レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2013/06訪問 2013/06/06
まとのさんにお邪魔するのは今回で3度目。
建仁寺近くにお店を構えていたころに初めて伺ったのですが
1万円以下のコースで大満足しましたので、
こちら高台寺に移転されてしばらくしてまた伺ってみました。
その時は1万円を超えるコースしかなく、
内容が以前より落ちたような・・という印象でした。
ただ、お店の雰囲気、女将さんの接客などは落ち着いて食事を楽しむのには十分でしたので
今回も寄らせていただきました。
3日前ほどに電話で予約したのですが、OKとのこと。
以前にはなかった(と思う)1万円のコースがありました。(もう一つのコースも1万2千円のコースです)
今回は1万円のコースをお願いしました。
お店の場所は、はじめて伺う場合はちょっとわかりづらいと思います。
坂の上ホテルさんのある小路にあるのですが、「まとの」と書かれた雪洞が置かれた狭い入り口を入ると、
いい感じの石畳の細い通路がお店の引き戸までつながっています。
細い通路の真ん中くらいまで来た時に、戸が開いて、女将さんが挨拶をしてくれました。すごいタイミングです。
玄関で靴を脱ぐと、廊下を進み突き当りの奥の部屋に通されました。前回と同じ部屋です。
畳にテーブルという個室、奥に中庭が眺められ、とても静かで、落ち着けます。
まとのさんは基本個室かカウンターですが、調理している様子は見えません。
なので、料理を作られてる雰囲気を楽しんだり、調理人の方と話したりといったライブ感を求める方には不向きかも。
部屋を眺めながらほっとしていると
「ようこそいらっしゃました」と女将さんが絞りを持ってきてくれ、
改めてにこやかにあいさつしてくれました。
飲み物のメニューを渡されたので、まずはビールを注文。
お料理の内容は以下の通り
・先付:うにとジュンサイとすりおろしたオクラの酢の物
さっぱりとしたお味。ジュンサイの歯ごたえと、うにのまろやかさが楽しめます。
オクラをすりおろすとこんなふうになるのね、と新しい発見がうれしい一品。
・八寸:甘ガレイの寿司、白和え、自家製カラスミのあぶり、ソラマメ、みょうがの漬物、沢?ガニの蒸し揚げ
白和えにはうどなどいろんな材料が入っていました。カニは蒸してから揚げてあるということで香ばしいけど食べやすかったです。
そして絶品だったのは自家製のカラスミ。これで日本酒、最高ですね。
一つ一つはとっても小さいお料理ですが、手が込んでいるなぁ、って思います。
和食の良さを感じます。
・椀物:はも、とうがん、ごぼう、ヨモギもち、あしらいに花柚子
お出汁の味つけはかなり薄めでした。でも、そのほうがはもの美味しさを味わえるかな。
くず粉を使ったヨモギもちがほろほろと崩れてしまうので、お出汁と一緒に飲むように食べることになります。。
花柚子ってはじめていただいたけど、小さくてもレモンのような香りがして
柑橘系が花をつけるこの季節を感じました。
・刺身:こち、鯛の松皮つくり、ヒラマサの焼き霜、アオリイカ
どれも新鮮でおいしかったですが、焼き霜が特に美味しいです。ひと手間が食材を美味しくしますね~。
お刺身の上に載っていた1cm角の昆布のようなあしらいは、水前寺海苔というものでした。
はじめての食材、サクッという不思議な食感でした。
・焼き物:琵琶湖の鱒と鮎の焼き物
・その後1品(失念)
・炊き合わせ:鴨の治部煮風、さといも、湯葉巻き、近江こんにゃくなどが入っていました。
こちらはしっかりしたお味の焚き物。美味しかったです。
・揚げ物:まぐろの磯部揚げ、魚の大葉巻き、もおろこし、うど、きぬさや、万願寺唐辛子
藻塩でいただきます。
・酢の物:鯛の子のにこごり、青瓜、いさだ(小魚)の卯の花和え
・ご飯(ヒラメ、三つ葉、新生姜の炊き込みごはん)、漬物、お味噌汁
ご飯はかなりカリカリに炊いた炊き込みごはん、ヒラメの脂を感じます。
お釜を部屋まで持ってきてくれ、食べきれない分はおにぎりにしてお土産にしてくれました。
・デザート:黄な粉のアイス、大葉のシャーベット、羊羹、甘夏ゼリー、メロン
以前もいただきましたが、大葉のシャーベットが絶品です。羊羹も大徳寺納豆が入っている複雑な風味のものです。
八寸のあたりから日本酒をいただきました。
せっかくなら京都のものを・・と、そしてあとはくどき上手をいただきました。合計3合。
お酒の種類はちょっと少なめ、価格もお高めですね。
以上、二人で25930円です。リーズナブルですよね。
お料理は派手さはありませんが、季節感の感じられる食材で丁寧に作られたもので、
ゆったり落ち着いた空間で美味しくいただけました。
女将さんの接客も、私たちが話しているときは必要最小限に、
でも、食材のことなど尋ねると、いろいろと教えてくれたりして
気遣いの心地よい接客でした。
私の中では、「京都の夜の楽しみにまとのさん復活!」です。
帰り際は、ご主人と女将さんがお二人で見送ってくれました。
お土産にしてもらった炊き込みご飯は俵型に握られていて
だし巻き卵が二切れ添えられていました。
ごちそうさまでした。大満足の京都の夕べでした。
3位
1回
2013/08訪問 2013/08/29
大変おいしゅうございました、としか言いようがない感動のお料理!特に美しく美味しい刺し盛りに大感激!
*** 再訪は「肉」祭り! 2013.8再訪 ***
息子の誕生日を控え、単身赴任中の旦那(大蔵大臣)がいるうちに「どこかに食事でも」
ということで、私のオシ店、獺祭さんに伺いました。(企て、大成功!)
