セルジさんが投稿したIL TEATRINO DA SALONE(東京/広尾)の口コミ詳細

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IL TEATRINO DA SALONE広尾、表参道/イタリアン、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.4

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/04 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

極上の個室☆

通された個室はプライベート感たっぷり&ゴージャス。束の間、ヨーロッパの貴族になった気分♪
やっぱり個室って最高☆

サービスも丁寧。他にお客様がいらっしゃらなかったせいもあり、手厚いおもてなしをしてくださった。
支配人相澤氏、とってもおしゃべり。サローネグループのことなどいろいろお話くださった。
芝先シェフもしょっちゅう来てくださってよくしゃべる。料理のこと、食材のこと、いろいろ教えてくださった。
女性も親切。ズッパなんでこんなにおいしいの?って疑問を投げかけたら、わざわざシェフにお聞きになって、メモまで作ってくださった。

どの料理も上品でおいしい、そして美しい。お店の雰囲気とマッチして料理も貴族的。
2012年5月から芝先シェフ。今のシェフになって何より特徴的なのが、盛り付けの美しさだそう。
さすがフレンチ(ミクニ)出身のシェフって相澤氏がおっしゃっていた。

サローネグループにはこんなしばりがあるそう。
イタリア郷土料理の組み合わせ以外は×。
郷土料理をベースにシェフのアレンジで再構築したものを出す。
なので例えばしいたけなど、日本独自の食材は使わない。

いただいたのは5000円のランチコース。ランチだねって言われてしまうものは作らない。
むしろ5000円だからこそできるものを(おいしくても安価な食材は、値の張るコースでは出せないので)っていうコンセプト。
コースは月替わり。蛸のロートロ(パスタ)とストゥファート(メイン)は定番で毎月出しているそう。

★7.5 定番のシチリア産の塩とオリーブオイルの焼き立てのパン
シチリア産オリーブオイルは柑橘の香り。まず最初に香りを楽しむためだそう♪
塩がもう少し弱かったら、もっとオリーブオイルと小麦の香りを楽しめたと思う。

パンは白パンのようなやわらかさ、やさしさ。
自家製フォカッチャっておっしゃってたけど、フォカッチャとは別物に思えた。おもしろい^^

★6 浅野ファームからの野菜の一品
野菜に哲学を持つ浅野氏のファーム。
シェフたちも現地で実際に食べてみてるそうで、採れたての野菜のおいしさは格別だそう。
たぶん素材本来の味を楽しんでほしいってことで、生でそのまま出しているものがほとんど。
なので野菜本来の硬さ・苦みなどをしっかり残しているものも多く、口に合わないものも。

印象に残った野菜:
☆5 クリーム人参(写真手前) 
いかにも甘そうなネーミングに期待大。でも実際は硬くて甘みやジューシーさの少ない野菜だった。
☆7.5 アランカブ、ムラサキシキブっていう菜の花の茎(写真中央でくるっとなっている緑の茎)
ジューシーでおいしかった!

調味料は、ヒマラヤのピンクソルトの厚めの板・パンにも使われていた柑橘風味のオリーブオイル・黒オリーブのパウダー・バルサミコのゼリー。
ピンクソルトの板の上に野菜を置き、オリーブオイルを上からかける。
2分くらいすると、岩塩の味が野菜に移っていい感じの調味料に^^
☆7.5 黒オリーブのパウダー いい感じのアクセントになって一番おいしかった。

★9ズッパ以降はゴールドのお皿で。イタリアのブランドIVVのものだそう。
きらきらしててかなり好き。もう1つの部屋(2組収容)では赤、カウンターでは黒を使用しているそう。

