3回
2017/04 訪問
春のしのはら
前回、大感動した、しのはら。料理も接客もすばらしい!
2部制になるとのこと。初回訪問のときに17時からのコースを予約しました。
お店に着いたら末席。。。でも、いいか。隔離された感じのカウンターの席。デートにはいいかも。
ってデートだし(笑)ゆっくりおしゃべりができる空間でした。
店主が「この席ですみません」と一言。こういう心遣いがいいですね。
お椀が美味しい。出汁はさすがです。しかし、お造りがあまり好みではありませんでした。
烏賊と鮪。。。。本鮪なのですが水っぽい。烏賊の食感も柔らかすぎる。。。
私にとって、日本料理でお造りは私にとってけっこう重要。ここから日本酒に切り替えるんです。
殻付き雲丹でテンションあがったのですが。この季節だと、まだ雲丹の身が小さいかな?
次は鮑!鮑の下には肝で和えたご飯。鮑のほどよい食感。肝の苦みもいい感じ。
次に八寸。春を感じさせるパフォーマンス。器が素敵。山菜が春を感じます。
でも、前回の方が感動が大きかったかな。でも、きちんと仕込みをされた料理たち。
干し柿入りのフォアグラモナカ!これは文句なく美味しい。
そしてすっぽん焼き!素晴らしかった!じっくりと二度焼き三度焼きしていました。
季節のホワイトアスパラの焼いたものが添えられていました。季節を感じますね。
こんがりと、骨離れがいい、甘辛タレがいい。じっくり焼いているから骨離れもいいし。
このすっぽんがこの日の一番の好み。
そして最後が熊と猪。冷凍だそうです。花山椒。
この季節しかいただけない花山椒がいただけて満足。熊は、やはり前回の方が美味しかったかな。
やはり冬が季節ですからね。この季節は冷凍させていたものを使っているそうです。
土鍋ご飯は筍。たっぷりの筍。これも季節ですね。炊き具合もよかったです。
銀座エリアだと二部制にしないとダメなのかな。最後は急いで店を出ました。
日本料理は、訪問する季節が大切なのかな。秋と冬はやはり好みの食材があります。
コースで22000円。前回感動しただけに。。。満足度は高かったのですが、点数かなり下げました。
冬に期待かな。
2017/05/04 更新
2016/12 訪問
自分の五感にフィットした日本料理に出会った日。
銀座一丁目駅近くのビルの地下一階。目立たない看板。ちょっと、うろうろしてしまいました。
最近話題の日本料理店。なかなか予約が取れなくなっているようです。
19時の会のお誘いに感謝。お店はカウンターのみ。常連さんらしき方が多いな~。なんだか緊張します。
しかし、店主の懐の深い接客で心和みました。
初回訪問から常連さんまで、わけへだてなく、そしてカウンターが一体化する雰囲気。
最後にはみんなが仲良く会話して、カウンターのみんなが心打ち解け、食事を終えました。
これも店主って素敵!惚れ!本当に楽しかった。さて、料理ですが、これまたすごかった!
先付からもう虜になりました。盛り付けもすばらしい。お造りなどの料理、盛り付けの創意工夫がありました。
大間の鮪がすごく食感が柔らかい。熟成してあるそうです。
最後の料理は、なんと熊鍋!目の前で店主が鍋を調理してくれます。楽しいトークとともに。
クセがなく美味しい出汁。セリが効いているのかな。ちょっととろみがありました。
〆の土鍋ご飯は、蟹の殻を入れて炊いたそうです。蟹の香りがいい。
「殻って出汁がでるんですよ。蟹身をいれなくても美味しいご飯ができる、私のアイデアです」と店主。
とても美味しく、楽しい時間を過ごさせていただきました。
私には珍しく、次回の予約を入れてしまいました。4月訪問です。
【今回のコース23000円】
先付け:セコガ二・子持ち昆布・ボタン海老・蝦夷鮑・蕪 柚子のジュレで
すごく豪華な先付。柚子が器になっています。柚子の香りがいい。
ほんのりと酸味のある柚子のジュレ。すべてをまぜていただくといいそうです。
子持ち昆布のつぶつぶ感がいい。蟹の季節ですからね。蟹が甘い。
もうこの一品で心奪われました。
お椀:すっぽん・胡麻豆腐
すっぽんの出汁が効いています。あとは利尻昆布の出汁だそうです。
上品さのあるお出汁。胡麻豆腐はもちっと感がありこれも、優しい味。
すっぽんの身もたくさん!ゼラチン質の分部と噛みごたえのあるお肉の分部と。
柴山松葉蟹とあん肝の蒸し寿司
蟹の甲羅の器で。蟹の下には、柔らかいあん肝!