2日前の予約でしたが、17時からテーブル席が取れました。
今回いただいたお料理は以下の通り。
大学生の息子&魚介が少々苦手な旦那がいたので、「肉」率が高いです。
・お通し
・モヤシのナムル
・セロリの浅漬け
・手羽先揚げ 3本
・お刺身盛り合わせ
・牛ササミ(A5)の溶岩プレート焼き
・砂肝と長芋のから揚げ
・トマトと水ナスのサラダ
・ハツのバター焼き
・ゴールデンポークの溶岩プレート焼き
・焼きアナゴの土鍋ごはん
・薬味追加
・桃のシャーベット
いただいたお酒は
・ビール
・獺祭39
・獺祭スパークリング
・獺祭45
・マンゴー梅酒
食いも食ったり飲みも飲んだりで3人で22000円でした。
お刺身も美味しく、豚や牛の焼き物も美味しかったですが・・
今回、特に私が気に入ったのは、実は、お通し。
グラスに温泉卵に出汁と出汁のジュレをのせ、トビコやシラスをあしらったものでした。
これだけで素敵な一品。家でも作りたくなるようなヒトシナでした。
あとは焼きアナゴの土鍋ご飯。
薬味やだしを加えて、ひつまぶしのようにいただきましたが
アナゴなので、ウナギよりあっさりした感じでした。
焼いてあるので香ばしい香りがしてとてお美味しかったです。
ハツのバター焼きも、肉の上に載せてあるバターを火のついた炭で炙ってバターを溶かす
などという演出を目の前でしてくれます。
こういうところは、居酒屋さんの域を超えてるような気がします。
大人は満足でしたが、一応誕生お祝いの主役である息子の感想は・・
「美味しかったけど、味が濃かった」でした。
確かにお酒のつまみとしてのお料理なので、
お酒を飲まない息子にはちょっと味が濃いのかなぁ。。
相変わらず混んでいるお店。
何度か飛び込みのお客さんが来店してましたが、皆さん入れませんでした。
予約は必須だと思います。
2時間制なのも混んでいるから、ですね。
***
マイレビュアーの方々も絶賛する藤沢の名店「獺祭」さんにようやく行けました。
前々日に電話したら、17時からでしたら席が用意できるとのこと。
迷わず予約しました。本当に人気店ですね。
当日はおやつを抜いてお店にGO!
しっかし、17時・・まだ明るいよ。
店内は先客が一組。
私と連れはカウンター一番奥に通されます。
まずは琥珀エビスを2つ注文。
2時間だけなので、お料理は前倒しで一気に注文しました。
・まだらの白子ポン酢
・松島産生牡蠣ポン酢
・セロリの浅漬けごま風味
・手羽先唐揚げ 2つ
・刺し盛り
・金目鯛の土鍋ごはん
まずはお通し
刻んだ水菜やシソなどの上に揚げた白身魚が数切れのっていて、サラダ風にしあげたもの。
白身魚の唐揚げがアツアツで美味しく、これだけでも立派なお料理のような。。
そしてお次はセロリの浅漬け。
シャキシャキと美味しく、塩加減もばっちり。箸休めにうってつけです。
そしてすぐに手羽先唐揚げが運ばれてきました。
こちらはしっかりした味付け、粗挽きの黒こしょうの香りとピリピリとした辛さが効いていて
揚げたてアツアツ、ビールにあいます。
唐揚げを食べ終わったころ生牡蠣ポン酢が運ばれてきました。
この料理を出されるタイミング(お味ももちろんそうですが)も「居酒屋」というくくりではなく、料理割烹というべきかも。。
松島産の生牡蠣・・東日本大震災以降はあまり見なかったので、東北復興の気持ちを込めて頼んだのですが・・
小粒ながら海の香りがばっちり・・美味しかったです。
この辺りでビールも終わり、生牡蠣には日本酒でしょ・・ということで
獺祭23おりがらみと獺祭39をいただきました。
獺祭はワイングラスで出てくるんですね・・香りがよくわかります。。
私はとろりとした獺祭39を・・上質な白ワインのように甘くふくよかでした。美味し~!
そして刺し盛り登場。
見た目の美しさにまずノックアウト!
マイクロトマトや透明な海藻を使ったモダンな盛り付けです。
お魚の種類は
クルマエビ、ブリ、いさき、さわら、鯛、ひらめ、金目、うに
それぞれ2切れずつ乗っています。
金目と鰆は皮目があぶってあり、それがまた口に入れたときにふわっと顔ってただのお刺身よりも
断然おいしいような気がしました。ひと手間が料理を美味しくさせていますね。感激。
クルマエビもさっと火が入っていて、美味しかったです。
うにはちょっととろとろしてたかな。。。(私はウニが苦手なので、そう感じたのかもしれません)
こんなに見た目も美しくて、一切れ一切れのお刺身の美味しさに感動しつついただいた刺し盛りはないかもしれません。
ちなみに、お刺身の漬け醤油も普通の醤油ではないような気がしました。
色は薄めですが、塩味は十分に、そして甘みがあります。
黙々と美味しい料理を作るご主人の横顔を見ると、「これも自家製?」と思ってしまいますね。
刺し盛りの間に、獺祭生生48と獺祭50を注文。
連れが頼んだ生生48.一口味見しましたが、とっても美味しかったです。
そのあと、白子ポン酢が登場。
白子は見た目からして明らかに新鮮なものとわかります。
口に入れるとじゅわ~と白子のうまみが広がります・・美味しい~
そしていよいよ土鍋ごはんの登場です。
土鍋が目の前に運ばれてきて、10分蒸らして中身をちょっと見せてくれます。
一端店員の方が土鍋を引き上げて、骨をすべてとってきてくれます。
そしてまたカウンターの上に土鍋登場、店員さんが蓋をあけてくれ、お茶碗によそってくれました。
いい香りです。
一口頬張ると、塩味は結構しっかり目、思いのほか脂っぽい(いい意味で)って思いました。
自分でも鯛めしはよくやるのですが、こんなに脂っぽくなりません。
やはり金目鯛は脂がのっているんですね。。でも、その脂が鍋底で焦げていい風味がご飯についています。
とっても美味しい。
量も結構あります。一人一杯半ずつ食べてもまだ1杯分くらい余りました。。
「持ち帰りもできますから」と言ってくださったので、
熱いお茶を運んできてくれた店員さんにお願いして、おみやにしてもらいました。
(ちなみにおみやの土鍋ごはんを食した息子「美味い!今度連れてって!」って言ってました・・)
とにかく、料理が美味しくて感激。獺祭の種類も豊富、その美味しさもよく味絵わえます。
入店後1時間で店内はほぼ満席でしたが、お料理のタイミングもよく、接客もよく、
本当に素敵なお店だと思いました。。
人気店でなかなか予約は取れませんが、また是非伺いたいです。
ごちそうさまでした。
4位
1回
2013/09訪問 2013/11/26
前日に予約の電話をいれたのですが、
カウンターなら席が取れるとのこと、
そして
「当日は、混雑しているので、お料理を提供するまでお時間がかかるかもしれません」
と丁寧で恐縮した口調で伝えられましたが、
それでもいいということで、お願いしました。
当日、友人と二人で19時半頃にお邪魔しました。
店内に入ると、もうカウンター4席が空いているだけ。
テーブルもお座敷も人でいっぱいです。
カウンターに座って、まずはビールを注文。
生シラスのお通しともにビールがやってきました。
そして、手書きのメニューよりお料理を頼みました。
いただいたお料理は以下の通り。
・カツオの薬味和え
カツオの刺身を葱やみょうがといった薬味であえてあり
だし醤油で味付けしている食べやすく美味しい一品でした。
このあたりから日本酒に~
・さんま塩焼き
今シーズン初サンマでした。
焼き加減も最高で文句なしに美味しい!
