あかかもめさんのマイ★ベストレストラン 2013

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あかかもめの食べ歩き雑感

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あかかもめ (50代前半・男性・埼玉県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

阿左美冷蔵 金崎本店 (上長瀞、親鼻 / かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/09訪問 2014/10/01

決して質が落ちたわけじゃないのだが・・・

実に約1年ぶりに再訪しました。

さる日の休日、不意にカキ氷が食べたくなったのだがこの日はあいにくの月曜日。
慈げん雪みるくも定休日である。

そうだ。折角だから久々に阿左美冷蔵でも行くか。
ここは私の中で最も評価の高い5.0 すなわち満点と言うNO1店だったのだが、自宅から遠いのと前述した慈げんや雪ミルクに足繁く通うようになってからはしばらくご無沙汰している。

約1年経ってからも自分の中で果たしてこの高評価は保てるのか。そういった興味も含めて長瀞の現地に向かった。
この日の天気は快晴で気温も高かった為、行列がどの程度あるのか不安であったがその心配は杞憂だった。

無論、大盛況であった事は間違いないものの、テラス席が幾つか空いていたので無事確保。
数あるメニューから桃氷を選択した。

しばらくしてお目当ての品が到着。日本昔話に出てくるようなてんこ盛りの氷は相変わらずだ。
先ずはたっぷりシロップをかけ一口すくう。

桃の風味、旨味を十分味わえて美味い。
がしかし、甘味が強いきらいがある。ここのみかんやりんごも同様に甘みは強いのだが、この二つは元が淡白なので甘味が強いくらいがちょうどよいし、どっしりした方が氷に負けないので妥当だと思っている。

しかし、桃はそのままでも十分甘味があるので蛇足感は否めない。
無論、レベルは高いのだが次からはりんごか蜜柑を頼もうと思う。

さて、一杯平らげたのだがここまで来てそのまま帰るのはつまらない。
店員さんを呼びメニュー表とにらめっこした結果、芋金時を注文。

黄金色かかったシロップは否が応でも期待が高まる。
こちらは芋の旨み、甘味を余すところなく引き出していた。これは非の打ちどころがない。

甘味は強いものの、芋の風味をいささかも損なわずあっぱれの一言。
小豆は田舎しるこ風なのだが、餅がさりげなく練り込まれていて粘り気があって面白い。

ただ、個人的には芋との相性は思ったほどでもなくこちらはやはり宇治金時の方が良いのかもしれない。
完食した頃にはすっかりお腹も膨れてしまった。

さて、一年ぶりに訪問して思ったのは、決して質が落ちたわけではないのだが、慈げんを食べ慣れてしまうと前のタイトル「非の打ちどころなし」とは流石に言えない。

シロップそのものは芋金時を見ても質は高いのだが、氷の削り方は慈げんや雪ミルクのようなカンナで削るような感じの方が、シロップとの絡み、カキ氷の旨みを引き出せるのではないか?

ただ、そうはいっても蜜柑やりんご、黒糖キャラメルはここの氷(削り方も含めて)と相性も良いし今度はそれを中心にいただいてみようと思っている。

2014年9月下旬再訪


うさぎやを後にして、長瀞に向かった。
とりあえず長瀞神社を参拝したのだが、紅葉はかなり色づいては来たかなぁというものの見頃という状態とはいえずいささか肩すかしを食らう。

そして、この後紅葉と共に長瀞に来たら此処を避けて通れない本命の店へ向かった。
いつもは行列を少しでも回避するため天然氷蔵元 阿左美冷蔵 寶登山道店にお世話になっているのだが、この日の冷え込みからして、並ぶ事は考えづらいのでためらうことなく本店に向かった。一年ぶりの再訪だ。

店内は流石にテラス席に先客は居なかったが、室内はかなりのにぎわいを見せており人気のほどがうかがえる。
今回は悩みながらも限定版の津軽生りんごハチミツ入り(別皿)を注文。

これは凄い。前回のミカン氷をフレッシュなみかんジュースと表現したが、これはそのりんごジュース版と言うべきか。
りんごの甘味・酸味を最大限に引き立たせながら、カキ氷にかけても力負けしないどっしりした甘みを保てる技術力は正に非の打ちどころがない。

ハチミツはシロップをかけてない部分で試してみたのだが、持ったりとしたハチミツの甘味が氷と出会う事によりすっきりと黄金の味に昇華している。これはりんごシロップに混ぜるよりこのままの状態でいただいた方が個人的にはお薦めだ。

夢中で食べてしまったが、折角こちらに来ているのだからぜひもう一品頼みたいと言う気持ちを抑えきれず、先程も気になっていたマロンミルクを追加注文した。

いやはや。参りました。栗の濃厚な風味とコクをミルクの滋味深さで見事にまろやかな味に仕上がっている。
また、これが粉雪のような氷とよく合うんだ。うーん。なんて幸せなんだろう。いろんな店を食べ歩いてきたが頭のてっぺんから足の爪の先まで染みわたるような満足感を味わえる店はそうそうあるものではなく、ここはその中でももっとも満足度の高い店である。

混んでさえいなければ居心地も良いし、これ以上の満足度を得られるとも思えないので満点の5.0を付けさせていただく。
セルフで置かれている黒釜のお茶(名前失念)をひしゃくで救い何杯かいただき身体を温め店を後にした。

近いうちまた行ってみようかな。次は何を食べようか。

(2013年11月上旬再訪)


念願かなってとうとう本店へ行って参りました。
夏場は常に大行列で1.2時間待ちは当たり前という状態なので、どうしても食べたい時は天然氷蔵元 阿左美冷蔵 寶登山道店の御世話になっていたのだが、生憎、この日は20℃前半のはっきりしない天候状態、且つ平日の為「今日は流石に大丈夫だろう」と目星を付けおやつ時に訪問。

入り口で注文を聞かれ、「丸ごとみかん氷」をセレクト。案の定待ち時間なしで建物奥にある店内の席に案内される。
小洒落た和風カフェといった趣でカップルで来るにもイイ感じだ。

待つこと数分、「丸ごとみかん氷」が到着。
「宝登山参道店」は既にシロップがかかった状態で提供されるのだが、本店の場合シロップは別皿で出される為自分で甘味の調整が出来るのがうれしい。

見た目は埜庵慈げんがカンナで削ったような外観だとすれば、阿左美冷蔵は粉雪という感じ。
でも口の中でふわっと溶ける食感は文句なし(宝登参道店は若干ざらっとしていたような気がする)だ。

シロップをかける前にとりあえず一口、スプーンですくい口に入れる。
フレッシュなみかんジュース(オレンジにあらず)をシロップにした感じ。
流石にそのまま呑むには甘いが、氷にかけると絶妙な酸味・甘味・爽やかさを味わえる。

「宝登山参道店」は半分以上食べ進むとどうしても味が薄まる為、練乳のお世話になるのだがここの氷は自分でシロップを調整できるせいか(あるいは量が多い)最後までみかんの美味さを楽しめた。

最後の一滴まで飲み干した後、注文時に気になっていた「黒糖キャラメル氷」を追加注文する。
「黒落花生ミルク」や定番の「桜あずき」も捨てがたかったのだがこれに決めて正解だった。

まずはそのままかけてみる。うん。黒糖の甘味・旨みが全面に押し出されていてキャラメル感は3歩下がって後から控えめにほんのりくる感じ。黒糖の強烈さを野暮ったくなく上品にしあげる手腕は見事。
京都の甘味処でもこれだけの質のカキ氷を出す店は稀であろう。。ここまでは和菓子テイストな氷。


ところが、練乳を投入するとこれまで補佐役に徹していたキャラメル感が突如として主役に躍り出る。
ミルク成分を混ぜる事によって奥に潜んでいたキャラメル成分をいかんなく引き立てまろやかで滋味あふれる味わいが得られる。
黒糖の強烈さが練乳と出会った事により角が取れてたおやかな甘みとなり黒糖キャラメルの名にふさわしい逸品に仕上がる。

黒糖キャラメルを注文する際は、とりあえずシロップのみをかけて食すとよい
そろそろアクセントをつけたいなぁと思ったころ合いを見て練乳を混ぜ食せば和菓子・洋菓子テイストの2種類を楽しめてお薦め。

