この口コミは、なにがし越前ふくろうさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.4
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.4
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|サービス 2.6
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|雰囲気 2.6
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.4
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| サービス2.6
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| 雰囲気2.6
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| 酒・ドリンク- ]
旨味インパクト重視の今のラーメン業界とは逆光してこの味を作る孤高の才能と、このラーメンを出し続ける亭主の唯我独尊に脱帽(笑)
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特製とりそば 950円
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中華そば 750円
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醤油らーめん
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2016/04/16 更新
久しぶりに訪問。並んでいる。
今回は特製とりそば(950円)を注文。
やっぱりうまい。とりそばは最初、味がないんじゃないかというぐらい淡白だが、後からじわじわと旨味がやってくる。
個人的には昔と比べて味は落ちてないと思う。そして旨味インパクト重視の今のラーメン業界とは逆光してこの味を作る孤高の才能と、このラーメンを出し続ける亭主の唯我独尊に脱帽(笑)
前回のレビュー
今回は醤油ラーメンを注文。醤油に関しては良い意味で料亭のラーメンからラーメンらしい高レベルの淡麗ラーメンに進化したなと感じた。スープは動物系の匂いも感じさせ、旨みがより強くなった。しかしながらやり過ぎた感はない。そこがすごい。「大喜」に僕は10回ぐらいは行ったと思うが、この亭主、僕が行った中で今までいなかった事が一度もない。支店を出したり、カップ麺を出したりして有名店になったが本店には必ずいた。「大喜」って確か最初からお客さんがいっぱいいた店ではなく、人気店ではなかった。その頃から人気店になった今でもラーメンに対する情熱が変わらない。美味いラーメンの為に毎日模索してる。
人に「すごいな」と言われても当人は「何が?」って感じなのかも。そういう人って傍から見たら失敗か成功しかない天才タイプだが、本人は客が来ない苦労も知り、一生懸命ラーメンを作るだけという真面目な職人なだけかもしれない。それこそ普通じゃない才能なんだが。
ここの魅力は魚介や動物系の旨味をエスカレートして強くしていく現代のラーメンの流れとは逆行しているとこ。名店の日本料理屋出身だからという事だけじゃないだろう。やり過ぎない。きちんと止める事が出来る。それで美味い。亭主の非凡なセンスを感じる。
前回のレビュー
旨いラーメンという定義よりも亭主が和食出身という事もあり、料亭が作る繊細なラーメンというべきだろうか。昔テレビ番組でラーメンランキング1位を取ってしまった時は、長者の列。2時間待ち。なんて事があった。そのほとぼりが冷めた頃、雨の日に行って並ばず入れた。初めて鳥そばを食べた時に、その頃は旨味調味料をたくさん使うのが当たり前のラーメン業界の中だったのでパンチがないと思い、何だこれはと昔は思ったものだ。しかしながら食べ進んで行くうちに化学調味料では表現出来ない旨味を感じ、至高のラーメンを食べた気がした。あれからラーメン業界のレベルは格段に上がったもののまだ行列店だ。胃にまったくもたれないこのラーメンは今の時代でもまだ価値が揺るがないという事だろう。