2回
2023/07 訪問
かまど焼で肉の旨みを最大限引き出す!NIKUYOROZUでカウンター飯!
久しぶりの三鷹ディナー。
中野エリアからは割りかし近いんだけど滅多に訪れないエリアなんですよね。
今回は友人から「三鷹近いよね?美味しいお店あるから良かったら行ってみて!」と推薦されてお邪魔した「かまど焼NIKUYOROZU」さんでディナー。
三鷹駅から徒歩3分程度の抜群のロケーションで突如
オシャレでシックなシンプル目の外観が目に飛び込んできます。
扉を開くとすぐ左手には精肉店がありました。
店内の手前は目の前で調理するかまど焼きを見ながら食事が出来る雰囲気あるカウンター席が16席。
奥にはテーブル席が34席の造り。
精肉店が併設されてるだけあって肉のクオリティが高い!
この日は北海道や愛媛のジビエもあったり、宮城仙台牛の部位が勢揃いしてました。
かまど焼きはこの中から2種類を選ぶスタイル。
今回オーダーしたコースは「薪焼き2種 NIKUYOROZUコース」
スタートに出てくる和牛肉刺しはオリーブ牛の肩ロース。
なめらかで柔らかな食感と濃厚な肉の旨味が堪らない!
続いて冷菜3種の盛り合わせ
・讃岐コーチンと水牛モッツァレラのカプレーゼ
・和牛テールのテリーヌ
・ハモンドテルエル(熟成感たっぷりの生ハム)
ワインが思わず進んでしまうラインナップ!
ローストビーフは仙台牛。
これまた旨味が凝縮されレア感が堪らない美味さ!
西洋山葵や白味噌ベースのソース、甘めの大根おろしソースを好みで合わせて。
個人的リコメンドは甘めの大根おろしソース!
箸休め的存在のオリーブ牛のリブとろ椀しゃぶは鮪節と鰹節のWの出汁が美味過ぎた!
純菜やモロヘイヤ、針生姜の食感の変化も面白い1品。
メインのかまど焼きは仙台牛の肩ロースとオリーブ牛のふぃれをチョイスしました。
ふぃれの濃厚過ぎる油の旨味は融点も低いのか口に含むとスッと解けてなくなる感覚で脂も優しめで美味い。
肩ロースは薪の風味も心地良く鼻腔をくすぐり脂もサッパリしていてバランスが良い。
〆の土鍋ご飯は肉もゴロゴロ入ってマッシュルームの旨味も凝縮された優しい味わい。
ボリューム感あるけど食べきれない場合、おにぎりにしておもたせにしてくれる優しい気遣いもポイントだけ高いですね!
デザートは風味と仄かな甘さが〆に丁度良い黒ごまのアイス。
口の中の肉の脂をスッキリさせてくれます。
お肉は日によって仕入れが変わるかもしれませんが、クオリティが高く薪焼きの火入れも抜群で満足度が高かったです。
こうなると精肉店のお肉も気になってきますよね!
2023/07/20 更新
三鷹の肉の名店と言えば、かまど焼きで肉のポテンシャルを極限まで引き出す調理が印象的な「かまど焼 NIKUYOROZU」。
個人的に好きな店舗でお祝いシーン含めて定期的に通うお店です。
そのかまど焼 NIKUYOROZUが今回、令和6年度「東京都中小企業技能人材育成大賞知事賞」奨励賞を受賞するという快挙を成し遂げたという事で、それを記念した期間限定コース
「薪と肉 伝統を紡ぐ和のコース ~受賞記念特別仕立て~」を堪能してきました。
まず驚いたのは、料理人の技術と感性が一皿ごとに宿っていること。
生肉刺しから始まり、桜海老と焼き茄子の浸し、ウルテ酢味噌和えなど、前菜だけでも季節感と素材の妙が凝縮。
鰻の天ぷらは外カリ中ふわ、牛の握りは脂の甘みとシャリの一体感が絶品。
そして、目の前で出汁を注ぐ「リブとろ椀しゃぶ」は、演出も味も秀逸。
モロヘイヤや金糸瓜などの食感が楽しく、出汁の優しさが肉の旨みを引き立てます。
驚いたのはは「牛舌の白味噌煮」。
分厚いのに驚くほど柔らかく、白味噌のコクが絡みつく“異次元の煮込み”。
薪焼きの主役「仙台牛フィレ」は、薪火の香りを纏いながら繊細な脂と柔らかさが口福をもたらしてくれました。
〆の「紫蘇と新生姜、梅肉の土鍋ご飯」は、長野・木島平産コシヒカリの粒立ちと香りが際立ち、梅の酸味と紫蘇の風味が爽やかに重なり、暑い日にもぴったり。
食べきれない場合はおにぎりにして持ち帰れる心遣いも嬉しい。
※シーズンによっては持ち帰り出来ないかもしれないのでご注意を!
デザートは季節の果物とジュレ、そして自由が丘「アミコーノ」のジェラート。
この日はバローナのチョコレートで、濃厚かつ滑らかな口溶けが印象的でした。
伝統と革新が融合したこのコースは、まさに“技と味”の粋。
薪火の臨場感、日本料理の美しさ、そして若き料理人たちの情熱が詰まった特別な体験でした。
記念日や大切な人との食事に、心からおすすめしたい一軒です。保存必至です!