2回
2015/12 訪問
贅沢にのんびりできるとてもお薦めのオーベルジュ
点数の付け方を変えたので、少し修正しました
宿泊代込みの料金、評価です。料理よりも宿泊施設としての高評価が強いです。
詳細はホームページを確認してもらえればと思いますが、1日1組限定のオーベルジュです。人数を増やせば1人当たりの料金はもちろん安くなりますが、カップルもしくは4人程度の友人での利用が良いのじゃないかと思います。
古い民家を改築した一軒家を丸々使えます。和室と洋室があり、お風呂は檜風呂です。家具も洗練されていながら落ち着くものばかりで程よくおしゃれです。でも特に気に入ったのは2回の屋根裏部屋のようなスペース。田舎の家の落ち着く感じが残されています。
あまり宿でゆっくりできないプランで行ってしまったのが悔やまれます。。。次回は古時計がたたずむあの空間で、のんびり読書したりしたいと思います。
次にレストランとしての評価です。
うる覚えですが、宿泊者がいるときはレストランとしての営業はしないもしくは時間など制限しているとおっしゃっていた気がします。
料理は基本的に地元のものです。魚介も出てきますが、僕がお勧めしたいのは自家製の生ハムやサラミ、地元で獲れた鹿肉を熟成させたもの、カルガモ農法でこだわって米を作られいる農家の米、そしてその鴨肉、御主人の友人がこだわりながら少量しか作っていない醤油、自家製のどぶろくや酢などここでしか味わえない素材たちです。正直な話、調理技術自体は少し物足りない気がしました。もちろん不味いわけではないですが、海産物の料理は普通というか特筆するものではありません。ですが、素晴らしい地元の食材+自家製の食材や調味料、どぶろく、これはここでしか味わえません。
自家製のどぶろくが一番のお勧めですがこだわりの自然派ワイン、どぶろくを100%のジュースで割ったどぶきゅーるなど種類も豊富で、お酒が弱い人でも楽しめます。今後、調理技術がさらに伸びて行く様なら、さらに素晴らしいオーベルジュになると思うので、定期的に訪問したいと思います。アクセスは悪いですが、のんびりしにわざわざ訪れる価値はあると思います。
2018/11/16 更新
久しぶりに訪問。
友人がFacebookにあげてる写真をみて、大分料理が変わった印象でした。
以前から地元の食材と自家製の調味料や加工食材を使った料理でしたが、更にオリジナリティがあって見た目も楽しめる料理になってました。冬瓜を使った料理は味はもちろん見せ方もよくて、ワクワクます。地物の茸(香茸なども)ごろごろ入ってて、贅沢です。
自作の米や調味料、どぶろくも味わえます。どぶろくはヨーロッパでも人気が出てきてるそうで、品薄となっていくのが予想されます。
以前の投稿で、料理が進化していくのが楽しみと書きました。宿泊だったので、食事後に御主人と色々話しましたが、今後もやりたいことが色々あるらしいです。今がゴールとは思えず、まだまだ今後が楽しみです!
春は山菜、夏はすっぽんと雲丹、秋は茸、冬はウサギがオススメ食材だそうです。また季節を変えて伺います。
サービスを少し下げたのは、朝食時に、厨房から従業員の方への叱責が聞こえてきてしまったので。。
こだわりも、部下の教育も大事だとは思いますが、客の聞こえないところ見えないところでお願いしたいと思います(^^;