23回
2024/03 訪問
花見シーズン向け和菓子3品
この日はあけぼのばし商店街入口にオープンしたなべちゃんラーメンさんにてランチ。
この商店街に来たら、大角玉屋さんに寄らない訳にはいきません。1月末以来、約1ヶ月半ぶりです。
12時20分頃に店内に入ると、先客1人。でも、女性スタッフが2人いて、直ぐに私の番になりました。
ショーケース内を眺め、今の季節らしい和菓子4品を購入。持ち帰って早速いただきました。
◼️ お花見団子 290円(税込) 賞味期限2日間
真ん中に小豆餡の玉、その上にピンク色、その下に黄緑色の団子を串刺ししてあります。
味を楽しむというより、目で見て楽しむ感じのお団子ですね。
◼️ お花見饅頭 300円(税込) 賞味期限2日間
白色の上用饅頭に桜の花の蕾をトッピング。中に小さな栗が丸ごと入っていました。春なのに栗?という気はしましたが、栗饅頭と思えば普通に美味しかったです。
◼️ 桜餅(粒あん) 290円(税込) 賞味期限2日間
関東風のオーソドックスな桜餅ですが、こしあんの桜餅がピンク色の皮なのに対し、こちらは皮が白色です。
桜の蕾の塩漬けがトッピングされてはいるものの、見た目の色は桜餅らしくありませんが、味はしっかり長命寺。美味しくいただきました。
◼️ 道明寺 290円(税込) 賞味期限当日中
こちらは色も味も、正真正銘の関西風。長命寺には無い餅米の粒々もちもち感、餅皮と餡子の一体感がいいですね。
どちらも美味しいですが、個人的にはやっぱり長命寺より道明寺の方が好みです。
お花見団子、桜餅(粒あん) 、道明寺 各290円、お花見饅頭 300円(いずれも税込)
お花見団子
お花見饅頭 断面
桜餅(粒あん)
桜餅(粒あん)
道明寺
ショーケース内に並ぶお花見団子
ショーケース内に並ぶお花見饅頭
ショーケース内に並ぶ桜餅2種と道明寺
2024/03/19 更新
2024/01 訪問
本店が百名店に選ばれないのは何故?
約9ヶ月ぶりの訪問。
この日は丁度市谷台町坂上の麺庵大和さんにランチしに来たので、その帰り道に立ち寄りました。
ショーケース内には、早くも桜餅と道明寺が沢山並べてありましたが、吹雪饅頭、草餅(こしあん)、うぐいす餅、ハートどら焼 各290円(税込)を買い求めました。
吹雪饅頭は、北海道産小豆のつぶあんと栗1個をつくね芋と上用粉の薄皮で包んであります。
栗とつぶあんを一度に食べられるのが嬉しいですね。
草餅は、北海道産小豆のこしあんを蓬入りの上新粉の餅皮で包んであります。
味は普通の草餅ですが、天辺を絞った形にしてあるのが大角玉屋さんオリジナルです。
うぐいす餅は、小豆あんをもち粉の皮で包み、青きな粉をたっぷり塗してあります。
お店のスタッフから「粉が飛び散りやすいので気を付けて下さい」と言われましたが、確かに食べにくいですね。
ハートどら焼は、バレンタインデー向けの期間限定商品。
食べてみると、形がハート形っぽいだけで中身は普通のどら焼です。どら焼好きの男性ならこれでも喜ぶとは思いますが、折角ですから何かもう一工夫欲しかったですね。
そう言えば、今回新設された食べログの和菓子・甘味処TOKYO百名店に大角玉屋さんの銀座店が選ばれたようですが、店構えといい、品揃えといい、サービスといい、大角玉屋さんの中では最高レベルの筈の本店を差し置いて、銀座店だけ選ばれたのは何故なんでしょうか。
比べてみると、口コミ数が本店の171件に対し銀座店は408件と約2.4倍(2024年1月30日現在)。銀座の方が交通の便が良くて、食べログランキングに影響力のあるレビュアーさんがより多く訪れているからなんでしょうが、銀座店を訪れた方は是非一度本店も訪れて公平に評価していただきたいものです。
上から 吹雪饅頭、うぐいす餅、草餅(こしあん) 各290円(税込)
ハートどら焼 290円(税込)
吹雪饅頭
吹雪饅頭 断面
草餅(こしあん)
草餅(こしあん) 断面
うぐいす餅
うぐいす餅 断面
ハートどら焼
ハートどら焼 断面
ショーケース内に並ぶ和菓子たち
ショーケース内の吹雪饅頭
ショーケース内の草餅(こしあん)
ショーケース内のうぐいす餅
陳列台上のハートどら焼
2024/01/31 更新
2023/05 訪問
2023年端午の節句直前 柏餅、金太郎どら焼、抹茶大福
3週間前、新宿御苑方面でランチした帰りに訪れたところ、お目当ての季節商品のうち金太郎どら焼が発売前でした。
そこで、発売後のこの日、中華そば 葉山さんでランチしたその足で、あけぼのばし商店街まで下り、柏餅 みそ、金太郎どら焼き、抹茶大福を買い求めました。
◼️ 柏餅 みそあん290円(税込) 賞味期限 当日中
餅皮のもっちりした食感と、味噌の風味と塩気が何とも言えません。
