7回
2018/11 訪問
山羊や鴨やプルジャさんのオヤツなど
2018.11 昼
2018.10 昼
11月 全部で 1500円
・ティハールセット 1500円
・山羊の内臓タース (サービス)
10月全部で 1890円
・チャリーハスブテコ
・チャリーハススプ
・そのままチャナダル (サービス)
・焼き銀杏冷やし (サービス)
昼早い時間に。
帰るまで他に客が来なかったり。
ゆっくりプルジャさんと話が出来て、
楽しいんだけれども。。
プルジャさんのオヤツも少し
分けてもらっちゃったりして。
そのままのチャナダルと、
焼き銀杏冷やし。
日本人が忘れているような、
良いお菓子。
干しただけのチャナ。
ネパールはチャナだけ言うみたい。
大きいチャナがヒヨコ豆、
小さなチャナがレンズ豆。
パンジャーブだと
ヒヨコ豆はチャナだけ、
レンズ豆はチャナダル。
料理はおすすめに従って。
10月は鴨料理、アヒルじゃなくカモ。
ネパール語でアヒルがハス、
カモがチャリーハスらしい。
11月はたまたまお祭り料理に。
日本のチウラ、焼き米をお土産で
プルジャさんに持って行ったので、
おかえしでサービスしてもらえました。
焼き米もプルジャさんはそのままポリポリ。
・ティハールセット (4.0)
ティハール、ネパールの光のお祭り。
プルジャさんはお金のお祭りと言っていた。
ツィッターか何かに流す前にいただいた。
お祭りらしい華やかなお味、強い味。
唐辛子、塩気、油気、ともに強い。
いつものプルジャさんの料理だと、
塩気控えめだったりするけど、
お祭り特別料理はハッキリした味付け、
そんな傾向かなと。
元気出して行こー、ってお味。
構成は、
ヤギのスープ、ダイコン、里芋、
米揚げヨーグルト、菜っ葉、
ヘチマじゃがチャナ、セルロティ、米。
◎ヤギのスープ
ヤギ肉プルプル、作りたて。
スパイス感、塩気ハッキリ。
◎ダイコン
切り干し大根みたいな。
辛さ強く、良いアクセント。
◎+里芋
いつものホッコリ味。
干し魚が無い分里芋感バッチリで、
混ぜる具にとても良い。
◯+米揚げヨーグルト
米麺揚げのヨーグルト入れ。
もちろん甘さは無い。
◎菜っ葉
安定のシャクシャク。
混ぜてもそのままでも。
◎+ヘチマじゃがチャナ
プルジャ畑産野菜だけの惣菜。
一品完結の完成度。
◎セルロティ
祭気分を盛り上げる定番品。
時間が経っていなくて、美味しかった。
◯米
普通。
○マンゴーラッシー
たぶんセットについていたんだと思う。
強く甘いです。
・山羊の内臓タース (4.5)
使っている山羊の内臓は、ハチノス、
キドニー、レバー、タンだったかな。
臭みを抑えてキッチリ火を通して。
それでいて、ボソボソ食感も抑えて。
多少ポソッとはしてるんだけどね。
キッチリ火を通して、内臓らしい味、
噛むほどにホルモン風味。
湯がいて臭みをとって、炒めて、
強めの味付けが内臓に良く合う。
・チャリーハスブテコ (4.0)
カモの炒めポンポン菓子添え。
サラリあっさりクセ無しの鴨肉。
骨ごと切った肉、食べにくいが、
骨まわりが美味しい。
安定のプルジャ流ネパリ味。
辛味塩味強めで肉向けの味付け。
アッサリな肉の味が、強めの味付けと、
ポンポン菓子を一緒に食べれば、
慈味が溢れる。
ポンポン菓子には、チップスの破片や、
焼き銀杏入り。
・チャリーハススプ (4.5)
鴨肉スープカレー。
バート、ムラコアチャール、サグ、
サービスのアジ塩焼き付き。
同じ鴨肉のスープ版。
炒めより、肉が柔らかく、
骨から身を剥がしやすい。
骨や身から出た出汁が深い。
アチャールやサグとバートに
スープをかけて、すごく美味しい。
鯵と言うか、大分で言えばゼンゴ。
鯵はお客さんの釣りもの。
鮮度良く臭み無しの大分と同レベル。
・そのままチャナダル (-.-)
ゴリゴリっと硬い、良く噛む。
すると、じわっとダルの味。
良いお菓子。
プルジャさんが好きみたい。
時々硬い物を食べないと、
歯が弱るからって。
・焼き銀杏冷やし (-.-)
お客さんからもらった銀杏らしい。
一旦焼いて、冷蔵庫で冷やして。
コリってソリッドな、
プラスチックを思わせるような、
楽しい食感が生まれている。
焼いて熱々も良いけど、
これも美味しいな。
お客が多い時期、そうじゃない時期、
けっこう激しい波があるみたい。
特別料理など何かで話題になったら、
ドッと押し寄せるんだろうな。
・ティハールセット 1500円
◎ヤギのスープ
◎ダイコン
◎+里芋
◯+米揚げヨーグルト
◎菜っ葉
◎+ヘチマじゃがチャナ
◎セルロティ、◯米
○マンゴーラッシー
・山羊の内臓タース (サービス)
・チャリーハスブテコ (メニュー外)
・チャリーハススプ (メニュー外)
・チャリーハススプ
・ゼンゴ(サービス)onバート
・ムラコアチャール
・サグ
・そのままチャナダル (サービス)
・焼き銀杏冷やし (サービス)
2018/11/08 更新
2018/09 訪問
ティージ、女性のためのネパリパーリーご飯
2018.09 昼
・ティージの特別ご飯 1500円(税込)
何度めか全く不明。
久しぶりに行ったら、
たまたまお祭りご飯に当たった。
この季節はお祭りが多いとは聞いていたけど。
ティージ。
ネパールの女性のお祭り。
女性だけ休日の日。
既婚女性は旦那を祈り、1日中水を飲まず。
未婚女性は赤い服を着て、良縁を願い。
ネパールは女性の立場が弱いのかな?