「宝登山参道店」に寄ってた時は「わざわざ並んでまで本店に行かなくても」と思ってたけどやはり「直接足を運んで自分の舌で判断しないと駄目なんだなぁ」と改めて痛感した。

今度は「桜あずき氷」でも食べてみよう。でもって天然氷蔵元 阿左美冷蔵 寶登山道店に足を運んで食べ比べしてみたい。
早速、来週にでも行こうかな。


  • 丸ごとみかん氷
  • シロップをかけた状態
  • 黒糖キャラメル氷

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2位

紫野和久傳 堺町店 (烏丸御池、京都市役所前、烏丸 / 和菓子、甘味処)

3回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2023/05訪問 2023/08/01

流石のクオリティ

浅野日本酒店KYOTOを後にして向かった先は月ヶ瀬 堺町店
前回、ここで食べたぜんざいの味が忘れられず必ず再訪しようと思っていた。しかし、生憎の定休日。またかよって感があるが、さほどショックはない。なぜなら、目と鼻の先にこちらの店があるからである。

「紫野和久傳堺町店」言わずと知れた有名料亭和久傳の系列店であるのだが、この堺町店はスイーツに特化した店で、私は夏になるとここの「ほうじ茶ソルベ」を食べるために何度も足を運んだほどお気に入りの店なのだ。

しかし、最近はとんとご無沙汰なので2月に上洛した際、汁粉でもいただこうと現地に向かったのだが、カフェコーナーは時間外で入れず断念した経緯がある。その際に向かいの月ヶ瀬に入ったので今度は真逆のパターンだ。

店内に入り、二階の喫茶に向かい窓際の席に座りメニュー表とにらめっこするが頼む品は決まっている。今日の気分は何と言ってもお汁粉だったので冷やし汁粉と抹茶セットを注文した。飲み物は抹茶か水出し煎茶を選べるのだが、この日は前者の気分だった。

先ずは突きだしに黒豆に砂糖をまぶした艶ぼくろというお菓子が提供されたのだが、豆の香ばしさと佐藤の上品な甘味と相まって何とも素晴らしい逸品に仕上がっている。やはり、これを食べないと和久傳に来た気がしない。

そしていよいよ真打の冷やしぜんざいセットが登場。

ぜんざいは甘みが強いが、それでいて野暮ったくならず上品な甘味を保っていて流石の美味さ。
角切りの水ようかんも美味いし白玉も文句なし。

抹茶

流石の美味さ。

そしてセットについている蓮根餅。西湖として名をはせているが、これを初めて食べた時の感激は未だ忘れる事が出来ない。

れんこん餅

黒蜜をれんこん粉(蕨粉の代わりにれんこん粉と思ってくれればよい)で閉じ込めた感じなのだが、プルプルした食感と黒蜜の甘味、まぶしたきなこが相まって本当に美味い。

ああ美味い。最後に一緒についてきたお茶(これも美味い)を飲み干ししばしまったりした後店を後にしたが、流石のクオリティ。今度は久々にほうじ茶ソルベをいただきたいと思う。
暫く放置していた夏の上洛編。再開します。
もはや冬支度を始めたこの時期になんとも間が悪いですが、気にせず進めます。

大賀花を後にして向かった先はこちらの店。
本当はみつばちに行きたかったのだが、ふとここの「ほうじ茶ソルベ」を猛烈に食べたくなり急遽予定変更した。

紫野和久傳と言えば、言わずと知れた京都の一流料亭なのだが、こちらはそのスイーツ部門という位置づけだ。真夏に上洛する際は全出のソルベをいただくのがルーティンなのである。

しかし、前回のレビューで触れたように通常に比べ質が落ちているように感じてしまい、予定から外していた。しかし、気分はかき氷系だったのと、前のはたまたまだったと確認したいと気持ちもあり、この店を選択した。

堺町通にある店は程々の込み具合でイイ感じである。迷うことなくほうじ茶ソルベを注文した。

程なくして和服姿の上品な店員さんが程よく冷えた麦茶と付きだしの「艶ほくろ」を持って来てくれた。この艶ぼくろ。黒豆を炒って砂糖でまぶしたものなのだが、上品な味わいで流石は和久傳である。

そしていよいよ真打登場。撮影もそこそこに早速一口いただく。
結論から言うと前回のようなダマは感じず私が求めたかつての味に戻っていた(ここからは最初のレビューのコピペで行きます)

ソルベと言うだけあってカキ氷をほうじ茶シロップで浸したような感じなのだが実質はカキ氷と言ってよい。一口入れるとほうじ茶のかすかな苦みと上品な甘さが口の中でスッと溶けサラサラとたなびく。

上質なほうじ茶の風味と強い甘みがケンカせず見事なまでのハーモニーを奏でている。
ほうじ茶ソルベの上には大粒の小豆と白玉が載っており、この小豆が何とも上質な旨味で流石一流料亭だけの事はある。

セットでついてくるれんこん餅がまた素晴らしい。
黒蜜をれんこん粉(蕨粉の代わりにれんこん粉と思ってくれればよい)で閉じ込めた感じなのだが、プルプルした食感と黒蜜の甘味、まぶしたきなこが相まって本当に美味い。一緒に付いてきた暖かいお茶を飲み干し、ここを再訪した満足感に浸った。

しばし、まったりした後店を出たが、来年の夏上洛することがあればまた再訪するのは言うまでもない。(ちなみにほうじ茶ソルベ、あくまで夏季限定の品であることをお断りしておきます)

2017年夏の上洛旅行2日目編続く。



田中鶏卵を後にしてこの日のお目当ての一つである「紫野和久傳堺町店」へ向かった。

2階にある甘味処の窓際の席に案内されメニューをひとしきり眺めるが、頼む品は決まっている。
「ほうじ茶金時ソルべ(レンコン餅付き)」、これをずっと食べたかったのだ。理由あって2年間足を運べてない事もあって否が応でもテンションは上がる。京の夏はこれを食べない事には始まらない正に至高のスイーツなのである。

先ずは冷たいお茶ともに艶ほくろ(黒豆を炒って砂糖で味付けした逸品)をいただくが、豆の素性の良さと砂糖の甘みでなんとも素晴らしい。
そしていよいよお目当ての品が到着。ドキドキしながら早速、ソルべを口にはこぶ(商品の詳細は下のレビュー読んでください)。

???あれ。ソルべがところどころダマになってしまっているというか、結晶化して固まっている。表現が正しいかは自信がないがいつもの口どけ感の良さが希薄になっている。
ぱっと見ではわからないのだが口に運ぶと一目瞭然だ。無論、美味いのは美味いのだがこんな事はいまだかつてなかった(二桁近く足を運んでいる)だけにショックだ。

西湖(京都の代表的なおもたせのひとつ)で知られる「レンコン餅」は相変わらず美味いがなんとなくこちらも前ほどの感動を得られなくなっているのは気のせいか・・・・

たまたま、こうなってしまったのか、それとも味が落ちたのかはもう一度足を運んでみない事には判断しかねるが楽しみにしていただけに残念と言わざるを得ない。

まあ、たまたまであることを祈り来年また足を運んで判断させていただくとしよう。

という事で点数は下方修正しました(これでも最低限度にとどめてます)

2016年8月中旬再訪


魚力を出て錦市場から堺町通りを御所方面に向かって歩き、今回最大の目的である「紫野和久傳堺町店」に向かった。
和久傳と言えば言わずと知れた京都の有名料亭なのだが、ここは和スイーツ部門に特化したいわば和カフェと言った位置づけである。

毎年夏になると必ず立ち寄り「ほうじ茶金時ソルベ」に舌鼓を打つのだが、これを食べる為だけに京都に来ていると言っても過言ではないほど思い入れのある品なのだ。

町家造りの2階に和カフェはあるのだが、いつ行ってもほどほどの入り具合なので行列せずマッタリ過ごす事が出来て重宝している。
席を確保すると早速お目当ての品を注文。

程なくして和服姿の上品な店員さんが程よく冷えた麦茶と付きだしの「艶ほくろ」を持って来てくれた。
この艶ぼくろ。黒豆を炒って砂糖でまぶしたものなのだが、上品な味わいで次に来る品に否が応でも期待してしまう。

