latinoさんのマイ★ベストレストラン 2013

レビュアーのカバー画像

禁煙店こそ評価したい・訪問したい

メッセージを送る

latino (60代前半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

飲食店でタバコはあってはならない迷惑品。

タバコを吸わせる店には行きたくないを基準にレビューしているので
独自の評価になっているでしょう。

今年クラフトビールとの出会いでハマったのは、クラフトビアバーに
完全禁煙店が多いから。

タバコは店の外に出て吸うを法規制すれば、礼儀正しいルールは守る日本人の事だから
飲食店の客離れにはならないと思うんだけどなー。

将来ヨーロッパ先進国と同じになるか、アジア独特の道を歩むのか。

タバコ吸わせるのが集客・サービスと考えている飲食店にはお金を落としたくはないぞっと。

マイ★ベストレストラン

1位

ビーフシチューとハンバーグステーキのお店 BUN吉 (新井薬師前、沼袋 / 洋食、ステーキ、ハンバーグ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2013/09訪問 2013/09/02

地元の隠れた肉系洋食屋さん(完全禁煙)土曜限定ローストビーフは★★★★★

2013/9/2 五度目の訪問


ローストビーフで感動の余韻がさめやらぬ内に
この店で一番高い特選牛ステーキ¥3000を食すために訪問。

月曜の18:25入店。

先客は、店主の知り合い・友人風の年配の男性。
食事は終わっているのか、メニューにはないコーヒーを出されて
おしゃべりしている。

奥の方では家族連れ3人。ビールを飲んで料理待ちの状態。
自分を含めて店を出るまで5人だけ。

いつものまったりした光景で、混んでいないのも
個人的には穴場洋食屋の場末感があって、変わらずにイイな。

ビールがいくらなのかも知りたかったので(メニューに書いてない)
3000円のステーキとビールを頼みました。

500mlのスーパードライが出されます。

会計が3450円だったので、ビールは中瓶(っていうの?)500mlで
450円ですね。


こちらでは、以前に2500円のステーキは食べたことがあります。

場所柄・雰囲気的に2500円・3000円のステーキは
あまり出ないような気もしますが・・・。

ローストビーフだと、セットの味噌汁ではなくてスープで出されましたが
ステーキでは、いつもの豚汁風味の豚肉が入っていない
具沢山味噌汁が提供されました。

ステーキはボリュームたっぷり、おそらく280g位はあるでしょう。
やわらかくて、サシが入った、どちらかというと脂身多めの
霜降りステーキ。

焼き方は聞かれずに、ミディアムレア風の焼き加減。
ソースは別添えではなく、あらかじめ肉と一緒に焼き入れてあります。

赤ワインソースのような味です。

十分に美味しい。満足には間違いない。
ただ3000円となると、さすがにCPを考えると、感動レベルには
至らないかもしれない。

他の店、主にステーキ店で3000円前後のステーキと比べると
肉質が同じクラスでは、圧倒的に量が、こちらの方が勝っているでしょう。

それと大衆ステーキ店:予算2~3千円の店は喫煙店が多いので
私的には、やはり文吉は安心感があって、お気に入りだ。


そうだな、次回は1000円のステーキを食べて
すてーき亭と比較してみたいと思った。


和牛特選ステーキ¥3000
ビール¥450

会計3450円

----------------------------------------------------------


2013/8/3 四度目の訪問


他の口コミを見て、土曜限定ローストビーフ¥1000
が気になり、久々に訪問しました。

ローストビーフに期待が高まり、白ワインもお願いして待ちます。

こちらの肉料理は、街の洋食屋として個人的にはナンバーワンで
外れが無いです。

いつも味噌汁でしたが、今回はスープが出されました。

パンを選べなくてライスのみというのは、ワインがあまり
すすみませんが、グラスで1,2杯飲むのに適している。

出されたローストビーフを見て、衝撃が走りました!!

これで1000円 !#$?%& ← 言葉にならない。

プライムリブのステーキに引けを取らないボリューム。
食べてみて悶絶です。

ローストビーフを出す店は、おおむね高級店で
私はあまり縁がない。

安っちいバイキングなどにある、パサパサな薄切りハムみたいな
ローストビーフとは別物の、ホテルダイニングで出される
まさに「ザ・ローストビーフ」

厚みもあって、とろける脂具合。 肉を食べている満足感ある
食べ応え。 うー完璧。

私が今まで食べたローストビーフの中では文句なしに一番。

ソースは、とかした感じのゆるいワサビと大根おろし添えで
ホースラディッシュはないですが、肉の旨味が溢れているので
さほど気にならない。

一口サイズのポテトサラダ添えでシンプルな肉盛り。


こちらのビーフシチューでも感動したが、このローストビーフは
5000円で提供するレベルだと思いました。

ただ接客は相変わらず素っ気ない。
デートとか雰囲気を求める人には向かないです。

ローストビーフ好きな人には、必食と申し上げておきましょう。

往復交通費500円かけてでも、わざわざ土曜日に行く価値アリです。

プライムリブに近い絶品ローストビーフが1000円で、これは奇跡。


ローストビーフ¥1000
グラスワイン白・赤¥300×2杯

会計1600円

----------------------------------------------------------


2012/10/4 三度目の訪問

今回はステーキ。 こちらのステーキは4種類あります。
1000円、1500円、2500円、3000円

店の雰囲気からして、初めて訪問される方が
ニイゴー、サンマルのステーキいただくのは
ちょっと勇気がいるかもしれません。

ポークソテーとビーフシチューでファンになった私は
外れはしないだろうと、特選の3k行っても良かったのですが
本来なら段階踏んで1000円から行くべきだろうな、でも上級食べたいし
ワインも飲んで3000円くらいにしておこうかの、ちょっとした葛藤があって
2500円のステーキを頼みました。

ワインはグラスで白・赤一杯ずつ。

サーロインステーキは量多くて250gはあるでしょう。
柔らかくておいしいが脂身が多かったような気が。

ソースが赤ワインに生姜を加えた感じで甘味がある。 
自分的には、ニンニク、オニオン系のソースが好みなので
ばっちりストライクではなかった。

3品食べた中で、ビーフシチュー>ポークソテー>ステーキ かな

ビーフシチュー+ワインが食べたくなったら、一人飯でまたうかがいます。

サーロインステーキ¥2500
グラスワイン白・赤¥300×2杯

会計3100円

-------------------------------------------

2012/9/6 再訪問

初ランチから1週間しないうちに再訪しました。
自分の中では既定路線で、夜ビーフシチュー+赤ワインです。

18:30頃訪問。 先客はカウンターに一人客×2、テーブルに二人客一組。
自分が入った後も、いかにも地元ですのお客さんが数人いらっしゃいました。
この日で言うと(もちろん確認したわけではないが~)地元・近所率100%じゃないかな
って感じの、なーんも気取らない雰囲気がイイです。

メニューらしきものはありません。壁に手書きのランチと品・値段も同じようです。
飲み物情報なし。ワイン・ビールの品書きなど金額も何も書いてありません。

キョロキョロしている私に、奥様の方からメニューはこちらですよと、壁の手書き
メニューを示されました。

「ビーフシチューお願いします。あと・・・ワインもらえますか?」に
「赤か白で、グラスのみになります」「赤でお願いします」

ワイングラスに注がれた赤は、たぶん安物なんでしょう。国産かもね。でも私には充分です。
イタリア・フランス・スペインの日常は、レストランで安いハウスワインのカラフェで
銘柄ウンチク云々無しに食べてるんですから。 

ワインは料理を引き立てる脇役、を常にしているお国柄と、ワイン=ちょっと高級と勘違いしている
ワイン非消費国の違いでしょうか。

こちらのお店では、酒類を提供するドリンク・ミズ物で利益を上げようの姿勢では
ないのかもしれません。 かと言って、さっさと食べて出るラーメン店のような回転率第一の
長居無用の空気はありませんよ。

おつまみもないので、チビチビと赤ワイン飲みながら料理を待つ。

準備が出来た頃に、ドレッシングかかったサラダと味噌汁が運ばれました。
その後二・三分でビーフシチューが来て、一目見てこれは期待通りの料理だと嬉しくなり、グラスワイン赤
追加。 この時に値段を聞くと、ワイン一杯300円ですって!


