅茶の中では一番有名な猿島紅茶ですw
 品種はつゆひかりですw
 こちらのお店のHpに紅茶のラインナップが無いので、
 OEMのようなものの可能性がありますw
 三角ティーバッグの中にファニングス程度の茶葉が2g入っていますw
 茶葉の香りは、比較的典型的な和紅茶の香りで、香りは強くはありません。
 ほんのわずかに干しブドウのような香りがありますw
 推奨は、1pk/100~150cc/20~30秒/熱湯だそうです。
 3pk/450cc/45秒/熱湯で淹れてみましたw
 水色は、透明感の強いやや薄い紅色ですw
 綺麗な色ですw
 香りは強くなく、ほのかな草系の紅茶の香りにごくわずかの緑茶の香りが混ざりますw
 味は、ハイグロウンのお茶のように、ボディが弱く、すっきりですw
 すっきりですが、紅茶の旨味が出ていますw
 水の味がストレートに出てくるような癖のない澄んだ味ですw
 渋みはありません。
 温度が下がってくると、のど越し良好でガブガブ飲めちゃいますw
 ストレートで飲むべきな味ですw
 個人的にストライクな味ですが、
 アッサムやルフナが好きな方や味の強いケーキと合わせるには、
 ちょっと物足りないかも知れませんw
 紅茶の癖や渋みが苦手な方や普段飲みなれない方には最適な紅茶ですw
 猿島紅茶を生産する茶園はほかにもありますので、
 ほかの茶園物も飲んでみたくなりましたw

11、さしま茶 長野園:(茨城 猿島郡境町)
何十年も前から緑茶を生産している茶園で、
最近は紅茶も頑張って作っておられるようですw

○ つゆひかり夏摘み  50g/600円外税
つゆひかり夏摘みは、緑茶品種であるつゆひかりを紅茶に仕立てたものですw
茶葉の香りは・・・かなり微弱ですが、
ほんのり和紅茶の香りと、干しブドウのような香りと、緑茶のような香りが混在していますw
葉は比較的砕かれており、大き目のBOP程度の大きさとおもわれますw
からからに乾いており、サラサラしていますw
淹れ方が記載されていないので、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたw
見た感じだいぶ濃い目に抽出されているようなので、
もう少し少なめにするか、抽出時間1分程度でも良いかもしれませんw
抽出が強かったためか、水色はだいぶ濃い色ですw
茶系が少し入った透明感のある紅茶色できれいな色が出ていますw
香りは、和紅茶の香り+緑茶(ほうじ茶)のような香りですが、
濃いめにもかかわらず、香りは微弱です。
味は、body弱めで、弱めの和紅茶の味に緑茶(ほうじ茶)の味が混ざりますw
渋み・雑味は少なく、大変飲みやすい紅茶ですw
と書くと、味が弱いように思えてしまいますが、
とても癖が少なく、大変まろやかで、緑茶の旨味に通じるような旨味が結構出ていて、
水を引き立てているような感じがして大変おいしいですw
紅茶の特色を出していくという点ではまだ発展途上なのかもしれませんが、
緑茶を長年やっている茶園のメリットが出ているような気がしますw
紅茶の癖や渋みが苦手な方や、緑茶から紅茶に移行してみたいという方には、
最適の紅茶とおもわれますw

2分だと水色がちょっと濃かったので、ためしに7.5g/450cc/1分で淹れてみましたw
水色はちょっと茶の入る見事な紅茶色でとてもきれいですw
風味は・・・花とか果物ではなく緑茶系ですね・・・
味は、2分の時のコクやうまみが薄い感じで、
紅茶というよりはほうじ茶的にぐびぐび入っていく感じです。
私的には、2分の抽出の方が性能が発揮される気がしますw


○おくみどりLimited 50g/800円外税
おくみどりは、より軽快感のあるというlimitedを購入しましたw
これも、緑茶品種のおくみどり(晩生種)を紅茶に仕上げたものですw
重厚な味わいとのことですw
茶葉の香りは、和紅茶の香りと、淡い干しブドウのような香りと、
ほんの少しの緑茶のような香りが混在していますw
葉は比較的大きめに砕かれており、OPにBOPが少し混ざる程度の大きさとおもわれますw
からからに乾いており、モリモリしていますw
淹れ方が記載されていないので、
7g/450cc/2分で淹れてみましたw
ちょっと薄い感じで、透明感が強いです。
抽出が弱めだったためか、水色は薄めですw
水色は茶系が主体の紅茶色で透明感がありますw
香りは、多少花系のかおりがある淡目の和紅茶の香りですw
味は、ライトなすっきり系で、弱めの和紅茶の味にほんの少しの緑茶(ほうじ茶)の味が混ざりますw
渋み・雑味は少なく、大変飲みやすい紅茶ですw
大変まろやかですがうまみもそれなりに出ていますw
ストレートで飲む紅茶ですw
すっきりしているので、普段紅茶に不慣れな方でも楽しめると思います(^^@