この日は楽しく女性だけパーリーで、
一年間の嫌な事をリセット。
男性は毎日ティージだから、
別に良いじゃない、って。
思いがこもった料理とか聞いても、
ケッ、そんなの鼻くそ丸めて外にポーイ、
位にしか感じない鈍な僕でも、
さすがにこれは気合い入りまくりの、
思いの強さを感じた。
それくらい素晴らしい。
・ティージの特別ご飯 (5.0)
セルロティが真ん中にドドンと、
お祭り気分を盛り上げる。
プルジャさんの丁寧な野菜使いで、
もともと塩気塩梅が好みにドンピシャ、
ネパリ発酵風味酸味もドンピシャ、
その上にお祭り仕様の明るい味付け。
死角無しのネパリパーリーご飯。
構成は、おかずが、ゴーヤ、地鶏、
キュウリとジャガイモ、冬瓜アチャール。
デンプン系が、ご飯、セルロティ、パパド。
デザートにカボチャのハロワ。
飲み物はラッシー。
☆ゴーヤ
ゴーヤの苦味をおさえて殺さず、絶妙。
これは大好きだ。
◎地鶏
骨付きで鶏の味が濃い、味付けも濃い。
酒のツマミ的。
◎キュウリとジャガイモ
ほっこりスッキリなお味。
☆冬瓜アチャール
ムラコアチャールかと思ったら、
シャキっと歯ごたえで、舌触り滑らか。
噛むとネパリの酸っぱさの中から、
ジュワっと淡い味が出る。
過去最高のアチャール。
◎+ダル
豆だけでなく、
里芋入りなところがプルジャさん。
なめらかーにホッコリ。
◯ご飯
普通の日本米。
◎セルロティ
揚げてから時間が経っていなく、
香りが良く、歯ごたえ良し。
小麦の甘さを感じる。
◯パパド
折りたたんでいるけど、普通。
☆カボチャのハロワ
カボチャを練ったものに、
ナッツ類やスパイスを折り込み。
余計な甘さがなく、カボチャの
優しい甘さがあって、
ジラやカシアの香りが後追いで。
スパイス類は気にならない処理。
初めてハロワですごく美味しかった。
○ラッシー
甘いラッシー。
いつもメニューを見ずに、
プルジャさんのおすすめをいただく。
この日は今日のスペシャルを食べる?って。
スペシャル? と思ったけど、
本当にスペシャルだった。
もう満点にしちゃおう。
2018/09/14 更新
2018/03 訪問
ヴァンパイア・エビデンス
2018.03 昼
全部で 1800円程度
・チウララグッタイ (メニュー外)
・辛子菜とスクティの炒め (メニュー外)
何度目か忘れた。久しぶりの昼プルジャ。
昼でも夜とメニューは一緒だし、
昼でも常連なら特別メニューが食べられる、かもしれません。
通ってちゃんとコミュニケーションがとれているなら、
聞けば、その日に出来る特別メニューを教えてくれる。
濃いネパリ店でも、まず見かける事は無い料理の数々。
通う価値があるお店ですよ。
美味しいと感じて通っていれば、誰にでもそうなれると思う。
新鮮なカモを仕入れていたので頂いた。
それにプルジャ畑で栽培された野菜を合わせて。
プルジャさんも日本では初めて出したスペシャルワン。
素晴らしかった。
日本では、もう2度とめぐり合えないかもしれない料理。
こんなのにめぐりあえるから、通ってしまう。
サービスの薄荷茶が美味しい。
オシボリは良い香り付きをトングで渡してくれる。
最後にチャイをサービスでいただいた。
いつも通りサービスは完璧だ。
・チウララグッタイ (6.0)
カモの内臓と血のカレーにチウラを合わせて。
ネパールでも人気の料理らしい。
ラグットだったか、ラグッタだったかが血の事らしい。
鮮度抜群のカモで、捌いた時に臭みがまったく無かったと。
味はスカッと爽やかで濃厚極まりない。
内臓やキンカンの滑らかさ味の濃さが、血でさらに濃厚に。
血が濃厚なわけでは無くて。
血の料理は中国、タイ、などのものを食べたけど、
実はどこでも血は意外とアッサリ、臭みは皆無だし。
内臓のいろんな部位が探れば個別に、噛んで渾然一体に。
プルジャ畑産ナガイモ入りで食感が重たくなり過ぎず。
プルプルした鳥モツとネットリしたキンカンと、間を補うナガイモと。
プルジャさんらしい空炒りサクサク軽快なチウラと凄く合う。
ジラも空炒りサクサクで、爽快感5割り増し。
良い物食ったなーって満足感が半端無い。
血の料理は好き。
いつかウサギの血の料理を食べたい。
・辛子菜とスクティの炒め (5.0)
実はカラシ菜かどうか、プルジャさんも分からない。
ネパールで買った高菜の種を植えたら生えていた葉っぱ、らしい。
カラシ菜とカキ菜の間みたいな見栄えだ。
カラシ菜カキ菜と違うのは、生でも甘くて美味しい。
(マサラをふりかけて特別に頂いた)
パクっとした食感で少し苦味と甘味、
柔らかく処理した豚スクティと相性が良い。
タップリのジラでスカっとしている。
普通のカラシ菜はいっぱいあった。
プルジャ畑の作物はたくさん出来ているみたい。
聞いたら出してくれるんじゃないかな。
レビューを書くつもりは無かったけど、
これを言いたくてレビューを書いた、ようなもの、かもしれない。
野菜を食べに数人集めて、また行こうかな。
2018/03/23 更新
2017/10 訪問
ネパール料理以上に、東京で野菜を安心して食べられるお店
2017.03~10
2017.10 夜 全部で 約3400円
・白子の焼きもの (メニュー外)
・ヘチマとトントロの炒め (メニュー外)
・鶏肉のぶつ切り炒め (メニュー外)
・お通し(キンカン)
・生ビール、など、けっこう飲んだ
2人で 約6800円
2017.10 夜 全部で 約1500円
・グンドルックセット 950円 (税別)
・ヘチマと玉子炒め (メニュー外)
2017.08 昼 全部で 1242円
・カボチャの葉っぱの玉子とじ (メニュー外)
・ソバとトウモロコシのロティみたいなの (メニュー外)
・ジャスミンティー (メニュー外)
2017.03 夜全部で 1000円ちょっと。
・野菜チャウミン 600円
・ネパールサラダ 490円
・春菊のあえもの サービス
やっぱり行ってるプルジャダイニング。
昼でも夜でも、おすすめをいただく。
ときどき、通常メニューもいただく。