日本酒が進みます。
・冷奴
最初に出てくるかとおもったら、
中盤に出てきました。
白いねぎ、おろし生姜と削り節がかかっていた定番もの。
・鯖のから揚げ
表面がカリッとしてて、しっかり味がついていて
つまみとして本当に美味しかったです。
・ごぼうとしめじの牛筋の旨煮(正式名失念)
こちらも美味しかった~。
ごぼうの香りと食感が活きていて、
味付けも少し辛みがあり、お酒がまたまた進みます。
・焼きナスのお浸し
柔らかい、というより、適度に歯ごたえのある焼きナスでした。
もう少し柔らかいほうが私は好みだったかな。
ビールの後は日本酒。一合ずつ頼んで、カウンター前のお猪口群から
好きなお猪口を選んでいただけます。
これも楽しい。
いただいたお酒は
・天青 (熊沢酒造さんのお酒から開始~)
・昇龍蓬莱 冷おろし (酸味有でフレッシュ)
・酔龍
・喜久酔 (甘旨)
どれも美味しかったけど、この日は喜久酔が一番気に入りました~。
「料理の提供にはお時間がかかるかも・・」といわれたのですが、
友人とのんびり話がながらいただくにはちょうどいい間隔でした。
何より、黙々とお料理を作るご主人と、
丁寧な接客で注文を受け、お酒やお料理を懸命に運んでいる奥さまと若い店員さんお二人の
姿をカウンター越しに見てたら、そんなことは気になりません。
そして、それは他のお客さんも同じようで、
「すみませ~ん」なんて大声で店員さんを呼びつけるようなお客さんは誰一人もいなくて、
皆さん注文されるときは代表の方がカウンター近くまでやってきて
「すみません、これとこれお願いします」
なんて頼んでいました。
そんな優しい気持ちに満ち満ちた店内で美味しいお料理をいただいて
お腹も気持ちも温かくなり、大満足の一夜でした。
ごちそうさまでした。
素敵なお店でした。
5位
1回
2013/10訪問 2013/10/31
なんとか200件レビューです。
(ここまで来れたのも、マイレビュアーさんとの楽しいレビューコミュニケーションのおかげです、ありがとうございます)
ということで、200件レビューには大好きなジョエル・ロブションのお店を選びました。
ロブションの料理本は、壇密さんの写真集と同じくらい、私にとって目の保養になり
ぺらぺら眺めるのが楽しみでした。
お隣のブーランジェリーでは何度かパンを購入してるのですが、
ラトリエ・デュ・ジョエルロブションははじめて。
こちらでは、ロブションのお料理を気軽にいただけるとのことなので伺いました。
平日の13時半頃。
赤と黒を基調としたモダンな店内、長いカウンターは半分くらい埋まっています。
一人だと告げると、カウンターに案内されました。
長いカウンターのそれぞれのセグメントごとにサービスの担当者が決まっているようです。
カウンターに座ると、メニューが渡されます。
ランチタイムのメニューは下記のプリフィクスタイプと、
シェフのスペシャルメニュー6500円、そしてワンプレートランチ(平日限定、数量限定)1800円があります。
MENU A (3900円)アミューズ・ブッシュ、前菜、主菜、デセール、飲み物
MENU B (2950円)アミューズ・ブッシュ、前菜、主菜、飲み物
MENU C (2950円)アミューズ・ブッシュ、主菜、デセール、飲み物
私は前菜とメインが選べるMENU Bをお願いしました。サービス料が10%かかります。
前菜として選んだのは
「マイワシのマリネ プロヴァンサル仕立て」
メインは
「仔羊のコンフィにアリッサを効かせて」
を選択。
せっかくですから、赤のグラスワイン(チリのカルメネール)をいただきました。
最初にアミューズとして、リエットのクロスティーヌが提供されます。
普通に美味しい・・ワインに合いますね。
そして、パンがやってきます。併設されたブーランジェリーで扱っているパンです。
パンは全粒粉のミニバケット、酸味のあるミニブール、ミルク風味のパンです。
どれも美味しいけど、食事にはミニバゲットかミニブールが合うかな。
そして、前菜のイワシのマリネ・・
カリッと焼かれたライ麦パンのミルフィーユに鰯のマリネや野菜が挟まれています。
立体的で「きれい~」と嬉しくなるビジュアルです。
鰯は肉厚で食べ応え有り、美味しいです。
ドライミニトマトが甘くて、味としても彩でもいいアクセント。
一番下にマッシュポテトが敷かれています。
私はケイパーがあまり好きではないのですが、このケイパーは小粒で美味しかったです。
そして、メインの仔羊コンフィ 。
トマトソースにクミンの風味が効いていて、ちょっとピリ辛。そして 香草パン粉が乗っています。
ひよこ豆のピュレが敷かれています。
仔羊は柔らかく、ホロホロと崩れる感じ。ほんのり羊臭がします。
この羊臭と、クミンの効いたトマトソース、ひよこ豆・・なんだかトルコ料理を食べている気になりました。
しかも付け合わせが、豆もやしとレーズンをターメリック風味のドレッシングであえたもの。
モロッコインゲンがのっていて、こちらも彩りが美しいです。
本当にアジアンなスパイスづかいが面白いですね。
家に帰ってから「アリッサ」をググってみたのですが、
中近東やアフリカでよく使われる辛み調味料らしく、クミン、コリアンダー、ニンニク、カイエンヌペッパーを
オリーブオイルで混ぜたような調味料とのこと。なるほど。。
飲み物はコーヒーをいただきました。これは普通でした。
ごちそうさまでした!
