セルジさんが投稿した銀座 しのはら(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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銀座 しのはら銀座一丁目、銀座、東銀座/日本料理

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.5
2回目

2022/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

絶品料理のみならず、季節の移り変わりも風流に楽しむ

開店ほぼ直後に訪問して以来、5年半ぶりの訪問。当時は、滋賀の名店を離れ、東京に来たのは賭けで挑戦で不安もあるというお話を伺ったが、その名店をはるかにしのぐ、超名店となったしのはらさん。
スタイルは基本的に開店当時と変わっていない印象。それがまた驚き。
大将にはますます貫禄が加わった。
お決まりコースにソフトドリンク1杯でお会計35000円。値付けは当時と比べ1.4倍くらい。私にはきつい金額だが、時代の変化と、ここまでの超名店となったことを考えると、むしろ良心的。

★8甘茶。
砂糖を入れてるかのような甘さ
4月8日はお釈迦様の誕生日(灌仏会、花まつり)だそうで甘茶。風流なスタート♪
お釈迦様は花に囲まれて生まれ、龍が甘露な水を降り注いで産湯したという伝説にちなんで、釈迦像に甘茶をかけ、金のたらいに注いで祝うという風習が日本にあるそう。

★9先付け 
先付けから八寸顔負けの豪華なプレゼンテーションで登場☆桜の枝が可憐で非常に美しく、風流でテンション上がる♪
大きく美しく豪華なプレゼンテーションに霞みそうになるが、器もなんと110年前のバカラだそう!
くるまえび、あわび、たけのこ、うどなどのジュレ仕立て。ひとつひとつの素材が絶品☆特にくるまえびの絶妙な食感☆

☆8 アランミリア 赤(メルロー) フランス
赤ワインを作るぶどうで作ったソフトドリンク。
かなり濃厚な甘み。

★8.5椀物 あいなめと加茂茄子の油煮、みょうが、梅肉のアクセント
加茂茄子が特においしかった。見た目どおりふわっふわのあいなめ。

★10刺身 竹岡産鯛の昆布締め、ばちこ
驚愕のおいしさ。食感といい味わいといい、どうしたら鯛がこんなにおいしくなるのだろう。いりこ酒と梅の出汁が下にソース的に敷かれていて、これ自体もおいしいし、鯛との相性も抜群すぎる。それもあって、こんなにもおいしくなっている。
この春和食のお店ではほぼ必ず出会う竹岡産。
ほどよく水分を含み、いい感じの硬さ&食感になっているばちこ。時折鯛と一緒に、アクセント的にいただく。

次は大好きな鰻☆大将鰻を焼いている。同じ職人さんの焼いている姿であっても、しのはら大将が焼いていると、鰻屋さんの豪快なおいしそうな感じとは違って、風流で上品。あまりもくもく煙上がったりしないし、タレ取り替え用のお皿も高級そうなもの。

★9手巻き寿司
うなぎ、花山椒、ふわっふわのたまご。
感覚が麻痺しそうな豪華食材の競演。絶品食材を一口でいただき、豪快な美味しさを楽しむ。
花山椒は週によって大きく値段が変動するそう。つい先日まで1キロ30万円していたのが、訪問日の4/11には13万円くらいに落ち着いた(といっても高額)ので、これから和食屋さんで出回るでしょうとのこと。

★9すっぽんの竜田揚げ
旨味の濃い鳥の唐揚げのよう。臭みゼロでとてもやわらかい。
途中からすだちをかけたりして味変を楽しむ。

いよいよ、今まで見たことないレベルの豪華な八寸登場☆
最初は店内を暗くして夜桜を楽しむよう。その後店内が明るくなって、2倍目で楽しめる。9.5
大将の説明。お花見は7世紀奈良県で始まったとのこと(奈良時代)。最初お花見は梅見で、その後桜信仰に変わって行く。その後もいろいろご説明いただいたが失念。。 

★8八寸
20種類ほどの一口料理。すべてご説明いただいたが、あまりキャッチできていないし、それより料理自体を目で、味わいで楽しんだ方が良いと思う。
一番心に残ったのが、☆9黄ニラを鴨ロースでくるんだもの。出汁をたっぷり含んでジューシーで肉厚。

6.5左上のお皿はたらのめ、こごみ、うるい。春感満載の山菜。8下に敷いてある煎り胡麻のペーストが、甘くて胡麻の味もしっかりでおいしい。
7.5竹の器の中はぬたあえ
小蛤(といっても5センチくらい)の貝殻の器の中は、8絶妙な食感と味付けに仕上げた蛸など。
上の串は、8松の実をまぜた衣で揚げた白海老の真丈(おかき揚げに近い)、7錦糸卵、7さよりの黄身寿司、6京都万福寺で通った豆腐をチーズの漬けでくるんだもの?
下の串は、8大原産筍の田楽に木の芽味噌?、7子持ち昆布。ブラッドオレンジ色の生麩のようなものは、赤こんにゃくのきんぴら?滋賀名物だそう、そして鴨ロース&黄さらにお皿に底には、生麩のかば焼きとさくらますの木の芽焼き(たしか)。