★8.5 本日のZuppa
ひよこ豆のスープに、ミルクの泡・カリカリのパンチェッタ(ベーコン)・黒いのはローズマリーのオイル。
「混ぜずに召し上がってください」と相澤氏。
たしかに混ぜない方がずっといい♪いろんな味の組み合わせを楽しめる。
ひよこ豆はあまり好きではない食材。でもこのスープはものすごくおいしかった。って女性スタッフに伝えたら、わざわざシェフに聞いて作り方と材料をメモしてくださった!
そのメモを見ると、おいしさの秘訣は香味野菜(玉ねぎ・人参・セロリ)、生クリーム・鶏のダシ・オリーブオイルにありそう♪

★8 蛸のロートロ
蛸のボロネーゼ・ズッキーニのソテー・ベシャメルソースをパスタで巻いている。
下には白いんげん豆のソース、トップにはオレンジピールを揚げたもの。
蛸のボロネーゼとオレンジピールの相性が本当によい。

★9 本日のパスタ
ラガーネ、という幅広め、厚めのパスタ。
具材は、黒キャベツ・へーゼルナッツ・コイアリーナ?(豚を白ワインビネガーで煮込んだもの)・バルサミコに漬けたレーズン・スペック(生ハムの燻製)など。
下にはキクイモのピューレ。
ズッパと同じで、どの部分を食べるかで、口に入る食材が変わってくるので、味の変化を楽しめる。
しかもどの食材の組み合わせも相性がよくて、本当においしい。
私の中では今日の一番。

★7 豚のストゥファート
仔羊のストゥファート、こちらの定番料理だそう。
☆8トマトのソースで。
トリッパ・パルミジャーノレッジャーノ・イタリアンパセリなどとともに。

65℃で8時間蒸し煮。
豚は低温で火を入れると甘みの出る素材。なのでこの調理に向いている。
でもディナーだと、仔羊に比べて原価を落としたと感じる人もいるので出しにくい。
なのでランチコースならではの貴重な一品だそう。
ストゥファート。蒸し煮。もとは石油ストーブの上で作った郷土料理だそう。
焼きとも煮込みとも違う食感を楽しんくださいっておっしゃってた。
とろっとろでやわらかく、脂がしっかり乗っていておいしかった。
家庭でも炊飯器に65℃のお湯を入れて保温しておけば、限りなく近いものができるそう。

★8.5 本日のデザート チョコレート・ゴマ・コーヒー
2層のチョコレートムース(硬さ・軽さ・味の濃さの違いはくっきり)・チョコレートの薄い板・ゴマのアイスクリーム・ゴマのチュイル・斜めに引かれた直線はエスプレッソのソース。
幾何学的な盛り付けがモダンアートみたい。
口当たりは軽いのに、味はしっかりとした濃さがありきりっとしていて、甘さは控えめ。
とても上品でレベルの高いスイーツ。

★5 プティフール パローネ
フルーツタルトをフードプロセッサーで砕いて、丸めて冷凍したもの。
一瞬これなんだろう?って思う楽しさはあるけど、私はおいしいとは思わなかった。
なので個人的には無い方がよかった^^;
★7 コーヒー

毎月前月メニューの料理教室をやっているそう。
シェフが作っているところを見ながら質問し、最後に試食、レシピもいただけるスタイル。
毎月やってきて勉強なさっている若い料理人の方もいるそう。

サローネグループは、QUINTOCANTO(クイントカント) という新しいリストランテを大阪に近々開くそう。大阪のお客様の要望にこたえて。
大阪ってイタリアンが強い街だと私は思う。
サローネグループがどう健闘していくのか、とっても楽しみ♪

  • テーブル席(2組用)。あと個室とカウンター席がある。

  • ★7.5 定番のシチリア産の塩とオリーブオイルの焼き立てのパン

  • ★6 浅野ファームからの野菜の一品

  • ★8.5 本日のZuppa

  • ★8 蛸のロートロ

  • ★9 本日のパスタ 絶品☆

  • ★7 豚のストゥファート

  • ★8.5 本日のデザート チョコレート・ゴマ・コーヒー

  • ★5 プティフール パローネ

2013/04/14 更新

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