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夜の点数:4.1
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.8
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.8
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| 雰囲気4.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
1,000円以下でこの内容、この味はあり得ない
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2019/03/18 更新
2019年3月17日17時半ころ利用
3月17日は19時から東京ドームで開催される、日本ハムvsMLBアスレチックスとの親善試合を観戦しますが、日中は青春18きっぷで外房・内房線と一周してきました。恐らく15年ぶりくらいじゃないかと、春の陽気で菜の花が咲き暑いくらいでした。しかし東京に入ると日も陰って寒くなってきましたね。朝は8時にしっかり食べ、道中も間食をしていたのと昼食に入るタイミングを失っていたので腹も減ってきた。最初はどこかで飲んでから東京ドームにと思ったのですが、ふと「金子半之助」のことを思い出した。なにかで店の存在を知り、一度行ってみたいと思っていたので今日がそのタイミングでしょう。総武線の新日本橋駅を降りて歩くこと数分、16時半すこし前に着きますと店の前に来ると夕食には早い時間なのに結構な行列です。といっても20人くらいかな。私は並んでまで食事するのが嫌な人間ですけど今日ばかりは別です。窓の向こうには厨房で天ぷらを必死に揚げている職人が見え、周囲にはゴマ油の香ばしい香りが立ち込めています。最近大衆的な店で天ぷらを食べると揚げる職人が中国人とかでがっかりしちゃうんですが、見たところそういうこともなさそうで期待は上がります。結局50分ほど並んで入店、2階のボックス席で相席となります。向かいには私より少し上くらいのお母さんと娘さんの2人。大学生くらいかな?マスクをしていたが食事なので取るとかわいいじゃないか!マスクで隠すのは勿体ないと思いますよ。
卓上には小皿と黒豆が入った湯飲み、ポットと漬物が入った大きめの鉢が2つ。漬物はガリごぼうがさっぱりして美味しかったが、向かいの母娘は「なにこれ」とか言っている。物を知らないのかも。黒豆茶はさっぱりして美味しいが、できれば最初の一杯目は店員が持ってきてほしかった。完全セルフなのはこういう店でサービス的に落ちるような安っぽく感じてしまう。
程なくして注文の天丼と味噌汁が届きます。メニューが天丼一種類というのは潔いと言いましょうか、よそなら「かき揚げ」「野菜」「海老たっぷり」「アナゴ一本揚げ」などと何種類も用意するでしょうが自身の表れなのでしょう。それにこの一杯にすべて収まっていますものね。海老が2本、イカと小柱のかき揚げ、海苔、獅子唐、半熟卵とオールスター勢ぞろいという感じ。もちろんゴマ油で揚げた香ばしい香りがして江戸前の天ぷらもたまにはいいよね。揚がり具合も丁度良くサクサクな中にも具にはしっとり感が残っていて、これが980円なのは驚異的ですよ。この価格帯でよそなら中国人が揚げた天ぷらというより衣がぼてっと付いたフリッターのようなものを出されたこともあるし、アナゴの天ぷらだって似たようなサイズで1,280円取られた漁港近くの食堂もあるし、ましては地代の高い日本橋だからねココ。ただしもう少しタレがかかっていたらいいかなと思ったら卓上に用意ありました。少しアナゴにかけておきます。黒七味もあって風味が出ますね。
で周囲を見れば日本橋だね、私のような普通の恰好が半分、残り半分は妙に着飾った「セレブもどき」と言いましょうか、会話がどうも鼻につくようなことばかり言っている夫婦がいるし、天丼の何たるかを解説している御仁もいれば「ここは食べログで3.59だから旨いんだ」と力説する人。ああ嫌だ、こういう人たちって。最後は自分の舌や勘を頼りにできないのでしょうね。もっとも向かいの母娘は黒七味をふりかけて「なんで”ゆかり”が出てくるの」だって。やっぱり何も知らないんだなあ。とはいえ真向いの席のかわいい女の子と時々目が合うとドキドキしちゃうわ…。
店を出ると17時55分、試合は19時からなので丁度いい時間になった。