プルジャさんの野菜料理は最高だな。
メニュー外のおすすめは聞けば教えてくれると思う。
・白子の焼きもの (4.0)
ブリの白子らしい。
キッチリ焼かれていて、白子だと気づかなかった。
さっぱり濃厚な白子らしさに、香ばしさプラス。
日本的食材でネパリらしい味。
・ヘチマとトントロの炒め (4.5)
ヘチマは食感が冬瓜に似ている。
粘りがあるような歯応え、糸を引く粘りではなく。
トントロが良い具合にたんぱく質のコクや香ばしさ。
ヘチマが肉の旨味を吸い込んでさらに美味しい。
今年はこれが最後のヘチマらしい。
・鶏肉のぶつ切り炒め (4.0)
骨が複雑に絡むので食べにくい。
その分、骨周りの身の味が濃厚。
やっぱり骨付き肉は旨いよね。
酒が進む進む。
・お通し(キンカン)
ブトゥワの一種。
玉子の黄身部分だから濃厚。
具は白子の焼きと同じ方向性だけど、
こちらは多少酸味辛味強め。
ビールくれ、って感じのつまみ。
・グンドルックセット (4.0)
グンドルックコジョル、葉っば、ダイコン、ご飯。
葉っばはパクシャクした食感の中に、
爽やかな辛味あり。唐辛子の葉。
他は安定の美味しさ。
プルジャさんの野菜料理は安心感がある。
・ヘチマと玉子炒め (4.0)
ヘチマは初めて食べたかもしれない。
サボテンに似た食感で、粘り無くトロっとして。
キッチリ硬く炒められた香ばしい玉子と相性が良い。
・カボチャの葉っぱの玉子とじ (4.5)
トゲトゲで硬い葉っぱのカボチャが、柔らかく、柔らか過ぎず、味しっかり。
夏だもんね。カボチャの葉っぱも元気が良い。
焼きしっかりめの玉子と相まって、良いおかず。
ちょっぴりクミン風味で、塩梅は丁度良い。野菜が喜ぶ味。
・ソバとトウモロコシのロティみたいなの (5.0)
そばがきにトウモロコシの粉を混ぜて焼き固めて。
水分量多めのしっとりプルプル。トロリって溶ける舌触り。
ソバの甘さ、トウモロコシの風味、淡く広がる。
付け合せはトマトニンニクパクチーのディップ、
生野菜(キュウリ、ニンジン)、それにマサラ。
組み合わせて、楽しめ、単独でも楽しめ。
このディップがタイ・チェンマイのナムプリックオーンを彷彿とさせる。
ナムプリックオーンの肉を抜いた爽やか味。
・ジャスミンティー (4.0)
プルジャさん好みの濃く入れたジャスミン茶。
市販品じゃ満足行かないプルジャさん。
鉄鍋でしっかり煮出して。
ジャスミン風味が濃くて、少し渋苦い味が爽やか。
・野菜チャウミン (3.5)
ネパール版やきそば。
味付けはネパール、面は平打ちペッチョリ。
野菜だけでも満足感が得られる。
体調が良く無い時に良い主食。
・ネパールサラダ (4.0)
細切りの野菜を丁寧にドレッシングであえたサラダ。
ドレッシングは酸味主体のネパール味。
ゴマの風味が良い。
野菜の味と食感を損ねない丁寧さがプルジャさんらしさ。
・春菊のあえもの (4.0)
塩気はすごく薄い。
春菊の苦味やクセを上手く殺して、旨味を前面に。
塩気が無くても、春菊でも美味しい和え物は凄い。
・白子の焼きもの
・ヘチマとトントロの炒め
・鶏肉のぶつ切り炒め
・お通し(キンカン)
・グンドルックコジョル
・ムラコアチャール
・葉っぱ
・グンドルックセット 950円 (税別)
・ヘチマと玉子炒め 500円 (税別)
・カボチャの葉っぱの玉子とじ (メニュー外)
・ソバとトウモロコシのロティみたいなの (メニュー外)
・このディップが良い
・野菜チャウミン 600円
・ネパールサラダ 490円
・春菊のあえもの サービス
・ジャスミンティー (メニュー外)
・ヘビウリとヘチマ
2017/11/15 更新
2017/01 訪問
広がり続けるプルジャワールド
日本人向け度 ★★★★☆(4) 日本人でも満足
現地人向け度 ★★★★☆(4) ネパール人でも満足
2017.01 夜×2
2016.12 夜
全部で 1220円(外税)
・アナゴのカレープレート 850円(メニュー外)
・ブリのアラのカレー サービス(メニュー外)
・ライス 280円
全部で 1566円(外税)
・水牛のスクティ野菜炒め 850円(メニュー外)
・サトイモ 600円(メニュー外)
・ジャスミン茶 サービス(メニュー外)
1人あたり 4500円
・ブジュリ(メニュー外)
・豚の脳ミソと玉子(メニュー外)
・豚の目玉(メニュー外)
・サトイモ(メニュー外)
・スクティ
・ミミガー(メニュー外)
・ロクシ(メニュー外)
・生
2人で 9018円
プルジャさんとこで食べた、メニュー外の料理。
12月~1月分。
1度は賄い飯をサービスで頂いた。
すごく寒い日に行ったら、お客はずっと僕1人。
久しぶりにプルジャさんとこでゆっくり出来た。
3号店が館林に開店、ちょっと遠くて行けないけれども。
群馬にプルジャさんは畑を持ってるから、館林なんだな。
プルジャさんとこの本気のネパール料理が広がるのは嬉しいな。
主にレビューしていないものだけ。
・アナゴのカレープレート (3.0)
串刺しクルクルアナゴ2匹を、オチャメに顔模様で。
チウラとタルカリ付き。
串焼きしたアナゴを大量のマスタードシードのカレーで煮込んで。
骨が柔らかめで、顔以外は食べられる。
しょっぱさが強く、全体的に味が激しく濃い。
冬が旬の脂の乗ったアナゴの美味しさが感じられないのが残念。
アナゴはバン・マツァと言うらしい。マツァが魚。
この味付けなら、ネパリではタウナギか?と思った。
ウナギはネパリにもいるらしい。柔らかいのもいるって。
やっぱり現地ではタウナギの料理だと思うんだけどなぁ。
タウナギは泥臭くて固いからね、これくらい強くないとね。
・ブリのアラのカレー (5.5)
これ、めちゃめちゃ美味い。プルジャさんので最高かも。
ブリのアラとサトイモのカレー。
基本はネパリ風味で、プルジャ流日本アレンジ。
プルジャさんとこのベースの酸っぱ辛いグレービー、
大量のジーラ、フェヌのシード、ティンムル、そして柚子。
クミンの滋味深さ、メティの甘さ、ネパリ山椒の爽やかな辛さ、鮮烈な柑橘。
