2回
2014/01 訪問
おもてなしの心あふれる品のある串あげは京懐石のよう。凛とした気持で頂きます★
「串あげ」は油っこいイメージや、大阪的な上品とは言えないような(失礼^-^;…)印象を持ちがちだが
…ここ「串仙」さんは違う。
揚げ物なのに(油を感じない)とてつもなく軽くて、一本一本が完成された料理になっており、
寿司屋や対面式の懐石料理の如く、お客さんの食べる量やスピードに合わせて、大将が絶妙なタイミングで揚げて提供してくれるのだ。それも、さっとさりげなく静かに、品よく。
今回は、連れがヘビースモーカーのため 喫煙可の奥の個室を利用しました。
目の前で私達の様子を見てないはずなのに、いいタイミングで揚げ、さっと運んで来てくれました。大将すごいなぁ~
個室はカメラでもついてるのかしら(笑)??
今回も、ストップするまでの「おまかせ」で揚げてもらいましたが
どれも文句のつけようがありませんでした。
つけるものは「タルタル」「ソース」「抹茶塩」「カレー塩」「ノーマルの塩」
大粒の牡蠣はパン粉をつけて牡蠣フライの串に。和なタルタルで頂きます
芽キャベツは、中に桜エビと紅しょうをいれてソースがかけててたこ焼き形?…おもしろい!
ヤングコーンはコーンフレークをつけて串あげ…カリカリの食感が香ばしくていい。
レンコン海老詰め… 京懐石みたいな品のよさで美味。
アスパラ肉巻き…みずみずしいアスパラの香りを消さぬよう巻いてる肉はあっさりとした薄肉、バランスがよい。
ここは、私の敬愛するグルメな先生も認める店だから、特別視してるのもあるが…
「串仙」さんは、ちょっと凛とした気持ちで
カウンターに座って ゆっくりと大将の仕事を見ながら 串あげを愉しむことをお薦めします。
アスパラ肉巻き、海老、レンコン海老詰め
付きだしは葉ゴボウ
茶ぶりにした 赤ナマコポン酢700円
芽キャベツ
芽キャベツ 中に桜エビと紅しょうが
ナスの肉詰め
アスパラ肉巻き、ずわい蟹爪
愛南の牡蠣
ヤングコーン
牛サーロイン チーズいり
椎茸の肉詰め、タラの芽
ピリ辛こんにゃく、ホタテ貝柱
個室
海老とハマグリ
2014/02/09 更新
グルメお師匠様が久しぶりに松山にいらっしゃったので、ディナーをご一緒しました。
私も好きなお店ですが、お師匠様と一緒に串仙へ来るのは初めて。
グルメお師匠様は、大将(末廣さん)と「創作串」に関して何度も議論したことがあるそうですが、大将は創作串を頑なに拒否したそうです。「面白くないなぁ~」と、思ったこともあったそうですが、結局それが「正解」だったのだと、今は確信しているそうです。
つまり、伝統を繰り返していても飽きさせない凄み、必ずまた食べたいと思わせる中毒性にこそ、名店が名店たる所以がある。そしてあの精度!と・・・お師匠様の串仙への敬愛はとまりません(笑)♡
お師匠様も、私も久しぶりの訪問でしたが、ブレのない変わらぬ美味しさに大満足でした(^^)。