そしていよいよ真打登場。

ソルベと言うだけあってカキ氷をほうじ茶シロップで浸したような感じなのだが実質はカキ氷と言ってよい。
一口入れるとほうじ茶のかすかな苦みと上品な甘さが口の中でスッと溶けサラサラとたなびく。

上質なほうじ茶の風味と強い甘みがケンカせず見事なまでのハーモニーを奏でている。
ほうじ茶ソルベの上には大粒の小豆と白玉が載っており、この小豆が何とも上質な旨味で流石一流料亭だけの事はある。

セットでついてくるれんこん餅がまた素晴らしい。
黒蜜をれんこん粉(蕨粉の代わりにれんこん粉と思ってくれればよい)で閉じ込めた感じなのだが、プルプルした食感と黒蜜の甘味、まぶしたきなこが相まって本当に美味い。一緒に付いてきた暖かいお茶を飲み干すと心の底から満足感が湧いてきた。

ちなみに次の日も友人を連れて訪問してしまった。

たまには他の商品も食べてみたいので俺はグレープフルーツゼリー(れんこん餅付き)¥1050
友人は蓮の露(抹茶付)¥1155を注文。

グレープフルーツゼリーは果肉の苦み(刻んだ果肉が入っている)とゼリーの甘さが絶妙で、上に載せてあるワインゼリーと刻んだキウイが良いアクセントになっており美味い。

友人の蓮の露を一口いただいた(これも食べてみたかった)のだが、砂糖をべっ甲状にして閉じ込めた感じで上品な甘みと官能的な食感でこれも中々。付いてきたほうじ茶も甘露だった。

しかし、やはりここで食べるなら「ほうじ茶ソルベ」に尽きるだろう。値段も¥840で手ごろなのでとにかく一度は食べてみてほしい。
味は保証する。俺の中では文句なくキングオブスイーツである。

  • 冷やしぜんざいとお抹茶セット
  • セットについてきたれんこん餅
  • れんこん餅その2

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3位

にこすたいる (京終、近鉄奈良、奈良 / 日本料理、創作料理、カフェ)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/05訪問 2018/06/21

茶粥にしなかったのが悔やまれる 2018年初夏の関西旅行3日目奈良編 その1

実に3年ぶりの訪問である。一昨年・去年と昼時は奈良市内に居なかったのでタイミングを逃したのだが、この日は昼前には奈良に滞在していたので、久々に足を運ぶことにした。

神戸から直通で近鉄奈良駅に着いたのが10時半頃だった。
店の開店は11時だからこれなら朝飯食うこともなかったかと思ったが、まあ、そこはどうでもよかったので早速、目的地に向かった。

途中、雨が降り出したため、急遽傘を取りにロッカーに戻るアクシデントがあったが10分ほど前に店の前に到着した。

既に数組待機していたが、まあこれならあぶれずに席を確保できるだろう。
案の定、真ん中のテーブル席を確保できたので、早速メニュー表とにらめっこし、その中から大和ポークの生姜焼きセットを選択。前にも書いたようにほぼ地産地消メニューである。

前菜3種(茄子の煮びたし、玉ねぎ煮、あと一つ失念)と大和ポークの生姜焼きとサラダ、豆腐、三輪そうめんを使ったにゅう麺が汁もの、五穀米というラインナップである。

茄子の煮びたしも玉ねぎも素材の甘味をしっかり引き出し美味し。

生姜焼きは割とあっさり目の味付けながら物足りなさを感じさせずしっかり生姜焼きしている。
美味し。

同じ皿に載っていた大和野菜のサラダはドレッシングをほんの申し訳程度にかけている程度で素材の苦み旨味を十全に引き立てている。

同じ奈良県産の大豆を使った豆腐は豆の味がどっしり感じる美味さ。

にゅう麺は三輪そうめんを一年云々した(記憶失念)逸品でこれがたまらなく美味し。

しかし、白ご飯(奈良の米)は物足りなさが残る。
というのはいつもここで茶粥(これが余計な味つけをせず何とも絶妙に美味い)をいただいていることもあってどうしてもそのイメージが焼き付いていて結果、その分だけ欲求不満が残ったという事だろうか。(しかし、今、写真を整理して茶粥か五穀米を選べる事に気が付き愕然としている。)点数を下げたのは茶粥分と前食べたメニューより若干気に入らなかった、カフェラテをつけなかった分だけ満足度が下がったのが理由である。

あれ、確かそんな説明を受けなかった気もするのだが、聞き逃したのだろうか。まあ済んだことだ。

デザートセットも追加で着けようかと思ったが、次に行きたい店もあったので打ち止めに店を出た。
次は茶粥を選び、カフェラテを追加したいものである。



ヴィ・ド・フランス 奈良店を出た後、興福寺北円堂→国宝館を拝観した。
次はどうしようかと思っている内に私の腕時計の時刻は午前11時近くを指していた。

こうしてはいられない。慌てて、ならまちにあるこちらの店へ向かった。
予約をしてないので開店時間の前に店の前にあるウェイティングボードに記帳しないとあぶれてしまう為、少なくとも10分前には店の前にいなければならない。

なんとか、ギリギリで席を確保できたので、メニュー表とにらめっこし「大和ポークの生姜焼き」セットを注文。

内容は前回食べたのとほぼ一緒なので割愛させてもらうが、ここで大チョンボをしてしまった。
ひょんなはずみで水のグラスを床に落として割ってしまい、ただでさえ忙しい店員さんに余計な作業をさせてしまった。

幸い隣のお客さんにも被害はなく事なきを得たのたが、その節はご迷惑をおかけしました。
そんな事があったのでデザートのカキ氷以外写真がない事をお詫び申し上げます。

さて、メインが終わり気を取り直してカキ氷を注文する。今年からカキ氷を始めたらしい。
ミカン氷やいちご氷も魅力的だが、ハチミツレモンに惹かれたのでこちらをセレクト。

料理(油もの)とすみ分けなければならない為、時間かかりますがよろしいですか(こんな内容だったと思う)と声かけされたが、こちらもクールダウンしたかったので「お願いします」と即答した。

ハチミツレモン

先ず、ハチミツの風味が口腔内に広がり、後からレモンが追いかけてくる。
蜜の旨みは申し分なくいい感じだ。

しかし、氷の掻き方にいささか難があると言うかふわふわ感が足りないのが残念な所だ。
ただ、始めたばかりで伸びしろは十分あるし、味そのものは問題ないのでこれからが楽しみである。

コップを割り迷惑かけた分際でえらそうなことを言って汗顔の至りだが、奈良に行く際はこれからもお世話になるので期待しています。

2015年5月中旬再訪

大阪ディープゾーン巡りの翌日。地下鉄なんば線と近鉄を乗り継ぎ奈良へ向かった。
2年ぶりに長谷寺に行こうか悩んだ末、土壇場でこちらに決めた。

近鉄奈良着が10時半を回っていたので寺巡りの前にこちらに向かった。
開店11時直前に行くと座れない事が多いので丁度良い時間だ。

もちいどの商店街を抜け、ならまちをマッタリ歩きながら店の前に着くととりあえず一番乗りだ。
しかし、開店直後にはあっという間に席が埋まったので直接来たのは正解だった。

この店は前のレビューにも書いたとおり、地産地消をモットーにしているのだが、素材の旨みを引き立てるため薄味なものの、それゆえ素材そのものの味を最大限に引き立てていて、馬鹿舌の私でも満足出来るハイクオリティを味わうことが出来るのだ。