料理教室の模範解答に出てきそうなビーフシチュー。
肉の塊は2つ。 ひとつはなんとゴルフボール大だよ。 もちろんシチュー肉なので
柔らかくて食感もたまりません。

ごろっとした野菜はジャガイモかなとフォークでくずしてみると
玉ねぎでした。 大きめの野菜が食欲増しにさせてくれます。

これで¥1500。 シティホテルでこのくらいのボリューム・味を提供したら
3800円以上の値段はするでしょうよ。
実際ホテルのレストランで出されるビーフシチューの味に負けないと思います。
こんなにおいしいビーフシチュー食べたの久々?! 、、、貧乏人の私は初めてカモ。

それくらい感激しました。
昼もメニューにありますが、¥1500は躊躇するかな。

これは次回¥3000円のステーキもぜひ食べないと・・・期待しすぎるのはいけませんが
金額以上の価値はあるハズと確信した再訪です。

店内は清掃が行き届いて清潔感あり。 ただしデートとか気取ったシーンには向きません。
ワインにこだわって能書き述べる店でもない。 雑誌メディアで紹介されてお客さん多くなるのも
望んでいないような、商売っ気の無さがあります。
それも共感できる隠れファンが満足する肉系洋食屋さんです。


ビーフシチュー¥1500
グラスワイン赤¥300×2杯

会計2100円

---------------------------------------------

2012/8/31 初訪問

口コミ見るまでこんな店があるなんて知りませんでした。
看板も無く、ひっそりと営業していて知る人ぞ知る
昔ながらの洋食屋なんですね。

食べログやってなかったら、まず行く事はなかったでしょう。
先人レビュアーに感謝です☆

店舗情報でタバコのことが明記されてなかったので
もし狭い店で喫煙可なら一度だけだなと、それだけが
気がかりでしたが、平日の開店時間に合わせて11:30に
伺いました。

入口の扉に禁煙マークのシールが貼ってあります。ヨッシャ-
昼も夜も完全禁煙です。

一番乗りでカウンターの端に着席、すぐに地元のおばちゃん
(マダムではないヨ)二人組とお一人様も入ってきて、店の雰囲気からして
<この店は当たりだ>と感じました。

オーダーはポークソテー¥680

調理するご主人が、失礼ですがちょっと疲れた風情で
洗練されたシェフとは対極です。
調理場も、家庭のキッチンに毛が生えた程度の設備。

でもオーダーを受けて、背中を丸めながら豚肉をトントンと叩いて
丁寧に切れ目を付けている姿に感動しました。

焼きあがる寸前に缶詰の輪切りのパイナップルを加えて出来上がり。
接客の奥様が、野菜の盛り付け、ライス、味噌汁を提供してくれます。

昔ながらのポークソテー。家庭料理風で派手さはありません。
かなりの肉厚がうれしい。

ソースは濃い目で、びっくりするほどおいしいとは言えないかもしれませんが
ご主人の底力かヒシヒシと伝わってくる、懐かしくも安定した味に
一編でファンになりました。

味噌汁も具だくさんで手間がかかっています。
オーダーから提供まで18分ほどかかりました。
肉はボリュームあるけどライスは少なめです。

棚にはワインやビールが飾ってあり、次回は夜にビーフシチュー+赤ワインだ
と頭の中で既にオーダーが決まってしまいました。

ただ商売っ気がないようで、酒とか夜のメニュー表もないんですよね。
店内も手書きで書かれたメニューが貼ってあるだけ。

素朴で飾らない、それでいてしっかりした隠れた洋食店。
地元はいいなあー。

  • ビーフシチュー ¥1500
  • 味噌汁 サラダ
  • グラスワイン赤 ¥300

もっと見る

2位

テピート (下北沢、東北沢、池ノ上 / メキシコ料理、ダイニングバー、アジア・エスニック)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/03訪問 2015/10/22

メキシコ本場の家庭料理(21時まで禁煙)

下北沢にはメヒコ料理の新店アブラソ・ア・ラ・オアハケーニャがあり
離れてはいますが上北沢にはコスパがいい、パテカトル・ボラーチョ
あり、メヒコ大好きな私が、にわか注目のエリアになります。

自分が訪問したからには両店とも完全禁煙店。
そして下北沢には、メキシコ料理で口コミ評価が高いもう一店がこちらの
テピートです。

テピートは21時まで禁煙で、それ以降は喫煙可の時間分煙にしていて
タバコ不必要論者、飲食店から撲滅してほしい私には◎とは言えませんが
早い時間利用が圧倒的で夜更かしはしない派なので○
日曜の18時に伺いました。

ビルの3階にあり、木製扉が重くて床と擦ってしまい、開け閉めが
スムーズではありません。

店内に入ると一番乗りですが、テーブルには4席もの予約席表示があって
人気店のようです。

カウンター席は無くテーブル席のみの本格レスタウランテ。
1人で行くよりもカップル、グループ向きのお店になります。

19時過ぎには予約客、カップルなどが入ってきて
にぎわっています。

オーナーシェフの女性と、接客ヘルプの若い女性は
店のブログによると娘さんなのかな、の二人体制です。

店内は薄暗い照明でマリンブルーの壁塗装。
メキシコの小物も多くてマリアッチ風音楽がメヒコ気分を高めてくれます。

「メキシコ料理はお好きですか?」と聞かれ「大好きです!」と答え
食べログ発行の10%割引クーポンを渡します。

分厚いメニューブックを眺めると、それは本場のメキシコだと判る。

ドリンクはマルガリータ¥750はあるが、フローズンがない。
「フローズンマルガリータはないんですか」と確認すると
「メニューにはないんですが、お作りしますよ」に
お願いしました。

サボテンの形したユニークなカクテルグラスで出されたフローズンマルガリータ。
私的にメヒコ料理はフローズンマルガリータが定番なので
これがないと気分が出ません。 

メニューにはないので会計で確認したら¥1000でした。

お通しが出されます。 とろけるチーズが乗ったトルティージャ。¥400

どれも食べたいのが沢山あって迷います。

前菜:ブエルベ・ア・ラ・ビダ(魚貝のマリネ)¥1100
スープ:ポソーレ¥1200
メイン:コチニータ・ピビル¥1600

で組み立てました。

vuelve a la vida --- 直訳すると「人生は戻ってくる」?!

メヒコで手軽にいただけるシーフードのようです。

魚貝のマリネは、セビッチェにも似ているが、シュリンプカクテルという感じ。
メニューにはオレンジベースのソースと書いてあり、一口いただくと
『こっ、これだ!』メキシコの思い出が蘇ってきました。

まさにメヒコで食べた、コクテル・デ・カマロン(シュリンプカクテル)
そのままです。 タコとアボカドも入っています。

ソースが絶妙で何ともいえない。
また日本で食べれるとはと感激しました。


スープは3種類あって、私的にメヒコのスープも絶対にはずせません。

一押しという、豚の骨や肉、ジャイアントコーンなどを3日間煮込んだ
スパイシーなソーパ(スープ)ポソーレ

スープが配膳されてからテーブルで、レタスをドバドバっと入れて
タマネギ、紫玉ネギも投入。 レタスがフワーっと広がってボリュームたっぷりな
スープです。

辛くはありませんが、メヒコの味:コリアンダーとその他スパイスが
よく効いていて、アッサリ気味ではあるけどスパイス一杯感の
おいしいスープ。

ジャイアントコーンなのかな、柔らかくてトロトロでたまりません。

ドリンクを追加します。
セルベッサ(ビール)は、メヒコの定番、コロナ、テカテ、ボエミア、
ドスエキスの他に、珍しいティファナの地ビールと、シエラ・マドレとあって
種類豊富。

その他にメキシコ流セルベッサの飲み方である、チェラダとミチェラダが
あった。

マルガリータのようにビアグラスの縁に塩をまぶす。
チェラダはレモン汁を絞ってビールを注ぐ。
ミチェラダはレモン汁+チレ:辛い唐辛子汁をグラスに入れてビールを注ぐ
飲み方。