料理の見た目も、味も、お店の雰囲気も、とても楽しめました。
サービスもつかず離れずで良かったです。
一人でフレンチだと、間をもてあましそうですが、
こちらはオープンカウンターになっており、カウンターの奥の方での調理の様子など
人がきびきび動く様子を眺めているだけで楽しく時間が過ごせます。
一人でも十分楽しめると思います。
いいなぁ、ここ。
気軽にロブションのランチが味わえて気に入りました。
メニュー替わりに合わせて定期的に来てみたいです^^v
6位
1回
2013/07訪問 2013/08/01
スリランカ風カレーとトマトシチューが美味しい、大好きなお店です!
関内で仕事をしていた頃、遅いお昼で良く寄りました。
カレーやシチューが美味しい、大好きなお店です。
新しくできたMarkisを覗いてみようと思い、その前に2年ぶりに寄ってみました。
桜木町から動物園通りを歩いて坂を登って行きますと、
野毛坂の交差点あたりでふわんとカレーの香りが漂ってきます。
お、やってるやってる(^-^)
お店は清潔感のあるカフェのような内装。
女性一人でも入りやすいです。
平日の11:30くらい、店内には窓際に女性の一人客のみでした。
私は壁際の2人テーブル席に座りました。
ちなみにその10分後には店内満席になりました^^;
メニューをみます。
ランチは通常よりちょっとお得に食べられます。
以前にはなかったグリーンカレー、レッドカレーなんかもあります。
迷いましたが、久々なので私の中ではスタンダードの
・ローストチキンカレー、スリランカ風 980円
を注文。(ちなみにランチ時は普通よりお値段がお安くなります)
ご飯300gまで無料で選べますが、150gでお願いしました。
辛さも選べます。普通より少し辛めでお願いしました。
しばらくすると、サラダが運ばれてきます。
サラダにはかなり酸味のある刻んだパプリカ入りのドレッシングがかかっています。
好みでコショウを自分で挽いて食べます。
以前はポテトサラダが乗っていたので、ポテサラないのか、って思って食べていたら、
下からポテトサラダが出てきました。(ちょっとうれしい・笑)
ポテサラはほんのりカレー色をしています。
そして、カレーが到着。多分オーブンにいれて仕上げるのでしょう、熱々です。
ご飯がやってきます。パセリが乗っている・・以前はローストオニオンだったけど。
店員さんが「ライスが少なかったら足しますのでおっしゃってくださいね」と添えてくれます。
「ありがとうございます」と答えつつも、(大丈夫、こちらのカレーはご飯なくても飲めますから)と思う^^。。
まずはカレーだけ一口。
玉ねぎと生姜といろんなスパイスの香りが広がって辛さもストレートにやってきます。
うーん、美味しい!!!
前はレンコンとか人参とか野菜も入っていたけど、
今は一口大のローストされた鶏肉と落とし卵、なぜかお麩、
そしてガルバンゾなど豆類がチョッピリ入っていました。
何がスリランカ風なんだろう、と思うのですが、
スパイスやら豆たちが入っているこの粒粒した感じがスリランカ風なのかなぁ、なんて勝手に推測。
(以前、恵比寿でスリランカカレーを食べたときはスパイスの粒が歯にいっぱいはさがりました)
とにかく美味しい!
やっぱ、ここのカレー好きだわ。
お肉もごろごろだし、ご飯は150gでも十分満足でした。
食べ終わると、辛くて、ジワリと汗が出てきましたが、
ちょうど女性のおひとりさまのお客さんが入ってきたので
ゆっくりすることなく、店を出ました。
やはりお昼時は平日といえども混雑しますね。
通し営業ですので14時過ぎがねらい目かも・・以前はとってものんびりできましたよ。
写真の8枚目以降は、2011年時のものです。
ハンバーグトマトシチュー、酸味があってとっても美味しいです。寒い冬に食べたくなります。
ハンバーグもかなり食べ応えあります。
バターマサラカレーはトマト風味のマイルドな感じ。辛さの刺激は少ないですが、これも美味しいです。
写真はないけど、グラタンも食べたことがあります。
こちらもちょっとカレー風味なので、ホワイトソースのグラタンを期待するとちょっと当てが外れます。
カレーやシチューが美味しいのはもちろんですが、
こちらのお店は小さいながらもとても清潔感があり、お店の方の対応もとても丁寧です。
出される料理も派手さはないけど、どれもきちんとしてて清潔感があって、好感度が持てます。
これからも通いたい大好きなお店の一つです^^v
7位
1回
2014/08訪問 2014/12/14
トマトソース、野菜、パスタが美味しい、ホスピタリティ溢れるお店
++ 2014.9 夜再訪 ++
友人と二人で久々に夜の再訪です。(写真は最初の15枚)
いただいたお料理は
・鶏レバーのテリーヌ フォンダン仕立て
・前菜盛り合わせ
・ジンダ(豆鯵)のフリット
・ウニのクリームスパゲッティ(ハーフ)
・メトウダイと湘南野菜のアーリオオーリオリングイネ(ハーフ)
この中で、一番気に入ったのは鶏レバーのテリーヌです。
もうふわふわトロトロ、レバーって熱を入れると黒っぽくなるのですが
こちらはピンク色でフレッシュな見た目なんです。
次の日、自分でも試作してみましたが、こちらのようには仕上がらず・・本当にこれは「美味しかった。
もう一度、これを食べに伺いたいくらいです。
豆鯵のフリットもカリカリで、適度な塩加減が美味しく、お酒が進みます
友人と「日本酒ほし~」って行ってました。
パスタは期待しすぎたか・・ウニクリームがイマイチ。ま、美味しいんですけどね。
ハーフポーションがあるのがありがたく、二人でもいろんなものを楽しめました。
飲み物は最初に生ビールを、そしてシチリアの自然派ワインをボトルでいただきました。
これで12000円弱。相変わらずCP高く、美味しく、満足度の高いお店です。
ごちそうさまでした!