メインメニューからこの日は大和豚のリンゴポークソテー(正式名称失念)を選択し、ドリンクはほうじ茶ラテの大仏アートを選んだ。

まずは大和野菜の前菜。

この日はレンコン団子と五條の姫冬瓜、吉野豆腐(確かそうだったと思う)と原木シイタケが登場。

レンコン団子は肉のようなどっしり感とモチモチした食感が良い感じだ。

姫冬瓜は甘みのある優しい味付けの出汁がしみこんで美味い。

豆腐は大豆の味がしっかり味わえ、原木シイタケも良い感じだ。

そしてメインの大和ポークのリンゴポークジンジャー(写真何故かなくてすみません)。

先ずリンゴのフルーティーな甘みが最初に来るのだが、これが肉のうまみと相性が良く生姜タレとケンカせず融合し何とも美味い。

付け合わせのクレソンも塩をほんのり降りかけているだけなのだが、これがほんのり苦いクレソンのうまみを美味く引き立てている。
素材がいいとドレッシングは必要ないと感じさせてくれる。

また、株の煮つけとサラダは前者は出汁がしみこみ中々で、後者は味わえば味わうほど株の甘みがじんわりと喉仏を通過し何とも美味い。レンコンは意外と濃い味付けなのだが、これはこれで美味く酒がほしくなる。

そしていつものにゅう麺。
今回はむかご入りなのだが、ムカゴのほっこり感と薄味の出汁に浸ったにゅう麺が何ともいい感じだ。

茶がゆも茶とコメを炊いた塩気のないいつもの味わいなのだがこれが何とも美味い。
大根の奈良漬と一緒にいただくと丁度いい塩梅になりたまらないのだ。一杯だけおかわりがいただけるので当然いただいたのは言うまでもない。

そしてデザートのキャラメルバナナシフォンとほうじ茶ラテ。

チョコパウダーで描かれた鹿が何ともプリティである。
ケーキ自体は普通に美味いのだが、ほうじ茶ラテはほうじ茶の風味とミルクが見事に融合し何とも美味い。

大仏も可愛いので飲むのがもったいないが、やはり飲まなきゃ始まるまい。

さて、今回もすっかり堪能した。次は新緑の頃になるだろうが、今から待ちきれない気分である。

2014年11月中旬再訪


実に一年ぶりの再訪だったがやはりと言うべきか、期待を裏切らない味だった。
初見のレビューでの評価が高ければ高いほど次回に訪れた時のハードルが上がり、それゆえに最初に食べた時の感動が薄れるケースが間々あるが、ここは薄れるどころか前回を上回る評価をせざるを得ないほど至福の時を味わう事が出来た。

大和西大寺の西大寺で善財童子(仏像)を拝観した後、午後1時の予約をに合わせて来店。
案の定、混雑しており予約して正解だったと悦に入る。

前回と同様、大和ご飯ランチを選択するが今回はメインをハンバーグではなく鳥のムニエルハチミツ醤油をセレクトした。
程なくして、大和野菜の前菜3種が到着。

先ずは大和丸ナスの揚げびたし
茄子の甘味を見事に引き立てている、揚げ加減、浸し加減、出汁加減それぞれ非の打ちどころなし。

本白きゅうりの南蛮漬け
南蛮漬けの酸味と胡瓜の甘味が絶品。

すだちのやっこ
一口含むとすだちの風味が広がり、ほんのりかけた塩気が甘味に昇華して絶品。
よくぞ考え付いたものだ。

続いて鳥のムニエルハチミツ醤油
ハチミツと醤油の相性がこれほど良いとは・・・
パラリとふりかけた胡椒がアクセントとなりご飯のおかずにぴったり。鳥の旨みも申し分なし。

付け合わせのサラダも良い。
サラダ茄子は瑞々しく茄子の甘味をダイレクトに感じる。

大和まなの菜の花も、ほんのりかけた塩のおかげで素材の良さを最大限に引き出している。
このほんのり加減が絶妙でこれ以上ふりかけると塩の味が勝ってしまい素材の旨みがぼけてしまう。

ドレッシングでも同様だろう。このほんのり加減の塩気でないと上記に記した大和野菜の旨みが引き出せない。
それにしても見事だ。

にゅう麺も前回同様、本当に薄味なのだがじっくり味わうとこれがまたよい。
雑味がしないで嫌みがないのだ。

古代米の茶がゆは品が品だけにぼそぼそ感が気になるのだが味自体は申し分ない。
塩気はないものの大根の奈良漬と一緒に食べると丁度いい塩梅だ。

デザートに付いてきたミニオレンジシフォンケーキも絶品だった。
オレンジがふんだんに加えられたおかげでジューシー且つシフォンケーキのしっとり感も味わえ何とも美味い。
付け合わせのママレードも皮の苦みと甘味のバランスが良くたまらない。

惜しむらくはたまたま入ったオレンジだった為、常に味わうことが出来ないと言う事か(まあ、どの道しょっちゅうは来れないからあまり関係ないのだがw)

大仏を描いた抹茶オレ(絵はチョコ仕様でこれがまたいいアクセントなのだ)も優しい味で申し分なし。

それにしてもすっかり満足した。ここに来るためだけに奈良に来ても良いくらいだ。
こうなると夜のコースも気になる。予約のみらしいが今度来た時はぜひ夜に利用したいものだ。

2014年5月中旬再訪


まず初めにこのレビューはGWに訪問した時のものだとお断りしておきます。
基本的に1カ月過ぎたものについては記憶もあいまいになるし、抽象的になりがちなので基本的にはレビューしないスタンスを取っているのだがこの店はどうしても形と言うか証として残しておきたいのであえてレビューさせていただく。

開門と同時に特別公開の興福寺「南円堂・北円堂」を拝観した後、ならまちに向かいかねてより行ってみたかった「ニコスタイル」に向かった。
場所に非常にわかりづらくかなり迷ったのだが、人だかりが出来ている町家があったので向かってみるとそこがお目当ての店だった。

開店まで数十分あったが入店待ちのグループとテーブル数を計算するとギリギリで座れそうなので待つことにした。
実際なんとか待たずに座れたがあと一歩遅かったら待たされることになったので非常にラッキーだった。

とりあえず、かねてより決めてあった大和ご飯ランチの大和ポーク(この日はハンバーグ)にミニデザートセットを追加した。
ここはほぼ奈良県内の食材を使う所謂「地産地消」を売りとしており、大和野菜の前菜が評判が良いのと鹿や大仏をあしらったラテが有名なのである(ちなみに俺は鹿の抹茶ラテを注文)。

店員さんに「時間はかかりますがよろしいですか」と確認をとられたがその時間も計算に入れているし何よりここのランチで頭がいっぱいなので考え直す余地は全くない。

少し待つと最初に大和野菜の前菜が到着。

キュウリ(酢の物)と冬瓜と茄子なのだが、キュウリは歯ごたえ、酸味・風味とともに文句なし。冬瓜は甘味があり煮加減も絶妙。
茄子はショウガ風味の揚げびたしなのだが、生姜の味付け、茄子の揚げ加減・浸し加減も非の打ちどころがない。

これはのっけから期待をはるかに上回る美味さだ。

しばらくしてハンバーグと付け合わせの野菜が登場。
ハンバーグはあっさりしていて脂っこくなく女性向きだが味は文句ない。
もう少しジューシーさがあると完璧なのだがそれは好みの問題だろう。

林さんの豆腐(県下では評判らしい)はどっしりしていて美味いしレタスもドレッシングを必要としないほど美味い。

原木シイタケ(十津川だったかな?)も甘味があり美味い。トマトも甘味があり文句なし。

店員さんが丁寧に説明してくれたものをざっとメモったのだがいい加減だったみたいで折角の素材を上手く伝えきれないのが忸怩たる思いなのだが、開き直って進めさせていただく。

次ににゅう麺と茶がゆが出たのだがこれがまた素晴らしかった。

にゅう麺は薄味ではあるがしっかりだしがとれていて絶妙の美味さ。茶がゆもお茶がしっかり浸みこんでいて絶妙の風味である。
塩気が全くないのに物足りなさがない。付け合わせの奈良漬大根がほのかに甘くて茶がゆとの相性が抜群で思わず茶がゆのおかわりを所望してしまった。

すっかり堪能した所でいよいよ、もうひとつの目的である抹茶ラテが登場。

鹿をあしらったラテはメガネをかけたバージョンで登場。俺がメガネをかけていたからと言う粋な演出である。
これは飲むのがもったいないほどの完成度なのだが、抹茶の風味が絶妙でミルクの甘味が強いのに上品で美味い。

