あてるいさんが投稿した蔵カフェ 草風庵(埼玉/飯能)の口コミ詳細

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阿弖流爲 食の全国漫遊

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蔵カフェ 草風庵飯能/カフェ、喫茶店、ケーキ

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

七夕の日に桃尽くし

この日は約2ヶ月ぶりに飯能へ。丁度七夕の日になります。

今回のお目当ては草風庵さんにて提供が始まった桃パフェでしたが、先ずは前回と同じくこくやさんにてランチを済ませることにします。

この日は飯能に向かう前に都内で所用があったので、こくやさんに着くのがどうしても11時半過ぎになってしまい、その込み具合によっては草風庵さんに伺うのも遅れる可能性があります。
そこで、草風庵さんには事前に開店予定時刻の1時間後(13時半)の予約を入れておきました。

ところが、その心配は杞憂に終わり、こくやさんでは全く待たされることなくスムーズにランチが終了。草風庵さんには開店前の12時12分に着いてしまいました。お店の入口の右前方のパラソル付き丸テーブルには既にシニアの女性2人がお待ちでした。
私も前回と同じテーブルに腰を下ろして待っていたところ、程なく女性スタッフが現れたので事情を話すと、予約をキャンセルして開店時に入店できるとのこと。
その後、また女性客2人が到着し、その直後の12時21分にオープン。店内に案内されました。

カウンターの一番奥の席に腰を下ろし、山梨完熟もものパフェ 1,600円、果の華氷 完熟もも 900円、そして期間限定 コスタリカコーヒー 500円(いずれも税込)を注文。

先ず、待つこと10分程で桃のパフェが登場。
大きな山梨産みさか白鳳まるまる1個分がカットして盛られていて、その中には生クリームと小さくカットした桃果肉、桃シャーベットが詰め込んであります。
この桃が兎に角瑞々しくて、しかも甘味たっぷり。口に入れながら思わずうっとりしてしまいます。このためだけにわざわざ飯能まで訪れた甲斐がありました。

10分ちょっとでパフェを平らげ、続いて果の華氷 完熟もも。
100%桃果肉で、一口目から優しい甘味と桃の香り。溶けてくると正に桃そのもの。これも美味しくいただきました。

最後に、コスタリカ。
苦味も酸味も控えめで、口当たりのすっきりした飲みやすいコーヒー。コーヒー好きの旦那さんが拘って知り合いの焙煎所から仕入れ、自らドリップしているだけあって、コーヒー専門店で出されるドリップコーヒーに全く遜色の無い一品でした。

私が入店した数分後に女性客4人グループが来店し、2階席へ。その後も続々と来店し、13時前には空きはカウンター1席のみでした。
でも、皆さん長居せず30分程で入れ替わるので、少人数なら待たないで入れそうです。

桃好きの私としては、2024年もまた桃パフェのシーズンにお邪魔したいです。


  • 山梨完熟もものパフェ 1,600円(税込)

  • 果の華氷 完熟もも 900円(税込)

  • 期間限定 コスタリカコーヒー 500円(税込)

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 山梨完熟もものパフェ

  • 果の華氷 完熟もも

  • 果の華氷 完熟もも

  • 期間限定 コスタリカコーヒー

  • 2023.7 メニュー①

  • 2023.7 メニュー②

  • 2023.7 メニュー③

  • 2023.7 メニュー④

  • カウンター席の風景

  • カウンター上に並ぶコーヒー豆の容器

  • 私の席の目の前

  • 私の席の左にあった本棚①

  • 私の席の左にあった本棚②

  • キッチンの棚に並ぶカップたち

2024/01/07 更新

1回目

2023/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

蔵の町・飯能らしい蔵カフェ 元青果店経営のご夫婦が営む フルーツ好きが泣いて喜びそうな隠れスイーツ百名店

この日は、武蔵野うどんの老舗、こくやさんを訪ねて遥々飯能へ。
折角此処まで来たのですから、ランチだけで帰る訳にはいきません。そこで、このエリアを食べログ検索したところ、唯一目に留まったのがこちら。蔵カフェ 草風庵さんです。

調べたところによると、このお店のオーナーご夫婦は元々青果店を営んでいたのですが、リタイアしたのを機に旦那さんの実家にある明治後期に建てられた2つの蔵(旦那さんの曽祖父が繭の商売に使用)を改装。骨董・アンティーク蒐集の趣味を生かし、旦那さんが2013年に裏蔵を使って古物商のお店(古美術 草風庵)を開業したのに続き、2019年にご夫婦の長年の夢だったカフェを表蔵にオープンさせたのだそうです。それがこの日私が訪れた蔵カフェ 草風庵という訳です。