後に、7g/450cc/4分で淹れてみましたw
色は・・・あまり濃くなりませんね・・・
水色は薄目の茶系紅茶色ですw
緑茶系の香りと味がだいぶ出ており、2分と4分ではちょっと印象が変わります。
味と香りのバランスでは、香りが勝つ感じで、
セイロン茶でいうならハイグロウンに近い印象です。
抽出時間を長くしてもさほど渋みは強まらず、ライトでマイルドなお茶の性質は、
変わっていません。

○のびのび和紅茶 50g/500円外税
緑茶用の在来種を紅茶に仕上げたそうですw
茶葉の香りは、極淡い和紅茶の香りと、極淡い干しブドウのような香りと、
ほんの少しの干し草のような香りが混在していますw
葉は比較的大きめに砕かれており、OPにBOPが少し混ざる程度の大きさとおもわれますw
からからに乾いていますw
7g/450cc/3分で淹れてみましたw
水色はほんの少しオレンジ系の綺麗なやや濃いめの紅茶色で、透明感がありますw
縁にgolden ring類似の色が変わった部分を少々認めますw
香りは淡い和紅茶的な香りですが、微弱ですw
味は、ライトなすっきり系で、弱めの和紅茶の味にほんの少しの緑茶(ほうじ茶)の味が混ざりますw
緑茶を紅茶にしたときに感じることのある淡い酸味を少々感じますw
和紅茶にしては渋みが多少ありますが、旨味の範囲で、雑味は少なく、大変飲みやすい紅茶ですw
旨味は強くはありませんが、渋みが多少あるので紅茶らしい締まった味わいに仕上がっていますw
ストレートで飲む紅茶ですw
すっきりしているので、普段紅茶に不慣れな方でも楽しめると思います(^^@
優しい味わいでありながら、和紅茶らしさも出ていて、
バランスの良い紅茶だと思います(^^@

12、青心紅茶 木村製茶工場:(茨城 猿島郡境町)
青心紅茶(50g 600円外税)は、木村製茶工場という工場で作られている、
青心烏龍という烏龍茶用の品種を利用して作られた紅茶だそうですw
ネット販売では売り切れになっていますが、
たまたま長野園に在庫が残っており、購入することができましたw
茶葉の香りは・・・干しブドウの香りが強めの和紅茶の香りですw
わりとはっきりした紅茶っぽい茶葉の香りですw
茶葉は1/3程度の大きさ~フルリーフの大きめサイズで、
等級としてはOPの大き目の方とおもわれますw
和紅茶としては上級グレードになりますw
パッケージに書いてある推奨は、95度3分ですが、茶葉が大きいので、
7.5g/450cc/4分30秒でやや強めに淹れてみましたw
水色は、オレンジと茶が入った紅茶色で、
比較的透明感が強いタイプですw
最期のころカップの底に残ったわずかな量の紅茶でも、
十分に紅茶色でかつ透明感があり、和紅茶にしては紅茶要素の濃いお茶だと思いますw
香りは、かなり少なく、ほんのりと和紅茶的香りがある程度です。
味は、やや弱めの和紅茶の味に多少烏龍茶的味多少が混ざりますw
雑味は少なく、綺麗な味で、大変飲みやすい紅茶ですw
ほんのごくわずかに酸味がありますw
抽出時間が長いので、渋みはさしま紅茶にしては出ていますが、
セイロンやインドの紅茶と比べるとだいぶ控え目で、コクコク飲める感じですw
さしま茶のなかではもっともクラスに紅茶らしい味で、旨味も出ていますw
とても癖が少なく、大変まろやかで、紅茶の旨味が結構出ていて、
水を引き立てているような感じもあり、大変おいしいですw
ポットの中の茶殻の香りも日本茶的ではなく、比較的紅茶っぽい香りで、
和紅茶として完成度高めとおもわれますw
歴史が長い九州の和紅茶と比べるとまだ個性の点や和紅茶らしさでやや劣りますが、
日本茶アワード2016審査員奨励賞を獲得したというだけあって、
納得できる完成度だと思いますw