ミニデザートのシフォンケーキもほのかに甘く卵の優しい味がする。付け合わせのマーマレードの甘味、苦みと一緒に食すと美味さが増す。

約一時間のスローフード的展開であったが、店員の方の対応も素晴らしく心底から客をもてなそうと言う意気込みが伝わってきて気持ちが良かった。 おかげでゆったりとした至福の時間を味わう事が出来た。

これから奈良に行く時は何を差し置いても訪問しないといけない店である。予約もできるので今度からはゆとりを持って行きたい。

奈良に立ち寄る際はぜひともお立ち寄りください。


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4位

遊亀 祇園店 (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 居酒屋、海鮮)

12回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2023/08訪問 2023/09/26

10年来欠かさずに足を運ぶ店

みつばちとともに上洛するたびに必ず足を運ぶ店がこちらの「祇園遊亀」である。
去年の晩秋にアクシデントで訪問できなかったのを除けば、ほぼ皆勤賞といってもよいだろう。
基本的に最終日前日のメインイベントに位置付けているので、この日の締めに足を運ぶのは言うまでもない。

最寄りのバス停から四条京阪駅まで移動し、現地にたどり着いたのは午後8時近く。この時間なら何とか座れるともくろんだ通り、入り口近くのカウンター席が空いていたので待たずに座ることができた。早速、メニュー表とにらめっこ。夏酒という限定商品が目に留まったので早速グラスで注文。お通しとともに早速いただく。


夏酒

すっきり辛口でいい感じに美味い。これは気に入った。

突き出し

たら?の卵の煮付け&ブロッコリー。味付けは変に濃くなくて美味し。酒が進む。

以下注文した品は御覧の通り


だし巻き玉子(プレーン)

ダシがじんわり浸み込んでまさにだし巻き玉子。たまらんねぇ。ほかにもいくつか種類はあるが、プレーンで十分というかこれ以上いじる必要はない。

とうもろこし天ぷら

コーンの甘味がカラっと揚がった衣と相まって何ともうまい。だし巻き玉子とともにここに来たら必ず注文する逸品。

あと一品、チーズ揚げだったと思うが、メモを取ってなくて確実ではないので言及は避ける。美味かった記憶はある。


当然酒は足りないので濁り酒を追加注文。

濁りさけ

糀感あって美味い。

更に夏酒をお替り。

かす汁

前回、感動したので当然注文。粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。

ラストオーダーとなったがすっかりお腹も膨れたのでここで打ち止め。
ああ、何度来ても素晴らしい店である。


数日前にレビューしたみつばちと共に上洛の際は必ず足を運ぶ店が「遊亀祇園店」だ。もうかれこれ10年通い続けている事になる。最終日の前に心行くまで飲むのが上洛旅行のルーティンである。

コノシマビールを後にして祇園に行く前に油を売っていたら午後8時近くになっていた。いかんいかん。ラストオーダーが近づいてしまう。まあ、この時間に行って座れなかったことはなかったので何とかなるとの思惑通り、カウンター席が数席分空いていたので無事席を確保する事が出来た。

先ずは生中を注文。

ザ・モルツなのでプレミアムではないのだが、私的にはこちらの方がむしろ好みかもしれない。
お通しも美味かった(メモ取ってません)。

以下注文した品はこちら

だし巻き玉子

ここに来たら何はなくとも頼む逸品。いい塩梅で出汁の風味が染み出てたまらない。

しぼりたて

甘いが野暮ったさは缶伊豆これで充分と思うほど美味い。

精米40緑60
かなり締まった味で辛口カテゴリーかな。たまらん。

京野菜盛り合わせ

メモ(酒以外はメモなし)を取ってないので詳細は覚えてないが、これは日本酒でしょ。たまらん。

コーン天ぷら

これも必ず頼む逸品。とうきびの甘味がなんともたまらない。

酒をお替りしてラストオーダーと言う事で締めに鮭茶漬けとかす汁

鮭茶漬け

いい塩梅の出汁で美味し。これで呑める。

かす汁

粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。

すっかりおなかも膨れたがそれにしても素晴らしい店である。今度は並び覚悟でもう少し早く訪れて隅から隅まで注文しまくろうかな。



先日の月ヶ瀬 堺町店レビューで上洛の目的の一つとして甘味処巡りを上げたが、それと並んでこの「遊亀」に足を運ぶのが最大の楽しみである。2012年暮れの初レビュー以来、わずかな例外を除いて欠かさず足を運んでいる店なのだ。いう間でもなく今回もしっかり予定に組み込んでいる。

月ヶ瀬 堺町店を後にして、この日の締めである「遊亀 祇園店」に向かった。着いたのが19時半だったので座れるかどうか不安ではあったが、柱の横の席が空いていたので何とか確保する事が出来た。早速メニュー表とにらめっこし、最初から日本酒の気分だったのでまずは金亀30%とだし巻き玉子を注文。


金亀30%

辛口だが甘みあり美味し

タケノコ煮とたくあん (突き出し)

タケノコの食感楽しめうまし。日本酒とよく合う。

だし巻き玉子(プレーン)

やっぱりここに来たらこれを食べないと。
出汁がしっかり効いて王道のだし巻きと言う感じ。

以後注文したのは以下の品。

40%

スッキリ
美味し

海老芋唐揚げ

ヤバい。ほこほこして柔らかくてたまらん

柚子アクセント これが油のコッテリ感を抑えてる

芋、出汁あじつけ?うまし

生酒絞りたて

甘い。フレッシュ。美味し

しめさば

相変わらずジューシーで美味い。居酒屋でいただくしめさばとしてはトップクラスだ。

締めのかす汁

野菜がたっぷり入り、粕と味噌の味が見事に融合し美味し。

すっかり満足して店を後にした。

実に2年半ぶりの訪問である。上洛する度に必ず寄る店が幾つかあるのだが、その中でもこの遊亀は欠かさず訪問していた。しかし、前回は最終日に店の前まで訪れたものの、満席(しかも数組待ち)で時間が読めず断念する羽目になり、13年暮れ以降の旅行で初めてスルーしてしまう事となった。


と言う事で今回は何としても足を運ばねばならない。寺社巡りを終え、三条京阪駅で友人と待ち合わせ18時半頃に店の前に到着。この時間だと先ず座れないだろうなぁと思ったのだが、なぜか数席分空いている。なんてついているんだろう。奥のカウンター席に案内され取りあえずビールで乾杯しながらお通しをつまむ。

お通し

前まではなかったのだが、まあいいか。赤こんにゃくとキャベツ等の和え物だったと思うが、胡麻油の味付けがよく酒進む


以後注文したのがこちらの品

蓮根のてんぷら

蓮根特有の食感がたまらない。揚げ加減も良くビールとよく合う。と言う事でビールを追加注文。

甘露煮

甘しょっぱいが酒すすむ。これは日本酒だろう。

万願寺唐辛子

苦みと程よい辛さが何ともイイ感じ。

揚げ出し豆腐

美味い。豆腐も出汁も揚げ加減も最高。


日本酒

純米大吟醸金亀黒

ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2本注文。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。

玉子焼き

出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。


トウモロコシのかき揚げ

やはり、これを頼まなければ始まらない。トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。

閉店時間になったため店を後にしたがやはりここは最高だ。


堀川鳥岩を後にして、徒歩で前回ふられた酒場 井倉木材へ向かった。しかし今回も立錐の余地ない混雑ぶりで断念せざるを得なくなった。

気を取り直し徒歩で祇園に向かうがしかし雨も手伝って寒い。数十分かけて何とか辿り着いたが、果たしてすんなり座れるかどうか? しかし、思いの外空いていて拍子抜け。

因みにこの店に来るのは15回目のようだ。上洛した以上、この店に寄らないと言う事はあり得ない。おかげで新規開拓がその分滞るがそんなことはどうでもよいのだ。

さて、メニュー表と短冊とにらめっこしながらとりあえずビールとポテサラ。
と書いた所でメモを取ってない事に気が付いた。記憶と写真を頼りにレビューしていこう。

ポテサラ

あっさり系だが本格的でビールとよく合う。

玉子焼き

だし巻き玉子だが、焼き加減も申し分なく出汁の旨味がジュワっと感じられたまらなく美味し。
ここに来たら必ず頼む逸品。

さばのきずし

ジューシーで限りなく生に近い感じ。日本酒とよく合いたまらん。

かす汁

値段の割(確か200円だったような)にたっぷり入っていてこれだけでつまみが完結する感じ。
酒が進んで危険だ。

日本酒はかなり呑んだ気がする。辛口・甘口もすっきり系で私好み。

さて、すっかり酔いが回り満腹中枢も侵されてきたのでこの辺で打ち止め。
このレビューを書いている現在はコロナ第二派の到来でGOTOトラベルどころじゃなくなってきた感がある。果たして今年は上洛が叶うのか・・・・