★9まぐろ太巻き
お米の部分がほぼない、あの大将ですら巻くのに苦労していた贅沢太巻き。
赤身、中トロ、すきみ、ごまとべったら。3部位それぞれ別の味付けをしているとの説明があったが失念。。
これも、先ほどの鰻手巻き寿司と同様、豪快にほおばるおいしさ。

★9フォアグラ最中
あんぽ柿とウイスキーのゼリー。
王道の絶品☆特にフォアグラが甘くてクリーミーでおいしかった、スイーツに近い。

★8.5いのしし
目の前の鍋で煮てくださったもの。根みつば、クレソン、カタクリの花、葉山椒などの多種&たっぷりの春野菜とともに。
この演出、5年半前に熊の絶品鍋をいただいたときとシンクロする。
器が届いたとたん、葉山椒が木の芽のように春の香りを届ける。そしてこれは味わいというより香りのアクセント。
たっぷり注がれた出汁も合わせて絶品☆やわらかく仕上げられた、臭みゼロのいのししも。

★9たけのこ、桜海老、ホタテの食事
ごはんのクオリティがここまで高いってめったにお目にかからない。
特に味の濃い桜海老とごはんにたっぷり含まれた出汁のおいしさ。
しかし、全体としてのコースがボリュームたっぷりだったので、少な目盛りにしていただき、それで十分だった。

前回訪問時、大将からこんな説明をいただいた。「日本料理は繊細なものだけではない。よく日本料理を食べた後締めにラーメンを食べに行く人がいる。ここではそんなことにならないよう、味をだんだん濃くしていって、日本料理の力強さも味わっていただきたい、と。」
変わらぬスタイルで続けているのだなとお察しした。

★7きゅうりとなすのお新香 しっかり塩ベースの味付けありながらも、素材をそのまま楽しむ感じでもある。なすの手でちぎった感じの断面が美しい。

★7にゅうめん
やわらかいやさしい食感の卵にゅうめん。贅沢なことだが、数々の絶品料理の後だと、凡庸にすら思えてしまう。

★7.5葛饅頭 とろっと冷たいつるんとした葛の中にとろっと仕上げたあずき。
★8.5抹茶
8145

  • ★8甘茶

  • ★9先付け

  • ★9先付け

  • ☆8 アランミリア 赤(メルロー) フランス

  • ★9先付け

  • ★8.5椀物 あいなめと加茂茄子の油煮、みょうが、梅肉のアクセント

  • ★10刺身 竹岡産鯛の昆布締め、ばちこ

  • ★9手巻き寿司

  • ★9すっぽんの竜田揚げ

  • ★8八寸

  • 夜桜バージョン

  • ★8八寸

  • ★8八寸

  • ★8八寸

  • ★8八寸

  • ★8八寸

  • ★8.5いのしし

  • ★9まぐろ太巻き

  • ★9まぐろの太巻き

  • ★9フォアグラ最中

  • ★9フォアグラ最中

  • ★8.5いのしし

  • ★9たけのこ、桜海老、ホタテのごはん

  • ★7にゅうめん

  • ★9たけのこ、桜海老、ホタテのごはん

  • ★7きゅうりとなすのお新香

  • ★7.5葛饅頭

  • ★7.5葛饅頭

  • ★7.5葛饅頭

  • ★8.5抹茶

2022/09/05 更新

1回目

2016/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

シンプルなおいしさのオンパレード♪

シンプルなおいしさのオンパレード。
店主も気さくで親切でいろいろ教えてくださる。
料理は23000円のおまかせコース1本。月替わりだそう。

まずは煎茶から。
★9 ぶどうえびとかにの土佐酢仕立て
☆9.5 まさかのぶどうエビ!今が旬だそう。ねっとりした甘さ、絶品☆
兵庫県柴山港産松葉がに、菊の花の下には佐渡産ワタリガニ。
ぶどうえびの上にはキャビア。土佐酢の煮こごり。
上質土佐酢料理の王道のおいしさ。さっぱり。

★9.5明石産アナゴの飯蒸し
わらの香りとともに。シンプルに絶品☆紅葉の飾りも美しすぎる。

出だしから、ものすごいおいしさの直球を受けたようで驚愕。

★8 椀物 山中塗の特注
☆8.5三陸産天然ホタテのしんじょう ふわっと優しい味
☆9淡路産ばちこ 通常の2倍くらいの厚さ。旨みがたっぷりで深い。
丹波産の大黒清水というきのこと麩。かつお、昆布の一番だし。