未だ正午頃にもかかわらず、既にこしあんの柏餅は品切れで、柏餅3種の中ではこしあんが一番人気のようですが、私の一推しはみそです。
◼️ 金太郎どらやき 290円(税込) 賞味期限 7日間
小豆あんの代わりにバタークリームを挟んだどら焼。
どら焼の皮はしっとり感が無くパサパサで、しかも甘味も殆ど感じられず、バタークリームの塩気だけが口の中に広がります。
何故このどら焼を「金太郎」と名付けたのか分かりませんが、金太郎もこの商品がターゲットにしている子どもも、果たして普通の小豆あんのどら焼よりバタークリームのどら焼の方を気に入るのでしょうか? 私はどらやきには小豆あんが一番合っているような気がしました。
◼️ 抹茶大福 310円→お客様感謝dayで270円(いずれも税込) 賞味期限 冷蔵3日間
生クリームに抹茶を混ぜた抹茶ムースと白あんを餅皮で包んだ大福。タイミング良く毎月1,15日の「お客様感謝day」に当たったため、40円引きでした。
これも和洋折衷ではありますが、白あんがベースになっているので大福と生クリームの組合せにも全く違和感が無く、とても美味しくいただきました。
柏餅 みそあん290円(税込)
金太郎どらやき 290円(税込)
抹茶大福 310円→お客様感謝dayで270円(いずれも税込)
柏餅 みそあん
柏餅 みそあん 断面
金太郎どらやき 中身
金太郎どらやき 横から見たところ
抹茶大福
抹茶大福 断面
ショーケース内の柏餅 みそあん
正午なのにもう柏餅 こしあんは完売
陳列棚に並ぶ金太郎どら焼
ショーケースの上に置かれた抹茶大福
この日は久しぶりに念仏坂側からあけほのばし商店街へ
念仏坂の石段
石段の途中にある念仏坂の標柱
念仏坂下 商店街への出口角に残るフジテレビ移転前の名残りの道標
あけぼのばし商店街 住吉町交差点側出入口
2023/05/02 更新
2022/11 訪問
酒どら、亥の子餅、もちもち焼
またまた約1ヶ月ぶりの訪店。
未だ食べたことの無い3品を見つけたので、買ってみました。いずれも280円(税込)です。
◼️ 酒どら
日本酒などを染み込ませた生地で北海道産手亡豆の白餡を挟んだどら焼き。賞味期限は、冷蔵保存で5日間です。
何年か前、大角玉屋さんのブランデーどら焼きを初めて食して衝撃を受けた記憶があるのですが、それに匹敵するインパクト。手に持つと生地がベタベタで今にも滴が落ちてきそうな位湿っています。
食べてみると、日本酒の風味がじ〜んと口の中に染み渡り、何だか本当にお猪口でお酒を飲んでいるような感じ。パッケージに「車を運転される方、またはお子様には、お気をつけてくださいませ。」とあるのも宜なるかなと納得です。
ブランデーどら焼きよりは一回り小さいですが、生地が厚く白餡の量も多いので、食べ応えは十分。日本酒好きの方にお勧めの和菓子です。
◼️ 亥の子餅
上用粉などを練り固めて拵えた灰色の皮で北海道産小豆の餡を包んだ和菓子。亥の子をイメージして、表面に胡麻を散りばめたり、茶色の筋を入れたりしてあります。賞味期限は、常温で4日間です。
名前は餅ですが、餅米は全く使われていないため皮に粘り気は無く、ういろうのような食感です。とても素朴なお菓子で、味よりは見た目を楽しむ感じですね。
◼️ もちもち焼
小豆の粒餡をクレープのような生地で包んだ和菓子。賞味期限は、常温で4日間です。
生地には餅粉を加えてあるので、名前の通りもちもちした食感。中には餡子がたっぷり詰まっています。粒餡好きの方には嬉しいお菓子です。
2022/11/29 更新
2022/10 訪問
大粒栗大福と柿蒸ようかん
この日は、約1か月ぶりの訪店。
如何にも今の時期に相応しい和菓子2種を見つけたので、買ってみました。
◼️ 大粒栗大福
その名の通り、大粒の栗一粒を宮城県産餅米の餅皮と北海道産小豆のこし餡で包んだ大福。賞味期間は、常温で当日限りです。
中の栗が大きい分、通常の大福やフルーツ大福よりもかなり大きめ。このため、型崩れ防止のためにプラ容器に載せてからビニール包装してあります。
それでも、手に取ると中身の重みで全体がやや潰れる感じ。一寸食べにくいですね。
でも、そこは大角玉屋さんの大福。流石に餅皮やこし餡はしっかりしてますし、大粒の栗も美味しい。どの大福もハズしませんね。
◼️ 柿蒸ようかん
北海道産白手亡豆、白インゲンの餡に干し富有柿、柿酒、小麦粉、片栗粉などを加え、型に入れて蒸し固めた羊羹。ビニールで包んだ羊羹を柿の葉に載せてあるので、そのビニールを剥がしてからいただきます。賞味期間は、冷蔵保存で5日間です。