13、さしま茶工房 斉藤製茶:(茨城 猿島郡境町)
主として緑茶を生産している茶園で、
最近は紅茶も1種だけ作っておられるようですw
緑茶品種の”福みどり”と”ほくめい”という種類から、
紅茶を作っているそうですw

○ さしま和紅茶缶入りリーフタイプ  50g缶入り/640円外税
上記のとおり、緑茶品種の”福みどり”と”ほくめい”という種類から作っているそうですw
茶葉の香りは、和紅茶の香りと、干しブドウのような香りと、
緑茶のような香りがほんの少しずつ混在していますw
葉はおおむねOP程度の大きさとおもわれますw
細く撚られていますw
淹れ方が記載されていないので、葉の様子から推測して、
7.5g/450cc/4分で淹れてみましたw
見た感じだいぶ濃い目に抽出されているようなので、
もう少し葉を少なめにするか、抽出時間3分程度でも良いかもしれませんw
抽出が強かったためか、水色はだいぶ濃い色ですw
茶系がほんの少し入った透明感のある紅茶色で、典型的な和紅茶色ですw
良い色です(^^b
香りは、緑茶の香りが混ざった比較的典型的な和紅茶の香りですw
味は、和紅茶としては中庸な強さで、典型的な和紅茶の味ですw
渋みは紅茶としては決して強くありませんが、
抽出が強めだったこともあり、和紅茶としてはやや強い方だと思いますw
雑味や余分な風味・味はなく、素直な緑茶系和紅茶の味だと思いますw
深みや旨味は中庸かやや弱い感じですw
緑茶品種で紅茶を作ると、緑茶の痕が残ることが多いですが、
この紅茶もそんな感じですw


4分だと水色がちょっと濃かったので、ためしに7.5g/450cc/3分で淹れてみましたw
水色はちょっと茶の入る濃いめの紅茶色でとてもきれいですw
セイロンディーンブラのような色ですw
風味は・・・花とか果物ではなく緑茶系ですね・・・
味は、和紅茶に緑茶のような味が少し混ざりますw
3分にすると、渋みが少なくなり、ライトな感じになるので、ストレートで飲みやすくなりますw
私的には、適正抽出時間は3分か2分30秒くらいかと思いますw
ミルクティーにするなら4分でもいいかもですw

けっこう濃いめに出ますので、紅茶に不慣れな方は、
茶葉の量を上記より減らしたほうが良いかもしれませんw


さしま和紅茶ティーバッグ  2g×20TB/540円
基本的にリーフタイプと同じなので簡単に記しますw
TBなので、葉はファニングスかダストくらいの大きさですw
淹れ方が記載されていないので、葉の様子から推測して、
6g/450cc/2分で淹れてみましたw
水色はほぼ典型的なきれいな和紅茶色で、透明感がありますw
香りは、緑茶の香りが混ざった比較的典型的な緑茶系和紅茶の香りですw
味は、和紅茶としては中庸な強さで、典型的な和紅茶よりほんの少し弱めの味ですw
渋みは和紅茶としてはやや強い方だと思いますが、和紅茶の範囲と考えますw
旨味はやや弱いですが、これも和紅茶の範囲と考えますw
TBで典型的な和紅茶の味が楽しめるので、便利な商品だとおもいます(^^b

総じて、とてもニュートラルな緑茶で作った和紅茶の味が演出されていると思います(^^b
癖が少ないので、”緑茶で作った和紅茶ってどんな味だろう?”と思われる方が、
その味を知るのに適した味だと思います(^^@


14、猿島和紅茶 飯田園:(猿島郡境町) 
ティーバッグ2.5g×15bag 500円外税 
江戸時代から7代続く緑茶の茶園だそうですw
その茶園の緑茶用在来種の茶葉で作った紅茶だそうですw