それほど辛くないと確認してミチェラダ¥850をお願いします。

ビールはコロナでした。
レモン汁の代わりにライムを絞ったやり方もあって、地域・店によって
提供の仕方が違うようです。

汗が噴き出るくらいにチョイ辛のビールです。

さてメイン。 前菜・スープで本場の味はしっかりと確認したので
期待が高まります。

ユカタン地方の郷土料理である、コチニータ・ピビル。

先住民族で食べられていたのは、豚肉を煮込んでバナナの葉に包んで
石蒸しにするという、記念日などに食べられていた御馳走。

豚肉が柔らかくて、ホロホロと崩れる。
ソフトシェルタコスが2枚付いてきて、タコスの具にするにはピッタリ。

付け合せの豆が、肉のスパイシーさを中和する役目でいい塩梅。

決して辛くはないけれども(激辛ソースは別にある)メキシコ料理の肝は
コリアンダーとたくさんの種類から出来るスパイスとサルサ(ソース)に
あると思います。

日本でメヒコ本場の味に出会えたのは、数店ありますが、
個人的にビビッと来た、レアル・メヒコ度数が一番高いのはテピートです。

喫煙店は遠慮したいので、他に名店はあるんでしょうがねえ。

会計6150円-10%で¥5535

なんとデザートをサービスでいただきました。
メヒコのフラン(プリン)です。

ビターでありながら、程よい甘さのフラン。 レベル高いわ。

お腹いっぱいになり大満足です。

エスニック料理になるので万人受けするかどうかはわかりません。
メヒコ好きな方には間違いない、コミーダ・メヒカーナが食べれますよ。

  • ビル1Fの看板
  • 入口 扉が重くて開け閉めがスムーズではない
  • メキシコの小物

もっと見る

3位

ヴィット・デ・ウィット (高円寺、新高円寺 / ヨーロッパ料理、イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/10訪問 2013/10/12

オランダ通店主が贈るワイン食堂 欧州本場のボリュームがすごい(完全禁煙)

高円寺で完全禁煙店を新たに見つけた。
口コミを見るとボリュームがある欧風料理のようだ。

平日の開店時間18時に訪問。
手前にカウンター席が4、奥に4人用テーブル3卓あり
1卓は予約席で、それ以外はカウンターでもテーブルでも
どうぞと言われたので、奥のテーブル席に着席。

オーナーシェフの男性一人で営業されている
こじんまりした店です。

グラスワインがお手頃価格500円~で揃っていて
ワインバー的利用にも良さそう。

まずはスパークリング¥600で喉を潤す。

前菜盛り合わせの量があるとの情報で

・本日の前菜盛り合せ¥1000

メインに
・牛 サガリ肉のグリル¥1400

を2品最初に頼んだら、店主から
量があるので、前菜だけで様子を見たほうがいいと思います
のアドバイス。

そんなにボリュームがあるのかと、ひとり訪問で
残すような事があってはいけないので、その提案に従う。

欧風料理店で、よく前菜の盛り合わせは注文します。
1000円ならどの店も、上品過ぎて美味しくても
本場の量に出会ったことは、まずない。

ガッツリとボリュームが売りの店にしても、大した事がなく
期待ハズレで日本人向けサイズなのかと物足りなかったりする。


まず出されたのがパンとアンチョビのソース。
お通しかなと思ったらチャージされていなかった。
無料の突き出しでしょう。 このサービスも素晴らしい。

前菜盛り合わせが出されて、おお感激!

この日は、パテ、キッシュ、鶏モモ肉のバロティーヌ

でかい皿に豪快に盛られている。
肉厚のパテ、温かいキッシュ、鶏肉もたっぷりな上に
サニーレタスとニンジンのサラダが、ごそっと乗って
1000円の盛り合わせでは、他店のとは比較にならない
オーバースペック。

なるほど、これなら一人で食べるよりも、数人でシェアできる
量だ。

大食いの私は嬉しくなり、予定通りメインの
牛 サガリ肉のグリルを注文して、平日20時までの
ハッピーアワーでお得なハウスワイン赤の
デキャンタ¥1000を追加。

後客も入ってきて、テーブルは満卓、カウンターにも2人と
人気がありますね。

他客の料理で、生ハムとアンチョビのサラダをチラ見したら
これまたすごい盛り付けで、前菜・メインとも
ヨーロピアンサイズだと思いました。

牛 サガリ肉は赤身がミディアムレア状で美味しい。
もちろんボリュームも満足。

店主は、一見客の私には離れ気味な対応で
よくある料理提供時の説明もなく、ぶっきらぼう
と受け取る方もいるかもしれないが、特に問題はなし。

一人で切り盛りしているので忙しいし。

会計の時に、BGMでフランス語のインターネットラジオが
流れているのと、メニューがフランス語だったので
フランス料理ですかと尋ねると、特にどこの国とは
こだわらずに欧風料理を提供していますの返事。

HPでブログを読むと、オランダに滞在経験がある方で
オランダ通のようです。

店名を調べたら、ロッテルダムの美術館でヒットした。

会計4000円 レシート発行の明朗会計というのも
私にはポイント高い。

グラスワイン1+デキャンタ
前菜盛り+メインで満足度が高かった。

日本で本場の量に出会ったのは初めてかもしれない。
それくらいインパクトがある訪問でした。

  • 高円寺南のエトアール通りにある
  • 表の看板メニュー
  • まずはグラススパークリングワイン

もっと見る

4位

四川料理 川府 新橋店 (虎ノ門、内幸町、虎ノ門ヒルズ / 四川料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/04訪問 2013/04/13

ランチは冷菜点心取り放題ハイCP台湾料理(昼のみ分煙)


4/13(土)12度目の訪問

今日も混んでいた。土曜も安定した客の入りになっています。

注文は、台湾魯肉飯+半ラーメン

何て読むのかわからずに、メニュー番号のC5でお願いしました。

丼セットは半ラーメンが付くのですが、うーん、これはイマイチな
おまけ的ラーメンです。

セットで付く、半チャーハンと半ラーメンは
私的には評価下げたくなる出来栄え。

魯肉飯は美味しかったです。
豚の角煮を小さくした感じで、甘いタレで煮込んだ料理。

青梗菜と味付け卵の半分が入っている。
例によって肉はたっぷりのボリューム。

角煮が好きな方にはイケますね。


4/6(土)11度目の訪問

今日は女性店員はいなくて、新人風であまり慣れてない
男性店員と、いつものおじさんの接客二人体制。

さすがに自分も常連で顔を覚えられたのか、入店時に
禁煙喫煙は聞かずに、奥の禁煙席にどうぞと手招きされる
ようになりました。

ご飯モノの定食では全制覇となる、青椒肉絲定食にします。

定番の味で、特に感動するほどではないにせよ、具がたっぷりで
どの料理も納得してしまう。

土曜日が虎ノ門での仕事となると、こちらに来るのが
楽しみで楽しみで。

総合点☆4.0から4.5に変更します。
ランチでは、特に土曜の600円となると、自分の中では最強。
今まで経験した中ではナンバーワンですから。


3/30(土)10度目の訪問

今日も女性店員がいて接客二人体制。
土曜日もお客さんがジワジワと増えています。

まだ食べてない、麻婆豆腐定食にしました。

辛いのは苦手なんですけど、こちらの麻婆豆腐は
山椒は効いていますが、辛くはなく私好みです。

辛いモノ好きな方には物足りないのでしょうかねえ。

定食系はどれも美味しい。


3/23(土)9度目の訪問

土曜も人気が出たためか、この日はいつものおじさんの他に
女性店員が1人いて接客2人体制でした。

昼休みがずれて12:45入店、空いています。

3週間ぶりの訪問で、まだ食べてないと思った回鍋肉を注文。

あらら、前回の3/2に食べていたんですね。青椒肉絲と勘違いしました。
美味しいのでまあいいや。

定食はどれも外れがない。後は青椒肉絲と、結構辛いらしい、
自分には鬼門の麻婆豆腐と日替わりもトライしていない。

フルーツがオレンジからメロンに変わっていました。


3/2(土)8度目の訪問

土曜日としては一番混んでいました。
禁煙席は9割の入り。

一度来た人は、土曜は鉄板と、誰かに教えたくなるくらいの
驚愕のコスパですから口コミがじわじわと広がっているんでしょう。

今日は回鍋肉にします。¥600

全く辛くは無いマイルドな味。
豚肉は惜しげもなく沢山入っていて、自分の好きなニンニクの芽も
ありました。


2/16(土)7度目の訪問

今日は混んでました。

牛肉黒胡椒炒め定食、通常価格780円が土曜で¥600

牛肉は柔らかくてたっぷり。
マッシュルームがごっそりと入っていて食べごたえ十分。


2/11(月・祝)6度目の訪問

世間は休みでも現場仕事はあります。
祝日も600円なので迷うことなくこちらに足を向ける。

今回は五目チャーハン注文。

やはり想像した通り、ラーメンセットで付く、作り置き風の
半チャーハンとは違っておいしいです。

パラパラ感よりも、もっさりした炒飯ですが、豚ブロック肉を
小さくカットしたのが素揚げしているんでしょうか、カリカリ
していてうまい。

エビも多く入っていて、こちらの料理はどの品も具材がたっぷりで
大盤振る舞いなのがポイント高いです。

祝日でも結構お客さんは入っていました。


2/9(土)5度目の訪問

土曜日の600円ランチ

ランチメニューで一番高い海鮮焼きそば¥850が土曜価格で600円

あんかけの焼きそばですね。 具だくさんなのはうれしい。
かたやきそばだったら、もっとよかったのに。

焼きそばの麺が、あんかけで水分びちゃっとなっているのは
好みがわかれるでしょうから。

今週の土曜は空いてました。


1/26(土)4度目の訪問

土曜の虎ノ門のお楽しみはこちら。

朝から行く場所は決まっているので
何にしようかなあと考えていました。

先週はガラガラだったのに、今日は混んでるぅ。

平日はスーツネクタイのリーマンOL率9割以上で満席・待ち必須店ですが
土曜は、我々現場仕事の作業着組が多いです。

私は平気ですが、作業着で入るにはリーマンパワーに圧倒されるから
平日に職人は来ないですね。
でその作業員が口コミ広げたのか、奥の禁煙席は先週10人位が
今日は30人近く入って、9割の入り。