柿の風味はとても良いのですが、いつも甘さ抑えめの大角玉屋さんのお菓子にしては、柿本来の甘味だけでなく砂糖も加えてあって、結構甘め。しかも、サイズも大きいのでかなり重たく、一人で全部食べ切るのに苦労しました。この半分位でも丁度良い感じです。
あと、極力天然素材を生かしてお菓子を作られるのが大角玉屋さんの良さなのに、この羊羹の色を柿だけで出さず、着色料(赤、黄)を加えてあるのがやや残念でした。
2022/10/20 更新
2022/09 訪問
菊華餅(きくはなもち) 9月15日限定販売の商品です
この日は、私お気に入りの珈琲日記さんが表参道で営業開始してから丁度6周年。
そこで、新宿通りの津之守坂入口交差点角にあるそば屋 つぼみ家さんで早めのランチを済ませてから、珈琲日記さんに向かう予定でした。
ところが、この日の朝、何気なくInstagramを見たところ、大角玉屋さんの本店と銀座店限定、かつ、この日限定で菊華餅(きくはなもち)が販売されるとのこと。
数日前に訪れたばかりでしたが、是非この和菓子を食べてみたいと思い、出発を早めて先ず曙橋商店街にある本店に寄ってからつぼみ家さんに行くことにしました。
未だ午前中の早い時間だったせいか、店内に先客の姿は無く、いつもは女性スタッフ数人が並んでいるショーケースの向こう側も、何故か若いお兄さん1人だけです。
私が入店してショーケースの前に立つや否や、そのお兄さんが菊華餅を勧めて来ます。そこで、正にそれを買いに今日来たんですよ、と返して、お目当ての菊華餅を1個包んでもらいました。
そして、たったこれだけしか買わないのかと思われるのも嫌なので、週初めに東京葡萄大福、栗いも羊羹などを買いに来たことをそれとなくアピールしておきました(苦笑)。
さて、その後、つぼみ家さんと珈琲日記さんに行き、仕事場に持ち帰って早速この菊華餅をいただきました。
常温保存で賞味期限2日間のこの生和菓子、菊を用いて無病息災や長寿を願う9月9日の重陽(ちょうよう)の節句に因んだもので、こし餡入りの道明寺生地に食用の菊の花を刻んで入れ、更にこれまた食用の菊の葉で包んであります。
見た目にも菊の花と葉の色が鮮やか。食べると食感は春の桜道明寺のようですが、しっかり菊の風味がして、正に道明寺の秋バージョンといった感じ。
一年のうちこの日だけという貴重な味を楽しませていただきました。
2022/09/15 更新
2022/09 訪問
久々の再会 秋限定のお菓子たち
約1ヶ月ぶりに大角玉屋さんを訪問。今の季節限定の4品を買い求めました。
初購入の栗いも羊羹以外は、コロナ禍前の2019年秋以来3年ぶり。大変懐かしくいただきました。
◼️ 東京葡萄大福
宮城県産糯米みやこがねを使った餅皮と、北海道産手亡豆を材料とした自家製白餡で、1年で僅か50日余りしか収穫日が無いという東京産の葡萄2粒を皮のまま包んだ大福。消費期限は、常温保存で当日中です。
餅皮は薄いけどもっちり。甘酸っぱくてジューシーな葡萄とほんのり甘い白餡との相性も抜群。葡萄が1個ではなく2個入っているのも嬉しいですね。
大角玉屋さんと言えば、いちご大福の元祖として知られていますが、この東京葡萄大福も絶品です。
◼️ 栗いも羊羹
国産の甘薯、栗に砂糖のみ加えて拵えた羊羹。消費期限は、冷蔵保存で3日間です。
和菓子好きの私ですが、羊羹は余り好みではありません。でも、この羊羹は別。名前の通り栗といもだけ、砂糖も控えめで栗いも本来の甘みを生かした、大きい割にはとてもあっさり食べ易い羊羹です。
◼️ 秋の月
中秋の名月のような丸く黄色いお饅頭。丸ごと1個の栗と小豆餡、白餡を米粉と餅粉の皮で包み、表面には芒の模様が描かれています。消費期限は、冷蔵保存で4日間です。
見た目もこの季節にぴったりですし、栗が丸ごと入っているのがいいですね。
◼️ 栗丹波
愛媛県産の栗をペースト状にし、国産砂糖のみを加えて練り固めた生菓子。消費期限は、冷蔵保存で5日間です。
着色料は一切入っていないため、天然の栗の実の色そのまま。味も砂糖控えめで栗本来の風味を楽しめます。
2022/09/15 更新
2022/08 訪問
久しぶりの大角玉屋さん 初物は梅しずく、水花、マンゴー蒸しブッセ そして3年ぶりのマンゴー大福と白桃水ようかん
この日は、3日ぶりのコンビニ飯。そのついでに曙橋商店街まで足を伸ばして、約1年9ヶ月ぶりに大角玉屋さんの本店を訪れてみました。
久しぶりだったこともあり、ショーケースの中をゆっくり眺めて回ると、結構気になるお菓子があり、初めは2〜3品のつもりが絞りきれません。悩んだ挙句、結局、梅しずく、水花、マンゴー蒸しブッセ、マンゴー大福、白桃水ようかんの5品を買い求めました。
意図した訳ではありませんが、5品いずれもフルーツ系。やはり夏はこういうお菓子を身体が欲するのでしょうか?