★8 お造り1
北海道増毛産牡丹海老 甘い
☆8.5明石産はりいか ねっとり
すだち塩、ぽん酢、土佐醤油。

★8 お造り2
☆9氷見産寒鰤 1週間寝かせたそう。しっかり脂が乗っている。
☆7.5大間産マグロ
辛味大根、昆布醤油の煮こごりといわたけ(上に乗っている黒いもの)で。

こちらのお盆とお皿は春慶塗。お盆は16万円もする博物館に展示されているものだそう。

★7 続いて八寸。豪華&品数も多く、かなり華がある。
写真1皿目
揚げ物は☆8京都産えびいもと☆8.5すっぽん
☆7.5余市産あん肝のスモーク(かぼすの中)
☆7大徳寺麩(精進料理)とくらしきみずし煮込み 
甘い一品。大徳寺麩を斬新にアレンジしているそう。
☆5椿の葉の上には鮎のなれずし 
2年熟成させたものだそう。一同感動のなれずしと言っていたけれど、なれずし自体好きではない私にとっては

写真2皿目
☆8.5神奈川県佐島産たこ 
驚くほどやわらかく煮込まれている。口当たり最高☆
手前の白い花はおおみかぶらの酢の物。あと、たまごしんじょう(卵の蒸しあげ)と水口かんぴょう(滋賀県みなぐち産、かんぴょう発祥の地だそう)。

写真3皿目
☆9北海道産うに(自然な甘さで絶品)、ほうれんそうのおひたし、天然なめこ、明石海苔
そばのみと新そばのとろろ仕立て

★7先ほどお刺身で食べた牡丹海老の頭。薄くてぱりっぱり。

★9琵琶湖産天然うなぎ
かばやきと肉厚な白焼き。かなり筋肉質らしく、弾力がしっかりしている。ふわっ、とろっとしたうなぎとはまた別で、これもこれで絶品☆
おかひじきと一緒に。

★9.5フォアグラとあんぽ柿の最中
ふわっと粉雪のようにとろける繊細なフォアグラ。だしで炊いて寒天で寄せてるそう。

★8.5いちじく&ごまみそ
いちじく本来のうまみを引き出すためのごまみそだそう。たしかに味噌のインパクトはしっかり効きながらもいちじくを引き立てている絶妙なバランス。見た目は春らしくもある可憐でいて華のある一品。

★9.5鍋 九条ネギとツキノワグマ、山椒
熊は比良山荘柳家に続いて人生で三回目。
ここのが一番洗練された食べ方で、最高に好きだった。
熊の脂の甘味が上品に口に含まれる。
出汁にはとろみを付けて、熊の脂が流れ出すぎるの防いでいるそう。
かつお、昆布の一番だし。
続いて食事。店主思いがここで語られる。
日本料理は繊細なものだけではない。よく日本料理を食べた後締めにラーメンを食べに行く人がいる。ここではそんなことにならないよう、味をだんだん濃くしていって、日本料理の力強さも味わっていただきたい、と。
たしかにこういて最後に味の濃いものを食べると満足感が高まる。賢いやり方だと思う。
☆8蟹味噌
☆8すっぽんあんかけ、ふかひれ
☆8クマ鍋の出汁と卵とじ、のり
☆9 何気に大根の漬物がやさしい甘さ&すいかのようなみずみずしさで絶品だった

★7 百合根と黒蜜のくず焼き かための葛餅のような、やわらかめのゆべしのような一品
★9 最後の抹茶も何気に絶品☆濃厚。辻利の梅の白という商品の濃茶と薄茶の間だそう。

  • ★9 抹茶

  • ★7 百合根と黒蜜のくず焼き

  • 食事☆8クマ鍋の出汁と卵とじ、のり

  • 食事☆8すっぽんあんかけ、ふかひれ

  • 食事☆8蟹味噌

  • 食事☆8蟹味噌

  • ★9.5鍋 九条ネギとツキノワグマ

  • ★9.5鍋 九条ネギとツキノワグマ

  • ★8.5いちじく&ごまみそ

  • ★9.5フォアグラとあんぽ柿の最中

  • ★9琵琶湖産天然うなぎ

  • ★9琵琶湖産天然うなぎ

  • ★7牡丹海老の頭

  • ★7 八寸3

  • ★7 八寸2

  • ★7 八寸1

  • ★7 八寸 全体

  • 春慶塗

  • ★8.5 お造り2

  • ★8 お造り1

  • ★8 椀物

  • 山中塗の特注

  • ★9.5明石産アナゴの飯蒸し

  • ★9.5明石産アナゴの飯蒸し

  • ★9 ぶどうえびとかにの土佐酢仕立て

2016/12/10 更新

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