特にティンムル、柑橘のピールのような酸味と苦味が軽やかに、少し辛く。
(ティンムルは、プルジャさんが自宅から持ってきているようだ)
血の多いブリの臭みを綺麗に消して、コクだけ残してサッパリと。
サトイモからトロリとした粘りが出て、舌触りまろく。
何でもカボスをかける大分県民、カレーにユズでもハマるに決まっている。
これ、メニューに載せなよーっと押してみた。
・水牛のスクティ野菜炒め (5.0)
めちゃめちゃ固くて美味しい。固さも美味しさも過去最高。
野菜はタマネギの芽。ネギより濃い味で柔らかい。
ぎゅーっと肉の旨味が固められた水牛の干し肉。
噛んでも少しずつしか柔らかくならない。
少しずつ、旨味が溶け出してくる感じ。安直な美味しさじゃない。
ふんわりとスモーキーで、ジーラとともに牛臭さを綺麗に消して。
プルジャさんの実家から持ち込んでいるスクティらしい。
田舎で、釜で米を炊くので、釜の上に肉を干すから、焚き火の香り。
たぶんね、これを美味しいと言う日本人は少ない。
僕は日本人らしく無いんだな、プルジャさんは爆笑していた。
マニアではなく、日本人らしく無い人にオヌヌメ。
・サトイモ (3.5)
サトイモラヴァーな私、うるさいんです。
マニアにウケている小魚和え。
今回は、やわーいの、かたーいの、丁度良いのと、歯応えに差があり。
味付けは良いんだけどね。あれれれって。
・ジャスミン茶 (4.0)
サービスでいただいた、鉄鍋で濃く煮出した茶。
香りは強め、コク強め、でも、エグみ無し。
・ブジュリ (4.5)
チウラを玉子炒飯みたいに炒めて。
チウラは大分の焼米(やっこめ)を使用。
パリパリとフレークのような歯応えにじんわり効いたスパイス。
これ、単品でもつまみになるし、何かを混ぜても良いし。
何でもありな万能料理だと思う。
・豚の脳ミソと玉子 (4.5)
脳味噌を玉子と炒めて。
臭みが無く、ふんわり優しい食感、ふんわり優しい味。
食材に合わせて味付け薄め。
美味しい脳味噌だなぁ。
・豚の目玉 (3.5)
豚の目玉の周辺と野菜を炒めて。
なんと言えば良いだろうか、パクッって感じのパ行的なクセが肉にある。
意味不明だな。
クセがあるから、ピーマンのクセもそのまま出して。
プルジャ流は感じたけど、食材自体は苦手系。
・ミミガー (4.0)
日本のミミガー料理ではなく、ネパリの味付け。
ネパリのスパイス使いで、豚風味はマロヤカ。
ネットリして軟骨がコリっとして、良い歯応え。
メニューにある普通の料理も、もちろん美味しい。
敷居は低く奥行きは深く、誰にでも入りやすいし、ネパリの味を実感出来る。
通うほどに繰り出してくるオリジナル、広がり続けるプルジャワールド。
ネパリ好きで通えるなら、通わな損・損。
2017.01・アナゴのカレープレート 850円(メニュー外)
2017.01・ブリのアラのカレー サービス(メニュー外)
2017.01・水牛のスクティ野菜炒め 850円(メニュー外)
2017.01・サトイモ 600円(メニュー外)
2016.12・ブジュリ(メニュー外)
2016.12・豚の脳ミソと玉子(メニュー外)
2016.12・豚の目玉(メニュー外)
2016.12・ミミガー(メニュー外)
2017/02/06 更新
2016/11 訪問
純度100%のネパリ・ポカラの味
日本人向け度 ★★★★☆(4) 日本人でも満足
現地人向け度 ★★★★☆(4) ネパール人でも満足
2016.06~11 昼も夜も
2016.11 全部で 1566円
・カボチャの葉っぱと玉子の炒め 600円
・豚の頭(耳と舌と脳除く)カレー 850円
・オバケカボチャのスィーツ(サービス)
2016.10 全部で 2364円
・グンドルックジャガイモ筍カレー
・はちこの炒め
・ご飯
・コンニャクと夕顔の炒め+大根歯の和え物
・チャイ
2016.08 全部で 1782円
・カボチャの葉と玉子の炒め
・ヤツガシラの和え物(サービス)
・ダルバート
2016.08 全部で 1782円
・蕎麦の葉と豚バラ
・ゴルベラコチョップ(サービス)
・ダルバート
2016.07 全部で 1512円
・山羊のタース
・ダルバート
2016.06 全部で 1500円くらい
・豚バラのスクティ
・ダルバート
プルジャさんの一番は野菜料理だと思ってる。
畑を持ってるのはプルジャさん最大の強みだな。
日本だと農家やその周辺の人しか知らない野菜の味を繰り出してくる。
例えば、カボチャや蕎麦の葉、ヤツガシラの茎など。
農家だと間引いた時に食べる味、東京人には良さが分からないだろうな。
印象に残った、プルジャさんのレア料理抜粋レビュー。
常連になると、こんなに楽しいよって。
・豚の頭(耳と舌と脳除く)カレー (4.0)
久しぶりのプルジャさんの豚料理。豚は大塚支店専門になったもんね。
骨付きで、豚の顔のいろんなところがキッチリ煮込まれて。
油が溶け出して、プルンプルンとしたグレービーに。
クミンとコリアンダーで爽やか仕立て。チウラと相性抜群。
臭みの無い豚足と言った味。骨が多いので、ゆっくり噛まないと危険。
・グンドルックジャガイモ筍カレー (5.0)
グンドルックコジョルをお願いしたら、プルジャさんの意思でこうなった。
美味しい古漬け高菜の汁物に、筍とジャガイモが入ってるって感じ。
めちゃめちゃ美味いのよ。酸っぱくコクのある汁にホッコリ系野菜。
パクチーが乗ってるけど、野菜の味を打ち消すので、除けて食べた。
・オバケカボチャのスィーツ (4.5)
普通は日本では食べない、巨大なカボチャを使ったスィーツ。
茹でて裏ごしの後、ゼリーとして固め直し、濃いヨーグルトかけ。
甘さはほんの少しだけ。カボチャの風味もホンノリと。
それに、なぜか爽やかさがある。きっと何かやってるよ。
・はちこの炒め (3.0)
はちのこの質がイマイチ。小さく、ちょっと古い。
味付けが濃くて、はちのこの味があんまりしない。
もしかして、この手のゲテモノ系はプルジャさんは苦手かも?
