あてるいさんが投稿したカレーの店 マボロシ(神奈川/相模原)の口コミ詳細

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阿弖流爲 食の全国漫遊

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カレーの店 マボロシ相模原、矢部、上溝/カレー、インドカレー

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

夢マボロシが現(うつつ)に

この日は秋晴れ、というより夏に近い陽気。前の週は晩秋並みの気温に下がり、衣替えした人も多かっただけに、体調の維持が難しいですね。かくいう私は、暑がりで汗かきのため、最高気温がコンスタントに20℃を下回る位になるまで、もう暫く衣替えを待とうと思っています。

さて、そんな陽気の中、久しぶりに遠出を計画。目指すのは、予てからその名声を聞き、カレー好きの私としては是非訪れてみたかった、相模原のカレーの店 マボロシさんです。

万が一にも空振ってはいけないので、当日朝にお店のTwitterにて通常営業を確認した上で出発。
JR相模原駅南口から神奈川中央バスを利用するつもりだったのですが、予定より1本早い電車に乗れたこともあり、駅に着くとバスの発車時刻まで10分。バスでの所要時間約5分、最寄りの市役所前バス停からお店まで徒歩4分ということを考えると、徒歩と殆ど変わらなさそうですし、天気も良いので、カレーのトッピング代節約のため駅からお店まで歩いていくことにしました。

駅南口を出て目の前のペデストリアンデッキを左奥に進み、さんはぜ通り、相模原市役所という矢印表示のある、三菱UFJ銀行前の階段を降りると、目の前が相模原駅横交差点。そこからさんはぜ通り沿いに暫く進み、次の相模原四丁目交差点を右折します。
後は通り沿いに進み、3つ目の信号のある相模原消防署前交差点を渡って左折。2つ目の路地を右に入ると、直ぐ左手にお店があります。

JR相模原駅南口から歩くこと20分弱。9時半少し前にお店に着くと、入口脇のベンチに男性一人客が2人が腰を下ろし、その手前の道路脇にベンチに座っている男性の1人の連れらしい女性客1人、男性客1人、夫婦2人、計6人が既に並んでいました。いずれも30歳前後と思しき若い人たちです。流石は超人気店、平日でもこんな早い時間帯から並んでいるのにびっくりしました。
既に辺りには食欲を唆るカレーの香りが漂っています。

9時半頃、眼鏡をかけたお店の若い女性スタッフが到着。待っている客に「おはようございます。ありがとうございます」と爽やかに声掛けしながら、店内に入っていきました。
その後、9時50分過ぎに相次いで私の後ろに2人が並び、
10時時点で9人待ちとなりました。
10時半には、行列は14人に。私と同年代の客もちらほら混じって来ました。男女の比は2:1といったところでしょうか。この頃列の左後方でシャッターが上がる音がしたので振り返ると、隣の不動産屋さんが開店するところでした。不動産屋さんとマボロシさんとは一続きの建物なので、この不動産屋さんが大家さんなのかも知れませんね。

10時40分頃、お店から女将さんと思われる女性が注文を取りに出て来たので、予め決めていた通りポークカレー 大辛1,100円 +大盛100円、温泉たまご100円、ピクルス1本60円(いずれも税込)を注文しました。

10時50分頃、再び女将さんが出て来て、整理券(中に時刻を記入した紙片が入っているプラスティック製のタグ)の配布を始めました。この時点で18人待ちでしたが、全員に一度に配布する訳ではなく、とりあえず私と私の前3人に配布されました。整理券を受け取った客は、名前と連絡先を登録した上で指定時刻までにお店の前に戻るように言われます。
整理券を受け取った他の3人の方は一旦何処かへ姿を消したのですが、私は特に行く宛もないためそのままお店の前に立っていました。
すると、程なく女将さんが出て来て、「済みません、間違えました」と私の手元にあった整理券を回収。そのままお店の前で待つように言って、また店内に戻って行きました。
その後開店までにテイクアウト客4人が来店。テイクアウト客は、イートイン客とは反対方向、入口に向かって右側に並びます。

