1回
2015/11 訪問
直球の絶品続き☆
★7しゃり
★9三浦産地蛸
★9三浦産地蛸
★10江戸前コハダ
★10江戸前コハダ
★8山形産さわら
★9カワハギ
★8大間産マグロ&★8.5大間産マグロ漬け
★8.5 松葉蟹
★8.5陸前高田産いくら
★8.5大間産中トロ & ★9大間産中トロ漬け
★9白子
アルバ産白トリュフ 白子用
★8.5江戸前うなぎ
★8.5江戸前すみいか&★9ばちこのコラボ
★8.5 松葉蟹
★8.5 松葉蟹
★8.5 松葉蟹
★8.5 松葉蟹
★10大トロ漬けの炙り
★10大トロ漬けの炙り
★10大トロ漬けの炙り
★9.5海苔巻き 大間産マグロ4種(部位&炙りOR生)!
★9.5海苔巻き 大間産マグロ4種(部位&炙りOR生)!
★8.5 はものすり身(卵焼き)& ★8 いなり寿司
2019/02/03 更新
今年一番の感動の食体験だった初音鮨。
特長をまとめるとこんな感じ。
★直球を受け続けるかのような絶品続き☆
★エンタテインメント性もたっぷり、テンションの高いショーをずっと見ているような2.5時間
★おいしさのキーワードは、口内調味・脱水・熟成・人肌温度(個人的な印象)
・口内調味:口に含んだらすぐに噛まずに5秒間待つように、と店主がおっしゃったネタが多かった。こうすることで、米の甘みが口内で増し、かつネタとシャリがとろけて一体化する。
たしかにこうすることでおいしさが倍増する&この方法で他のお店でも鮨を2倍おいしく食べられる^^
・脱水&熟成:おそらく脱水することで本来の旨味がぎゅうっと凝縮され、熟成することで熟成香の旨味が加わっている。見た目とはうらはら、店主いわく、新鮮だからこそ熟成に耐えうるそう。
・人肌での温度調整:初音鮨のおすしは全体的に生温かい。舌が最も敏感になる温度に調整しているそう。たしかに、舌と鮨が調和しておいしさが倍増している感覚。
★高級ネタも惜しげなく登場
★マグロ(すべて大間産)がいろんな形でたびたび登場するのも、マグロ好きにとってはたまならない
2回転制。8人で貸し切った。いただいたのはお任せコース。
★7 まずはシャリのみを手渡しでいただく。酢がしっかり立っている、酸味が強めで個性の強いシャリ。後に、この強さ、ネタとのバランスの上で絶妙に計算されていることに気づく。
★9三浦産地蛸
目の前に現れた巨大な蛸(写真ご参照)。一同歓声を上げる。
食感が絶妙☆絶品蛸によくある、噛むごとにアドレナリンの出てくるタイプ。
塩味がほのかに効いている。酸味の立つシャリとマッチする、計算しつくされた一品。
最初の何気ない!?蛸からかなりの絶品☆この後の期待感がいっきに高まる。
地蛸も次のコハダも、中開きでななめの切れ目が入っている。
★10江戸前コハダ
今までの人生で一番の、究極の一貫。あまりにおいしすぎ、まるで麻薬のようなテンションの上がりっぷり!一ヶ月たった今でも、このおいしさは鮮明に思い出す。
見たこともないような、薄い深緑色。老練の熟練工のような、いぶし銀のような輝きを放っている。
実際に口にしてみると。今まで経験したことのない、驚き&超絶の絶品☆
脱水することで旨みが凝縮され、熟成香も加わっている。
酢も効いていてほのかな昆布締めのようでもある。でも昆布締めはしてないそう。
店主いわく、質の良い魚は昆布締め不要だそう。もともと植物性プランクトン食べているから。
人肌の温かさなのもいい感じ。あえて、人間の舌が一番働く30度前後に調整しているそう。
たしかにこの温度、舌と鮨が調和するようで、とても心地よくおいしく感じる温度な気がする。
なので、初音鮨では冷たい飲み物などを飲んで舌を冷やしてしまうのは良くない。
ニシンは秋冬が旬だそう。店主はシンコを使わない派だそう。
★7焼き牡蠣
とろけるようにやわらかい。
生かと思ったら、軽く火を入れているそう。生の香りを活かす温度で。ほのかに温かい。
★6自家製ガリ
砂糖使わず、辛口にしているそう。
ガリは全般的に好きではない。甘みのないガリ、はじめて食べた。こういう辛口のガリの方がすき。
ここで、156キロもある大間のマグロを見せられる。
ヘモグロビン を酸化させると色艶・旨味が出てくるそう。
★8山形産さわら
活け締め神経抜きだそう。
こちらも昆布締めのような熟成香。
★9カワハギ
身の上に肝を乗せて。
出したての肝、ネタを人肌温度で出すために温めたお皿の上でバターのようにとろけている^^食感もバターのよう。
脱水した身、絶妙の食感☆
★8大間産マグロ
イカを食べて水分が抜けている、熟成に適した個体だそう。28度で。
華やかな絶品鮨のオンパレードで、もはや大間産マグロの魅力すら、相対的にはかすんでしまうほど。
★8.5大間産マグロ漬け
30分間蒸すだけ、味付けはしてないそう⇒どのネタのはなし?