こくやさんを出て目の前の飯高通りを左へ。先程は直進した広小路交差点を今度は右折し、県道28号(通称「広小路」)沿いに数分歩くと、飯能河原交差点の少し手前右手の少し奥まったところにお店があります。

こくやさんでの食事が思ったよりかかり、退店が1巡目の最後の方になったのですが、それでも草風庵さんに着いたのは開店予定時刻1時間前。
お店の入口の方に入っていくと、偶々右脇の裏口から出て来た女将さんと遭遇。すると、早速私のために店外ながら日陰で座って待つことができるよう、席を整えて下さいました。それでも、流石に1時間は長過ぎると思われたのか、名前と連絡先を登録して席を外し、近傍の飯能河原辺りを散策されてはどうですか、と勧めて下さいました。
元々、時間があればお店から足を伸ばして飯能河原まで降りてみたいと思っていた私にとっては、この女将さんの提案は渡りに船。お言葉に甘えてそうさせていただくことにしました。

お店の前から再び広小路に出て右に進むと、程なく飯能河原交差点があります。その交差点を渡った向かい側に建つ飯能市中央公民館の中央に駐輪スペースがあり、その奥の階段を降りると飯能河原に降りていく道に最短で出ることができます。この道筋まで女将さんが教えて下さったので、大変助かりました。

飯能河原に降りて暫し散策した後、敷地内までは入りませんでしたが観音寺、諏訪八幡神社といった近隣の社寺を急ぎ足で回り、最後にお店の直ぐ近くの住宅地区に見つけた飯能八坂神社という小さな社に立ち寄った後、12時過ぎにはお店の前に戻りました。
散策前に女将さんが整えて下さった店外のテーブル席に腰を下ろすと、直ぐに店内から女性スタッフが冷たいお水とメニューを持って来て下さいました。

数分後に2人目の女性客が姿を見せ、その後間もなく注文取り。私は、いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ 1,500円と、果の華氷 ミックスフルーツ 800円(いずれも税込)を注文しました。

そして、予定時刻より8分早く開店。真っ先に店内に招き入れていただき、カウンター席の中央に腰を下ろしました。

開店前に注文を済ませていたこともあり、着席して僅か2分で先ずパフェが登場しました。
このパフェが見るからに圧巻。一番上にはかなり大きめに分厚くカットしたマスクメロンと赤肉メロンが2切れずつ飾られ、その中央に丸々1個分のいちじくが6切れにカットされてトッピングされています。そして、食べてみると、どれもとても甘くてジューシーでした。
トッピングの下にはバニラアイスと生クリーム、その中央には苺をそのまま潰して拵えたシャーベット。そして、ガラス容器の一番底には再びカットしたいちじくとバナナ。
上から下まで全く手抜かりの無い、完璧と言っても過言では無い出来栄えのパフェでした。
これだけ新鮮で美味しいフルーツ盛り沢山のパフェがこの値段で食べられるなんて、信じられません。もう他のお店でフルーツパフェと称するものを食べようという気さえ失くしてしまいそうです。
きっと青果店経営時に培った眼力、人脈、仕入れルートを最大限活用し、質の高い果物を何処よりも早く安く手に入れておられるんでしょうね。

私がパフェを食べ終わるのを見計らって果の華氷を準備して下さり、今度は待つこと4分程で出して下さいました。

この果の華氷がまた絶品。
私がこれまでいただいてきたフルーツ系かき氷と言えば、かき氷機で細かく削った氷に果汁入りのシロップや果肉のソースをかけたり、カットした生の果肉そのものを氷にトッピング或いは氷の中に埋め込んだりしたものでした。
でも、私のいただいた果の華氷 ミックスフルーツは、シロップやソースをかけてある訳でもなく、カットした生の果肉をトッピングしてある訳でもありません。何と驚いたことに、苺、バナナ、パイナップル、ブルーベリー、キウイなどをそのまま凍らせ、それを薄く削って盛ってあるんです。
ですので、見かけは氷だけのようでも味は濃厚なフルーツの味。ミックス以外にも季節のフルーツ単体のものが10種近くあり、これが一年を通していただけるそうで、他の種類のものも食べたくなってしまいます。

こうしてあっという間2つとも食べ終わり、25分ほどで退店。その頃には1階席は満席になり、2階にもグループ客1組が上がっていました。やはり平日でも開店前に訪れるのが無難なようです。

退店時に、今回まだメニューに載っていなかった桃がいつ頃からメニューに登場するか尋ねたところ、旦那さんが甘くて瑞々しくて一番美味しい桃が楽しめる時期を丁寧に教えて下さいました。
女将さんといい旦那さんといい、常連か新顔かの分け隔てなくとても温かくもてなして下さるその接客姿勢には感銘を受けました。商売上の利益云々よりも、旬の美味しい果物をお客さんに食べてもらい喜んでもらいたいというお二人の真心がひしひしと伝わって来て、旦那さんのアドバイスに従い桃の最も美味しくいただける時期に必ずや再訪しようと心に誓いながら、お店を後にしました。