TBなのですが、茶葉はBOPくらいの大きさですw
葉の香りは、かなり微弱で、ほんの少しの紅茶の香りと、微弱な干しブドウのような香りですw
淹れ方が記載されていないので、葉の様子から推測して、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたところ、
薄かったので、2分30秒に延長w
水色は茶系の強い淡い和紅茶色で、かなり透明感がありますw
香りは、ほとんどなく、微弱な和紅茶の香りですw
和紅茶に多い緑茶系の香りもほとんどありません。
味は、和紅茶としてはかなり弱く、渋みは弱いですが後からくるほろ苦さで、
ハイグロウンの紅茶に似ていますw
旨味は弱いですが、後からほのかな甘味が追いかけてくる感じで、
あっさりスッキリした味と相まって、後を引きますw
かなりすっきりした味で、ニルギリとかヌワラエリヤの癖をなくしたような感じですw
紅茶の強い味が苦手な方に適すると思いますw

2分30秒では薄かったので、3分30秒で抽出してみましたw
水色は紅が増して和紅茶っぽい色になりますねw
それでも透明感は強めですw
香りは変わりませんw
味は、少しほうじ茶的味わいが強くなり、
だいぶ和紅茶の標準に近くなりましたw
でも、やっぱりあっさりすっきりした味ですw
少量飲んだ時点では、ほのかな甘みが感じられますが、
ある程度連続して飲んでいるとだんだんほろ苦さが口の中にたまって来る感じですw


15、さしま紅茶 野口園:(猿島郡境町)
ティーバッグ2.5g×15bag 500円外税 茨城県産
茨城県でもかなり大きな緑茶茶園だそうですw
Hpには紅茶は掲載されていませんでした。

茶葉はBOP~ファニングスくらいの大きさの混在ですw
TBから細かい茶葉が漏れてしまうので取り扱い注意です。
葉の香りは、かなり微弱で、ほんの少しの紅茶の香りと、微弱な干しブドウのような香りですw
淹れ方が記載されていないので、葉の様子から推測して、
7.5g/450cc/3分で淹れてみましたw
水色はほんの少し茶が入る濃い和紅茶色で、透明感がありますw
香りは、ほとんどなく、微弱な和紅茶の香りですw
和紅茶に多い緑茶系の香りはほんの少しですw
味は、やや弱目の和紅茶の味です。
ほうじ茶的な味は多少感じられますw
渋みは標準的ですが、和紅茶としては比較的はっきり感じられますw
旨味は弱目ですが、標準的なレベルですw
水色や渋みの様子から、セイロンのディーンブラにちょっと似ていますw
さしま和紅茶のなかでは、比較的しっかり紅茶っぽい紅茶といえそうですw

16、お茶の根本園:(茨城 坂東市)
坂東市の茶園のようです。
Hpからはあまり情報が得られませんでした。

○ やさしいさしま紅茶リーフ 50g/540円
緑茶の葉からつくられた紅茶で、べにふうきも隠し味的に配合されているそうですw
茶葉の香りは、典型的な緑茶から作った和紅茶の香りですw
緑茶の香りが結構混ざりますw
主としてBOP程度かそれよりやや大き目の茶葉が主体ですw
7.5g/450cc/2.5分で淹れてみましたw
水色は、茶の少し入った濃い紅色で、なかなか立派な色ですw
香りは緑茶の香りが強く、紅茶の香りに勝りますw
味は、緑茶の味が混在する和紅茶の味で、
猿島の和紅茶の中では味がしっかりしている方だと思いますw
雑味や渋みはあまり強い方ではなく、濃いめながらもすっきりとした、
のみやすい緑茶系和紅茶の味だと思いますw
旨味はあまり強くないようです。
2分くらいでも十分ストレートで飲める紅茶で、
増量して3分にすればミルクティーにも使えると思いますw


○ プレミアム 根本紅茶 30g/756円
一芯二葉の茶葉を使った紅茶だそうです。
茶葉の香りは、典型的な緑茶から作った和紅茶の香りですw
クセが少なく、緑茶的な香りが混在しますw
OPくらいの大きさ~ファニングス位の大きさの茶葉が混在し、
大きい茶葉が主力です。
比較的グレードの高い茶葉だと思いますw
袋およびHpに淹れ方が書いてないので、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/3分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶色の入った濃い紅で、
縁のところにわずかにgolden ringができています。
香りは緑茶の香りが強く、和紅茶の香りと半々くらいです。
味は、緑茶の味が混在する和紅茶の味で、
渋みは中程度で、後からじんわり口の中に広がってきますw
味は猿島和紅茶の中では強めで、緑茶のような味と旨味が加わっていて、
比較的輪郭のはっきりした緑茶系和紅茶の味ですw
たくさん飲むと、多少酸味を感じてきますw
濃いめに淹れれば、ミルクティーにすることも可能な強さがありますw
猿島紅茶の中では、比較的珍しく、low grown系に近いバランスだと思いますw
個人的にはこのタイプは好みではありませんが、
セイロンのルフナとかインドのアッサムが好きな方に向いているかもしれませんw