帰って来て過去の口コミを確認したら、梅しずく、水花、マンゴー蒸しブッセは初めてでしたが、マンゴー大福と白桃水ようかんは3年前の夏以来でした。
本当は買い求めた5品のうち半分位は、この日のうちに食べ切るつもりだったのですが、ランチで欲張り過ぎて40%増量商品3品とチルドデザートを食べてしまったので、大角玉屋さんのお菓子を入れる余積が無くなってしまいました。
そこで、賞味期限を見つつ、翌日以降2日間に分けていただくことにし、常温保存の梅しずくは机の引き出しに、その他は仕事場の冷蔵庫に入れました。
翌朝いただいたのは、以下の3品。
◼️ 梅しずく 賞味期限 常温で2日間
水まんじゅうの餡子の代わりに、梅の砂糖漬けを包んだ円柱形のお菓子。
常温保存ですが、お店の方のアドバイスに従い、食べる前に少し冷蔵庫に入れて冷やしてからいただきます。
すると、葛粉と寒天で拵えた皮のひんやりつるんとした食感と、砂糖漬けした梅の酸味が清涼感を与えてくれます。
正に今の季節にぴったりのお菓子ですね。
◼️ 水花 賞味期限 冷蔵で2日間
食前酒を入れるような小さな脚付きグラスの形をしたプラスティック製容器に、小さくカットされたラ・フランスを寒天で閉じ込め、赤いエディブルフラワーの花弁と金粉をトッピングしたお菓子。
非常に見た目を大切にし、工夫して作られた手の込んだお菓子であることは分かります。
でも、食べてみると、和菓子らしさは全くなく、味は普通の洋梨ゼリーで、しかも量はほんの少し。
かなり物足りなさを感じる一品でした。
◼️ マンゴー大福 賞味期限 冷蔵で3日間
白餡の中にマンゴー風味のムース様のものを閉じ込めた大福。原材料表示を見ると、牛乳、ゼラチンも入っているようです。
大角玉屋さんが発祥とされるいちご大福の他、最近は多くの和菓子店が様々なフルーツ大福を販売していて、私もこれまで色々楽しませていただきました。ただ、難点は生の果肉入りのため、賞味期限が当日限りであること。
その点、このマンゴー大福は、マンゴーの果肉そのものを入れていないので、冷蔵保存とはいえ3日保つのが売り。
その分、生のマンゴー果肉に比べればマンゴーらしさは薄れますが、マンゴー風味は十分感じられます。
他のフルーツに比べ単価が高いこともマンゴー果肉そのものを使っていない理由かもしれませんが、和菓子屋さんの大福らしさをより感じさせるフルーツ大福だと思います。
なお、包装に貼られたシールには、「This taste warms the cockles of the heart.」(心を和ませてくれるこの味)とのメッセージが書かれています。これが、この商品に込めた大角玉屋さんの気持ちなのでしょうか。
続いて、週明けの朝にいただいたのが、以下の2品。
◼️ 白桃水ようかん 賞味期限 冷蔵で5日間
楕円柱形のプラスティック容器に入れ、寒天でコーティングした白桃2切れをトッピングした、手亡豆の水ようかん。
白桃と水ようかんの間には、薄桃色に染められた卵白のムースが敷かれていて、彩りと食感にアクセントを加えています。
どちらも今の季節ならではの水ようかんと白桃の組み合わせ。清涼感を感じさせてくれる和菓子です。
◼️マンゴー蒸しブッセ 賞味期限 冷蔵で8日間
小麦粉に卵を加えて拵えた楕円形の蒸しケーキ状の生地を二つ折りにし、その間にマンゴーペースト入りの白餡を挟んだお菓子。
白餡を使用していることで辛うじて和菓子の体裁を保っているのでしょうが、見た目は完全に洋菓子です。
中身の餡はマンゴーらしい色をしているのですが、食べてみると完全に白餡。マンゴーらしい風味は全く分かりません。
マンゴーらしさを出すためには、マンゴーピューレかマンゴージャムを白餡に添えた方が良かったのではないでしょうか?
梅しずく
水花
マンゴー大福
白桃水ようかん
マンゴー蒸しブッセ
梅しずく 断面
プラスティックの箱に入れられた水花、マンゴー大福、白桃水ようかん
プラスティックの箱を開けたところ
水花 容器の横から見たところ
水花 中から出て来たラ・フランス
マンゴー大福
マンゴー大福 断面
白桃水ようかん 横から見たところ
白桃水ようかん 上蓋を開けたところ
白桃水ようかん 表面は寒天
白桃水ようかん 寒天の下には白桃2切れ
白桃水ようかん 白桃の下から卵白のムースが顔を覗かせてます
白桃水ようかん 卵白のムース
白桃水ようかん 卵白のムースの下には寒天の欠片が敷かれています
白桃水ようかん 一番下は手亡豆の水ようかん
白桃水ようかん 手亡豆の水ようかん
マンゴー蒸しブッセ
マンゴー蒸しブッセ 横から見たところ
2022/08/22 更新
2020/11 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
コロナ禍発生後初めて 久しぶりの利用は催事販売にて 和風モンブラン、いちぢく饅頭、もちもち焼
私の仕事場に近いお気に入りの和菓子屋さんである、曙橋商店街の大角玉屋本店さん。新型コロナ禍が発生したこの春以来、暫くご無沙汰していましたが、今回久しぶりに催事出張販売でお世話になることに。
いつもと違い偶々当日通りがかりに催事販売をしていることに気づいたので、その場で品定め。いつも通り季節限定品の中から未購入のものをチョイスしました。
◼️和風モンブラン 賞味期間 冷蔵6日間
名前同様、外見も和菓子らしくなく、蓋付きの小さなプラスチック製カップに入っていて、小さなプラスチック製スプーンでいただきます。
