この口コミは、syemeさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数：4.5
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￥2,000～￥2,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.3
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|雰囲気 3.5
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 5.0
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［ 料理・味4.3
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| サービス4.3
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| 雰囲気3.5
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ］
色々な部分で衝撃的なフレンチの店。ハマりました。
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メインの花鯛 皮に切れ目を入れてある。
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メインの花鯛
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絶品！子牛と野菜のスープ チーズ入り
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絶品！花鯛のカルパッチョのサラダ
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絶品！花鯛のマリネサラダ
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デザート チョコケーキと半解凍マンゴー
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2016/09/29 更新
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10年前にお店の前を通って洋食屋だと入ってみようと思ったものの急な階段と暗い外観で諦めたお店。
食べログを見ていたら、え？あの店が？フレンチの店だったの？こんなに口コミ数あるの？しかも信頼している大物レビュアーさん達の評価も高いじゃないですか。
一体どういうことかと土曜のランチに主人と行ってみることにしました。
予約が取りづらいようですが私達は幸運な事に1週間前で予約がとれました。
2千円からランチはあるようでしたが2800円のランチコースを予約。
病院の後に行くので12時半〜13時の間で幅を持たせてほしいとお願いすると「では一番いい状態でお出ししたいので病院をでるときに電話して下さい」との事。この優しい声の男性が噂の店主さんかしら。
早めに病院も終わり連絡した上で向かうと
狭くて暗くて急な階段を見て不安そうな顔をする主人。
店に入ると昼なのに暗いし誰もいない？
奥の厨房から店主の男性が出て来て迎えてくれました。
全て一人でやっているので料理と料理の間の時間が空いてしまうこともあるがどうかご容赦下さいと丁重に言われます。
最初にそう言ってもらえる方が待つ方は心構えができていいですね。
今日のお魚は花鯛だそうです。
＊前菜
まず最初は花鯛のこの部分(背中かお腹だったか失念してしまいました)を使い、皮だけ炙って中はレアにし、カルパッチョのようなサラダにしたものを召し上がって頂きますと丁寧な説明。
これはサラダと言ったらいいのかカルパッチョと言うべきか。
結構ボリュームあります。
レタス、トマト、きゅうり、茗荷等の野菜の上に花鯛、ガーリックトーストにカマンベールチーズも入ってます。
まず鯛から口に運んでみると、、
お、お、美味しい！完璧です。皮目の焼き加減も身のレア具合、胡椒の加減やドレッシング(ソース？)の酸味の具合全ての按配が。
一口で主人も私も、テンションが一気に上がります。
サービスで出して頂いた白ワインもスイスイ進んでしまいます。
＊スープ
仔牛と野菜のスープにチーズを溶かしこんだもの だそうです。
チーズを溶かす為に大変熱くなっているので気を付けて下さいとのこと。
これもスープカップは結構大きくたっぷり入ってます。
スープの色は赤茶っぽい。
トマトがベースなのかな？
私は猫舌なので少し待ち、主人は先に食べ始めると美味しい美味しいばかり言います。
私も頂いてみると、なるほど美味しい！
仔牛も野菜も豆も具沢山で旨味もたっぷり、そこに溶け込んだチーズ(モッツアレラチーズかな？)が具とチーズに絡んでなんとも幸せなお味です。
前菜とスープだけで結構お腹一杯です。
＊メイン
花鯛の(お腹か背中のどっちかの部分の)ポワレに付け合わせはチーズ入のオムレツの様なものとインゲンです。
スプーンで周りのソースと一緒に召し上がって下さいとのこと。
ソースはホワイトソースとヒュメドポワソンを合わせたような重すぎないけどしっかりした絶妙なバランス。
このソースに絡んだオムレツも、花鯛のポアレも大変美味しい。
何より感動したのが皮目の焼き加減はもちろん、スプーンで食べやすいように何と皮目にだけ一口大の切れ目を入れてあるのです。
付け合わせのパンは他のレビュアーさんも書いているように普通ですがこれにも一口大の切れ目が入ってます。
私はパンは焼いてもらった方が好みかなー。
＊デザート＊
TOPSみたいなチョコケーキに半凍りのマンゴーが添えてあります。
残念ですが私はお腹一杯になってしまい甘いものもそんなに得意ではない為 それぞれ一口だけ頂いて後は主人に食べてもらいました。
デザートは普通かしら。
それにしても料理は想像を遥かに超えるほど美味しかった。
主人と料理3品どれが一番だったかと話しても本当に3品全て絶品で甲乙つけられないなと。
総括すると、外観や内観の圧倒されそうな雰囲気に対しての料理の美味しさとCPの高さ、人柄の良い店主の丁寧な心配りのギャップに衝撃を受けます。
あの薄暗さに、良く言えばシャビーな感じの家具と何とも言えない音楽、隅っこの埃っぽさすらもこの店の個性として楽しむ要素のひとつとなってしまっています。
地元民としてはもっと早く行けばよかったです。
なんだか 取り憑かれたかのようにすっかりこのお店にハマってしまいました。
主人も相当気に入ったようで次回はディナーで行こうということになりました。
ご馳走様でした。