++
はじめての伺ったのは平日夜でした。
西鎌倉から歩くと10分弱くらいでしょうか・・最初なので「こっちかな」なんて思いつつ歩くので結構長くかかったような気がします。
お店に入るとすでに3つのテーブルにお客様が。
調理を担当されていた男性が、私たちに気が付いて、
2人用の窓際のテーブルに案内してくれました。
まずはビールを注文^^v
夜は黒板メニュー、手元の今日のおすすめメニューのアラカルト料理になります。
美味しそうなメニューが並びます。
メニューの中にはハーフサイズでお願いできるものもあります。
パスタはレギュラーだと乾麺80gらしいです。
いただいたのは
お料理は
・本日の鮮魚のからすみ風サラダ
・しこイワシのフリット
・イイダコのトマトソース煮
・牡蠣と浜松産青のりとトマトのアーリオオーリオリングイネ
(すべてレギュラーサイズ)
飲み物、お酒は
・最初に生ビール×2
・白ワインボトル 1本
・追加でハウスワイン カラフェ
・食後にカプチーノとエスプレッソ
まず、ビール、そしてしばらくして本日の鮮魚のサラダが運ばれてきました。
白身魚は鯛のようでした。歯ごたえがあり、普通に美味しいです。
おろしたカラスミがぱらぱらと全体的にかかっています。
もう少しカラスミの風味がしたらなぁ。。なんて我儘なこと思ってしまいました。
調理担当の男性2人が交互に料理を運んでいます。
一人の男性のかたにボトルワインをお願いしたら、在庫があるかどうか確かめてきますね、
といって奥に・・
新しいお客さんも入ってきて、店内も結構混雑しているので大変そうで、ちょっと気が引けます・・
頼んだワインも無事開栓され、しこいわしのフリットが運ばれてきました。
量の多さにびっくり!ハーフサイズでよかったかな・汗
でも、揚げたてアツアツのしこいわしはやわらかくてとても美味しかったです。
ワインが進みます。
そしてイイダコのトマトソース煮が運ばれてきました。
アツアツのトマトソースで煮込まれたイイダコ、パンが添えられています。
あまりに美味しそうで、すぐに食べてしまったため、写真を撮り損ねてしまいました。笑
トマトソースがまろやかで美味しいと思いました。。
このころから、接客担当のマダムが登場し、私たちのテーブルを広げてくれたり、
荷物を置くための籠をもう一つ用意してくれたり
メニューについてもいろいろ聞けるようになり、サービスが格段に良くなり、居心地も倍増しました。
ここで、パスタと白ワインをカラフェで注文。
しばらくするとパスタ登場。
ぷりぷりの牡蠣がごろごろ、青のりの風味もよくって、トマトの酸味&旨みもあって、
しっかりした歯ごたえのリングイネに負けないいい味です。
パスタの湯で具合とソースの味が本当に絶妙です。
とっても美味しかったです。
最後にカプチーノをいただいて、大満足。
大変おいしいディナーでした。
+++
2回目におじゃましたのは平日のランチ、予約してなかったけど一人で飛び込みで。
車で行ったので、車を停めてお店の前まで行くと、
お店の前のりそな銀行隣のコインパーキングを利用してくださいと書いてありましたので
そちらに車を停めました。
13時半くらいでしたが、お店は満席のようです。
でも、5分ほどで入店できました。
ランチBセットを注文。
・前菜の盛り合わせ
・ズワイガニとカリフラワーのクリームソースペンネ サフラン風味
・エスプレッソ
を選びました。
前菜の盛り合わせは、
ブロッコリーのポタージュ、カプレーゼ、生ハムのムースバケット添え、フリッタータ、しこイワシのエスカベージュ、カポナータ
です。
ブロッコリーのポタージュが野菜の風味満点でとっても美味しかったです。
こちらの前菜・・ワインが飲みたくなります。量的にもこの前菜だけでグラス2杯はイけそうです・笑
今回は車なので断念・・次回は徒歩で来なければ。
パスタはトマトソースを選びたかったのですが、カニ+サフランの魅力に負けて
普段はあまり食べない、クリーム系&ショートパスタを頼んでしまいました。
でも、ショートパスタの茹で加減が絶妙で、カニの風味もあり、美味しかったです。
+++
3回目の訪問は、やはりランチ、この日はワインを飲むために・笑、電車&徒歩でお邪魔しました。
13時半頃の予約なしのおひとり様飛び込みで・・ちょうど先客がお店を出た直後で無事入れました^^v
この日もランチBセットを注文。
どうしても、前妻盛り合わせが魅力的なのでBになります・・しかも今日はワイン飲む気満々でしたし・笑
パスタはこれまた念願の
トマトソースパスタ(春キャベツとオリーブなど)をいただきました。
前妻の盛り合わせはいつもながら豪華・・
スープが鯛のブイヤベース風だったのですが、ちょっと生臭さを感じました。
あと、前回も感じたのですが、生ハムのムースが私にはちょっとだけ脂っぽいかな。
でも、全般的に野菜が多くて美味しい前菜です。ワインがすすみます。
スモークサーモン・・普段そんなに食べないのですが、こちらのサーモンはとても美味しいです。
そしてトマトソースのパスタ・・美味しいですね。
ディナーのとりっぱの煮込みで感じましたが、
トマトソースがまろやかでコクがあって、とても美味しいと思いました。
食事中にワインを2杯、食後に濃い~コーヒーもいただいて満足満足、でした。
+++
4回目の訪問は、両親を連れて・・
ぜひこちらで美味しいイタリアンランチを味わって帰ってほしいな~ってことで。
この日は両親が静岡に帰る日でしたので、車で江の島あたりをドライブして、
開店に合わせて伺いました。(一応当日に予約しましたよ)
開店と同時に3組のお客様が入り、お昼ころには予約を含めて満席になっていました。
13時前に入るのでしたら、予約が必須ですね。
この日も、両親に前菜の盛り合わせを食べてほしくって注文したのはランチBセット。
ただ、この日の前菜盛り合わせにはスープ系がなくってちょっぴり残念でした。
でも、野菜が多く、両親は「前菜だけでお腹いっぱい!」と満足げ。
パスタは
・イカとキャベツとプチトマトのアーリオオーリオリングイネ(母と私)
・なすとオリーブのトマトソーススパゲッティーニ(父)
をオーダー。
イカがとても柔らかく、トマトの甘酸っぱさがアクセントとなって、
茹で加減塩加減が絶妙でとても美味しかったです。
具だくさんで80gのパスタはかなりボリュームありますね。
最後にコーヒーで〆。
今回も美味しくいただきました。
いっつもなかなかドルチェまでいけないのが、残念^^;
この日はTV取材が入っていたようで、お店もかなりバタバタしていましたが、
いつもながらの気持ちの良いサービスで、美味しいお料理をいただけました。
ごちそうさまでした!