加茂みたらし茶屋を後にして徒歩で祇園に向かった。
これからこの日の最大のお目当てであるこちらの店へ行くのだが、上洛する度に欠かさず足を運び続けている店である。数えてみると14回目の訪問になるが、新宿に足を運ぶと必ずBERGに行くのが不文律になっているのと同様、京都に足を踏み入れたからにはここに寄る権利と義務があるのだ。

その分新規開拓は進まないが、それをおしても通いたいほど魅力のある店なので後悔はしていない。
さて、あちこち道草したおかげで店の前に着いたのが19時半。この時間は混雑するので覚悟はしていたが、案の定数名ほどが店内で待機していた。

まあ、しゃーない。しばらくしたら空くだろうと待っていたら、10数分ほどでカウンター席に着くことが出来た。

取りあえずビールとポテサラ(写真なし)で乾杯。

ポテサラあっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨みが主張しビールによく合う。

続いて鱧落とし

夏場の京都の風物詩。やはりこれを食べなきゃうそでしょ。

安い店だとぼそぼそして食えたもんじゃないが、この店のは淡泊だが力強い鱧の風味と梅タレがマッチし美味し。

ビールをさらにお替りし次は蓮根と海老しんじょのはさみあげ

蓮根の歯ごたえと旨味と海老しんじょが思った以上に相性が良く揚げ物のコク、クリスピーさが旨味を引き立てる。


トウモロコシのてんぷら

ここに来たら必ずこれを注文する。とうきびのあまみがガツンと主張したまらなく美味し。

タコのてんぷら

美味し。

日本酒を数種注文。

銘柄は忘れたが辛口系、甘口系どれも旨し。

そうこうするうちに閉店時間が近づいたが、心行くまで飲んだので後悔はない。
すっかり満足し店を後にした。
堀川鳥岩を後にしてこの近辺にあるもう一つのお目当ての店があったのだが、店内は立錐の余地がなく泣く泣く断念した。仕方ない。こうなったら直接「遊亀 」へ行こう。

この店は食べログを始めたと同時に足を運び始め、上洛する度に通い詰めているお気に入りの店なのだ。もうかれこれ10数回は行ってるはずである。

何故か、店に着いたのは確か八時半くらいだっただろうか。堀川方面から歩いたので距離はあるのだが、これほど時間がかかったのかはよく覚えていない。

取りあえず店内に入ったが生憎の満席。まあ、よくある事だがいつもはタイミングよく入れ替わるので待ち惚けを食らった記憶はない。しかし、この日は中々空かず結局20分近く待ったような気がする。

漸く呼ばれ座った席が角っこで何とも狭く感じた。いつもはそんな風に思ったことはなかったのだが、なんか落ち着かない。

気を取り直して取りあえずのビール。

以下頼んだ品はこちら。

玉子焼き

出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。

なすび焼き

これも焼き加減が良く素材の甘味、旨味をしっかり感じる。

トウモロコシのかき揚げ

トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。

純米大吟醸金亀黒

ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2合ほどのんだだろうか。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。ああたまらない。あっという間にラストオーダーになってしまったので物足りなさはあったが、酔いも回ったのでここで打ち止め。

大満足で宿泊先のホテルへ向かった。3日目編おしまい。


新福菜館 府立医大前店を後にしてそのまま鴨川を南下。腹ごなしに三条~祇園界隈をブラついた。だいぶこなれてきたところでいよいよメインのこの店に向かった。

この遊亀 祇園店。5年前の夏に初めて訪れて以来、上洛のたびに欠かさず通い詰めている。食べログ的皆勤賞と言ったところだ。数えるとこれで12回目の訪問である。

滋賀の造り酒屋直営なので酒が安くてつまみもそれなりにリーズナブル。祇園という立地で奇跡的な店と言っても言い過ぎではない。

20時過ぎの訪問だったが、この日はあいにく満席で一組程待機が居た。
まあ、それなら待つかと店の入り口にある椅子に座っていると程なくして席を確保することが出来た。

早速、ビールとポテサラ、きずしを注文。

ポテサラはオーソドックスでビールによく合う。

さばきずし

程よい酢の締め加減でジューシーさを保っている。美味し。

さて、日本酒でも頼むかと思っていると店長から「お久しぶりですね」と声掛けされた。
年に数回しか足を運んでなくてもしっかり覚えてるもんなんだなぁ。こういうのが嬉しいんですよ。

少々会話した後、賄いようのだし巻き玉子をサービスでいただく。

ああ、出汁が程よく効いてこれぞだし巻き玉子。酒のつまみに最高。

以下頼んだ品はこちら。

酒ハイボール

日本酒のハイボールだがすっきり爽やかでお薦め。

茶70

日本酒。ねっとりした風味で美味し。

40生原酒

こちらは一転してすっきり系で切れがある。美味し。
流石この店最高峰の酒だけの事はある。

合鴨塩焼き。

癖がなく美味し。

すっかり酔いが回ったのと閉店時間が迫ったので打ち止めにしたがやはり何度来ても最高だ。
次の上洛でも当然足を運ぶ所存である。



今更ですが、去年の夏の上洛紀がまだ残っているので記憶に残ってるうちにUPしたいと思います。
紫野和久傳 堺町店を後にして、寺町通りに歩を進め船はしや総本店でいつもの豆菓子を購入した。夕暮れの鴨川沿いを散歩し、祇園界隈をぶらついてある程度酔いを醒ましたところで本日のメインイベントであるこちらの店に向かった。

やはりこの遊亀に来なければ京都(祇園)に来た気がしないが、果たして席は空いているだろうか?
20時前ということもあり店内は大盛況で数人の待ち客が居たが、程なく入れ替わったのでさほど待たずにカウンター席(一階席はカウンターしかないのだが)に座ることが叶った。

先ずは取りあえずのビールでのどを湿らせ刺身を注文した(メモとってなかったので割愛)。


焼きナス

素材の甘味と炭火焼きの芳ばしさ、醤油、しょうが、ねぎ、茗荷の薬味のバランス最高。
ビールにも日本酒にも合う。

もろこ唐揚げ

琵琶湖の看板。頭から丸ごといける
。苦味と白身のたんぱくさ、揚げかげん、抹茶塩のバランス岩壁。マジお薦め。

トウモロコシのかき揚げ

とうきびの甘味が引き立ち何とも美味し。ここに来たら必ず注文する定番。

原酒ロック。

甘味系だが、日本酒の美味みりきだす。

金亀藍

甘めだが、すっきり。つまみと相性よし。

すっかり酔ったところで打ち止めにしたが、やはりここは外せない。
次の上洛が待ち遠しい。

へんこつを後にして向かった先は遊亀 祇園店。
この店はレビューを上げる都度触れているが、2013年の初訪問依頼、上洛する毎に欠かさず足を運んでいる店でこの日の訪問でとうとう二けたに達したほどである。

人気店だが、午後9時辺りになるとカウンター席がぽつぽつ空くのでその時間帯に合わせての訪問だが、この日も数席分空いていたので無事席を確保することができた。

早速メニュー表とにらめっこするが、なぜか中身が英語表記で「????」と店員を見返すと「すみません。なんでこんなまちがいしたんだろ・・・」と恐縮された。どうやら外国人観光客と勘違いしたようだ。