現場系以外の、ラフな格好の休日出勤?4人組とか丸テーブル個室で
10人位が生ビールで昼宴会やってる年配のグループもいました。

先週余裕で接客していたチャイナのおじさんは、てんてこ舞いで
走っていました。

平日は女性スタッフなど多いが、土曜は接客は彼1人で調理場も
人数少なくしていると思います。

料理が出てくるのも遅い。 私はピーク前の12:02入店だったので
紙一重でセーフ、すぐに出てきましたが、後客はかなり待っていました。

人気になるのはお店にとってはいいことでも、サービス低下になるなら
困りますねえ。

とはいえ、毎週土曜日これからもお客さん多いかどうかわからないから
スタッフ増員も簡単にはできないでしょうね。

今日の注文は、海鮮湯麺+半チャーハン(平日価格800円)が
土曜で¥600

シューマイは小皿に盛れるだけ盛って8個食べました。

こちらのシューマイは食べるのに3口要する大きさです。
一口二口では食べれないジャンボサイズなのだ。

海鮮湯麺は具だくさんで大好きなエビは4つくらい入っています。
薄塩味でさっぱりしている。ホタテ、マッシュルームに野菜が
多いのはポイント高い。

半チャーハンは、パラパラ感はありません。
想像するに、単品メニューの五目チャーハンとは別物の、
麺セットである程度作り置きした品かなとも思いました。いまひとつ。

いずれ五目チャーハン単品も頼んでみようか。

麺だけ、チャーハンだけオーダーしても、ビュッフェの
シュウマイと、おかわりご飯にスープサラダだけで600円の
価値はあるので、何を頼んでもお得感バツグンだから。

来週の土曜も虎ノ門仕事なら、5度目決定だな。
週一なら飽きないから毎週来てもいいや。


2013年1月19日(土)3度目の訪問

土曜・祝日は驚愕のコスパ! 600円ランチ

ミニバイキングが付いて780円ランチは
こりゃいいわ、と早3回目の訪問。

そして土曜祝日は、エビチリ定食以外は
ランチオール600円、もちろん平日と同じ
ミニバイキングが付いて、ご飯お替りもOK。

これは驚異のコストパフォーマンスですよ。

1/19(土)に土曜日としては初めて行ってきました。

予想通りガラガラです。いつもごった返しているリーマンは通りにもいません。
当たり前ですね、お休みですから。 

虎ノ門の飲食店も休みの所が多い。

この店も平日はリーマンの行列必須で、バイキングは思うように
取りにいけないのを考えると、土曜日は天国のようでした。

12時ジャスト入店。いつもの奥の禁煙席に行く、6人用テーブルが×6ある大広間に
先客1組4人だけ。 後客もポツポツで、各テーブルに1組の配置。

ひとり客は自分を含めて3人でしたが、みな大きなテーブル1人占有です。

当然ビュッフェ台も空いていて、余裕で小皿取り放題です。
この日は、大きなシューマイを10個食べて、デザートのオレンジもガッツリ
ご飯お替りして、調子に乗り過ぎて苦しくなるまで食べちゃいました。

シューマイは大粒で、小海老が入っているみたいで、おすすめです。
シューマイ3~4個食べるだけでも、かなり価値があると思います。

それが好きなだけ食べれるんですから、CPすごいですよ。

定食のメインは、初訪問がエビチリ、2回目は牛肉のオイスターソース
3回目が酢豚です。

料理も普通においしいと思います。

酢豚は甘酸っぱくてパイナップルが入っていました。
メインの量もボリュームたっぷりです。

これは自分的には、土曜日が虎ノ門での仕事だったら
(その可能性大)毎週でもこちらに通うのは決定ですね。

全メニュー制覇しようかなぁ♪


----------------------------------------

初訪問レビュー


虎ノ門エリアのランチはまだ数軒しか行ってないが、
無難と微妙店はあっても、「これは」とピンとくる店は
なかった。

ようやく自分的にヒットする店に当たりました。

この辺は中華がひしめく地帯。ランチでは手っ取り早いし、可もなく不可もなくの
空腹さえ満たせばある程度満足感が得られるのが中華かなあと個人的には
思います。

そこに何らかの付加価値があれば、ぜひまた来たいとなるわけです。

平日の12:05入店。 地下のお店です。
表にはランチメニューの黒板がある。 

日替わり定食が680円~で、虎ノ門では当たり前の
ご飯おかわり無料の案内を見て入店。

中華の丸テーブル、宴会用の大きなテーブルが中心で
個室も多い、120名収容可の大型店になります。

店員さんはみな台湾?中華系の方です。
案内の女性が「何名様ですか? タバコ吸いますか?」と聞いて
ランチタイムは分煙しています。

入ってすぐのレジの前にはビュッフェ台があって、サラダ、冷菜、点心、フルーツの
5品が小皿でセルフで取るスペースになっています。

途中煙もうもうの個室の前を通り、奥の広い禁煙スペースに案内され、
6人掛けテーブルに指定されました。 カウンター席は無い模様。

サラリーマンOLが続々と入ってきて相席です。 一番奥まった所に座ったので
煙は全く感じずに分煙は機能していると思いました。

注文はエビチリ定食¥780

初めての入店で、システムがわからなかったので、店員さんから
「サラダ点心などご自由にどうぞ」の案内があれば親切だなあと思います。

後から来たOL二人組も初来店だったらしくて、「取りに行っていいのかなあ?」と
2人で話していて、前に座っていたおじさんが「ランチは何注文しても、ミニバイキング
付きだよ」と店員が説明すべきを教えていました。

早速ビュッフェ台へ。 混んでいます。 後からわかったんですが、ピーク時
(12:20前後)は並ぶのも嫌になるほどのバイキングコーナーに
なっていました。

皿は小さいから難しいですが、一回で食べれる量を一発勝負で取るのが
ランチ戦争では鉄則かな、と学習しました。

とりあえず手に持てる二皿ずづ2回取りに行き食べ始める。

サラダはキャベツ中心、冷菜はピータン豆腐で
豆腐が粉っぽかったようで今一つ。

サツマイモが甘い味付けのお粥もありました。

点心のシューマイは大粒肉厚でよかったです。
ややふやけた感もありますが、こんな大きなシューマイをいくらでも
取り放題なのは、コスパ重視の大食いにはCP満点にしたいです。

最初の一皿で入れられる5個いただきました。

シューマイは人気のようですぐに無くなり、補充はスムーズではありません。

本当はおかわりであと5個は食べたかったのですが、ビュッフェ台の混雑に
短い昼休みを計算すると厳しいと断念しました。

サラダ、ピータン豆腐、シューマイを食べていると、7~8分でメインの
エビチリ定食が来ました。

ザーサイ、スープに杏仁豆腐もついています。

小皿と並べると、写真には入らないくらいのスペースで、にぎやかさが
嬉しくなります。

エビもこの値段なら十分でしょうの量。 
ご飯おかわりの炊飯器は並んでいなかったので、一回おかわり。

この感じの中華は六本木で、かなり通った中国茶房8に似ているなあと思いました。
あちらは昼でも全席喫煙可で煙い。 最近はそれが嫌で遠ざかっています。

ここは分煙なので煙の心配しなくていいのが安心ですね。

ただ混んでいて、デザートのオレンジは時間的に無理と泣く泣く諦めたのが
残念、というかそれは店の責任ではなくて、現場から出て店に入って食って戻るが
あまりにもシビアな時間で余裕ナシ、自分の昼休み環境が情けなくなります。
日本人はみんなそうなんでしょうがね。。

帰りのレジで念のため確認しました。

私「夜も分煙ですか?」
日本語が完璧でない店員さん「ダイジョウブですよー」
私「夜も禁煙席はありますか?」
店員さん「ああ、夜は禁煙ありません、全部タバコ吸う席です」