一人でもまたお邪魔するでしょうし、大切な人を連れて行きたいお店の一つです。
8位
1回
2013/11訪問 2013/11/17
京都の夜、マイレビュアーのkureaさんのレビューを拝見して
こちらのお店を予約しました。3名で一人11000円のコースです。
ご主人は、「桜田」さんと「いっしん」さんで修業された方とのことです。
お店は河原町駅から歩いて10分ほどです。
このあたりは初めて来たのですが、電気街なんですね。
電子部品を売っているお店があったりして(学生時代はよくお世話になりました・・)
京都にもこんなところあるんだな~なんて思いながら、お店に向かいました。
お店に入ると、女将さんがお出迎え、掘りごたつの個室に案内してくれました。
その途中で、カウンター内のご主人にもご挨拶。笑顔が優しい感じのご主人です。
掘りごたつは落ち着きますね^^
まずは、ぶぶちゃが提供されます。女将さんの温かい笑顔がいいですね。
生ビールをいただいて、いよいよコース開始です。
・先付:とんぶりと湯引き肉と焼きナスの出汁掛け
最初に見たときは、「お~、いきなりレアっぽい肉」と思いましたが・・(実は牛肉はあまり強くない・・)
これ、コース全体のお料理の中でもかなり気に入りました。
とんぶりの食感がよく、それを楽しんでいるうちに肉のうまみがじわじわと口に広がってきます。
いつまでも噛んでいたい・・そんな料理です・笑
菊花も秋らしさを添えています。。
・お椀:やがらとすり身と冬瓜
お出汁がやさしいお味。
やがらは初めていただきましたが、ふわふわな身でした。
・お刺身:マグロをはじめ4種。普通に美味しいです。。
氷に乗せてありますが、刺身に溶けた水がつくのが私はちょっと嫌でした。
・八寸
こちらはご主人自ら持ってきてくださいました。
出された時、その美しさに「わ~」って声を出してしまったほど。
・みすじ+卵ムース+テールスープ(蓮華に乗せてあり、一口で召し上がってくださいと言われます):
もう一度食べたいです。息子も旦那もそう申していました。
・ローストビーフ:こちらも柔らかく、美味しかった!
・さわらの西京焼き:美味しい!ほっとする味。ご飯がほしい!
・いくら:普通に美味しい。
・白和え:こちらも美味しい。肉が多い中、貴重な存在です^^
・ゴマ豆腐:なめらかで美味しかったです。
・牛蒡の中に牛時雨煮のお寿司が入っています。美味しい!
・牛テールの焼き物と淀大根
肉の焼いた香りが良かったです。お肉自体はほろほろと箸で割けるほど柔らかい・・
・冷やしもの:アナゴのあぶり、白子のポン酢ジュレ掛け
丸アナゴ、適度な歯ごたえと魚感と炙った香りとが感じられて美味しいです。
お肉が続くと、私などはこういうメニューにほっとします。
・ほほ肉、レンコン餅、冬瓜の炊き合わせ
ほほ肉、ほんの一口大ですが、旨みがあり美味しかったです。
そしてレンコン餅(饅頭)も香ばしくて美味しい。
先の皿でもそうでしたが、こちらの冬瓜は、しっかり歯ごたえを残すように炊いています。
自分はイツモトロトロにしてしまうので、新しかった・・
・シラスとエビイモの炊き込みご飯とお味噌汁と香の物
もうお腹いっぱいでしたが・・ちょっとだけいただきました。
上品な味付け。シラスとエビイモ・・自分の出身地である浜松の名産品なので
かなり身近な感じに・・
女将さんが「食べられますか?」と心配してくれましたが、
炊き込みご飯のほとんどは息子の胃の中に納まり完食^^。
女将さんも「こんなに細いのに、よう食べらはるんですね~」と驚いたようです^^;
・水物:洋ナシ、柿、葡萄のワインジュレ掛け
柿は完熟でトロトロな感じ。甘みを抑えるためにレモンをかけて食べます。
このような柿をいただくと、古の人が甘味として楽しんだ果物だ、って納得です。
・コーヒーか紅茶、福だるま
京都の和食割烹でコーヒーを占めにいただけるのは珍しいですが私は嬉しいです^^v
福だるま、かわいい!はじめて知りました。かりっとした食感と程よい甘さ。
京のお土産に良さそうですね。
以上で、コースが終了です。
乾杯ビールの後、瓶ビール(中瓶)1本、日本酒(建都2合、獺祭50を1合)いただき
40000円ちょっとでした。
ごちそうさまでした!
お肉を多用した和食、ユニークです。
私は牛肉があまり得意ではなりませんが、それでも美味しいと思いました。
というか、いいお肉を確かな技術で料理されているからこそ、
美味しくいただけるのだと思います。
お肉が料理に占める割合は自分としてはちょっと多いかな、と思いましたが、
お肉好きな方なら気に入ること間違いないのではないでしょうか。。
帰り際、ご主人と女将さんがずっと見送ってくださいました。
ありがとうございます!