はちのこって本当はめちゃめちゃ美味いのよ。
・カボチャの葉と玉子の炒め (4.0)
ゴワっとしたカボチャの葉を良くもまぁ、こんなに美味しく。
葉はシャクっとして少しフンワリした歯応えに仕上げられ。
玉子の香ばしい焼き具合と絶妙。
プルジャさんの野菜への愛情と丁寧さが滲み出ていた。
・ヤツガシラの和え物(サービス) (4.0)
ヤツガシラなど知らない人も多いだろう。モコモコしたサトイモの仲間だ。
高級サトイモの茎の和え物。茎さえ無駄にしないプルジャさんらしさ。
シットリして、青っぽい味とスパイスのハーモニー。スパイスは胡麻だ。
・コンニャクと夕顔の炒め(3.5)+大根葉の和え物(4.0)
サービスでいただいた。
コンニャクと夕顔の炒めはプルジャさんが好きらしい。
夕顔は朝顔昼顔と違いウリの仲間。冬瓜みたいなヤツだ。
ホッコリ味。ボヒャっとしているとも言う。冬瓜みたいなヤツよ。
中華の冬瓜炒めをプルジャさんに食べさせたいっと思った。
大根葉の和え物は、プルジャさんらしくマスタード仕立て。
スカっとした葉っぱにスカっとした味付け。引き立てあう味。
・蕎麦の葉と豚バラ (5.0)
今期のプルジャ畑産蕎麦の葉の最後の料理。最後の1皿。
蕎麦好きな僕に出してくれてありがとう。次は秋かな。
花が開き始めた蕎麦で若干の酸味あり。
花の蕾も無い頃の蕎麦の葉は柔らかく酸味は無い。
酸味がある蕎麦の葉と茎に炒め加減の上手な豚バラ。
味付けは酸味ある味付けのプルジャさんの定番、マスタードが隠し味。
引き立てるでもなく、主張するでもなく、生暖かい目で見守る的な調和がお見事。
・ゴルベラコチョップ (4.5)
プルジャさんの畑で獲れたトマト(ネパール産の種)から作った。
ネパールのトマトは甘く無く、酸っぱいらしい。
日本のトマト使いとは違い、ネパールでは調味料的に使う。
黄色のトマトを選んで、混ぜもの料理のベースのソースに。
爽やかな酸味とトマトの風味、生臭くなりがちなトマトの臭いではない。
ダルバートと蕎麦の葉と混ぜて、とても美味しかった。
・山羊のタース (4.5)
ランチで頂いた。ランチでもメニュー外のおすすめを出してくれるよ。
だから、昼も夜も同じ評価。夜こそ本領って言う人は分かっていない。
生姜とニンニクをたっぷり使った山羊炒め。
山羊肉は羊とほぼ一緒で、少し赤身が多いかなって。
羊と似たクセがあって、強い生姜やニンニクが抜群に合う。
・豚バラのスクティ (3.5)
普通の豚のスクティより脂が多い。
その分、食べやすさはあると思うけど、干し肉の旨味は若干薄いかな。
脂好きな人にはウケると思う。
メニュー外のものばかりアップしたけど、メニューにあるのもキッチリ美味しいよ。
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2016.05 夜×3
1人あたり、約4350円
・お通し(メニュー外)
・絹さやとネパールの小魚炒め(メニュー外)
・ケンガ燻製炒め(メニュー外)
・牛のスクティ(メニュー外)
・ブタミミ炒め(メニュー外)
・トウガラシ(メニュー外)
・皮付きブタサデコ(メニュー外)
・ソバとクミンと塩(メニュー外)
・豚脂とソバとクミンと塩(メニュー外)
・スクティ羊
・グンドルック・コ・ジョル(アレンジ)
・ダル(アレンジ)
・チウラ、おかわりした
・米、おかわりした
・中瓶ビール
・ロクシ(ネパール焼酎、メニュー外)、何度もおかわりした
・いいちこ(ボトル)
4人で 17399円
1回目 全部で 1620円
・豚カシラフライ
・羊タンサデコ
・生ゴーヤあえ物
・チウラ
2回目 全部で 1783円
・豚肉と空芯菜炒め 950円
・ダルバート 700円
5月は3回訪問。1人で2度、4人で1度。
4人で行った時は、その時に良さそうな材料のおすすめで。
参加者に合わせて、アドリブでアレンジを加えたり。
何度もご一緒している方々なので、好みが分かるしね。
常連になれば、それくらいの芸当はプルジャさんに相談出来るぞ。
プルジャさん、素晴らしいね。
ご自分で小さな畑を持っていて、少し野菜を栽培している。
その中から、蕎麦をいただいた。葉っぱだよ。
大分の田舎以外で蕎麦の葉など食べるのは初めてだ。
いや、実は蕎麦の葉、甘味があって美味しいんだよ。
かなりの蕎麦好きでも、これは知るまい。
葉の美味しさを知らない蕎麦好きなんて、、、ふ、田舎者の勝ちだな。(笑)
ちなみに蕎麦のハチミツはちょーまどぅーい。栗の次にくそまどぅーい。
それにしても4人で行った時は良く飲んだ。
ビールの後はいいちこのボトルを空けて、
ロクシ(ネパール焼酎)を、お店にある全て飲みあげた。
ある分全部くれって。それほど美味いし、お気に入り。
・お通し (-.-)
豚レバのサデコ。
ちょっとレバが残念。味付けは良いけど。
無料のサービス品だ、文句言わない。
・絹さやとネパールの小魚炒め (4.0)
サトイモと合わせる事が多いネパールのメダカみたいなヤツ。
今回は絹さや、塩気と少しの金属っぽさ(小骨のカルシウム)が、
サトイモに比べ、少しクセのある絹さやに味も歯応えも合う。
サトイモのより好きだな。
・ケンガ燻製炒め (3.5)
鮒みたいな体高ある川魚の燻製を炒めて。
イメージ的には、シラハヤ、バカバヤの甘露煮の硬くて甘く無いヤツ。
シラハヤ(オイカワ)、バカバヤ(カワムツB型)、ともに鯉科で味も似る。
骨まで食べちゃってー。
・牛のスクティ (4.0)
醗酵が進んだ牛のスクティ。
プルジャさんのスクティでは過去最高の醗酵具合。
クセのあるヨーグルトとか味噌とかチーズとか、酸っぱく複雑な匂い。
味は醗酵がもたらす、牛だけでは無い何か。
