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かずともくんのレストランガイド
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かずともくん (男性・岩手県) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済
この口コミは、かずともくんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.3
2012/07 訪問
かなりの腕前とお見受けしました!被災地食堂応援シリーズ第72回
下書きを見ると何故か投稿になってませんでした…以下は当時のままで。今日は出張で久慈に宿泊になったので港町に行って美味い魚を食べてガッツリ飲むぞー!と、意気込んだものの如何せん財布の中身が心もとない…出張経費をチビチビ節約して貯まった一万円を大事に使おうっと!明日の昼飯と飲み物代で二千円は残しておかなきゃな…まあ、サラリーマンなんてこんなものですよ(笑)安くて美味いお寿司は何処ですか?とホテルのフロントで聞いたら教えてくれたのが『幸寿司』さんでした。店まで歩いて行ったんですが生ビール二杯分くらいは汗をかきました。夏休みに入ったせいか店内は家族連れで賑わってます。運良くカウンターに空きがあったので着席しました。冷たいおしぼりで顔を拭いて『取りあえず生!』ゴキュ、ゴキュ、ゴキュプハーッ!生きてて良かったあ!『何にしましょう?』物静かな親方が聞きました。僕はお勘定を気にしながらビクビクして飲むのは嫌いなんで正直に伝えました。『刺身をつまみながら生ビールをもう一杯飲んだら冷酒を何本か飲みたいです。〆に巻物を食べたい。予算は八千円です』と伝えました。目の前のネタケースにはズラーッと地物の魚貝類が並んでいます。でもなあ、飲み代を除いたら五千円もないか…取りあえず光りものをつまんで次を考えます。ウニが美味しそうだなあ…『う、ウニ下さい!殻付きの!』粒々がしっかりした鮮やかな橙色のウニをスプーンですくっていただきます。うーん…、うみゃい!親方は忙しく作業を続けながらも僕の動きを観察してます。つまみがなくなると、ヒョイとホタテのヒモとかちょこちょこ出してくれます♪独りで話し相手もなくただ飲んでいても楽しくないけど、こうしてちゃんと見てますよ!ってシグナルを送られると寂しくなんかない(^-^)僕は刺身を盛り合わせで食べるより、カワハギの肝とかホタテの卵とかタコの卵とか鮑の肝とかうるかみたいな希少肝類が好きなんです。珍しいものはありませんか、と尋ねると次から次へと一手間加えた僕好みの品が出てきました。地元にこんな店があったら絶対に常連になっちゃうな。あさ開きがあったんで盛岡で修行された経験があるんだろうな、と想像しましたが話しかけはしませんでした。このあしらいかたから察するに大体は想像はつきます。隣の席が空いて入れ替わりに若い女性が二人座りました。神奈川から来たと云う二人は被災地を見学するためにわざわざ来たこと、復興が進んでいない有り様を見てショックを受けた事など話してくれました。盛岡なら何処の冷麺が美味いとか、ここの景色が素敵だとか、なんかいい感じに盛り上がってもっと親しくなりたいなあ、なんて勝手に妄想しながら三本の冷酒を空けてしまいました。でも、結局はメアドを交換するでもなく何事もなかったのですが、なんかちょっとときめいたのも事実でした。時計を見ると二時間が過ぎていました。調子をコイて散々のんだので〆の余裕はないなあと諦めて会計をお願いすると、握りを食べて行って下さいよ、と嬉しい一言が…僕の感じだとこちらはお好みで飲み食いしたら一万じゃ足りないだろうなと思います。最初にぼったくられると二度目はないんでしょうけど、馴染みになったら金額なんてどうでもよくなるのがお寿司屋さんとの付き合い方ですよね。はい、盛り上がって来ましたがここで予算になりました、とか、残念ながら握りは出せませんので空腹のままお帰り下さい、と云われちゃ興醒めしちゃいますよね。低予算の僕にもサービスしてくれる心意気に惚れました。お金に糸目をつけずに飲み食いする余裕はないけど、仕事とは云え人情の機微に触れるってのもいいもんだなあとしみじみ思いました。
2012/11/28 更新
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日本酒あり
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ソファー席
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下書きを見ると何故か投稿になってませんでした…
以下は当時のままで。
今日は出張で久慈に宿泊になったので港町に行って美味い魚を食べてガッツリ飲むぞー!
