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アミューズ
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オマールと生ハム
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佐賀県産のホワイトアスパラ
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ホワイトアスパラと蛤
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パスタその１
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パスタその２「サーヴ」
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パスタその２「盛りつけ」
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キメラさん用に飼育した鴨
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ケンゾー・エステイト「明日香」’１４
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夫が自分用にまず選んだドルチェ
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夫が食べたアタシ用に選ばれたドルチェ
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昔々、夫がイタリアンにハマりだした頃、天満橋にあった老舗イタリアンＰＶさんによく行っていました。
綺麗なおミズ系のおねえさんとか贔屓にしているお店のシェフとか同業者との会食でよく行っていましたっけ。
一度は京都の有名イタリアンのシェフＳさんとその前妻さんともご一緒したそうです。
ただ、いくら通っても、有名人（財界人とか芸能人）の有力パトロン客が多そうで、姫路からはるばる出かけても、あまり歓迎されていなかったようなので、特別扱いが好きな夫は拗ねていかなくなりましたｗ
たしかにアタシと行ったときも、オーナーシェフのＹさんは、あちこちのテーブルに挨拶をして回るのにアタシどものテーブルは無視していましたっけ。
Ｙさんは実業家としては凄腕なのでしょうが、お客を値踏みしたりする様子を見ると、人に優しくない方なんだろうなぁ、と感じました。Ｙさんは手を広げ、あちこちにお店を作ってデパートにお総菜を出したりしていたから、シェフでいるよりも実業家でいたい、社会的な成功者を目指している人なんだろうなぁ･･･と思ったことです。
しかし、数回伺った経験から、ＰＶのお料理はかなり美味しかったと思います。
当時はイタリアでも食べ歩きをしていましたが、イタリアの一流店に引けを取らない美味しさでした。
Ｙさんはあちこち飛び回っていて、アタシが行っていた頃はもうあまり料理を作ってはいなかったみたいです。
噂によると、それはこのキメラのシェフがカバーしていらしたそう。
Ｙさんはあちこちに支店を出して弟子を回すので、それらの店あれこれに２回程度ずつ顔を出した際に、裏話として聞いていました。キメラさんは、紹介者がいないと入れないという「やまぐち」さんを除くと、京都のイタリアンではナンバーワンになっています。しかも、風情ある有名旅館の中にできていて、支店を出されない。いつもシェフが実際にお料理を作っておられる、と聞けば、行かないわけにはいかないｗ！
去年の夏、夫がＳさんのお店に行こうとしたら「その日は京都に行けない」と言われたので、拗ねてキャンセルしました。
そこで、念願のキメラさんに予約を入れたら、ご縁があったのか予約困難店なのに入れました♪
しかも、マネージャーさんがＰＶの「泡沫客ｗ」だった夫を覚えて下さっていて、大変美味しく楽しいディナーがいただけたのでした。
そして昨日。夫が京都で仕事があるというので、またもやＳさんのお店に行こうとしたのですが、もはや常習的に「京都にいません。」で、アタシが行きたくてたまらなかったので、「キメラさんに行こう！アタシが奢るからっ。」と説得して、２度目のキメラさんへ！
桜のつぼみがまだ堅かったお陰か、２度目も予約が入れられました♪
土曜日のディナーでしたので、桜がなくても満席状態(゜-゜)
夫を認識してくれているマネージャーさんに温かく迎えていただいて、１年ぶりの美味しいディナーを堪能できました。
１年前にはなかったように思うのですが、国産レモンで作られた自家製のリモンチェッロ（国産みかんのアランチェッロもありました！）があって、デザートが食べきれなくなったアタシは、食後酒としてそちらをいただきました。
トロッとしていてアルコール度数も高そうでしたが、これが美味しくて！
胃がすっきりして、普段よりもたくさんの量のイタリアンをいただいたのに、翌朝の胃は快調そのもの。
こちらはメインが契約制のキメラさんのための鴨を使ったお料理になります。
歯の丈夫なアタシにはものすごく美味しかったのですが、歯の悪いおじいさんである夫は辛かったみたい。。
リモンチェッロでご陽気になったアタシったら、帰りにお見送り下さったシェフとマネージャーさんに「次回予約したときは、夫のメインは鴨のつくねにして下さいねぇ。」などと申し上げてしまいました。
力と心のこもった素敵なディナーでした。
ごちそうさまでしたｍ(_ _)ｍ