周りを見ると過半数が外国人観光客である。平日の昼間に有名どころを訪れるとほぼ外国人で占められているが、それにしてもこの店を選ぶなんてなんてお目が高いのだろう。感心しつつ、先ずは生中とだし巻き卵をを注文。

だし巻き卵。

最近これがお気に入り。出汁がジュワっと玉子に染みこみ、玉子の旨味と見事に融合している。

その後追加注文したのは以下の品。

のど黒一夜干し

ジューシーで美味い。

白エビのかき揚げ

これも美味い。

金亀桜ともう一つの銘柄(名前失念)

それぞれ純米酒だがすっきりかつ濃厚で美味し。メモを取り忘れたので具体的な表現が思い出せず汗顔の至りだが、やはりここは何度来ても素晴らしい。ラストオーダーを過ぎたのでこれで打ち止めとなり後ろ髪を引かれる思いで店を後にした。

上洛3日目編続く。


先斗町 百練を後にして向かった先はこちらの店。
上洛したからにはやはりここで締めなくては締まらない。3年半前に初めて足を運んで以来、今回で9回目の訪問になる(食べログ的には2回とカウントされるようだが)。

お陰でその分、新規開拓がおろそかになるが、本当に行きたい店に行く事こそあるべき姿なので無問題である。
さて、店に着いたのは午後9時半を周っていたが、目論見通り数席分空いていたので難なく席を確保する事が出来た。

先ずは生中とサバのきずしを注文。

サバのきずし
ジューシーで酢の酸味加減はあまり感じられずサバそのものの味を堪能できる。
締まりがあり、ビールと良く合い美味い。

以下、注文した品はこちら

出汁巻き玉子

出汁がいい感じに染み込み滋味あふれる美味さ。
出汁加減、焼き加減最高で正にTHE出汁巻き玉子といった逸品に仕上がっている。お薦め。

原酒絞りたて

正に造り酒屋経営だからなせる逸品。
甘いが、癖なくすっと入る。美味い。確か\290だったと思うが、祇園新橋でこの値段、しかもこれだけの量をいただけるのだから素晴らしい。

ほやのこのわた

ほの苦さ。ほやだけあって癖はあるが酒のアテには最高。ほんのり柚子(たぶん)のかけらが加わりアクセントになっている。

長寿金亀黒

日本酒。甘いがこちらの方が締まった味。前出の「原酒絞りたて」はこれに比べるとだらしなく感じる。
それほど完成度が高いと言えよう。

さて、ラストオーダーの時間が過ぎ閉店が近づいたのでお暇したがやはりここは素晴らしい。
上洛の際にここに来ないのはもはや罪だな。こんな店が近所にあったら一週間に一度は入り浸るのにとすっかり酔った頭で妄想しつつ、店を後にした。

上洛2日目編おしまい。


茶菓円山を後にしていよいよ、18きっぷの旅の締めの店へ向かった。
締めと言えば、何と言ってもこちらの店である。3年前の夏に訪れて以来、上洛するごとに必ず訪れるのが言わばルーティンとなっている私にとって欠かせない店の筆頭格だ。

現地に着いたのが口開け早々だったので余裕で座れると思いきや、ほぼ9割がた埋まっていてかなり焦ったが無事席を確保することが出来た。
独り客の最大のメリットってこれだよなと独り語ちつつ、早速生中とポテサラを注文し、この後のメニューの組み立てに思いをはせた。

以後頼んだ品はこちら。

賀茂茄子揚げだし

言わずと知れた京野菜。巨大な茄子の半分程が提供されるだけあってボリューミー。
揚げ加減、絶妙の出汁加減でビールが進む。

ハモのしそ揚げ。
ホコホコしたはもが紫蘇と出会う事により1+1が3にも4にも広がる。
梅ソースが絶妙。やっぱりはもにはこれだよね。

山ゴボウ、エリンギ、しば漬け(漬物盛り合わせ)
特にエリンギが最高に美味い。甘めの味付けが素材の旨み引き出す。

トウモロコシの天ぷら

コーンの甘みと揚げ加減が絶妙。やはりこれは絶対に頼まねば。

鶏の塩焼き

正に王道のうまさ。鳥のジューシーさ旨みを十全に生かしている。

飲み物。

金亀黒

甘味が口腔内を優雅に広がりたなびく。これはいい酒だ。

後は生中を一杯おかわり。日本酒ハイボールを頼んだように記憶しているが味は正直覚えていない。

多いに呑んで食べ、すっかり満足して店を後にした。この後、ホテルに荷物を取りに戻りその足で京都駅へ向かい、電車を乗り継ぎ岐路に着いたが、こういう気ままな旅はもう出来るのだろうか?いずれにせよ、また足を運んで心行くまで楽しみたいものである。

青春18きっぷの旅おしまい。

2016年8月下旬再訪

もみじを後にして本日のメインであるこちらの店に向かった。3年前の夏に初めて訪れて以来、欠かさず足を運んでいる程お気に入りの店である。

なんだかんだで店に着いたのが21時過ぎなのだが、却ってそれが幸いしたか待たずに席を確保することが出来た。
というか、考えてみるといつも座れるのは大方平日のこの時間故なのかもしれない。

先ずはポテサラと生中を注文。
ポテサラはマヨの風味がいい塩梅でビールによく合う。

続いて京地鶏。身が締まり皮もしつこくなくて美味い。これは頼んだ甲斐があった。
この後、いつも注文するコーンのてんぷら。トウモロコシの甘みと揚げ加減が絶妙でビールが進む(おかわりしました)

更に鱈の白子を注文するがこれは一寸しょっぱいというかくどかったかな(それでも充分美味いのだが)。
酒は原酒ロックを追加注文したが、正に日本酒のロックという感じですっと抵抗なく入ってしまう。

流石に腹が膨れたのとラストオーダーになったので打ち止めにしたがやっぱりここは最高だ。
ああ、またここで心行くまで呑みたいなぁとひとりごちながら店を後にした。

2016年5月上旬再訪


仙太郎 本店を後にして四条河原町から市バスに乗り向かった先は祇園界隈。
いつもなら、徒歩で向かうのだが、この日は前回レビューで書いたとおり生憎の雨模様と身体が疲弊しきっていたので無理せずバスを使用した。

京都駅に降り立ったときからこちらの店に来ることは決めていた。
2年前の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず立ち寄る店だ。

この日は開店直後と生憎の大雨という事もあり、席に余裕があったので待たずに座ることが出来た。
早速、生中と一寸奮発してはも落としを注文。

はも落としは美味かったものの、さほど記憶に残っていない。
その後頼んだ品は以下の通り。

秋カマス炙りつくり(写真なくてすみません)
脂乗り具合、炙り加減文句なし。
身のしまり加減も最高。

長寿金亀50

麹薫る風味がたまらない。癖がなく美味い。

玉ねぎ青紫蘇天

塩気が強いものの、玉ねぎの甘み、青紫蘇の風味が相まって美味い。

約一時間程滞在しただろうか。
すっかり堪能して店を出たが、今度はいつものように泊まりがけでマッタリと訪問したいものである。

最終日編続く

2015年9月上旬再訪。


百練を後にして四条通を歩き、祇園新橋のこちらの店に向かった。
時刻は午後9時前だが、「今日は座れるだろうか?」と不安にかられつつ店に入ると立錐の余地のない満席。

この時間だから大丈夫だろうとの経験則はあっさり打ち砕かれた。
しかし、丁度入れ替わりで2人組の客が帰り支度を始めた為、さほど待たずに座ることが出来た。うん。今日はツイてる。

それにしてもこの日の客層には驚かされた。ほぼ7割から8割弱は欧米人(白人)なのである。
いやはや。去年からその傾向はみられたものの、それでもせいぜい2割いればよい方だったのだが、この変貌ぶりには驚かざるを得ない。

無論、わが愛する京都が外国人も魅了しているわけで非常にうれしいのだが、それにしてもまさかのアウェー感漂う空間にただただ茫然とするばかり。

気を取り直しメニューを眺めるが、百錬でいささかこってりしたものを頼んでしまったため、あっさりしたものがほしくなりとりあえずビールと冷奴を注文。

冷奴は普通に美味いが、これだけでは当然物足りないので鯛の子という鯛の卵を煮たものを注文した。
これが癖がなく、出汁も京都らしくあっさり加減でいい感じだ。さらにゆずが隠し味となり旨みを引き立てる。