寿司飯は酢を控えてありました。これもまぜませしていただくと美味しい。
お造り:平目・寒ブリ・大間の鮪・烏賊
いぶりがっこと大根おろしを合えたものが添えられていました。
平目はこりこりで甘い~。寒ブリは、藁で軽く炙ってありました。この大根おろしがよく合います。脂がのっている!
鮪は、すごく柔らかい!熟成してあるそうです。
八寸:才巻海老の素揚げ・海老芋の唐揚げ・レンコン・蛸・鴨・
玉子しんじょ・穴子・白和え・小肌とラフランスの和え物など
まずは2人分を大きな器に盛りつけてくれてから、それぞれにとりわけました。
演出がすばらしい!鴨は目の前で焼いてくれて、熱々を出してくれます。
小肌とラフランスって合うんだ!さわやかな和え物です。
海老芋はまわりはカリッと中はねっとりと。
[b:]あんぽ柿のフォアグラ最中
フォアグラがねっとりと。柿の甘さとの相性いいですね。
焼き物:白甘鯛の幽庵焼き
色よく焼かれた甘鯛。上品な味。
しっとりしていました。
鱈の白子とトリュフ
ポン酢ではなく、ほのかに甘いタレで味付けされてありました。
こういう白子の味付け初めてかも。
熊鍋
熊鍋、感動ものでした。あまり熊鍋いただいたことがないのですが、素直に美味しい。。。
上品な熊鍋なのかな?いただいた経験があまりないので。。。熊鍋ファンになりそう。
12月が冬眠したばばりで脂がのっている時期だそうです。
セリとともに。すこしとろみがある出汁が美味しい。クセがないんです。
蟹の土鍋(そのままで・フカヒレあんかけで・すっぽんの出汁の卵とじをかけて)
蟹の甲羅を出汁にした土鍋ご飯。これは店主のアイデアですね。
すごく蟹の風味がします。まずはご飯だけで。蟹身入っているし。。
それからフカヒレのあんかけでいただきます。フカヒレの食感がいい。
これは中華料理からの発想なのかな。店主の引き出しが多すぎ。
それからすっぽんの出汁の卵とじの出汁をかけて。
3度、違う味を堪能しました。
香の物
練り切り
お抹茶
生ビール・日本酒1合
2016年、一年間ありがとうございました。よいお年を。
来年からはゆるりと、レビューしたいと思います。
お香煎
セコガ二・子持ち昆布・ボタン海老・蝦夷鮑・蕪 柚子のジュレで
セコガ二・子持ち昆布・ボタン海老・蝦夷鮑・蕪 柚子のジュレで
お椀:すっぽん・胡麻豆腐
柴山蟹・あん肝の蒸し寿司
お造り:平目・寒ブリ・大間の鮪・烏賊・
あっぷ
八寸
才巻海老の素揚げ・海老芋の唐揚げ・レンコン・蛸・鴨・玉子しんじょ・穴子 など
白和え・小肌とラフランスの和え物
フォアグラモナカ
中身はこんな感じ
焼き物:白甘鯛
鱈の白子とトリュフ
熊鍋
目の前で鍋を作ってくれます
とりわけ
蟹の土鍋ご飯
香の物
まずは、ご飯だけ
フカヒレあんかけ
すっぽんの出汁の卵とじをかけて
生ビール
練り切り
お抹茶
入口
2016/12/31 更新
お誘いいただき、久しぶりのしのはらさん。20時30分からの会です。
蟹を+料金で。かなりの贅沢。でも、目の前で美味しそうな蟹を見たらね。。。
しのはらさんの接客はすばらしい。どのお客さんも居心地がいいんです。
寒い日だったので、まずは白味噌のお椀から。身体が温まる。
雲子の蒸し寿司。雲子が美味しい。これも餡がかかっていました。
お造りの赤貝が激ウマ。お椀はかぶら。ソフトなバチコです。
この歳になるとかぶらの美味しさがわかります。
もろこはよく焼かれていました。皮がパリパリ。骨までいただけました。
八寸で好みだったのが、煮鮑。ほどよい食感と味わいがいい。
定番の絶品最中のあとは海老芋。炊いてから素揚げしてるそうです。
酢飯まで美味しい手巻きのあとは、待っていた蟹。まずは蟹味噌和え。
そして足の部分を焼き蟹に。焼き蟹、久しぶりにいただきました。少しレア焼きで。
甘くて身がぎっしりあまり焼き蟹はいただかないのですが、やっぱり美味しいな。
次はすっぽんのから揚げ。味がしっかりついていて、衣まで美味しい。骨付きです。
そして鍋。青首鴨、猪など。この季節ならではの鍋ですね。スープに深いコクがあります。
あ~美味しい。〆は松葉蟹の土鍋ご飯。まずはそのまま。
そして、次はふかひれの餡明けで。本当に贅沢な夜。
料理だけではなくしのはらさんの接客もすばらしい。とてもすばらしい楽しい夜でした。