良いクセがあって、良い酒のアテ。焼酎が進む。
・ブタミミ炒め (3.5)
ミミガーチャンプルー。
もちろんナンコツ付きのプルプル仕様。
完全に居酒屋メニュー(ネパール風味)だね。
・トウガラシ (-.-)
辛いのは大丈夫な人たちだからっと言ったら、サービスで出してくれた。
塩漬けトウガラシ。辛さは良いんだけど、超しょっぺー。
すみません、しょっぱくて僕は無理。
・皮付きブタサデコ (4.5)
感想は過去と同じ。
・ソバとクミンと塩 (4.0)
超シンプルな蕎麦の葉炒め。
蕎麦は歯と茎が使われ、ほうれん草のような甘味と、
パクシャクっとした空芯菜のような食感。
生の葉も食べてみたんです。こうなるよねって予想通りの美味しさ。
クミンが良い仕事してるわー。
・豚脂とソバとクミンと塩 (4.0)
蕎麦の葉炒めに何か入れて欲しいとリクエストあり。
プルジャさんと相談して、豚の皮下脂肪入り。
脂はおおかた抜け落ち、ゼラチンがブルンでサクっと。
じわーっと来るよね。良いアドリブだな。
・スクティ羊 (4.5)
感想は過去と同じ。
・グンドルック・コ・ジョル、ダル、チウラ、米 (5.5)
最後に同席者に合わせてカレーをアレンジ。最強の野菜カレーライスかも。
イメージはグンドルックと豆と米のスペシャル田舎トライアングル。
狙い通りにプルジャさんが作ってくれた。いや、狙い以上、さすがだ。
グンドルック・コ・ジョルは辛さ増し、大豆増し。
ダルは辛さ増し、ジンブー増し。
菜っ葉漬けみたいなネパールの漬物グンドルックがメインで、
サクっと硬め大豆に、プルジャさんのいろんな豆を煮込んだダル、
硬さや種類が異なる豆のハーモニー。好きに混ぜちゃって。
乾燥米が時間経過とともに馴染む、白米でも変化ある美味しさに。
辛さ耐性が強い方々、さらに酔っぱだからね。
はっきりした味と食感、下支えにほっこり複雑な豆、響く〆ご飯になってると思う。
これでも、辛く無いって言われたけど。
・ロクシ(4.5)
これ、サイコー。
華やぎある香り、少し強いのに嫌なクセは無し。
酒の名前ロクシは、時々お会いするネパール語の先生が教えてくれた。
トゥンバを蒸留した焼酎だそうだ。
トゥンバより絶対こっちが良い。
・豚カシラフライ (4.5)
コメカミ部分の脂の少ないところを炒めて。
ただ炒めているのではなく、一旦茹でて、脂や臭みを抜いて。
でも、旨味はちゃんと残して。ほろりほどける仕上がり。
タイ料理のタムさんを思い出す手法であり、技術であり。
クセが無いので、少なめのジーラで軽く。
自然な熟成を物語る翠の煌き。
たっぷりの量があり、モツ焼き屋真っ青な味と値段。
・羊タンサデコ (5.0)
前に食べたものと同じ完璧さ。
チウラをまぶして食べてっとチウラをいただいた。
・生ゴーヤあえ物 (4.5)
ゴーヤの苦味辛味そのまま。
水で晒したり茹でたりの下処理無し。
当然、苦いし辛い、強い味。
そこに山椒などで、強くスパイシー。(久々にプルジャさんの山椒使い)
強烈なクセ、強烈な美味さ、普通の人には不味いと思われ。
ゴーヤ好きの僕は好きに決まってるよ。
こういうの1人の時じゃなきゃ、すすめてくれないのであります。
プルジャさんが僕の好みを分かってくれてるからね。
・豚肉と空芯菜炒め (3.5)
メニュー外のおすすめ。
皮まできっちり処理された東坡肉ばりの豚と空芯菜の炒めもの。
クミンとターメリックをサラリと効かせて、味付け薄め。
豚の味がダイレクトに来て、空芯菜の歯応えが心地よい。
ちょっと豚が古いかな。
・ダルバート (4.0)
安定の質素ダルバート。
最低限の構成で、ちゃんと美味しく食べられる。
初夏らしくキュウリを使って、生に近い唐辛子を添えて。
素材使いと味付けのセンスが良いな。
こういうダルバートなら毎日食べられる。
豪華なダルバートには、らしさを感じなくなる。
美味しい初夏のネパール料理。大満足でした。
日本のはったい粉や蕎麦粉を持ち込んでも、何かやってくれそうな気がする。
時期になったら狙ってみよう。
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2016.03 夜×3
1人あたり 1890円
・お通し
・パングラ
・グンドルックコジョル
・ごはん
・チウラ(日本の焼米、メニュー外)
・ネパールの焼酎
2人で 3780円
1人あたり 2200円
・お通し
・山羊サデコ(メニュー外)
・皮付き豚サデコ(メニュー外)
・サトイモのブテコ(メニュー外)
・羊タンサデコ(メニュー外)
・水牛のスクティ(メニュー外)
・羊カレー
・鶏カレー
・チウラ(ネパール)
・チウラ(日本の焼米、メニュー外、持ち込み)
・ムラコアチャール
・トゥンバ
・いいちこ(25度、ボトル)
・烏龍茶
4人で8800円程度
全部で 1550円
・チキンカレーセット 750円
・スクティ 800円
味屋時代からの慣例で1人で行くと自動的にネパール人と同じ辛さ。
その味、ガチなネパリ味をみなさんに楽しんでもらおうと。
4人で行った時は、事前にプルジャさんにお願いして、おまかせで。
メニュー外のその時のおすすめを出していただいた。
さらに、チウラ、ネパール版と日本版を食べ比べ。
ネパール肉オールスターズ、濃い内容の宴でございました。
食べた肉は山羊、羊(タンも)、水牛、豚、鶏。
2人で行った時は、好みに合わせて少しアレンジしてもらって。
しかしまぁ、安い。すごく安い。CPは満点に上げちゃおう。
・山羊サデコ(4.0)
羊ほど癖はなく、脂少なめ、肉はあっさり味。
スジっぽさがあるのかと思ったら、無い。
羊より山羊の方が食べやすく感じる。鮮度かな? 部位かな?