やっぱりか。。。 

このコスパなら混んでいるのも仕方ありませんが、ランチはお気に入り再訪間違いなしです。

  • 看板
  • 地下入口への階段
  • 表のランチメニュー

もっと見る

5位

ワインバー マール (高円寺、新高円寺、東高円寺 / ワインバー、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/05訪問 2013/05/10

本格フランス料理のワインバー(完全禁煙)

高円寺の国産ワインバー/ダイニングの 葡庵 Bu-an
に行った時に、スタッフの方から禁煙店でお勧めのワインバー
という事で紹介されたのがこちらのマール。 

あれほどネット上で検索しているのに・・・知らなかった。早速伺います。

やはり自分でチェックしていなかった、出来なかったのは
食べログで禁煙喫煙情報が書いてなかったから

人伝えの口コミがいかに重要かと思いました。

結論から書くと、行って大満足。隠れたフランス料理の店が
こんな所にあったのかと、目からウロコ状態です。

平日の18:10到着、一番客です。

ウッドデッキで囲まれたテラス席があって、
タバコは外で吸うスタイル。

OPEN の看板に小さいながらも禁煙マークが表示されている
店内完全禁煙

カウンター7席にテーブルが8席くらいかな、の15席+テラス席
のこじんまりした店。

男性一人で対応しています。

カウンター中央に着席すると
「お飲み物は何にいたしましょう? ビール、白、赤、泡」と聞かれ
白ワインをお願いします。
好みを聞かれて、一杯目に飲みやすいのをとリクエストすると
ちょっと考えられて出されたのがフランスのシャブリ。

ワインボトルにグラスの値段が書かれた札が付いています。¥700

カウンターの端には7本のサンプル用値札付き空ボトルが
並べられていて、それが本日のグラスワインとなっているみたいです。

おそらく白3、赤3、泡1ではないでしょうか。

こちらの店では、グラスワインのメニュー表リストは無く、
シェフが好みを聞いて、料理に合わせて選んでくれる
スタイルのようです。

お通しでフランスパンのバケットが出されます。
パンに塗って食べるようにリエットも提供。 

会計から計算するにお通し代は¥300でしょう。

料理を注文すれば、と思われますが、パンはお替り出来ます。
南欧方式ですね。 料理とあわせて二回おかわりしました。
リエットは最初だけです、パンのみのサービス。

日本では少ないパンおかわりも、ヨーロッパでは普通なので
これはポイント高いです。


シェフは気さくな方でフレンドリー。 葡庵 Bu-an のスタッフと同様
一見客初めての私でも楽しく過ごせました。

最初は店の雰囲気からしても、ワインがメインで+ちょっとした
欧風ツマミを出すワインバーかなと思いましたが、お話伺うと
シェフは元々フランス料理が専門の方で、アルザス地方に住んでいた経験も
あるフランス好きな料理人でありまして、もちろん料理に合ったワインの
選択もお任せできるほどの知識経験があります。

オーナーは別にいらっしゃって、遅い時間には店にも出ているのかな
オーナーの方がワイン好きで店を開いて、後にフランス料理のシェフを
招いて現在に至るという形です。

深夜3時まで営業しているバーでもありますから
遅い時間は飲みだけの利用客も多いそうですが、ただのワインバーだけではない
高円寺でもレベルが高いフランス料理が味わえる
フランス料理屋でワインバー寄りの位置づけになる店だと思いました。


二杯目はせっかくですから、彼が滞在していたアルザスのリースリングを
いただきます。¥700

こちらではワインはほとんどがフランス産の物です。
やはりフランス料理にはフランスワインが合うとの判断から。

グラススパークリングは値段を考慮して、スペインのカバを
入れているそうです。
高円寺価格のワインバーですから、シャンパーニュではないのでしょう。

アルザスワインは個人的にはドイツの甘いのが好きです。
いただいたフランスのリースリングは、スッキリした辛口でした。
もちろんこれもおいしいです。 ワインは何でも好きなのだ。


料理は
エスカルゴのブルゴーニュ風(香草バター焼き)¥750

ホワイトアスパラ 初夏の足音 ¥1400 の2品いただきました。

黒板メニューにも書いてありますが、温かい料理は提供まで30分は
かかりますと。

どうも日本人はせっかちで、料理が遅いとクレーム出す人がいるようですね。
こちらはシェフ一人対応ですから、注文が立て込むと早く出てくるわけは
ないですよ。

南欧のスローフードは当たり前と思っているので、私は全く気になりません。

エスカルゴ、旨いわ。 オーブンでしっかりと焼き上げて
仕上げにバーナーでサッと焦がしていました。

目の前で調理も見れるシェフの動作もカッコイイ。

ワイン3杯目は赤で、ミディアム~フルに近いのをお願いします。
ブルゴーニュの¥900


ホワイトアスパラ 初夏の足音ってメニュー、シェフ自ら笑っていましたが
何じゃらホイのネーミングですねえ。

ホワイトアスパラガスにアサリをフランスらしいソースで調理した品。

カブとニンニク1切れ入っています。 お・い・し・い


行く前は、ワイン2~3杯に軽く前菜系つまみをいただこうと考えていたのに
思わる本格フランス料理が美味しくて、なおかつ楽しいお喋りにワインもついつい
止まらなくなり予算予定オーバーになってしまいました。


4杯目の〆は赤のフルボディをお願いします。
ボルドーの¥900


ワイン4杯に料理2品で会計5650円

後客で常連さんが入って来てます。 隠れ家だったんですねえ。

駅チカですが、大通りと商店街の間の小道にあるのであまり目立たない。

食べログでフランス料理店で検索しても引っかからなかった
本格フランス料理が食べれるワインバーです。 

-----------------------------------

おまけ

高円寺には感激したので、禁煙ワインバーを日記でまとめてみました。


  • 高円寺南口大通りと商店街の間の小道にある
  • オープンの看板に安心の禁煙マーク
  • カウンター端に値札付きの空ボトルが置かれている

もっと見る

6位

Diner とよ福 (方南町 / ダイニングバー、日本料理、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/08訪問 2013/08/15

こだわりのモツ肉料理はコースのみ予約必要(完全禁煙)