★8.5陸前高田産いくら
粒が大きく、量もたっぷり&ハート型^^(写真ご参照)
粘度が高いのか?お皿を傾けてもまったくこぼれ落ちないのがとっても不思議。
味は濃厚で、卵の黄身のよう。
★9白子
アルバ産白トリュフを目の前でたっぷりかけてくださるプレゼンテーション^^
すりおろすときの香りが半端ない。
見せられている白トリュフは150グラム。1キロ80万円もするそう!!
口に含むと。温かい白子・トリュフ・シャリが溶け合って、口の中でリゾットが完成するしかけ^^
★8.5大間産中トロ 26度だそう。
★9大間産中トロ漬け
ネタがとろける王道のおいしさ。
5秒間、噛まずに口の中で含むことで旨味が倍増。
★8.5江戸前うなぎ
個体は1.5キロだそう。天然ならではの野趣を感じられるのは1キロ以上だそう。
海育ち、金沢八景産だそう。
包丁を入れるとざくざく音がするほどバリバリしていて、皮もクリスピー。
脱水は腐敗の抑制であり、新鮮だからこそ熟成に耐えうるそう。
★8.5江戸前すみいか&★9ばちこのコラボ
ここで大きな松葉蟹登場。一堂歓声を上げる。
★8.5 松葉蟹の連続。
☆メスの身&卵 卵、プチプチの歯ごたえ。
☆オスの身&味噌 身も味噌も甘い。
★10大トロ漬けの炙り
大間産大トロを惜しげもなくたっぷり漬けにし、炙った究極に贅沢な一品☆
香ばしい香り、とろける食感。
★9.5海苔巻き
これまた、今まで出会ったことのないような、究極に豪快&贅沢な海苔巻き。
大間産マグロ4種(部位&炙りOR生)を巻く。シャリの部分はほとんどない。
とろけるおいしさ。
★8いなり寿司
柔らかくジューシー。薄い油揚げがダシをたっぷり含みもちっもちの厚みに^^口に含むとダシがじゅわっとあふれ出る。いなり寿司が全体的にふわっとやわらかく、優しい味わいの中、真ん中には特性の辛口ガリが1センチ角ほどのおいしさで入っているのが、またいいアクセント。
★8.5 いなり寿司はお土産でもいただいた。お店で食べたときほどのジューシーさはなくなっていたものの、ダシがシャリにも染みてきて、また別のおいしさを楽しめる。
お店で食べるほうができたてておいしいものだとは思うけど、日を改めて空腹時にいなり寿司だけを単体でいただくことで、結果的に満足感はこちらの方が高かった。
★8.5 はものすり身(卵焼き)
スフレのような食感。カラメルの苦味&みりんの甘みが効いている。
とてもいい感じのデザート。
おいしくて楽しくて、あっという間の2.5時間。特にこはだ、まぐろのおいしさが忘れ難い。機会があれば季節ごとに再訪したい。
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