なお、今回いただいたのはパフェと果の華氷だけでしたが、後で調べたところでは、旦那さんはコーヒーにもかなり拘っておられるらしく、私も食べログでBMしてある所沢市の「直焙煎珈琲豆kieido(キエイドー)」さんから取り寄せた豆を注文が入ってから旦那さん自ら店内で焙煎し、ハンドドリップして出しておられるそうです。
次回はこのコーヒーもいただいてみたいですね。

これまでの食べログ活動同様、今回の飯能遠征もランチをメインに据え、その近傍でドリンクやスイーツを楽しめるスポットを探すというパターンで計画を組んだのですが、メインターゲットだったこくやさんは勿論のこと、この蔵カフェ 草風庵さんも期待を遥かに上回る殆ど感涙ものの素晴らしさ。
探せば飯能には他にもランチスポットやカフェはあると思いますが、この2店の組合せは間違いなく最強鉄壁。
遠からずまた実現するであろう次回の飯能遠征も、また同じ組合せになりそうです。


余録

今回初めて訪れた飯能は、江戸時代は畑作を中心とした農業の他、入間川上流の山間部から切り出された木材を扱う材木商、周辺地域から集荷された炭、石灰、生糸、絹織物などの中継取引で栄えたようです。
ランチで訪れたこくやさんは穀物商人が賄いで始めた手打ちうどん屋の6代目でしたし、この草風庵さんはオーナーの曽祖父が繭の商売で使っていた夫婦蔵を改装して始めたお店でした。
このように歴史のある町ですので、写真でも投稿したように、飯能駅とこれらのお店を行き来する道筋だけでも、色々な歴史的建造物や史跡などに出会うことができました。
食べログ活動と共にこういう歴史散歩もできて、とても有意義な小旅行でした。

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ 1,500円(税込)

  • 果の華氷 ミックスフルーツ 800円(税込)

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ 中から出て来た苺のシャーベット

  • いちじくとマスクメロン、赤肉メロンのパフェ 一番底にはいちじくとバナナ

  • 果の華氷 ミックスフルーツ

  • 果の華氷 ミックスフルーツ

  • 私の座ったカウンター席のテーブルクロス

  • 初めに出されたお水とお手拭き

  • カウンター風景

  • メニューブック 表紙見開き

  • メニュー①

  • メニュー②

  • メニュー③

  • メニュー④

  • メニュー④ 右上拡大

  • メニュー⑤

  • 店舗外観

  • 入口脇で野菜も販売中

  • お店の栞 表紙

  • お店の栞 内側

  • お店の栞 裏表紙

  • ショップカード 表面

  • ショップカード 裏面

  • こくやさんを出て飯高通りを広小路方向へ

  • 広小路を飯能河原方向へ

  • 広小路

  • 大野邸と飯能縄市の解説板

  • 飯能大通り商店街のアーチ

  • 奥むさし飯能観光協会

  • 飯能市指定有形文化財 店蔵絹甚の解説板

  • 店蔵絹甚 出入口

  • 横から見た店蔵絹甚

  • 高麗横丁の案内板

  • 高麗横丁入口

  • もう直ぐお店に到着

  • 店舗遠景

  • 道路脇の案内板

  • 店外にこのようなテーブルが3卓あります

  • 開店1時間前の店舗入口

  • テラスの置き物

  • この日陰のテーブル席で待たせていただきます

  • 古美術店 草風庵の看板

  • この奥が古美術店です

  • 日陰のテーブル席から見た広小路

  • お水を出していただきました

  • 広小路の突き当たりが飯能河原交差点

  • 飯能中央公民館の駐輪場の奥にあるこの階段を下ります

  • 公民館裏から飯能河原へと続く道

  • 飯能河原の風景①

  • 飯能河原の風景②

  • 飯能河原の風景③

  • 飯能河原の風景④

  • 飯能河原の看板

  • 飯能河原周辺の観光案内

  • 観音寺入口

  • 観音寺横の道路 途中まで路側帯すらないため一旦側道に降ります

  • 観音寺横の道路側から眺める飯能河原

  • 観音寺本堂

  • 諏訪八幡神社入口

  • 飯能八坂神社はこちら

  • 飯能八坂神社

  • お店を出て広小路を左へ

  • まんじゅう小路の解説板

  • まんじゅう小路

  • これは別の蔵カフェ

  • 紙屋横丁の案内板

  • 広小路交差点 飯高通り入口脇にも蔵がありました

  • 広小路交差点から飯能駅に向かう途中 川寺街道の案内板

  • 飯能駅プラットフォーム

  • この電車に乗って帰ります

2023/05/21 更新

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