いつものように完全禁煙店を検索していて
ジャンルが、もつ焼き、ホルモン、洋食・欧風料理の
とよ福が目に留まる。

串焼きを出す店の喫煙店率は酷すぎなだけに
俄然興味がわき、口コミ内容、店のHPをチェック。

カウンター席のみの小さな店で、要予約、コース料理のみの
提供と、こだわりを感じる、もしかしたら職人気質で頑固おやじ
の店なのかもと思った。

しかも二人様までのご利用、つまり家族連れや宴会で4人以上で行くのは
不可という制限もある。

まあちょうどいい、1人利用の自分には大人数大型店よりも
しっぽりした個人店、こだわりを持った店主というのは
大好きなのだ。

予約は当日でも可なので、16時頃に電話。
開店時間の18時半、1名で予約すると
「すみませんが18:40でお願いします」 はい了解です。


家から方南町までは地下鉄だと遠回りなので、バスで行く事にする。
といってもバス停までもかなり歩くのだが。。

島忠の坂を下って、紅葉山公園下のバス停で京王バスを待ち
永福町行に乗車。 中野富士見町を通って、某巨大宗教の本部を抜け
環七に出て方南町で下車。

方南町は区界で中野区ではなく杉並区だ。

18:20頃到着したので、その辺をぶらぶらと散策。
お店は表通りから一本入った所にひっそりとありますが
食べログの店舗情報の道案内ですぐに判りました。

予約時間の18:40きっかりに入店。

食べログ・店HPでは二名様まで、コース料理2380円との記述だが
店の前の案内書きには、三名様までコース仕立て2300円と書いてある。

いずれにしても4名以上はお断りの、少人数予約制ということだ。

店に入ると店主が「いらっしゃいませ latino 様ですか?」と
迎えてくれる。

カウンター中央の席に案内される。

店構えは和風で、店主も和食の甚平風。 焼き場があって焼き鳥屋
のような雰囲気もする。

ドリンクメニューを見ると、ビール、日本酒、焼酎、ワインと
一通り揃っている。

ワインリストがあって、和洋中のジャンルにこだわらない肉料理を
出すからか、ワインがいいだろうと、ここはコースでもあるのだしで
1人だけどボトルでいただく事に。

一番安いアルゼンチンの赤¥2800で。

まずはスープ。

・ブロッコリーとカリフラワーのビシソワーズ。

もし事前情報無しで行って、最初にこれを出されると、和の店で
米仏の洋風冷製スープで来たかと、インパクトがありますね。

二品目は

・豚の上タンのタタキ ぽん酢仕立て

ベロの上の部分(付け根?)になるタンだそうです。
もみじおろしが結構辛いからご注意をと言われました。

うん、これなら赤ワインにも合うなあ。
噛みしめるように味わいました。

三品目に串焼きです。

目の前にある炭火の焼き台で、丁寧に焼いている。
焼き鳥屋ならまとめて数串焼く所だが
1本1本本当に丁寧に。

最初の串

・豚ナンコツ

コリコリ感と中に入れられたネギが相性がいい。

串二本目

・豚のタン

先ほどのタタキとは違って、また串で焼いたのは旨い。
牛タンを想像したら、薄くてコリっとしたイメージだが
カシラのような食べごたえがある肉です。

店主は寡黙な方で、接客自体は腰が低くて
気難しい職人とは違いますが、ここまで会話は無し。

他客がいない状態で、満足しながら食べていました。
すると「レバーは大丈夫でしょうか?」と聞いてきました。

「大好きです」と答えます。
今までの串は塩焼きだったのだが、タレでレバーを
焼いています。

私が「コースの串は何本なんですか?」と尋ねると
「お客様の様子を見て、食べっぷりからして2本にするか
3本4本お出しするかを決めています」と。

私の余裕食いを感知したのか「お客様には4本お出しします」

でもこれって、コース料金が変わってくるんでしょうね。
まあすべて店主にお任せなので、野暮なことは聞きませんでした。

で串3本4本目は、タレで続けて出されました。

・レバー
・頬っぺた   串焼きは全て豚です。

レバーは、しっかりした食感に中はトロッとしたレア状。

頬っぺたは脂身がたっぷりで、ギトギトしています。
山椒をかけてタレ串もおいしくいただく。


四品目、サラダ。

・水ナスのサラダ

肉攻めで来ての箸休め。 正直ナスってあまり好きではないので
水ナスを食べるのは初めてかもしれない。

歯ごたえがあって、胡麻ドレッシングは甘め。

ワインにして良かったーどんどん進みます。

店主は炭火焼き台の上で、何やら液状のを温めつつ溶いている。

何しているのか尋ねると「今お客様のソースを作っております」

五品目、メイン

・チキンのロースト 

また洋食にチェンジ。 きのこのソースだったかな、
パスタが入っていてイタリア風でもあり
ますますワインに合う。

六品目 〆

・冷しラーメン

さっぱりしていて夏場にはピッタリ。
それまで厨房奥にいた、奥様とも思われる女性が
ラーメンを出してくれました。

彼女はヘルプに徹していて、表には出ないスタイルのようです。

七品目 デザート

・スイカとブドウ


ボトルワインも平らげ、お茶を出されて余韻に浸る。

7時半過ぎから後客が入ってきて、気が付けば8時には
満席の8人になっていた。

他客は家族連れ3人、仕事終わりの同僚3人、常連風の
男性一人と私です。

やはり、3人まではいいんですね。

過去の口コミを見ると、昔は喫煙可だったようだ。
それを完全禁煙にした事自体、飲食店の良心を伺えるし
実際訪問出来たという訳だ。

焼き鳥、モツ焼きの大多数な喫煙店など行く気もしないので
美味しいモノを出す串焼き肉料理店として高く評価したい。

接客にフレンドリーさは無く、予約する、人数制限などの
ハードルもあるが、全ては店主のこだわりなのだから
私にはとても満足度は高かった。

会計5300円

ワインが2800円だから、コース代金は2500円なのね。

HPの献立よりも一品多い7つ出されたので、串も4本だっだしで
これもお任せ。

約1時間50分の滞在でコースを堪能しました。 

帰る時に本日の日付入りポストカードを渡され、店主から
「もし次回お越しいただく時は、お電話で今日の日にちを
おっしゃってください、同じ物をお出ししないようにします」

その日何を出したかを管理しているんですね。
やはりこだわりはすごかった

帰りはまたバスに乗って帰路に就く。 

わざわざバスに乗って、1人なのに予約を入れコースでいただく。
なかなか経験がない事ですが、訪問して当たりの名店でした。

  • 大通りから一本入ったところに、ひっそりとある
  • 表の案内書き。 三名まで利用可
  • コース料理なのでボトルワインで行きましょう

もっと見る

7位

イザラ (阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷 / ダイニングバー、イタリアン、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/01訪問 2013/01/28

大衆欧風ダイニング酒場(店内完全禁煙)

完全禁煙店を検索しては訪問しているのだけれど
盲点になるのは[分煙店]

店内で形式的に分煙していますは、経験上煙浴びる、意味がない店も多いので
私的にはパス。その線引きが難しい。

分煙店ですと、店の方だかレビュアーが店舗情報に載せて
完全禁煙店では検索しても引っかかってこない、隠れ完全禁煙の優良店が
あるんですよ。

高円寺で当たりだったブラッスリーボジョレーも、カテゴリーは分煙店になります。

何が基準になるかというと、テラス席で吸える店が[分煙]になってしまい、
設計上テラス席は設けられない小さな店などが外に灰皿設置で[完全禁煙店]になっていると思います、
少なくとも食べログの検索では。

レビュアーの方でタバコについて触れた口コミがごく少数なので、行ってみたいけど
煙浴びるの?大丈夫なの?の不安から二の足を踏む店は多数あります。

そんな中、この店のレビューを読んで、実質完全禁煙という事がわかり
私好みのワインに欧風料理でもあると知り、次の休みの日は訪問しようと決めてました。

16時からオープンしているんですね。
早寝早起き早飲みの、Gさんである自分にはマッチしてます。

日曜日の16:10入店。 一番乗り。

阿佐ヶ谷南口の小さな路地にあり、店内はビストロ欧風料理店のオシャレさはなくて、
大衆酒場の小料理居酒屋風でもあります。

L字カウンターにテーブル席は壁側がベンチシートで、席はカウンターもテーブルも丸椅子。
カウンター端には新聞が無造作に置かれていて、テレビが音量大きくつけられている。

メニューにさりげなくフランス語やスペイン語が混ざっているのは
ラテン3国大好きな自分に、ビビッと来るものがありました。

壁の表示で禁煙マークの『エスパス・ノン・フュムール』(仏語)のロゴが
私のスペイン語バージョンの『グラシアス・ポル・ノー・フマール』アイコンと一緒なので、
親近感が沸きうれしくなりました。

オーナーシェフ一人で営業されています。
フランスとスペインの国境地帯、フランス側バスク地方に住んでいたというシェフは
一見欧風料理とは無縁のオジサンで(失礼)そのギャップもある意味
素晴らしかったです。

自分もそうですね、知人からは「お前はワインじゃないだろ、焼酎が似合いそうだよ」と
よーく言われますので(自爆)

とかく日本のステレオタイプで、フランスはお洒落、ワインは高級とか思われているけれど、
スペイン・フランスにも貧乏な人は沢山いて、彼らの普段飲み食いしているのが
ワインに大衆料理なんですから。

日本の安い居酒屋がスペインのバールになるのに、なぜか日本ではヨーロッパは
なんでも高級路線にしてしまいがちで、本当の意味でのバールと違うんじゃないのと
違和感を覚えます。

まあ外国における日本料理店もバカ高で、日本人から見れば『それはないなあー』
というのと同じですけどね。

まずはハウスワインのグラス赤¥400注文
グラスは小さいサイズです。

こちらのハウスワインは安っぽさが感じられなく、結構濃い美味しさです。
フランスの大手メーカー産を提供している。
赤のミディアムっぽさが気に入りました。

二杯目にサングリア¥500をお願いします。
程よい甘さで自分好み。

なんとフルーツ:イチゴ、キウイ、バナナをたっぷり入れてくれて
食べれるサングリアでした。これで500円は良心的ですよ。

ドリンクは計4杯
ハウスワイン赤→サングリア→ハウスワイン白→ハウスワイン赤
で行きました。

ドリンクの値段:味を考慮するとCP高しですね。

料理は黒板のおすすめから
最初に、ラス・ボンバス(爆弾)¥500は何?と聞いて
鶏肉の団子トマト煮をいただく。

辛くはありません。ミート―ボールですね。
エリンギが入っていてピリ辛のトマトソースで煮込まれた団子。

温製の料理には食パンが付いているみたいです。
普通の冷めた状態で質素であっけないんですが、このパンがまた
料理に何気に合うもんですから、じわじわと良さがわかります。