カップの底にはモンブランの土台のスポンジをイメージして米粉と小麦粉とベイキングパウダーを混ぜて拵えた生地が薄く敷かれていて、その上に羊羹、マロンクリームのようにクチナシで黄色く着色したヌードル状の白餡、更にスライスした小粒の栗(スライス)が重ねられています。
残念ながら味も食べ応えも本物のモンブランケーキには遠く及びませんが、和菓子の素材を使って良くここまで似せたものだと感心します。その着想を楽しむ和菓子ですね。
◼️いちぢく饅頭 賞味期間 常温14日間
「饅頭」と名付けられてはいますが、表は饅頭の皮ではなく洋風のパイ生地。中にはペースト状のドライフィグと白餡が包まれています。
和菓子らしいのは白餡だけで、後は完全に洋風のお菓子。ドライフィグの風味が楽しめます。
◼️もちもち焼 賞味期間 常温4日間
クレープのような小麦粉と卵の生地に餅粉を混ぜて焼いたもちもちした表皮で、上品な小豆の粒あんを三角に包んだ和菓子で、表面に「もちもち焼」という焼印入りです。
この日食べた中では一番食べ応えがあり、しかも和と洋のバランスが取れていて、気に入りました。もう一個買っておけば良かったと後悔しました。
2020/11/30 更新
2020/01 訪問
正月限定の花びら餅は既に終了(泣) 代わりに桜道明寺250円、桜餅250円、あずき王子270円(税込)
イノベーティブ・フュージョン料理の吉方聖居さんでランチとオーナーシェフとの会話を楽しんだ後、今年初めてあけぼのばし通り商店街に足を踏み入れました。
今日の目指す先は、和菓子の大角玉屋本店さん。うっかり年明けの催事販売を見逃して、正月限定の花びら餅を買いそびれてしまったので、まだあるうちにと思って訪れたのですが・・・。
ショーケースのどこを探しても見当たらないので、お姉さんに尋ねたところ、もう先週で販売を終了したとのこと。また、来年まで待たなければなりませんね。(泣)
前回来店したときとは印象が違い、今日は店頭にご店主夫妻と思しきご老人2人がおられ、「いらっしゃいませ」と丁重に迎えて下さったこともあり、何か他のものでも買って帰ろうかと思い直しました。
そして、改めて目の前のショーケースの中を眺め回し、ふと目に止まったのが、「今月のお薦め商品です」(注:「お薦め商品」の部分が赤字)という札。そこには鮮やかな桜色をした桜餅と桜道明寺がたくさん並べてありました。
今日の春のような陽気に相応しいので、2つとも買うことにしました。他に先日の催事販売で買い損ねたあずき王子というお菓子もあったので、これも一緒に買い求めました。
桜餅と桜道明寺は、賞味期限が販売当日で、余計な添加物は一切入っていない、まさに本格正統派の味わい。周りを包む桜の葉の香りもいいですし、その仄かな塩味が中身の餡の甘味を一層引き立てます。
あずき王子は、賞味期限が2日間。桂皮末(シナモンパウダー)で香り付けした焼きりんごの果肉を載せたスポンジ生地の上下を羊羹で挟んだ和洋折衷のお菓子です。一番上には小豆が2粒載っていて、一番下には薄いタルト生地のようなものが敷いてあります。
真ん中の層のシナモンアップルケーキのような味わいと羊羹の風味のマッチングがとてもユニークで、和菓子の既成概念に囚われない大角玉屋さんらしさが良く現れた一品でした。
ただ、何で「あずき王子」ってネーミングなんですかねぇ。気になります。
2020/01/30 更新
2019/12 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
今年最後はパンプキン、黒ごま大福、干し柿
師走に入り今年最後の大角玉屋本店さんの催事販売。
この季節ならではの和菓子として選んだのが、以下の3つ。日保ちしない順番に毎日お茶のお供にいただいていきます。
今日の午後のお茶菓子は、常温保存で販売当日限りの黒ごま大福と、冷蔵保存でやはり販売当日限りのパンプキン。
パンプキンは、カボチャ色のカステラのような生地の上に薄くスライスして醤油でほんのりと味付けしたカボチャが貼り付けてあります。食べるとふんわりしっとりとした生地は甘さ抑えめ。カボチャも微かに醤油の風味に気づくかどうかと言った感じで、後はカボチャ本来の食感と風味のみ。如何にも大角玉屋さんらしい仕上げ方です。
黒ごま大福は、大角玉屋さんが繰り出す他の大福とは一味も二味も違う変わり種。まず、形が扁平で大きいし、中の餡が粒餡ではなくかなり緩めのこし餡で、しかも玉屋さんにしては結構甘め。だから、黒ごま風味と相まって「中華風」と名付けたのでしょうか?包装に書いてある原材料だけみると和菓子にない変わったものは入っていません。大福の皮は玉屋さんらしく柔らかくモチモチで、口で咥えて噛み切ろうとすると、扁平な大福がさらにビヨーンと伸びてしまうほど。皮に練り込まれた黒ごまの香りも美味しさをさらに引き立てます。本当に大角玉屋さんの大福は多種多様で、しかもハズレがないですね!
1日置いて翌々日にいただいたのが、常温保存で3日間の干し柿。干し柿を象った白い餅皮のお饅頭の中に柿ペーストと柿リキュールで風味付けした白インゲン豆の餡が入っていて、茶色の寒天でヘタ、短く切った爪楊枝で軸を模しています。さすがに大角玉屋さん、手が込んでますね。
餅皮は薄く、中身の餡はたっぷり、そして天然の素材の風味を生かして甘さ控えめ、というのは玉屋さんの他の和菓子と同じ。本物の干し柿を模して、餅皮の周りには餅粉をまぶしてあるのですが、爪楊枝の軸を手で摘んで食べることができるので、手を汚さなくて済み食べやすいです。