ステキな京都の夜でした・・京都の奥深い食の世界、今回も堪能させてもらいました・・
9位
1回
2013/08訪問 2013/09/02
桜木町コレットマーレのジャックポットで牡蠣を食べた後、
息子と二人、野毛~日ノ出町~黄金町の歓楽街を社会見学しつつ、
黄金町駅前にあるこちらのお店まで歩きました。
以前から気になっていたのですが、営業時間と場所とでなかなか伺う機会がありませんでした。
こちらのお店は19時開店。
19時10分くらいに入店しました。まだ誰もいませんでしたが
私たちが食べ終わる19:30分くらいには満席でした。
店内はカウンター8席。
年配のご夫婦お二人でやられているお店です。
注文は
・大ラーメン 800円 (息子)
・ワンタンメン 800円 (私)
です。
5分くらい待つと、ラーメンがやってきました。
おお、美味しそう~。
スープを一口、しょうがやネギの香る醤油味のスープです。
あっさり醤油に見えますが、なかなかに深い味で、私は一口で気に入ってしまいました。
最初は粗びきの胡椒がふりまかれていると思っていたのは、実は揚げ葱でした。
それほど強くは主張しないですが、この揚げ葱もスープの深みに一役買っているんでしょうね。。
しなちくは色黒でしゃきしゃきで美味しいです。
8名のお客さんの内、シナチク系のラーメンを頼んでいた率は50%ですから、その美味しさが裏付けられます。
ワンタンもつるっと美味しいけど、これは普通かな。
ちなみにワンタン系のラーメンを頼んでいた率も私を含めて50%でした。(シナチクワンタンメンというのもありますから)
チャーシューはかなり噛みごたえのある肉肉しい美味しいもの。厚みが7~8mmはあるような・・
昭和な雰囲気いっぱいの店内。
おかあさんが注文を伝えると、ご主人が黙々と作り始めます。
お母さんはお客さんに対する用が済むと、ご主人か壁側をじっと見ています。
店内には、ヘンリーマンシーニ楽団張りの映画音楽が大きめなボリュームで流れています。
カップルで入ってきたお客さんも最初は会話してるのですが、
そのうち会話がなくなります・・そして映画音楽とラーメンをすする音だけが店内に・・
そんなのが似合うお店です。
ごちそうさまでした!
とっても気に入りました。
お腹いっぱいで阪東橋まで歩きましたが、
その間にすでに「また食べに来よう!」って思ったラーメンでした。。
次回からはシンプルに「ラーメン 700円」でいいかな。
とにかく再訪確実なお店です^^v
10位
2回
2017/05訪問 2017/06/03
実は、2日連続して伺いました^^;
1日目
本当に久々に地元の名店に伺おうと・・仕事帰りに・・
店内に入ると・・昼間伺った時とは全く違う雰囲気・・おしゃれなダイニングバーという感じ。
お昼は男性客が多いですが、夜は女性客も大勢います。
カウンターに案内され・・この日は休肝日と決めていましたので
・湘南湯麵 雅 (醤油ラーメン) 780円
を注文しました。
が、注文後に、店内をあれこれ見回すと、湘南ビールのIPAやら、先日福島で出会った美味しいお酒、会津の中将などが
置いてあったり、お隣の方が頼んだ、おつまみ盛り合わせセットが美味しそうだったり・・
やっぱここは飲むべきだったか・・と後悔していると、ラーメンが着ドン。
気を取り直して、いただきます・・
スープ表面に油がキラキラとが浮いています。一口いただきますと・・美味しい~。
すっきり端麗系ながら、鶏ガラ魚介・・複雑な旨みと風味が広がります。
醤油も香りと後にほんのりと甘みも感じられ・・美味しい醤油スープです。
麺は細麺ですが、歯ごたえもあり。スープの絡みもよいです。
肉厚なチャーシューは、ほろりと美味しい・・
ツクネも入っていますが、これは普通かな。
穂先メンマは柔らかく、結構しっかり味付けられていました。
スープ完飲でごちそうさまでした!
満足でしたが・・この日は「麺前飲み」に対する未練たらたらで帰ります・・(笑)
2日目
仕事上がりでいそいそと渦さんに伺います。
店内に入ると、さすが、金曜日とあって、店内はめちゃ混みですが・・
なんとかカウンターに着席できました。
ご主人と目が合うと、「あれ、昨日もいらっしゃいましたよね?」と・・「はい、今日は飲みに来ました」と私。
で、ご主人がにこやかにおすすめしてくれたのが
・ダレヤメセット 1000円
5種の酒肴盛りとドリンク(数種類から選択可)のセットです。
ちなみに、ダレヤメセットは、ダレダレと働いたりするのはやめて飲もうよ~のスタートセットという意味なのだそうで・・
オバちゃんは、ダレダレ飲むもの好き~なんですけどね・(笑)
ドリンクを生ビールで注文です。
生ビールがすきっ腹に染み入ります・・すぐに、5種盛りが・・
こういうチョイ食べ、女子は好きなんですよ。もちろんオバちゃんも好き。
5種盛りは、シラスおろし、豚の角煮、カツオのカルパッチョ、鯵のエスカベッシュ、カボチャのカレーミンチのせ、です。
今日のラインナップはどちらかというと、ビールやサワー系に合いますね。
ということで、昨日飲みたいな~と思った、湘南ビールのIPAを黒板メニューから探すのですが・・無い!
