7th_bluemoonさんが投稿したBAR ル・ヴェール(秋田/秋田)の口コミ詳細

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BAR ル・ヴェール秋田/バー

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

帝道

「バーは大人の社交場」
特に憧れのバーやレストランにお伺いする時は
自分の中でとびきりの「おめかし」をして伺います
自分の中での一番素敵な自分でありたいし
パートナーは勿論、その場と時間を共有する全ての方々と
会話を交わす事なくとも、気持ちよくその時を過ごしたく

秋田へ向かう際は必ずお伺いしたいと思っていた
BAR・ル・ヴェール

私が初代の佐藤氏と初めてお会い出来たのは
東京の、とあるカクテルパーティの場でした
眼光鋭く、見透かされるようなオーラをお持ちで
当時銀座に在ったル・ヴェールへ初めて訪問した時は
カクテルをお願いするにも勝手に恐縮緊張した想い出が
現在は伊藤氏が二代目として引き継いでいらっしゃると
伺いました。

店頭ドアの横にはドレスコードについての注意書きが
テニスやゴルフのエチケットとも通ずるイメージです。
紳士淑女の社交の場での立ち居振る舞いを
私なりに門前で軽くイメージしました。
決して堅苦しくなる必要は無いと思いますが
非日常の空間を自分がより愉しむ為に

週末22時過ぎに2名で訪問
奥のテーブル席は満席の様で
幸運な事に
最後のカウンター2席は我々が着くことが出来ました
着座後、程なく温かいおしぼりが。
爽やかな香りがするホカホカのフカフカのハンドタオルで
ホッと落ち着きます。
ウェッジウッドのハンドタオルで
最初に使用されたコースターもウェッジウッドでした
メニューブックは無く
バックバーを眺めながら好みのお酒やカクテルを
リクエストすることも出来ますし
迷ったら店主様にご相談することも出来ます
我々が当日頂いたお酒やカクテルは以下です

●ラフロイグ10年(ロックスタイル)(相方様)
●モスコミュール(私)
●マンハッタン(私)

モスコミュールは
ジンジャービアで頂くことも出来た様ですが
私が作って頂いたのは生姜漬けのウォッカと
ウィルキンソンドライジンジャーと少しのソーダで
冷やしたポットに入ったウォッカをレードルで
すくう所作に見惚れました。
ピカピカに磨かれた銅製マグから薫る
爽やかなライムと生姜の刺激。

バックバーの最上段は珍しい陶器のボトルが並び
相方様とはそれを眺めながら会話が弾みました。

二杯目にお願いしたのは、やはりマンハッタン
ル・ヴェールの文字が刻まれた
独特な形のミキシンググラス
そして、ねじれの無い美しいロングバースプーン
そこで伊藤氏がとても美しい指をお持ちだと感じました
節張っている指では無く、細く繊細な指。
指先でステアする所作や、
優しくミキシンググラスを一時包む掌。
ストレーナーは使用せずに氷をスプーンで支えながら
直接カクテルグラスに注ぐ所作。
贅沢に厚いレモンピールを捻る時に
ライトが反射してスターダストのように煌く様
この一連を拝見出来るのも至福の時
素人の私が口にするのは烏滸がましいかもですが
ドライでキリリだけど
どこかに女性的な丸味を帯びた味わいを感じる。
そして優しいマラスキーノチェリー。幸せです。

BARの内側は
もの凄く神経を張り巡らせた世界なのだろう
テーブル・カウンターが満席の中
其々のお客様のグラス内の残量や
次の一杯のご相談
交わす会話の内容、言葉使い
少し顎を上げると、伊藤氏と目が合う
グラスが空いた事を既に気付いていらして
「お待たせいたしました。いかがいたしましょうか」と
自ずと自らも姿勢が正される気がします
お酒は飲まれるものではなく愉しむもの
「紳士淑女、斯くあるべし」と教えて貰った気すらします
(因みに店主様は柔らかい雰囲気で全く怖くは無いです)

クラシカルで正統、哲学すら感じる帝道

おそらくこれからも
私にとってル・ヴェールは
それを感じるBARなのだと思います。

素敵な時間をありがとうございます。
御馳走様でした。

2024/09/23 更新

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