○ 353 べにふうき 和紅茶 20g/540円
べにふうきで作った紅茶だそうですw
茶葉の香りは、緑茶系の混ざらない、かなり淡い和紅茶的香りですw
OPくらいの大きさ~BOP位の大きさの茶葉が混在し、
大きい茶葉が主力です。
比較的グレードの高い茶葉だと思いますw
袋およびHpに淹れ方が書いてないので、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/3分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶色の入った濃い紅で、
縁のところにわずかにringができています。
香りはほとんどなく、微弱な和紅茶の香りですw
味は、濃厚ながら少し弱めの和紅茶の味で、典型的なべにふうきの味をちょっと弱めた感じですw
コクが少し感じられ、渋みは中庸ですw
うまみはあまり強くありません。
アッサムとかアフリカの紅茶に似た感じで、ストレートよりも、
濃いめに淹れてミルクティーに向くようなバランスと思いますw
個人的にはこのタイプは好みではありませんが、
紅茶メーカーのイングリッシュブレックファーストとか、
インドのアッサムが好きな方に向いているかもしれませんw


○ 555 一番摘み茶 プレミアム紅茶 20g/540円
在来種の一番摘み茶で作った紅茶だそうですw
茶葉の香りは、緑茶系の混ざる緑茶系和紅茶の香りですw
いろいろな大きさの茶葉が混在しますが、BOP程度の茶葉が主力です。
茶葉の見た目は汎用の一般的な感じですw
袋およびHpに淹れ方が書いてないので、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶色の入った濃い紅で、
縁のところにわずかにringができています。
香りは緑茶系和紅茶の香りですw
味は、一番摘み茶としては濃厚ながらやや軽めの和紅茶味で、
緑茶の味が少しだけ混ざります。
紅茶の味は出ていますが、渋みや重さが少なめで、
舌に触らない味で、飲みやすく仕上がっていますw
うまみはそこそこという感じですw
一番摘み茶にしてはしっかり緑茶系紅茶的に仕上がっていますが、
ベースはすっきり系で一番摘み茶の特徴が出ていると思いますw
ストレート、アイス、濃いめに淹れてミルクのいずれも可能な万能型と思われます。


○ 333 二番摘み茶 和紅茶 20g/540円は、
7月に摘んだ茶葉で作った紅茶だそうですw
茶葉の香りは、緑茶系の香りや乾草のような香りがほんの少し混ざる、
微弱な緑茶系和紅茶の香りですw
いろいろな大きさの茶葉が混在しますが、BOP程度の茶葉が主力です。
茶葉の見た目は汎用の一般的な感じですw
袋およびHpに淹れ方が書いてないので、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶色の入った濃い紅で、少し透明感があり、
縁のところにわずかにringができています。
香りは微弱な緑茶系和紅茶の香りですw
味は、ほんの少し緑茶系の味が混ざる淡い和紅茶味で、
渋みや雑味や重さがないので飲みやすい紅茶になっていますw
その分、旨みやコクはよわいかなぁと思いますw
紅茶の味は出ていますが、渋みや重さが少なめで、
個性の少ないあまりとがったところがないすっきりした和紅茶だと思いますw
見た目はしっかり紅茶していますが、味はすっきりしているという、
おもしろい紅茶だと思います(^^@
ストレートやアイスでおいしくいただけそうです。


○ 513 一番摘み茶 和紅茶 20g/540円は、
5月に摘んだ茶葉で作った紅茶だそうですw
茶葉の香りは、緑茶系の香りがほんの少し混ざる、
淡い和紅茶の香りですw
BOP~ファニングス程度の茶葉が混在しますが、BOP程度の茶葉が主力です。
茶葉の見た目は汎用の一般的な感じですw
袋およびHpに淹れ方が書いてないので、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶色の入った濃い紅で、
縁のところにわずかにringができています。
香りはほんのわずかに緑茶系の香りが混ざる淡目の和紅茶の香りですw
味は、ほんの少し緑茶系の味が混ざる淡い和紅茶味で、
渋みや雑味や重さがないので飲みやすい紅茶になっていますw
その分、旨みやコクはやや弱めと思いますw
紅茶の味は出ていますが、渋みや重さが少なめで、
このお店の商品としては和紅茶らしい味だと思いますw
ストレートやアイスでおいしくいただけそうです。