と、意気込んだものの如何せん財布の中身が心もとない…
出張経費をチビチビ節約して貯まった一万円を大事に使おうっと!
明日の昼飯と飲み物代で二千円は残しておかなきゃな…
まあ、サラリーマンなんてこんなものですよ(笑)
安くて美味いお寿司は何処ですか?とホテルのフロントで聞いたら教えてくれたのが『幸寿司』さんでした。
店まで歩いて行ったんですが生ビール二杯分くらいは汗をかきました。
夏休みに入ったせいか店内は家族連れで賑わってます。
運良くカウンターに空きがあったので着席しました。
冷たいおしぼりで顔を拭いて
『取りあえず生!』
ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ
プハーッ!
生きてて良かったあ!
『何にしましょう?』
物静かな親方が聞きました。
僕はお勘定を気にしながらビクビクして飲むのは嫌いなんで正直に伝えました。
『刺身をつまみながら生ビールをもう一杯飲んだら冷酒を何本か飲みたいです。〆に巻物を食べたい。予算は八千円です』と伝えました。
目の前のネタケースにはズラーッと地物の魚貝類が並んでいます。
でもなあ、飲み代を除いたら五千円もないか…
取りあえず光りものをつまんで次を考えます。
ウニが美味しそうだなあ…
『う、ウニ下さい!殻付きの!』
粒々がしっかりした鮮やかな橙色のウニをスプーンですくっていただきます。
うーん…、うみゃい!
親方は忙しく作業を続けながらも僕の動きを観察してます。
つまみがなくなると、ヒョイとホタテのヒモとかちょこちょこ出してくれます♪
独りで話し相手もなくただ飲んでいても楽しくないけど、
こうしてちゃんと見てますよ!ってシグナルを送られると寂しくなんかない(^-^)
僕は刺身を盛り合わせで食べるより、カワハギの肝とかホタテの卵とかタコの卵とか鮑の肝とかうるかみたいな希少肝類が好きなんです。
珍しいものはありませんか、と尋ねると次から次へと一手間加えた僕好みの品が出てきました。
地元にこんな店があったら絶対に常連になっちゃうな。
あさ開きがあったんで盛岡で修行された経験があるんだろうな、と想像しましたが話しかけはしませんでした。
このあしらいかたから察するに大体は想像はつきます。
隣の席が空いて入れ替わりに若い女性が二人座りました。
神奈川から来たと云う二人は被災地を見学するためにわざわざ来たこと、
復興が進んでいない有り様を見てショックを受けた事など話してくれました。
盛岡なら何処の冷麺が美味いとか、ここの景色が素敵だとか、
なんかいい感じに盛り上がってもっと親しくなりたいなあ、
なんて勝手に妄想しながら三本の冷酒を空けてしまいました。
でも、結局はメアドを交換するでもなく何事もなかったのですが、
なんかちょっとときめいたのも事実でした。
時計を見ると二時間が過ぎていました。
調子をコイて散々のんだので〆の余裕はないなあと諦めて会計をお願いすると、
握りを食べて行って下さいよ、と嬉しい一言が…
僕の感じだとこちらはお好みで飲み食いしたら一万じゃ足りないだろうなと思います。
最初にぼったくられると二度目はないんでしょうけど、
馴染みになったら金額なんてどうでもよくなるのが
お寿司屋さんとの付き合い方ですよね。
はい、盛り上がって来ましたがここで予算になりました、とか、残念ながら握りは出せませんので空腹のままお帰り下さい、と云われちゃ興醒めしちゃいますよね。
低予算の僕にもサービスしてくれる心意気に惚れました。
お金に糸目をつけずに飲み食いする余裕はないけど、
仕事とは云え人情の機微に触れるってのもいいもんだなあとしみじみ思いました。