『喧騒の後の静寂〜花火大会の翌朝の香椎浜を歩く エイともご対面』あてるいさんの日記

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阿弖流爲 食の全国漫遊

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あてるい 認証済

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花火大会の翌朝、再び香椎浜を歩いてみました。

実行委員会の方々や屋台業者の方々がきちんと後片付けして下さったのでしょう、海の中に見物客が投げ込んだと思われる莚(むしろ)1枚が浮いていたのと、香椎浜に生息する鳥類を紹介した遊歩道沿いの案内板に雨で剥がれたと思われる団扇の貼り紙がイタズラで貼り付けられていたのと、見物客がシートを留める重石代わりにビニール袋に詰めた浜の砂が浜に戻さず遊歩道上や後ろの植え込みにバラまかれていたのと、実行委員会が各所に掲示した注意喚起の看板と屋台用の発電機が残されていた以外は綺麗に掃除されていました。むしろ花火大会前より綺麗になっていましたよ!

いつもはヒヨドリやハトやサギが多いのに、今朝は黒いカラスの群れが多くいて、何やら地面を突っついていました。見物客や屋台が残した残飯、食べカスを掃除してくれていたのでしょうか?これもご愛嬌ですね(笑)

ふと遊歩道から潮の引きつつある海の中を覗き込んだところ、何と大きなエイが浅瀬をゆったりと泳いでいました。ここの浜はクラゲはよく浮いているし、浜にはカニやヤドカリや巻貝などがたくさんいるのですが、エイを見たのは初めてです。彼も花火大会が終わって元の静けさを取り戻した香椎浜を楽しんでいるかのようでした。

香椎浜も昔海だったところを埋め立てて作った人工浜ではあるのですが、それでも色々な自然の生き物が多く生息していて、東京のお台場などよりはよほど自然を感じさせてくれます。
福岡という都会の中のこの貴重な自然環境を是非守っていってほしいですね。
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