syemeさんが投稿したアピシウス(東京/有楽町)の口コミ詳細

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アピシウス日比谷、有楽町、銀座/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.7

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

【有楽町】クラシカルで骨太なフレンチ

土曜にランチで主人と一緒に訪問。
お店は丸の内仲通りに面したビルの地下、階段を降りるとアールヌーボーを基調としたインテリアで歴史を刻んできた重厚な雰囲気。
予約名を告げると個室に案内されました。

ランチコースで頂いたのは以下の通り。
*アンチョビ入りオリーブ
*ノルウェーサーモンのマリネ
*パン
*宮崎県産真牡蠣とトコブシの燻製 小柱と青海苔のピストゥ
*岐阜県中津川産栗のスープ 茸、フォアグラと共に
*季節の魚介のクレピネット包み エルダーフラワーの香り
*本日のワゴンデザートとアイス、シャーベット
*珈琲、紅茶

今日の料理ならしっかりした白がおすすめとのことでおすすめを選んでもらいボトルで頂きました。

栗のスープを一口頂くとわかりやすい旨さで唸る。
身体中に旨さが駆け抜けるとでも言おうか、一緒にスープの中の茸やフォアグラを口に含むとまさに至福。

メインの魚介のクレピネット包みは、
あんこう、いとより、タラバガニ、葱を豚の網脂で包み皮をパリッと表面に焦げ目をつけたものに添えられた黒トリュフのソースと海老のソース。
白身魚や蟹の旨味に網脂でほんのり豚の旨味と食感の妙味が生まれてこれだけでも素晴らしいのに、黒トリュフのソースと海老のソースを絡めて頂くと説明不能な複雑多岐な旨さの集合体で思わず笑みが溢れる。
ああ、食べ終えてしまう、と思ってしまった程、私の中の今年一番の一皿。

デザートワゴンはさほどスイーツ好きでない私も思わず童心に返りテンションが上がってしまった。
夫と自分のお腹と相談し、
チーズケーキ、栗のタルト、アーモンドクリームのケーキ、ミルクのアイス、胡椒のアイスを夫とシェアしながら頂きました。
夫は更にデザートワインも。

接客も品良く、気取らず温かく親しみを感じさせるもので、特にソムリエの方がとても気さくな方で良かったです。
優雅で重厚な空間で頂くクラシカルで骨太な素晴らしいフレンチ、さすが日本屈指のグランメゾンでした。
ごちそうさまでした。
次回はスペシャリテの「アオウミガメのコンソメスープ」「雲丹とキャビア、カリフラワーのムース コンソメゼリー寄せ」を是非頂いてみたいです。

2022/02/26 更新

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