17:吉野園 :(埼玉 日高市)
緑茶の茶園ですが、
紅茶はネパールの研究機関の指導者に技術指導を受けたとのことですw
自家でべにひかりを栽培し、紅茶専用工場で生産しているようですw
べにひかりを使用した和紅茶と、
ふくみどりを使用した和紅茶が売られていましたw


○ さやま紅茶 琥珀の茗 べにひかり(1080円/65g)は、
紅茶用品種のべにひかり100%使用だそうですw
茶葉の香りは、緑茶系の香りがほんのわずかに混じる、淡い和紅茶的香りですw
干草のような香りもありますw
OPくらいの大きさ~BOP位の大きさの茶葉が混在し、
どちらかといえば大き目の茶葉が主力です。
グレードの高目の茶葉だと思いますw
袋に1~2分で淹れてくださいとありますが、茶葉の様子から、
7.5g/450cc/2.5分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、オレンジの入る茶系で、
透明感の強い淡目の紅茶色です。
香りはあまりなく、弱い和紅茶の香りですw
味は、弱めの和紅茶の味で、べにふうきの味をだいぶ弱めた感じですw
味の透明感が強く、コクがなく、渋みは強めですw
うまみはあまり感じられません。
ダージリンの独特の風味を取り去ったような感じのバランスですw
ハイグロウンの紅茶に似たような感じで、ストレートに向きますが、
味を出そうとして濃い目に淹れると渋みが出てしまうので、
難しい紅茶だと思いますw
往々にして、べにひかりで紅茶を作るとこんな感じになりやすい印象がありますw


さやま紅茶 琥珀の茗 (1080円/75g)は、
緑茶品種(今回はふくみどりが主)で作った和紅茶だそうですw
茶葉の香りは、弱めの和紅茶の香りですw
OPくらいの大きさとBOP位の大きさの茶葉の間くらいですw
袋に2~3分で淹れてくださいと記載がありましたので、
7.5g/450cc/2.5分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、茶系の紅茶色で、
透明感のある比較的しっかりした紅茶色です。
香りはあまりなく、弱い和紅茶の香りですw
味は、弱い和紅茶の味で、味の透明感が強く、コクがなく、
渋みはほとんど感じません。
うまみはあまり感じられませんが、
かなりすっきりした飲みやすい紅茶ですw
緑茶品種を使うとたいていは緑茶の香り・味が出てしまうものですが、
この紅茶は緑茶の影がほとんど感じられず、
知らないで飲むと紅茶用品種で作ったものと思うと思いますw
この茶園の紅茶の製法がしっかりしている証拠だと思います(^^b


18:狭山和紅茶 法師園:(埼玉 入間市)
リーフ 600円外税/50g は、使用茶葉不明です。
狭山茶使用ということだけ記載されていますw
茶葉の香りは、緑茶系の香りが混じる、淡い和紅茶的香りですw
干草のような香りもありますw
OPくらいの大きさ~BOP位の大きさの茶葉が混在し、
どちらかといえば大き目の茶葉が主力です。
グレードの高目の茶葉だと思いますw
袋の記載(360cc/6g/2分)にしたがって、
7.5g/450cc/2分で淹れてみましたw
抽出液の水色は、オレンジの入る茶系で、
透明感の強い淡目の紅茶色です。
香りはあまりなく、ごく弱い和紅茶の香りにほんの少し緑茶系が混じりますw
味は、ごく弱い和紅茶の味で、味の透明感が強く、コクがなく、
渋みはほとんどかんじられませんw
うまみはあまり感じられません。
セイロンのハイグロウンの紅茶をずっとすっきりさせた感じで、ストレートに向きますw
紅茶が苦手の方、紅茶初心者の方でも十分飲めるすっきりした淡い味だと思いますw

あまたある和紅茶の中でももっともすっきりとしたクラスの和紅茶といえると思いますw
お茶代わりにかぷかぷのむのに向いており、
ニルギリ同様果物とあわせるのもよいのではないかとおもわれますw


文字数制限により、最近和紅茶が楽しくなってきていますの第一部終了。
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