7th_bluemoonさんが投稿したぽん多本家(東京/御徒町)の口コミ詳細

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ぽん多本家上野広小路、上野御徒町、御徒町/洋食、とんかつ

1

  • 昼の点数:4.4

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/01 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

静寂ノ中、調理ノ音楽

マイレビ様の飯テロの如き美味そうなレビュー拝見し、
堪らず、ぽん多本家さんへランチソロ訪問致しました。
お目当ては冬季限定の牡蠣フライ
重厚な扉を押し開けると、其処は静寂の世界でした。
揚げ場のある1階はカウンター3席。
2名様以上は2階へご案内される模様。
ソロの私はカウンター席へ。
お願いしたのは以下になります

●牡蠣フライ
●ご飯・赤出汁・お新香

先のお客様お二人の内、お一人は静かにカツレツを召し上がり、
もうお一人は静かにお食事をお待ちでした。
調理場にはペティでジャガイモの皮を剥いている方、
キャベツを千切りにし、お皿に彩る方、
揚げ場の方が、整然とお仕事を進められます。
シャリっシャリっと皮が剥かれる音。
シャクシャクトントンと、キャベツがリズミカルに刻まれる音。
パチパチプチプチと揚げものの微妙な音の変化。
静寂の中、温度差で陽炎の様に揺らめく調理場から奏でられる調理の音楽に姿勢が正される気持ちになりました。

目の前に登場したのは
拳半分くらいのジャンボサイズの牡蠣フライが五つと、美しいキャベツの千切り、その上に散らされたパセリ。
色白の衣の牡蠣フライをそのままひと齧り。
語彙力が無いのがもどかしいのですが、
ファサッファサッとした軽やかな衣。
歯を沈めると、牡蠣がムチっと弾力。
鼻から抜ける磯の香りに陶酔。幸せ。
このまま一滴なりとも逃すものかと箸を置けず、
咀嚼とパクリを繰り返すのですが、一つ目の牡蠣が姿を消すまで四口くらいは齧りついたと思います。
決して私がおちょぼ口な訳ではございません。
次の二つは少しずつレモンを絞りながら。
最後の二つは少しのウスターソースをつけて。
間に清廉なキャベツをつまみながら。

ご飯も赤出汁も上品でした。
お新香は大根、白菜に胡瓜。
どれも美味ですが、特に胡瓜が糠を感じられて好きでした。

美味しかったのは勿論ですが、
着座する前に上着を脱ぐのをさりげなく手助けくださったり
飲み干したお茶に直ぐに気付き、急須から温かいお茶のお代わりを注いでくださったり、
お問い合わせのお電話へのご対応、
調理場の、言葉では何とも表現し難いストイックなアトモスフィア
そして好みの話にはなりますが、
静寂の中に響く、ある作り手様の艶やかなバリトンヴォイスが心地良かったです。

いい体験が出来ました。
とても美味しかったです。御馳走様でした。

2024/01/29 更新

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