開店予定時刻より1分早く開店。整理券を渡されなかった最初の3人を女将さんが店内に招き入れました。先程整理券を回収された私は、その時は少し待つように言われ、入口脇のベンチに腰掛けて待機。約5分後、私より前に整理券を受け取った3人のうち2人と共に、入店を許されました。

私が案内されたのは、右側に並ぶ2人掛けテーブル4卓のうちの一番手前。他の5人も奥の方から順にテーブル席に案内されており、1人客でも相席はありません。
この時点で、残る空席はカウンター2席のみ。11時11分に私より先に並んで整理券を受け取っていた客が戻り、カウンター席の奥側に着席。11時15分にはカウンター席手前に私より後の客1人が腰を下ろし、これで1巡目満席となりました。
つまり、この日は9時50分頃までに並んだ8人が、1巡目で入店できたことになります。

以上、整理券の出し方や客の入店のさせ方については、必ずしも並んだ順番ではないように思われ、もしかしたら注文内容も関係しているのかも知れません。

店内は、旦那さんと女将さん、9時半頃入店した若い女性スタッフ、そして開店少し前に入店した中年女性スタッフの4人によるオペレーション。
旦那さんはキッチン内でカレー作りに専念し、若い女性スタッフがそれを補助。女将さんが店内外の客への応対を全て取り仕切り、その指示を受けながら中年女性スタッフが配膳その他を行っていました。
店内の客の様子を見ながら、どのタイミングで食後のチャイを出すかなど、女将さんが懇切丁寧にその中年女性スタッフに教えていたので、このスタッフは未だお店で働き始めてから間もないのかも知れません。

着席すると程なく「福神漬代わりです」とサラダが運ばれて来ますが、これに手を付けることなく待つこと10数分。11時18分頃、私のところに注文したポークカレー大盛と、別容器の温泉たまごが運ばれて来ました。
大きな皿の1/3程に黄色いサフランライスが山盛り。その上には青唐辛子が2本、その脇には太いピクルス1本が添えられ、残る2/3に皿の縁ぎりぎりまでカレーが盛られています。カレーには大きな塊の豚肉が10数個。見ただけでお腹が一杯になりそうな圧巻の大盛です。
なお、青唐辛子については、「そのまま食べると辛過ぎるので、カレーの辛さが足りないときに搾り汁をお使い下さい」と、運んで来てくれた中年女性スタッフからアドバイスがありました。

待ちに待って漸くいただいた、マボロシさんのポークカレー。
とろみ付けや嵩増しのための余計なものは加えず、数多くのスパイスのみを調合し、長時間煮詰めたであろうことが分かる、何とも言えない複雑で奥深い香りと味わい。辛さは大辛でも程々で、色々なスパイスの風味の多重奏が楽しめます。これまで数多くのカレー専門店の手作りカレーをいただいて来ましたが、ここまでの香りと味わいのカレーは記憶にありません。
ごろごろ沢山入っている豚肉も柔らかく煮込まれていて、カレーの風味が良く染み込んでいます。

このような味のカレーですので、それだけでも飽きることは無いのですが、途中で付け合わせのサラダや温泉たまごを載せて一緒に食べたり、ピクルスを齧ったり、更には青唐辛子の汁を搾り出してかけたりしながら、味変を楽しみました。

11時26分頃、開店と同時に入店した2番客2人が食べ終わり退店。ここから2巡目の客が店内に案内され始めました。

11時半頃、私が カレーを食べ終わりそうなのを見計らって、食後のアイスチャイが運ばれて来ました。このアイスチャイがまた美味しい。昔駅弁と一緒に販売されていた緑茶を入れたのと同じようなプラスティック容器入りでテイクアウト販売もしているようですが、その人気の理由が良く分かりました。

