4回
2024/09 訪問
再訪・最高
本手打ち盛りそば 神十蕎麦
大阪府大阪市西淀川区姫島5-8-11
最寄駅:阪神福駅
♂️ 徒歩10分
焼き海苔
焼き味噌
大根おろし
白田舎(丸抜き)
黒田舎(玄そば)
extra: 味醂
白龍 初しぼり純米生原酒(福井・吉田酒造)
永平寺白龍 純米辛口(福井・吉田酒造)
Dragon Water 純米吟醸(福井・吉田酒造)
SNS情報
Instagram: @kantokikouticlub
Twitter: @kantosoba
営業時間
火〜日: 11:00〜20:00(売切次第終了)
定休日: 月曜(祝日は営業・翌火曜休み)
喫煙不可
とにかく最高だった。
本来は予約受付のない此方だが、無理を言ってお願いした甲斐があった、と思える至福の時を過ごす事が出来た。
まずなんと、炭の入った焼き海苔箱が出迎えてくれた。
焼き海苔専用の「松榮堂 みやこ炭」を使用して、いつまでも海苔をパリパリに保ってくれる心遣いが堪らない。
そのお供となったのは、白龍純米生原酒。
精米歩合70%のしっかり目な初しぼりからスタート。
続く蕎麦前は、前訪時にも頂いた焼き味噌。
5種の味噌をブレンドし、白龍(日本酒)と味醂で伸ばしたモノで、今回はその味醂をストレートで味見。
プリンに直掛けしても何の違和感も感じさせない、メイプルシロップのような濃厚な甘みで、日本酒よりも価格が高いのだそう。
ここで白龍純米辛口へ移行。
初しぼり同様に精米歩合70%の、スッキリとした味わい。
続いて登場したのが大根おろし。
味噌の重厚感をリセットする役割を担い、ようやくこれで蕎麦の出番となった。
蕎麦のお供には、精米歩合55%のDragon Water。
フルーティでスルッとしたオレ好みの味だ。
白田舎からスタートさせ、黒田舎で着地。
2つ食べてしまうのは必然で、味比べではなく宿命。
3種の塩と関東風の蕎麦つゆで堪能した後、蕎麦を茹でた後の「本物の蕎麦湯」で余韻に浸る。
大満足で店を出て、ふと空を見上げたら綺麗な満月が煌めいていた。
ご馳走様でした
2024/10/02 更新
2024/08 訪問
㊗️名店の移転・復活
本手打ち盛りそば 神十蕎麦
大阪府大阪市西淀川区姫島5-8-11
最寄駅:阪神福駅
♂️ 徒歩10分
永平寺 白龍 純米大吟醸(福井・吉田酒造)
焼き味噌
白田舎(丸抜き)
黒田舎(玄そば)
SNS情報
Instagram: @shenshiqiaomai
Twitter: @kantosoba
営業時間
火〜日: 11:00〜20:00(売切次第終了)
定休日: 月曜(祝日は営業・翌火曜休み)
喫煙不可
姫島にあった神十蕎麦(かんとそば)が、阪神福町駅から少し離れた姫島通り沿いに、2024年春に移転していた。
「神十生粉打ち倶楽部」という蕎麦打ち教室も併設し、二毛作の営業形態となっている。
盛りそば専門店なので、メニューは蕎麦2種とアルコール類のみという潔さ。
蕎麦粉は福井県のカガセイフン製を使用。
2種ある白田舎・黒田舎というメニューは、同じ十割蕎麦ながら蕎麦粉の違いで、異なる香り・風味を楽しめる事が出来る。
蕎麦汁・山葵は付くものの、店主さんは「高知県産の塩」「ドイツの岩塩」「スプレータイプの塩」で食べて、蕎麦の風味を楽しんでもらいたいのだそう。
蕎麦を頂く前に、折角なので日本酒も飲もうと、チョイスしたのは「永平寺 白龍 純米大吟醸」。
福井県の吉田酒造という、地元のみでしか流通していない貴重なモノ。
わざわざ福井まで足を運んで仕入れているのだそう。
そのアテとしてお願いした焼き味噌は、5種の味噌をブレンドし、その白龍と味醂で伸ばした採算度外視の逸品。
〆の蕎麦湯も抜かりなく、ストレートでも味わえるように、新たな蕎麦猪口と一緒に提供される。
細部まで拘り、真摯に味のみを追究した超優良店。
ご馳走様でした
2024/08/25 更新
ツマミ: 海鮮めかぶ豆腐(白身魚・めかぶ・いか・つぶ貝・えび・いくら)
ツマミ: 漬けさば(炙り)
黒田舎
九頭竜の夜明け 吉峰蔵(福井・吉田酒造)
九頭竜の夜明け 北島蔵(福井・吉田酒造)
SNS情報
Instagram: @kantokikouticlub
X: @kantosoba
営業時間
火〜日: 11:00〜14:00(売切次第終了)
定休日: 月曜(祝日は営業・翌火曜休み)
喫煙不可
姫島通りにひっそりとある此処 神十蕎麦は、福井県産蕎麦・酒に拘った蕎麦粉100%で打った十割蕎麦専門店。
カガセイフンという、福井県の無農薬原料を使用した石臼挽きの製粉会社のモノを使用。
メニューは、丸抜きを粗挽きにした「白田舎」と、玄そばを粗挽きにした「黒田舎」の2種類。
どちらも十割蕎麦とは思えぬ極細切りで、茹で時間はなんと僅か10秒。
氷水で一気に冷やし、1度目に笊・2度目は竹ざるでしっかりと水切りする。
この工程に店主は力を入れる。
蕎麦の食べ方は、5つの提案が用意されている。
①そのまま
②蕎麦つゆ&山葵
③ 高知県産の塩
④ ドイツの岩塩
⑤ スプレータイプの塩
拘った蕎麦の味を感じるには、是非③④⑤の塩のみを試みて欲しい。
一度塩にハマると、蕎麦つゆは不要と思える程に抜けられなくなる。
神十蕎麦が福井県産に拘るのは蕎麦粉だけではなく、日本酒も福井県産のモノ、しかも福井県にある吉田酒造のモノを品揃えしている。
吉田酒造もまた、福井県永平寺産の酒米のみを使用する、という拘りの酒造会社。
その極上なお酒には、現在「あて」が4種類用意されている。
これまで裏メニューとして存在していたが、先日来定番メニューで公表された。
焼き海苔は焼き海苔箱を使用し、焼き海苔専用の炭でパリパリ感と風味をキープ。
焼き味噌は5種の味噌をブレンドし、白龍(日本酒)と味醂で伸ばし、木製のしゃもじに載せて焼いたモノ。
因みにあてと酒のみ、という利用は出来ないので、〆に必ず蕎麦を食すべし。
蕎麦の後には本物の蕎麦湯。
昨今「蕎麦湯用」に用意されたものが提供される店もあるが、此方は自分が食べた蕎麦を茹でた湯が、新たな蕎麦猪口・薬味としてのカイワレと共に提供される。
敢えて蕎麦つゆで割らず、ストレートで蕎麦湯を飲むと、他店との違いがよく分かるだろう。
そんな神十蕎麦、それはまだ流行っていない。
今がチャンス。
ご馳走様でした