柿ペーストと柿リキュールを使って、見た目だけではなく風味でも柿らしさを出しているのがいいですね。ただ、食用タール色素の一つである赤色105号が使われているのは残念。柿由来の天然色のみにしていただければ文句なしですね。
余談
初日にいただいた黒ごま大福。大福自体も玉屋さんの他の大福各種とは趣を異にするのですが、包装のデザインもちょっと違います。日本語のできないお客さんを意識しているのか、お店の名前がアルファベットで記載。
ところが、それを見てはたと気づいたのが、その読み方。私、これまで何度も大角玉屋さんの和菓子を買い続けて来たのに、お店の名前の読み方を勘違いしてたんです。
「だいかくたまや」ではなく「おおすみたまや」だったんですね! 失礼しました。
和菓子なのに名前はパンプキン 包装時
パンプキン 中身拡大
中華風⁈ 黒ごま大福 包装時
黒ごま大福 中身
干し柿 包装時 名前はそのままでも一応和菓子です
干し柿 中身
干し柿 中には柿色の餡が入っています
2019/12/13 更新
2019/11 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
今日の秋限定は栗丹波、柚子饅頭、柿蒸し羊羹
四谷店、本店を巡ったものの、今回は催事販売。やっぱり私には、店舗販売のよそよそしい雰囲気より、催事販売のおばちゃんとの丁々発止のやりとりの方が性に合ってるみたいです。
今回買い求めたのは、今月の店舗巡りでいただいてもう一度食べてみたいと思った、大粒栗大福と珈琲ロール、そしてまだ買ったことのない季節限定の栗丹波、柚子饅頭、柿蒸し羊羹の5種。
初日にいただいたのは、常温保存で賞味期間が販売当日限りの栗大福。薄くてもっちもちの皮、甘さ控えめの上品なこしあん、そして丸ごと一粒中に包み込まれた大きな栗。何度食べてもまた食べたくなる美味しさですね。
2日目の午前中にいただいたのが、冷蔵保存で賞味期間2日間の栗丹波。原材料表示に「栗、砂糖」とあるとおり、甘み付け以外は栗オンリーのシンプルな和菓子です。食べてみると本当に全部栗!まさに栗だんごです。本物の栗の葉が下に敷いてあるし、栗きんとんのように変に着色せず、栗本来の渋茶色なのがいいですね。
2日目午後のティータイムには、冷暗所保存で3日間の珈琲ロール。栗丹波と違い、この栗あんは栗オンリーではなく白手亡豆や寒天も加えられているようですが、刻んだ栗の実がいっぱい入っていて栗栗感満点。今回が今年最後のつもりでしたが、もう一度食べたくなっちゃいました。
3日目午後のティータイムにいただいたのが、常温保存で4日間の柚子饅頭。柚子の実をイメージしたまん丸で黄色いお饅頭で、上には本物の柚子の小さな葉っぱが載っています。手で二つに割ってみると、薄い皮の内側に小豆のこし餡がいっぱい詰まっています。しかも、一口食べてみると薄皮に染み込ませてある柚子の風味が餡の甘みより先に口の中に広がり、見かけだけでなく味覚的にも柚子らしさを感じさせてくれます。
さて、週明け、今回の締めくくりにいただいたのが、冷蔵保存で6日間の柿蒸し羊羹。柿ペーストに白手亡豆を入れて固めた熟柿色の羊羹が柿の葉の上に載っています。一口食べると、柿の風味が一瞬口の中に拡がり、その後は甘味しっかりの普通の羊羹に。今まで食べた大角玉屋さんの和菓子の中ではいちばんの甘さかもしれません。私はたまたま紅茶のお供でいただいたのですが、渋めの緑茶と一緒の方が良かったかもしれませんね。
今回も季節感溢れる個性的で美味しい和菓子、ごちそうさまでした。
今季2回目の大粒栗大福
大粒栗大福
中には栗がまるまる一粒
栗丹波
ほぼ栗オンリーの栗丹波 下に栗の葉も敷いてあります
栗丹波 確かに中も全部栗です
これまた2回目 栗餡たっぷりのコーヒーロール
ロールの上面には玉屋の焼印
ロールの中には栗あんがたっぷり 何度でも食べたくなります
柚子饅頭
柚子の実をイメージしたまん丸黄色い饅頭の上には本物の柚子の葉が載っています
柚子の香りがする薄皮の内側には小豆のこし餡がたっぷり
柿蒸し羊羹 包装時
柿蒸し羊羹 中身
2019/11/27 更新
2019/11 訪問
ついに本店初訪問 今月の和菓子は珈琲ロール270円(税込)
これまでは季節ごとの催事出張販売でしか利用したことのなかった大角玉屋さん。
先週の四谷店に続き、今日ついに曙橋商店街にある本店を訪れました。ランチしたウェンディーズ・ファーストキッチン曙橋店さんの目と鼻の先にあります。
写真では見ていましたが、実際にこの目で見ると思ったより本店にしてはこじんまりした印象。もちろん四谷店や銀座店よりは店内も断然広いのですが、間口が狭いのでそう感じるのかもしれませんね。
今日買い求めたのは、今月の和菓子と店内表示されている珈琲ロール270円(税込)。名前だけ見ると季節の和菓子という感じではなく、通年販売の洋菓子っぽい響きですが、写真で見てお分かりのとおり、ロールの中身は濃厚な栗あん。栗をつぶしてあるだけでなく、小さめに刻んだ栗の実もそのまま入っていて、珈琲というより完全に栗が主役。まさに今月の和菓子に相応しい味わいで、栗好きの方には堪らない美味しさだと思います。
他の大角玉屋さんのお菓子同様、季節の素材をケチることなくふんだんに使っているのがいいですね。これで270円なら納得です。
先週伺った四谷店とは違い、店内スタッフは若い女性3人体制。ゆとりある客応対は良かったのですが、すぐ前の客が大量購入客だったせいか、私の方は和菓子1個だけの購入でやや軽く見られた感じ。今日は小口だけど、年数回の催事販売では結構たくさん買っている常連客なんですけどね、これでも。