11時35分頃、 1人でチキンカレーとポークカレーの2皿を平らげた、この日のツワモノ一番客が退店。
その2分後に私も退店しましたが、既に外待ち客には全て整理券が配られた後だったのか、店外にいる客は疎らでした。

こうして、BMはしたものの夢幻と思っていたマボロシさんの絶品カレーが現実のものとなり、感慨も一入。
退店する客が皆当たり前のように「ごちそうさま!」「美味しかったです」と声を掛け、それに対してお店のスタッフ全員がにこやかな表情で「ありがとうございました」と応える。カレーの味はもとより、お店の雰囲気、接客など全てにおいて非の打ち所がない本当に素晴らしいお店で、わざわざ相模原まで出掛けた甲斐がありました。


余録

折角遥々相模原まで来たので、マボロシさんを出て駅に戻る途中、カフェで一服することを計画。食べログで相模原駅から800m圏内のコーヒー専門店を検索して、駅ビル内のドトールと共にヒットしたフレッシュネス コーヒー ロースターさんを目指しました。
ところが、住宅街内の裏道を10分以上歩いて漸く辿り着いたところ、本来定休日の月曜日が祝日で営業日になったため、翌日のこの日が代休。お店のホームページを見ていれば、10月の予定表が載っていて気付いたのですが、InstagramとFacebookしかチェックしておらず、しかもこれらはここ数ヶ月更新されていなくて分かりませんでした。

このまま駅まで行ってドトールに入るのもつまらないので、先ほど来た道をかなり引き返し、途中の住宅街にあったノーブルという喫茶店に寄ってみました。
ところが、道端にお店の看板は出ているし、ドアに表示されている営業開始時刻から1時間以上過ぎているのに、ドアがロックされていて開きません。見ると、ガラスの内側のカーテンも下りていて、この日はお休みのようです。

相模原という初めての地の余り知られていないお店で、コーヒーを楽しむことができず、一寸残念な気持ちを残しつつ相模原を後にしました。


  • ポークカレー 大盛 1,200円(税込)

  • 温泉たまご 100円(税込)

  • ピクルス1本 60円(税込)

  • セットのサラダ

  • セットのアイスチャイ

  • セルフの冷水

  • カレーに沢山入っている豚肉の角切り

  • 青唐辛子 カレーの辛味が足りないとき汁を搾り出します

  • 完食、満腹、大満足

  • 一番入口寄りの2人掛けテーブル席

  • 卓上に置かれた冷水ポット

  • 私の席から見たキッチン風景 何故か天井にはユニオンジャック

  • JR相模原駅改札口を出て右へ

  • 突き当たりを左に行くと南口です

  • JR相模原駅南口

  • 南口ペデストリアンデッキの中央にあるこのモニュメントの後方左奥に進みます

  • ペデストリアンデッキの奥側から見た駅ビル

  • ペデストリアンデッキの左奥、さんはぜ通りの方向を示すこの案内板が目印

  • 三菱UFJ銀行前のこの階段を降ります

  • さんはぜ通り(マスキング修正済み)

  • 相模原四丁目交差点 ここを右折(マスキング修正済み)

  • 後はこの通りを道なりに進みます

  • 中央一丁目交差点 ここを渡って更に直進

  • 中央一丁目交差点を越えた先の並木道(マスキング修正済み)

  • 相模原消防署前交差点 ここを左へ(マスキング修正済み)

  • 大通りの右側を進みます

  • 相模原消防署

  • 2つ目の路地(タイ料理屋の先)を右に入ります

  • お店に到着 開店1時間半前に既に6人待ち(マスキング修正済み)

  • 11時半過ぎ 退店時の店舗外観

  • 店頭に置かれたメニューボード

  • 入口脇に置かれたお店の立て看板

  • 入口脇の壁に貼られた注意書き

  • 開店前の店舗入口

2022/10/17 更新

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