味付けはショウガ強めでスカっと。
・皮付きブタサデコ(4.5)
優秀な東坡肉(とんぽうろう)ばりの処理の良さ。
ちゃーんと目立たないよう皮に焦げ目が付いてるし。(毛を焼き切ってる)
赤身、脂身、皮が適切な火加減で断層として楽しめる。
楽しみやすい大きさ、断層で味わえるカッティング、さすがだ。
マスタードとキュウリが重くなりがちな豚を軽やかに。マスタードは油ね。
ショウガも効いてるけど、日式中華的に馴染んでるから違和感無いでしょ。
豚にマスタードはプルジャさん流の鉄板。
・サトイモのブテコ(3.5)
人気裏メニュー。サトイモとネパールの小さな干し魚をあえた料理。
九州の田舎者的にはおふくろの里芋と煮干の料理と同じ。
里芋がもうちょい濃いと良いんだけどな。口のまわりが痒くなるような。
まぁ、僕としては普通ですけど、調理はさすがに上手。
・羊タンサデコ(5.0)
驚きました。うめーす。味屋時代に食べた時はクセが強くてダメだった。
今回、クセはほぼ無く、タンらしい歯応えと美味さに羊風味が少しある。
ゴリゴリとかゴルゴルした歯応えじゃなく、シュっと歯が通る。
柔らかめに処理されたタン、コリっとした大豆、シャクっとした野菜。
下支え的なニンジンのクセある甘み、スカっと香るパクチー。
バランス完璧、補完しあう味と歯応え、丁寧さとセンスが滲み出る。
・水牛のスクティ(5.0)
超貴重な水牛のスクティ。ネパールで干して日本に持ち込んだもの。
プルジャさんが食べるものを分けていただけた。(昔からの常連なので)
以前、食べた事があるけど、今回のは風味が強い。前食べたのは4.0くらい。
干草を連想させる甘味に牛らしい赤身の味。やっぱ肉の美味しさは赤身だな。
プルジャさんの普通のスクティより硬いけど、噛むたびに味が染み出て、
いつまでも持続する力強さ。
日本では貴重な食材、珍しい味で、美味しい。すごいな。
硬いんだけどっと自信なさげに持ってきた。普通の日本人には硬いかも。
・羊カレー(4.5)
辛いバージョン。いつも食ってるのでコメント割愛。
・鶏カレー(3.5)
辛いバージョン。チキンカレーセットと同じなので割愛。
・チウラ(ネパール)
いつも食べているので割愛。
・チウラ(日本の焼米、持ち込み)
大分県産焼米(やっこめ)をお土産に。少し出してもらった。
ネパールと違うのは、まず見た目。
空炒りしてポンポン菓子みたいに少し膨らむ。ネパールのは膨らまない。
味は日本の方が少し硬めで、甘味が強い。
カレーに合わせた時の馴染み加減が違う。
ネパールと日本のとどっちが美味しいかは秘密だ。
・ムラコアチャール (4.0)
一通り食べたあとで、酒のつまみで。
肉をたくさん食べたし、酒飲んでるし、ダイコンでビタミンC補給だ。
後口が良いよね。
・グンドゥルックコジョル (5.0)
大豆を増やして、辛くしてもらった。
普通バージョンに比べるとキレッキレの美味しさ。
普通のは過去に書いたので詳細割愛
・チキンカレーセット (3.5)
ダルバートのダルの代わりにチキンカレー。超久しぶり。
チキンカレーはネパールのバタチキと呼びたくなる風味。
バターの代わりにギーたっぷり、メティたくさん、あまーい香り。
タマネギの姿が見えないほど綺麗に煮られ、味もあまーい。
そこに、ネパリらしさのクミン、辛さの唐辛子。
北インドカレーに近く、甘さや油が多い。
ネパリ味になれてなくても馴染みやすい。
プルジャさんちのご褒美的な味じゃないかな。
僕はプルジャさんちの普段飯的な味の方が好きだ。
(油が少なく、甘さが無いヤツね)
・スクティ (4.5)
安定の味。干し羊肉料理。
赤身だけ、脂身だけじゃなく、赤身と脂身が合わさってこそ美味しい。
プルジャさんは、そのツボを突いているんだよ。
1キレごと、全てに赤身と脂身がある。多少偏りはあるけど。
でね、火の上、換気扇の下に干してる。軽く燻製な感じ。
外に干すと太陽の臭い(良く無い)がしてダメなんだって。
こういう丁寧さがプルジャさんの美味しさの秘密なんだ。
・トゥンバ (3.0)
1度は飲んでみたいけど、1度でいいよね。
酸っぱい稗(ヒエ)の随時醗酵中飲料。途中でネパールの焼酎を入れた。
ネパールの焼酎、ハイランドウィスキーのような甘い香りで美味いよ。
トゥンバはお湯を加えて3回楽しめる。(らしい)
普通のお湯じゃなさそうで、お湯だけ飲んだらニッキ水ならぬニッキ湯。
さすがはプルジャさん、芸が細かい。
・ネパールの焼酎 (4.5)
トゥンバにアルコール増しで入れた焼酎。
お願いして単品で出してもらった。
これが、すっごい。
米の焼酎なんだけど、香りはシェリーカスクで寝かせたハイランダー。
甘く酸っぱくベリーを思わせる香り。
クワっと強いアルコール。
めちゃめちゃ良い。
好きなコックさんを思い浮かべてみたら、みんなレシピなんてテキトーな感じ。
材料の質で、味のイメージはしっかり出来るけど。
種類や量やタイミングは経験に鍛えられた感性任せ。
毎回、微妙に違うけど、美味しく狭い範囲に入れてくる。(狭く無い人も若干1名)
スパイス使いなんて、香りの量で決めてるよ。質量や体積じゃない。