二皿目は何にしようかと迷っていると、マスターから
「タコの炒めものがありますよ」のサジェスチョン。

メニューにはない品です。このあたりは個人店の良さでもあるし
はっきりしないから嫌と意見が分かれるかもしれません。

タコのガリシア風に似た、オリーブオイル・パプリカでまとめた
料理だと思います。

ズッキーニとゼンマイとの組み合わせでボリュームたっぷり。
これは旨い。
正式料理名と金額は不明でしたが、最後にレシートで確認したら
¥500でした。 かなりお得ですわ。

店の扉にも貼り紙してあった、エゾ鹿ステーキ¥1800が気になり
〆で注文。

マスターは「時間かかりますよ、最初に言われればよかったですね
30分はかかるので」に、私は南欧スローフードは当たり前のスタンス
ですから、よくある「料理が遅い」の日本人的せっかちさはないので
問題無し。 仕事時の短い昼休みランチは別ですが。

一応ジビエ料理になります。そして200gと明記してあるように
食べごたえもある。

マスターは「150gでは物足りないでしょ」と客の心理を読んでいると
思いました。

ハウスワインの値付けから始まって、料理の質・量・値段が
全般にリーズナブルに感じるのも、オーナーシェフの腕前でしょうね。

エゾ鹿ステーキは切り分けて一口サイズですがボリュームがあって
しっかりと食べた気がするんです。

鹿のクセは、さほど強くはなく食べやすい部類だと思います。
付け合せはシンプルに、ポテトの素揚げに塩で味付けしたもの。

ソースは甘酸っぱくて食パンに付けて美味しくいただきました。
フランスレストランでは、これより量は少なく値段は高くなるでしょう。

200gでフランス人も満足する量味で1800円はコスパ良しです。

こちらのお店、スプーンはありますがフォークではなく箸でいただくみたいです。

鹿肉も切ってあるので箸で食べる。この辺が大衆らしさがあって
よかったです。

マスターは話好きで、一見の自分にも積極的に話しかけてきます。
好みの問題で、一人訪問で放っておいてほしい派には向かないかもしれません。

17時過ぎには常連の一人男性客が入って来ました。

会計4500円 お通しサービスチャージなし。

日本酒や焼酎も置いてあって、ワインだけではないダイニング酒場。
ヨーロッパを知り尽くした庶民派なのは、日本ではなかなか
お目にかかれない貴重な店だと思いました。

  • 細い路地裏にあります 16時でまだ明るい
  • 表の黒板メニュー
  • 表の写真メニュー

もっと見る

8位

ラ プティマルシュ (東中野、落合 / フレンチ、カフェ、ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2013/07訪問 2013/08/03

アートフレンチブティックレストラン(完全禁煙)

東中野のお洒落なデザイナーズダイニングの
4 Seasons LDKに伺った時に店長から

「東中野の個人店で箱(内装)にお金をかけているのは
ウチと、ラ・プティマルシュさんくらいですよ」と言われ
ずーっと気になっていた、フランス料理店。

口コミ数は伸びておらず、最終投稿日は2011年9月で
止まっており、2年以上前のグレー★の絶賛や批評があって、
レギュラーレビュアーには注目度が低い店なのかなあとの印象。

ランチもやっているので、一人訪問には昼でと
平日休みの日に伺いました。

東中野の西口線路沿い、明大中野のそばにあります。

外観からしてコンクリート打ちっぱなしの洒落た建物。
裏口にも庇があって、店のイメージカラーである
ヴィオレが映えています。

表のメニュー看板もさりげなく出しゃばらずに、
美容室かブティックのような雰囲気。

正直、メニュー金額を見て入りづらさは感じますね。
ふらりと入る店ではないです。

11:40入店。 一番客。
1階と2階があって、1階のテーブル席に案内されました。


平日ランチセットはAコースの¥1575~で、前菜とメインを選ぶスタイル。
デザートが付くBコースは¥2100~、
鴨料理だった季節メニューのCコースは¥3360と、結構なお値段です。

~と書いたのは、前菜5種、メイン4種で、前菜にサラダ、
メインに豚ロースソテー以外の品はプラスの追加料金
¥315か¥525がかかるから。

ランチの予算も2000円の価格帯と考えた方がいいです。

でお食事のメニュー前にドリンク・ワインリストが出されます。
ホールのサーブ係は男性の方。 胸にソムリエバッチを付けています。

ホテルダイニングのようなスタイルの接客で、にこやかでもあり
高級感が漂います。

やはりフランスにはワインは付き物、グラスでいただきましょう。

こちらのグラスワインは、麻布十番のワインバー
クラフトハンズで扱っていたのと同じような
機械式のワインサーバーで出される。

このマシーンの利点は、結構高額なワインもグラスで提供できるのと
60ml、100mlと分量分けが出来て、管理が優れているという
ハイテクサーバーなんですよね。

グラスワインリストは白3種・赤5種が60mlか100mlかを選べる
16種ありました。

その他に、ラ・プティ・マルシュ オリジナルセレクションワイン
というのがあり、ドイツのスパークリング200ml¥1800と
フランスの白:ピノ・ブラン100ml¥600があった。

安いワインに注目の私は、ピノ・ブランをいただきます。

お店のスタイルとしては、ワインリストを持って来て
ドリンクを決めてから(もちろんいらないでもいい)
食事メニューを持って来ていただけます。

デザート無しのAコースで、
前菜は、こだわりの有機野菜のメリメロサラダ(追加料金ナシ)
メインに、本日旬魚のポワレ(+¥315)
にしました。

食後に付くのはアイスコーヒーで。

ソムリエの方は「お時間は大丈夫でしょうか?
最終何時までにお出になるかとかございますか」と聞いてきます。

休みでゆっくり出来るので「時間は大丈夫です」と答えました。
この手の店で、昼休みの1時間休憩で実質40分で済ませる
ランチではありませんよね。

ここはワインでゆっくりスローフードを楽しみたい所です。

また「アレルギー、苦手な食材はありますか」とも気を使って
くださいます。

接客として非常に丁寧で、心地よかったです。

まずは前菜のメリメロサラダ。 メリメロはフランス語で
ごちゃまぜとかの意味。

新井薬師のフランス料理店の店名にもなっていますが。

ベビーリーフサラダに、ハムが乗っています。
食用菊も散りばめられていて、芸術点高いですね。

アフリカ風の香辛料パウダーも添えられていて
お好みでどうぞと。

同時にパンも一切れ提供されます。

上品な味と言ってしまえばそれまでですが、やはり美しい。
メインを食べるのに食欲をそそる、前菜本来の
目的にマッチしている。

パンもあっという間に食べて、ワインをもう一杯行きましょう。

赤でお手頃価格の、アメリカ産ナパヴァレーの100ml¥1000
をお願いします。

タンニンが強めで、渋味が自分好みです。

パンはお替りでもう一切れいただきました。

入店から35分後にメインの魚が来ました。
ヒラメのソテーです。

メインのソースの他にアンチョビソースもアクセントに
なっています。

とにかく野菜が旨い。野菜本来の甘味が引き出されている感じで
感動の味。 ワインとの相性も、自分にはド真ん中です。

サーブのソムリエの方の説明も的確で親切。

食後のアイスコーヒーには、サービスでショコラとマカロン
をくださいました。

デザートもすべて手作りだそうです。

後客で女性一人客が入って来て、シェフの知り合いの方のようでした。

ちょうど私が食べ終わる頃で、会計をしようとすると
オーナーシェフの若い男性は、名刺を出してのご挨拶。

「もしよろしければ2階もご覧ください」と案内して
いただきました。

4LDKも素晴らしい箱で感激しましたが
こちらもやはり東中野としてはゴージャスな造りをしてます。

見る人が見ればわかる、お金のかけ方をしているんです。
重厚であって、変に金ピカではないのだ。

ちょっと余計な事かもしれませんが、客席には防犯カメラも
取り付けられています。

4LDKのオーナーと同様、若いながらのこだわりを
感じました。

会計3570円

1時間10分ほどの滞在で大満足なデジュネとなりました。

所詮食の好みは人それぞれ。
私の知人でフランスに行ったことがある人も「フランス料理はしょっぱくて
あまり美味しいとは思わない」と言う人がいます。

過去の低い口コミも、その人の好みには合わなかったんでしょう。

私は大型店、飲食企業が運営する大箱店よりも、こだわりを持った
個人店が大好きなので、4LDKとラ・プティマルシュの
店づくり、本格フランス料理の美しさ・おいしさに酔いました。

逆にお城のような大規模三ツ星レストランなどには興味がないので
これも好みの違いです。


地元の東中野だからか、高評価のレビュー文となっていますが
訪問して良かったの余韻を残しながら店を後にしたのでした。

大人数よりも、ご夫婦で記念日などにおススメしたいです。
東中野で非日常を味わえる貴重な店だと思います。


― 以下余談 ―


店名は、てっきり ラ・プティ・マルシェだと思っていた。

市場という意味のmarche'  e に' アクサンテギュが付くやつで
「ちいさな市場」だと。

でも辞書で調べると、マルシェは男性名詞だから
Le petit marche' のはずだ。

アクサンテギュが付かない marche マルシュは女性名詞で辺境、
国境武装地帯、辺塞と出てきた。

文法的には、これが正解なのだろう。
ただ、読みでは「ラ・プティト・マルシュ」になると
思いますが・・・

「小さな辺境」の意味合いで、市場とひっかけた店名にしたならば
オーナーの遊び心・感性がすごいなと。

これぞフランスのエスプリか?!

  • コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな入口
  • 裏口もさりげなく飾っている
  • ラ・プティ・マルシュ オリジナルセレクションワイン

もっと見る

9位

馬車道タップルーム (馬車道、関内、桜木町 / ビアバー、肉料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2013/04訪問 2013/04/08

昼飲みベアードビール3店目@馬車道(完全禁煙)

原宿タップルーム中目黒タップルームと訪問して
すっかりベアードビールファンになってしまいました。

ベアードビールの美味しさ・好きな点は、高ポップに
ガツンとした苦味。 クセになるんですヨ。

原宿店、中目黒店の他に、横浜の馬車道店と
本拠地の沼津店がある。

まあ馬車道と沼津は、そうそう行く機会は無いなぁと
思っていたが、先週の日曜に麻布十番の
禁煙ビア/ワインバー CRAFT HANDS 訪問時に

ジャパン・ブルワーズ・カップ&フェスティバル2013

というクラフトビールのイベントのチラシをもらい、
これはぜひ行ってみようという気になり、会場が横浜大桟橋ホールで、
みなとみらい線利用。

チラシの裏面には、横浜近辺のビアバーマップが描かれている。

馬車道タップルーム訪問の絶好のチャンス到来!

他のタップルームと同様、土日祝は12時オープンで昼飲み出来るぞっと。

4月7日(日)12:06入店。 1F~3Fまであって、
1Fはカウンター席、2Fがテーブル席、3Fのバルコニー席でのみ
タバコが吸える、店内完全禁煙

おいしいビールを飲むのにタバコの煙は邪魔です。

タップがずらりと並んだ1Fカウンター席に着席。
先客は男性常連一人、後からも続々と入ってきて
日曜の昼飲みを楽しむ家族連れ、お一人様でにぎわっています。

まずは本日の季節限定ビールから、アップルエール5.5%の
パイント¥1000をいただきます。

フルーツエールで、ベアード独特の苦みは弱くて、ドライなリンゴ風味が
さっぱりしてます。

馬車道店の特徴は、アメリカンBBQ。 
桜薪使用したスモーク専用オーブンで焼き上げる、スモークBBQ。

店内もスモークのいい香りが立ち込めてきて鼻をくすぐります。

BBQプレートで2ミート¥900注文。
食べたかったブリスケットは13時過ぎでないと
提供出来ないと言われ、ポークとリブを選びました。

スモーク加減は絶妙ですね。おいしいBBQです。
リブは手づかみでかぶりつく。

2杯目は、スパイスのクセがあるという、バジルブラウンエール5%の
ハーフ¥600。

しっかりバジルしてます。 店の女の子が言っていたのは
ピザと一緒に飲むと合っているかもと。

会計2500円

タップルームはそれぞれの店がコンセプトがあって、違う雰囲気
だから、一軒行って気に入ると他にも行きたくなるのだ。

こうなったら沼津にも、、、機会があればぜひ訪問したいな。

  • リッチモンドホテルのそばにあります
  • 表に灰皿
  • 入口には安心の禁煙マーク

もっと見る

10位

アランダルース (江古田、新江古田、新桜台 / スペイン料理、ヨーロッパ料理、アフリカ料理)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/05訪問 2013/05/20

アンダルシーアとマルエーコス Al-Andalus(完全禁煙)

マイレビュアーさんの口コミでこの店を知りました。

スペインとモロッコ料理に、すっごく興味を持ちました。
これが全面喫煙可ならバッサリ切り捨てのスルーですが
嬉しい事に完全禁煙店、訪問しないわけにはいきません。

日曜のランチでおじゃまします。

家からは大江戸線で1本なので、新江古田からのアクセスです。

ホットペッパーのクーポン地図をプリントして、初めての土地ですが
迷うことなく到着。

遠くからでもスペインの国旗色、赤と黄色の庇に
イスラム・ムスルマン模様の異国情緒を表した外観は
スペインマニアには、ぐっと来るものがあります。

スペインが大好きでスペイン語、文化をかじると
スペイン南部のアンダルシーアとモロッコ(スペイン語でマルエーコス)
は密接で複雑な関係というのがわかります。

アフリカ大陸のモロッコ側にスペイン領の飛び地:セウタとメリージャ
があって植民地時代の領土問題を引きずっていて
返せ・自国の領土だのゴタゴタを抱えている、深いながら微妙な関係なのが
スペインとモロッコなのだ。

アンダルシーアは、グラナーダとセビージャに1回ずつ行っただけですが
特にイスラムの影響が強いグラナーダの有名なアランブラ宮殿を
もっとコテコテにしたような内装のレスタウランテですねえ。

ランチメニューはスペインのパエージャが7種類1100円~1400円
モロッコのタジンが5種類1100円~1400円に
ウエボス・ア・ラ・フラメンカ1200円というアンダルシーアの
郷土料理の卵煮込みがあります。

タジンのメニューもスペイン語表記で、ヒスパニックの方を
連れてきても困らない、スペインから見た/スペイン寄りの
(スペイン目線と言っては言い過ぎか?)スペイン&モロッコ料理を
提供していると感じました。

モロッコの方が見たら、なぜアラビア語、もしくはフランス語表記
ではないのかと抗議されるのでは、と興味深かったのです。

BGMはスペイン語のポップスがかかっています。


13:08入店。 先客は3組。 みな日本人です。
後客もご夫婦、女性二人組など入ってきて休日ランチで
にぎわっていました。

調理しているのは、過去の口コミからしてスペインとモロッコの両親の
外国人男性の方、接客にアジア系かハーフかの日本語普通の女性の方、
ヘルプでバイト風の日本人女性の3人体制です。

ホットペッパーのクーポンを出して、ランチでもドリンクサービス
受けれるのかどうか聞いたら、モロッコティーかコーヒーの食後のドリンクの
代わりに、生ビール、グラスワイン、サングリアにチェンジできるとの事。

なのでサングリアをお願いします。(モロッコティー、コーヒーは付かない)

パエージャは、どこでも食べれるので、まだ食べたことがないタジンにします。
子牛のタジン・テルネーラ¥1400。

まずはサラダが。 口コミから量が多いとは知っていたが
たっぷりレタスの上に、サイコロ状にカットしたキュウリ、
タマネギ、パプリカ。 

サラダでこんなにボリュームあるのは、日本のレストランでは
あまり経験がないです。

サングリアは甘口で普通、オリジナリティは感じなかった。

パエージャもタジンも時間はかかるでしょう。
普通にパエージャは4~50分はかかると思いますが、他客のを
ウォッチしていると20分くらいで出されているみたいでした。

私のタジンは約20分で提供、とんがり帽子のタジン鍋の
蓋を取ると、グツグツ煮込まれ状態です。

鍋蓋の形のように、山盛りになったタジン。
てっぺんにはドライプルーンですかね、そして麓にはオリーブの実が。

エスニックでありながら、しっかりとスペインの味付け。
いっぺんで虜になりました。

バケットは温められたのが4切れとたっぷり。

タジンはシチューみたいで、やわらかい肉の塊がごっそり入っている。
野菜も、ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、カボチャと
これでもかーと、ごろごろしていて、小食の方は食べきれない
くらいありますよ。

1400円は安くはないので、これくらいはあって欲しいのですが
他の同価格帯の外国料理店で、本場の味ではあっても量が少ない
日本人向けが大多数なので、これは感動ものです。

夜のメニューを見るとスペインのタパスが揃っていて
スペイン料理好きには、注目のお店となりますね。


本場の味・量を提供するアンダルシーアとモロッコの融合は
大満足、他のメニューもとても気になります。

  • 2Fのお店 遠くからでもスペイン色でわかる
  • 表のランチメニュー看板
  • 階段がアラブ模様

もっと見る

ページの先頭へ