2回
2015/06 訪問
人生で最高の生肉の刺身。三陸食堂応援シリーズ♯251
06月11日11時58分再訪問
スーパーみずかみは釜石市周辺に展開する老舗スーパーです。
その殆どが被災しましたが、復興はとても早かったと記憶しています。
お弁当やお惣菜が安くよく利用していました。
ここ大槌は国内でも数少ないイルカ漁のある土地です。
地元の知人によると、焼き肉的な調理法でよく食べるそうです。
僕も何度かご馳走になりましたが、水にさらして血抜きを充分にすると臭みが無くなり、煮込みにすると特に皮の部分が美味しかったなあ。
実際、スーパーの鮮魚売り場でパックしたデカいブロックを見かけますが血だらけでかなりキモいです。
この日、偶然に見つけたのは【ミンク鯨の赤身・刺身用(生)大槌産】です。
フィンランドやアイスランド産の解凍した刺身は何度か食べた経験はありましたが、きれいな赤身でドリップしてなくとても美味しそうに見えたので購入してみました。
家で薄切りにしてみました。
おろしにんにくと生姜を準備しましたがワサビ醤油が一番合いました。
歯応えはまさしく獣肉と云うか黒毛和牛の上質な赤身に近く、香りは本鮪の中トロのようでやはり魚を餌をしてい魚類に近いように感じました。
最高級と云われるナガス鯨の赤身や他の種類の尾の身も食べましたが、それらは全て長時間冷凍保存されたものでこれほどの旨味と香りは失われていたようです。
間違いなく今までに僕が食べた生肉(陸獣・海獣)では最高でした!
(エゾ鹿のモモ肉の刺身や熊の脂身もバターのようで美味しかったけど)
鯨油を絞ってあとは捨てることを繰り返して絶滅寸前まで追い込んだ白人と違って、我々日本人は古来より余すことなく鯨を大事に戴いてきたんだなぁ、と感心しました。
震災の当日にかの悪名高きシーシェパードのメンバー三人が嫌がらせの為に大槌に居たらしいですよね。
大槌の人々はそんな奴らでも親切に食事を分け与え遠野まで送ってあげたと聞きます。
しかも、奴らは身分を隠していたそうですよ。
情けねえ(笑)
何処かの国では○や○を食べる習慣があるそうですが、僕は決して食べたくはないけどそれを否定はしないな。
その国の文化だもの。
シーシェパードがまた大槌に嫌がらせで来ることがあったらイルカのBBQでおもてなししてやりたいな。
まあ、ムリだろうけど(笑)
2015/07/20 更新
前回投稿した際に写真を撮り忘れず先日購入した品になります。
岩手県北部産のミンク鯨の生肉の刺身です。
前回ほどではありませんでしたがなかなかの味でした。
これまで何度か試してみましたがやはり当たり外れはあるようです。