何度も何度も、繰り返しで収斂された腕だよねぇ。
料理教室やってくれって言う人が多いって困ってた。
教えろって言っても、そんなの厳しいと思うんだ。
プルジャさんに習ったのに美味しく無いって言われたらプルジャさんは嫌でしょ。
無理言っちゃダメだよ。
文字数制限オーバーのため、2015年以前のレビューは削除。
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2016.05・ブタミミ炒め(メニュー外)
2016.05・トウガラシ(メニュー外)
2016.05・皮付きブタサデコ(メニュー外)
2016.05・豚脂とソバとクミンと塩(メニュー外)
2016.05・スクティ羊
2016.05・グンドルック・コ・ジョル(大豆増し、辛さ増し)
2016.05・ダル(ジンブー増し、辛さ増し)
2016.05・チウラ、おかわりした
2016.05・米、おかわりした
2016.05・ロクシ(ネパール焼酎、メニュー外)、何度もおかわりした
2016.05・生ゴーヤあえ物
2016.05・羊タンサデコ
2016.05・豚カシラフライ
2016.05・豚肉と空芯菜炒め 950円
2016.05・ダルバート 700円
2016.03・水牛のスクティ(メニュー外)
2016.03・スクティ 800円
2016.03・山羊サデコ(メニュー外)
2016.03・羊タンサデコ(メニュー外)
2016.03・皮付き豚サデコ(メニュー外)
2016.03・パングラ
2016.03・サトイモのブテコ(メニュー外)
2016.03・ムラコアチャール
2016.03・羊カレー
2016.03・鶏カレー
2016.03・グンドルックコジョル 豆たくさん辛いバージョン
2016.03・チキンカレーセット 750円
2016.03・チウラ(ネパール)
2016.03・チウラ(日本の焼米、メニュー外、持ち込み)
2016.03・お通し
2016.03・トゥンバ
2016.03・ネパールの焼酎とお通し
2015.12・ディードセット 1500円
2015.12・スクティ 800円
2015.12・ヤマトイモのブテコ ※メニュー外
2015.12・サトイモのブテコ ※メニュー外
2015.12・ミニブタ背中のフライ ※メニュー外
2015.12・羊タース ※メニュー外
2015.12・カリフラワーとジャガイモのブテコ ※メニュー外
2015.12・ミニブタ腕ブテコ ※メニュー外
2015.12・アルコアチャール
2015.12・グンドゥルック・コ・ジョル
2015.12・マトンカレー
2015.12・ブジヤ ※メニュー外サービス
2015.12・チウラ
2015.12・ライス
2015.12・チャイ
2015.06・クルクレ(ブタ軟骨炒め) 600円 ※メニュー外
2015.06・グンドゥルック アチャール 550円 ※メニュー外
2015.06・サデコ(ブタ) 800円 ※メニュー外
2015.06・スクティ スープ 750円 ※メニュー外
2015.06・グンドゥルック
2015.06・ブテコ(カボチャ・エリンギ・タケノコ) ※メニュー外サービス
2015.06・ネパール グンドゥルック セット 950円
2015.06・ダール・バット・セット 700円
2015.06・ライス 280円
2015.06・マンゴージュース ※サービス
2015.05・ダール・バット・セット 700円
2015.05・チキン・サデコ 650円
2015.02・スクティ 800円
2015.02・ダール・バット・セット 700円
2014.10・マトンチウラセット 1000円 マスチウラとアチャール
2014.10・マトンチウラセット 1000円 マトンカレー
2014.10・チョエラ 750円
2014.10・パングラ 550円
2016/11/25 更新
2018.11 夜
全部で 1600円くらい
・ネパールウリとトントロ炒め
・青バナナカレーセット
好みを把握してくれているプルジャさん。
いつも通りのオススメに従って。
考えずに、オススメに従うだけなので、
疲れているときなど、とてもラクチン。
こう言うお店があるって、本当に良いな。
・ネパールウリとトントロ炒め (4.0)
ネパールの瓜、チャレラ(鳥瓜)と、
トントロの炒め物。
味付けはいつものプルジャ流、
素材を立てて、らしさも出てて、
適度な刺激と酸味と辛さ。
瓜が面白い、皮だけな感じで、
キュウリに近い。
・青バナナカレーセット (5.0)
ダルバートのダルが青バナナカレーに。
青バナナはハナマサで買ったらしい。
青バナナに熟れたバナナの味は無く、
芋に近くホッコリ。
チャナ(大、ヒヨコ豆)のダルカレーに
青バナナが入ってる感じ。
と言っても、プルジャさんが特別辛くした、
と言うとおり、けっこうな辛さがある。
キンとした辛さに、ホッコリなチャナとバナナ。
ここまで辛い豆カレーは珍しい。
チャナにサクっとした歯応えを残してて、
青バナナのホクっとした歯応えと、
良い対比になっている。