四谷店では少量購入でも小さいビニールの手提げ袋に入れてくれたのに、白い小さい紙袋に入れて手渡しされたのには面食らいました。
すぐ近くならまだしも、結構歩くし途中寄るところもあるので、持ち運びやすいビニール袋に入れ直してもらいました。
やっぱり私にとっては本店のやや気取った雰囲気よりも、気さくで温かみのあるおばちゃんたちが売りに来る季節ごとの催事出張販売の雰囲気の方が性に合っているようです。
11月の和菓子 珈琲ロール270円(税込)包装時
珈琲ロール 包装裏面
珈琲ロール 中身
背には玉屋の焼印入り
包装袋には玉屋のシールと朱印が
店内ショーケース 手前側は単品
店内ショーケース 奥側は詰め合わせ
本店らしく奥の壁には大きな「玉屋」の看板
店舗は思ったよりこじんまりしてます
2020/01/29 更新
2019/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
一足早く中秋の和菓子
暦では中秋を過ぎたものの、まだ日中は秋というには蒸し暑い陽気が残っていますが、大角玉屋さんでは秋らしいお菓子が目白押し。
今回の特売で買い求めたのは、以下の4品。
☆ 東京葡萄大福(常温保存、当日中)
☆ 月うさぎ(常温保存、3日間)
☆ 秋の月(冷蔵保存、3日間)
☆ 栗入り上用饅頭(常温保存、4日間)
他に栗蒸ようかん、栗芋ようかん、栗おこわ、おはぎなどもありました。5月に食べた筍おこわは、とてもモチモチしていて味付けも素晴らしくまた食べてみたいと思いましたが、その大角玉屋さんが自信を持って販売する栗おこわですから、きっとこれも美味しいでしょうね。来年の楽しみにとっておこうと思います。
さて、初日いただいたのは、東京葡萄大福と秋の月。
葡萄大福は前回天候不順でマンゴー大福に取って代わられましたが、ようやく本命登場です。一緒に袋に入っていた説明書きによると、
「宮城産糯米みやこがねを使った、こしのある純白の餅。北海道産手亡豆を材料とした自家製白餡。果肉が厚く、甘く瑞々しい美味しさの東京産葡萄・・・全てがこだわりの大福です。」
食べてみるとまさにそのとおり。歯で噛み切ろうとしても長〜く糸を引くモチモチの皮。そして中には大粒でとても甘くてジューシーな葡萄。そしてほんのりと優しい甘さで葡萄を包み込む白餡。
しかも東京名物に相応しく、「東京の大地で育まれ、一年でわずか50日余りしか収穫日がない、貴重で大切な葡萄を使用しています。」とのこと。
いやぁ、今年も東京葡萄大福にありつけて本当に幸せでした。
秋の月は、中秋の名月を象った円く黄色い和菓子。表面には茶色い二本の線が入ってススキの葉を表していて、中には小豆餡に包まれて大きな栗が一粒丸ごと入っています。このお店のどのお菓子にも共通ですが、見た目で季節を感じさせるだけでなく、季節の素材の味も十分に生かして、甘さ控えめでしつこくない。秋の月もまさにそんな感じでお気に入りの一つになりました。
さて、2日目は、月うさぎと栗入り上用饅頭。
月うさぎは昨年秋に続いて2回目。白いお餅の皮にはうさぎを象った模様が施され、周りにはうさぎのふわふわした毛をイメージさせるトレハロースの粉がまぶされています。薄いモチモチの皮の中には白餡がたっぷり。白餡好きには堪りませんね。
栗入り上用饅頭は外見は普通の白饅頭。その上面に風に靡くススキが2株と黄色い満月が描かれています。中には小豆餡にくるまれた小粒の栗が丸ごと入ってました。
(左)栗入り上用饅頭、(右)東京葡萄大福
(左)秋の月、(右)月うさぎ
東京葡萄大福の説明書き
東京葡萄大福 包装
東京葡萄大福 中身
東京葡萄大福 中にはとても甘くてジューシーな東京産葡萄が
東京葡萄大福 中身を拡大
いかにも秋らしい和菓子 秋の月
中には小豆餡に包まれて大きな栗が一粒
(上)栗入り上用饅頭、(下)月うさぎ
月うさぎ 中には手亡豆の白餡がたっぷり
栗入り上用饅頭 拡大写真
栗入り上用饅頭 中には栗が丸ごと一粒
2019/09/20 更新
2019/08 訪問
通常利用外口コミ
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天候不順により販売取りやめの東京葡萄大福 代役は何とマンゴー大福!
約2ヶ月ぶりとなる今回も、お店オススメの季節のお菓子をいただいてみました。
一つ目は、蓮根もち。見た感じは笹の葉に包んだ棒状の水ようかんといった感じで、なぜこれが「蓮根」なのかわからなかったのですが、裏に表示してあった原材料に「蓮粉」とあるので、きっとこのようかんみたいなのが蓮根の粉で作ったお餅なんでしょうね。中には白手亡豆が閉じ込めてあり、黒糖で味付けしたほんのりとした甘さ。賞味期限は購入当日ですが、冷蔵庫でキンキンに冷やしたらとても美味しい。まさに暑気払いにうってつけの和菓子です。
次にいただいたのが、くず桜。桜の葉で包んだ、ホタテ貝柱のような円筒形の葛餅の真ん中に甘く煮た赤い梅の実が一粒。なぜお菓子の名前に主役と思しき「梅」ではなく「桜」の一字が入っているのかわかりませんが、これもほんのりとした甘さで口当たりも良く、良く冷やして食べるとアイス代わりになりますね。これも保存は効かず当日限り必食。
さてさて、タイトルにあるピンチヒッターのマンゴー大福を含む残り3種のお菓子については、明日以降食感をレポートいたしますので、しばしお待ちあれ!