ご主人に尋ねると、昨日で売り切れてしまったとのこと・・
ガ~ン!ショック!!(昭和なダメージ表現・・)
今日はコクのあるIPAに、パンチのありそうなアジアン混ぜ蕎麦を食べようと思っていたのに・・
やはり黒板メニューは一期一会、その時に頼まないとだめですね^^;
ということで、
・ライムサワー
・チー油まぜそば
を注文しました。
チー油混ぜそばは、まろやかな味わい。ほんのり辛味もあります。
これでお酒も飲めますね・(笑)
麺がもちもちで美味しいです・・
気づくと、ご近所さんのお子さん連れのファミリーが二組も待っています・・
本当ににぎわってるなぁ。
でも、それも納得。ラーメンは美味しいし、お酒も飲める、つまみも気が利いてる・・
そして、なんといってもご店主の気遣いでしょう。
ご店主は、店内を回り、ご常連さんや、新参者の私なんかにまで、にこやかに声をかけています。
そして、その様子でカウンター内のスタッフさんに的確に指示を出しているようです。
お客さんに気持ちよく食事してもらいたい・・その気持ちがばっちり感じられる、ステキな接客でした。
昼にラーメンもよいけど、このお店の本当の良さは夜に訪れるとわかると思います。
是非、一度夜にいらしてみては??駅からも近いですよん。
私もまた伺います~。今度こそ、パンチのある混ぜ蕎麦とキレのあるビールをいただきたい!(笑)
ごちそうさまでした~。
何年か前に一度訪れたら臨時休業・・
それから、気にはなっていたものの、行けずじまいでした。
鵠沼海岸で用事があったので、そのままてくてく歩いてお店まで。
平日の12時半頃でしたが、カウンターにはお客さん一人。
一人だと告げると、カウンター奥にどうぞ!と言われました。
最初の訪問でしたら、多くの方は湘南湯麺か煮干しラーメンを頼むのでしょうが
やはり気になったので
・味噌ラーメン 850円
をいただきました^^v(味噌ラーメン大好き)
5分ちょっとで着丼です。
着丼時に器からふわりと「炙り」のいい香りが立ちます。
まずは、スープを一口、
思わず「うま!」と言いそうになりました。
濃厚で粘性のあるスープではないのですが、複雑なコクとうまみがあります。
バターもほんの少し香りがして、少しピリ辛です。
麺は味噌にしては細目ですが、こちらのスープには合うと思いました。
具は、味噌ラーメンらしく、主張しないもやしやニラなどものっていますが・・
なんといっても圧倒的な存在感を示すのはチャーシューです。
一口食べて、こちらも思わず声が出そうになりました。
柔らかいけど、でも、きちんと「お肉」を主張しているチャーシューで
炙りの香りがして、とにかく、美味しい^^v
ごちそうさまでした!
とっても美味しかったです。
近いうちにまた再訪したいです。
今度は醤油煮干しをカスタム具材でいただきたいです^^v
平日のディナーにおじゃましました。
18時半に北鎌倉駅までお店の方が車で迎えに来てくれました。
どこかの温泉旅館のように車には店名は書いてないのだけど、
駅前での待ち人も少ないし、なんとなく阿吽の呼吸で車に導かれ・・
慣れてないと絶対にすれ違えないだろう住宅街の中の道を、これまた阿吽の呼吸で対向車に譲り譲られしながら5分。
暗くて周りの状況はわかりませんが、多分瀟洒な住宅街の中に、突然とあらわれるイルミネーションを施した一軒家。
庭の青いイルミネーションがとても幻想的で、なぜか「青い鳥」のお菓子の家を思い出しました。
中に入ると手厚いサービス。
ちょっと緊張しそうな雰囲気ですが、
暖かい木調のインテリアと暖色の照明がゆったりした気分にしてくれます。
そして店内各所に飾られた生花がとてもステキです。
9000円のシェフお任せディナーを注文。
ワインはボトルを頼もうと思っていたのですが、
ネットで見たとおり、ワインの種類がかなり多く、結構お高め(もちろんいいものを揃えているんですが)
リストを眺めて困っているとお店の人がアドバイスしてくれ、好みの美味しいワインをいただけました。
コースの内容は以下の通り。
アミューズ:生ハムとお野菜
前菜1:カブのムースのキャビア添えとヒラメのサラダ
カブのムースがトロトロで優しい味で美味しかったです。
途中で「スプーンをお使いください」と持ってきてくれたのがありがたかった。
バケットもいただきました。
前菜2:フォアグラのソテー
お皿が置かれた瞬間に、甘いマデラソースの香りがふわ~っと。
フォアグラはふわふわで本当に美味しかったです
スープ:ユリ根のポタージュ、ミルクのカプチーノ仕立て
ユリ根を使うなんて珍しい・・言われなければ「じゃがいも?」と思ってしまうかもしれないけど
ユリ根の香りを味わおうと鼻から息を吸いつつ一生懸命いただきました・笑
お魚:タカベのポワレ
ケッパーを使ったバターと塩味のきいたソースがタカベのやわらかい白身に合って
とても美味しかったです。
グラニテ:洋ナシと紅茶のソルベ
メイン:シャラン鴨のロースト、バイオレットマスタード風味
ピンクこしょうやマスタードなどのスパイスがきいたしっかりしたお味のソースでいただく鴨。
鴨、ちょっと硬かったかな。でも、焼き加減はよく、お肉の味、しっかり味わえました。
付け合せの野菜の種類がいろいろあって、
「これなんだろう」と言いながら食べましたが、歯ごたえがしっかりあり、野菜の味も味わえ、とても美味しかったです。
デザート1:金柑のデザート
さっぱりいていて、口直しにちょうどよく、金柑の香り、酸味甘みも美味しいデザートでした。
金柑の種が全く無いのがちょっとびっくり。
デザート2;プラリネとショコラのソルベ
私と友人との会話で、私の誕生日が近いということが分かったのでしょうか・・
私のデザートには、ラングドシャにチョコで記念日を祝う言葉が書かれたお祝いプレートとろうそくがたてられていて
「おめでとうございます」と運んできてくれました。感激・・。
デザートは甘みの強いプラリネにバタークリームが挟んであります。
プラリネはかなり甘いのですが、
酸味のあるキイチゴのソースとほんのり苦みのあるチョコレートのソルベで美味しくいただけました。
食後のコーヒーと小さな焼き菓子にピスタチオのマカロンとマドレーヌ。
ピスタチオのマカロン、とっても美味しかったです。
食事の余韻を楽しみつつ、非日常な雰囲気の青いイルミネーションの輝く庭を眺めつつ、食後もついのんびり。。
夢みたいな幻想的な空間でいただくフレンチ。
特に野菜が多く使われていて美味しく、ソースもそんなにこってりしたものではなく、
普段フレンチをほとんど食べない自分でも最後まで楽しめる食事でした。
気軽に飲めるワインがちょっと少ないし、「また今度」と気軽に来れるレストランではないと思うけど
記念日などには利用したいですね。
昼間はまた違う印象なんだろうなぁ、ちょっと年配の女性(母)にも受けそうな雰囲気。
ぜひランチにも訪れてみたいです。