それではレポートの続きを。
3番手がタイトルにも書いた、マンゴー大福。何でも当初は例年どおり東京葡萄大福を販売する予定が、今年は天候不良で材料のブドウが高騰、その代役として白羽の矢が立ったのがマンゴーだそうです。最近は宮崎マンゴーのように国内でもマンゴーを並みに栽培するようになったとはいえ、えっ大福にマンゴー⁈ とギョッとしたのですが、食べてみると意外といけるんですよ、これが。大福のもちもち外皮とその内側の白あんにくるまれて、真ん中に本物のマンゴーの果肉がしっかり入っていて、一口食べるとマンゴーの香りと味が口の中に広がります。
賞味期間は3日間。これも冷蔵庫で冷やしに冷やしてから食べるとさらに美味しいですよ。これ、葡萄大福の代役でなくても、堂々のスターティングメンバーでいけますよ、大角玉屋さん。
4品目は、白桃水ようかん。これも賞味期間は3日間。楕円形のプラスチック容器の中は三層に分かれていて、一番上に白桃2切れ入りの透明なゼリー、真ん中にピンク色のムース、そして一番底に白手亡の水ようかん。白桃入りゼリーと白い水ようかんのそれぞれは美味しいのですが、これを一緒の容器に入れて一つのお菓子にするのは些か無理やりのような気がしました。
最後の品が、竹水ようかん。賞味期間は5日。これは、味を楽しむというよりも、奇抜なお菓子の包装と中身を取り出すプロセスを楽しむものですな。水ようかんの入っている竹筒の底に同梱のピンで穴を開け、その穴に口で息を吹き込むと、あら不思議! 何と竹筒の中からニョロニョロと水ようかんが出てきたじゃないですか! これは小さいお子さんが喜びそうですね。味はごく普通の水ようかんでしたけど。
最後の2品をみると、伝統的な夏の和菓子である水ようかんを、いろいろ工夫して飽きさせないようにしようという、和菓子屋さんのご苦心のあとが伺えますね。
2019/08/23 更新
2019/05 訪問
通常利用外口コミ
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どら焼きもいろいろ
一昨日は季節物ばかり買いましたが、今日はどら焼きを二種。こちらのお店は大福と同じくどら焼きもいろいろな品揃えがあるのです。
一つ目が梅どら焼き。外見は普通のどら焼きですが、手亡豆の白餡の中に砂糖漬けの種入り青梅がまるごと入っています。
二つ目が「福音」という名の、しぶ皮栗どら焼き。こちらは小豆餡の中にしぶ皮付きの栗がまるごと。
どちらのどら焼きも、その名に恥じず梅や栗の味も楽しめるし、どら焼きの餡も生地もボリュームがあってしかも美味しい。手抜きなしです。
ちなみにどちらも常温で10日保ちます。
以前の口コミにも記したように、このお店でいちばんのお気に入りはブランデーどら焼きなのですが、たまには梅どら焼き、栗どら焼きもいいですね!
2019/05/31 更新
2019/05 訪問
通常利用外口コミ
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梅雨入り間近 この時期の限定商品といえば水無月、麩饅頭、あじさい、若鮎、そして笹生姜
前回は5月の節句に因んだ柏餅各種と、新茶の季節らしい緑茶系の和菓子尽くしでしたが、今回は梅雨入り間近の季節のお菓子が勢揃い。
まずは水無月。名前どおり6月のお菓子なのですが、一足早く販売開始。小麦粉、上新粉、蕨粉を混ぜて固めたういろうのような白濁した半透明の生地の中に杏が閉じ込めてあります。杏の甘酸っぱさが印象的ですが、生地のひんやりとした口当たりもなかなかです。
お次は麩饅頭。生麩と餅粉、それに青海苔と塩を加えて捏ねた薄皮。中には小豆のこし餡がたっぷり包まれています。外を包む笹の葉の香りも爽やかです。
そして、あじさい。梅雨の時期に咲くあじさいの花をイメージした、見た目で楽しむ和菓子ですね。白玉を白手亡豆の白餡で包み、その外側をあじさい色に着色した賽の目切りの寒天でさらにくるんであります。
若鮎は、名前のとおり旬の川魚、若鮎をイメージしたもの。白玉粉の白い身を包んでいる皮は、小麦粉に卵、ハチミツを混ぜて練って焼き、表面に鮎の顔やヒレなどの模様付けを凝らしてあります。
今回いただいた和菓子の中でいちばんのおすすめは、笹生姜。天然の細長い笹の葉にくるまれた棒状の葛切りに大納言豆を閉じ込め、生姜で風味付けした涼菓。5℃以下で冷蔵し5日間日保ちするので、とことん冷やしてから暑い昼下がりにいただくと最高。真夏向けの和菓子としては水羊羹が思い浮かびますが、風味といい清涼感といい、この笹生姜には及ぶべくもありません。
なお、和菓子以外にも、筍おこわが売られていました。醤油で薄くあじつけしたモチモチのもち米に旬の筍とインゲンが添えられ、味はもちろんのこと、色合いや食感も楽しめます。ボリュームもあり、これ一パックだけでもランチとしては十分でした。
2019/05/24 更新
2019/04 訪問
通常利用外口コミ
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一年ぶりの柏餅に、抹茶系3点セット
昨年に引き続き、今年も待ちに待ったこのシーズンのお楽しみは、何といっても柏餅。つぶ餡、こし餡、こしみそ餡の3種類ありますが、つぶ餡とこしみそ餡を購入。賞味期限は常温で当日中。特に、こしみそ餡のほんのりとしたみそ風味が何とも言えません。
その他に購入したのが、抹茶系の3点の和菓子。まずは、このお店の十八番(おはこ)、季節の大福シリーズの一つは抹茶大福。冷蔵保存で当日を含め3日間持ちます。外側の白くて薄いもちもち皮の内側に大粒のつぶ餡、そして真ん中にはムース状の抹茶クリーム、と3層になっています。お茶好き、大福好きには堪らない逸品です。
新茶饅頭は常温保存で当日を含め4日間。これも外側の皮は薄く、中につぶ餡がたっぷり。皮には抹茶と刻んだ新茶の葉が練りこんであって、その風味も楽しめます。熱くて濃い目の緑茶と一緒にいただくのが最高でした。
最後の抹茶ロールは、冷蔵保存で当日を含め5日間が賞味期限。ロールの外側に抹茶がたっぷり振りかけてあり、その内側にこし餡がずっしり。色はともかく、抹茶の風味が余り感じられなかったのは、やはり餡のインパクトが強すぎたからかもしれませんね。でも、食べ応えは今回買い求めた中でも随一。
とにかくこのお店の和菓子の良いところは、季節感満点なのと、外側が控えめで中身の餡の量が半端ないこと。本当にいつも飽きることがありません。
2019/04/25 更新
多彩なレギュラー商品、季節限定商品で何度買っても飽きさせません 甘さ控えめ、素材を生かしたクオリティの高い和菓子
2019/10/10 更新