この後は野菜の粕漬け(まさに野菜の粕漬けといった感じだ)を注文し、原酒ロックと一緒にいただく。
原酒ロックは癖がなくすっと入るので日本酒がさほど好きでない人でも良いかもしれない。

すっかり満足して店を後にして、烏丸にあるホテルへ徒歩で戻った。

上洛2日目編終了、次は上洛最終日編にこうご期待。

2015年5月中旬再訪


無鄰菴を後にして、向かった先は京都のみならず全国的に名高いうどんや山元麺蔵
午後4時半だったのでこの時間ならもしかして並ばずに入れるのではという一縷の望みで訪れたのだが、そのはかない期待はあっさり打ち砕かれた。少なく見積もっても20~30人は並んでいる。

こりゃ、ダメだと早々にあきらめ、そのまま徒歩で青蓮院→丸山公園を抜け八坂神社から祇園新橋に向かった。
旅先の締めとして取っておいたこちらの店である。

去年の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず訪れているお気に入りの店なのだが、今回初めて最終日の利用となる。
開店からさほど経ってないにもかかわらず盛況であったが、数席分空いていたので無事確保することがかなった。

まずは早速、生中(モルツ)とサバのきずしを注文。

モルツのどっしりとしてそれでいて軽快な飲み口が何とも心地よい。

サバのきずし

小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き(最初のレビューのコピペですw)。

続いて酒(純米熟成酒 金亀)の燗酒

京都、滋賀それぞれで一軒のみしかいない杜氏さんが作った手搾りの酒だそうだ。
なるほど。確かに美味いが燗をすると癖が出てしまうのでこれは冷酒で行かないと感じた。

ふぐの唐揚げ

淡白ながらタレと九条ネギの愛称が良く中々美味い。

アンコウの唐揚げ

これも淡白ながらほっこりと濃厚なうまみが感じられ絶品だ。
軽く塩で味付けしてあるのだが、別皿のタレにつけるまでもなくそのまま行けるしその方が旨みを引き出せる。

原酒ロック

先程の酒を冷でいただこうと思ったのだが、これも面白そうなので注文。
ロックだが、癖がなくすっと入る。やはりここの酒は冷酒でこそ真価が発揮される。

続いて若狭や丹後の郷土料理であるへしこを注文。
へしことはサバを塩でふり、ぬか漬けにした食べ物らしいのだが、それだけになんともしょっからい。
旨みは当然あるものの、これ数切れでどんぶり飯食べられる位の強烈さだ。

日本酒のアテとしては申し分ないが、いかんせん量が多いだけに持て余す。
なので締めとしてちりめん茶漬けと一緒にいただくことにした。

茶づけは出汁が利いて美味いし、案の定、へしこと相性が良くいい感じにいただけた。
そうこうしているうちに帰りの時間が迫りつつあったのと、まだ寄らなくてはいけないところがあったのでここでお勘定し店を後にした。やはり、京都に来た以上この店抜きには考えられないが、今度は最終日前日に訪れてマッタリしたいものだ。

錦秋の関西 上洛編続く 

(2014年11月下旬再訪)


岡山から山陽線で姫路行きの電車に乗り、姫路からそのまま京都まで約3時間あまり、21時に京都駅へ到着した。
その足で四条河原町のホテルへチェックインし、シャワーを浴びて祇園のこちらの店へ向かった。


去年の夏に初めて訪れて以来、上洛するたびに必ず足を運ぶ程もはやなくてはならない存在になっている。
店に着いたのが22:00ちょっと前だったと思うが、程良い感じの込み具合だったので何なく店の正面のカウンターに陣取る事が出来た。

先ずは軽く生中と枝豆を注文。

以下、今回頼んだ品はこちら。

鱧のてんぷら

相変わらずホコホコしてしまった味が何とも美味い。
やはり夏場は鱧にちなんだ品を行きたいところだ。

のどくろ一夜干し

これも美味かった。
脂の乗り具合、一夜干しのジューシーさ、すべて文句ない。
丸ごといけてしまうのがいいところ。

夏の食材てんぷら盛り合わせ

美味かったがイマイチ記憶がない。
メモ残さないとこのようなものが出てきてしまうのが痛い所。

蛸のてんぷら

尾道の瀬戸田(しまなみ海道)で食い損ねたので思わず頼んでしまったが、蛸のぷりぷりさと衣の揚げ加減の相性が良くビールが進む。「瀬戸田の敵を祇園で」と言ったところだ。

ウズラの塩焼き

これは野趣あふれる味で美味いのだが、どこかくどくて一度食べればいいかなあ。

日本酒も甘口を頼んだが、安酒だったのが災いしたかイマイチだった(前回のにしとけば文句なかったのに・・・)

さて、今回もすっかり堪能した。
今度は晩秋時を予定しているがこの時期の利用は初めてなので今から楽しみである。

(2014年7月下旬再訪)


ホテルでの洗濯が終わり、いよいよ今日の本命であるこちらの店へ向かう。
去年の夏、初めて訪れて以来ここの味が忘れられずこの日が来るのをどれほど待ち望んだ事か・・・・・・

祇園新橋の立地にありながら、値段はリーズナブルでなおかつクオリティが高いと来れば人気が出ないわけがない。
ホテルにいったん戻る前に店の前を通ったのだが既に立錐の余地のないほどの大盛況であった。

しかし、私が訪れた時は(午後9時辺りだったか)何席か空席があったので無事席を確保できホッと一安心。
先ずはとりあえずビールとポテサラを注文。

ビールはモルツなのだが、プレモルやエビスより軽快な飲み口なので個人的にはもっとも好みの味だ。

ポテサラ

マヨネーズのくどさがなく、あっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨み、キュウリのさっぱり加減が最高。
木の芽(ハーブ系だと思うが)の葉がアクセントになっている。

以下頼んだ逸品

生麩の揚げだし

これが絶品!生麩のモチモチ感、ほのかな甘みが何ともたまらなくたっぷり降りかかった鰹節と揚げだしの出汁よく合う。
またこっそり隠れているミニ万願寺とうがらしの揚げ加減も絶妙で苦みが何とも美味い。

茄子焼き
茄子の甘味が絶妙でそれだけ焼き加減が素晴らしいと言う事なのだろう。
茄子好きにはたまりません。

鯖のきずしとコーンのてんぷらについては前回レビューを読んでいただきたいがあいかわらず絶品であった。


海鮮の串揚げ

メモを取ってなかったので詳細は失念したがえびのぷりぷり感が何ともたまらず他の品もどれ一つとして外れなく美味かった。

純米酒
前回頼んだ日本酒が辛口で口に合わなかったので甘口系を注文したのだがこれが何ともまろやかで飲み口すっきり。
今度行った時もこれを頼もう。

さて、今回もすっかり堪能した。京都に来たら絶対に外せない店である。
酒好きならばぜひ一度行ってみてください。損はさせませんよ。

(2014年5月中旬再訪)


1年ほど前に買った京都の居酒屋特集の雑誌を読み返していると、丁度この店が引っ掛かった。
これは良いかもしれないと食べログで検索した所その予感は的中。なんで買った時にスルーしてしまったのだろう・・・・・・

まあ、過ぎたるは及ばざるがごとし。未知の店だけにそれだけ楽しみが増えるじゃないかといい聞かせながら、とりあえずここで絶対に外せないメニューを調べ上げ頭に叩き込む作業を行いつつ来るべき日に備えていたがこの日ようやく叶う事となった。

友人と別れ、ホテルに戻りシャワーを浴びて一息ついた後、お目当ての店がある祇園新橋に向かった。
店は予想通り盛況ではあったが、カウンター(てか、テーブル席は見当たらなかったが)に運よく一席分空いていたのでそちらに案内される。

とりあえず生中と牛筋煮込みを頼みながらお店のメニューをひとしきり眺める。

牛筋煮込み
味噌の甘味と牛肉、薬味の九条ネギのマッチングが絶妙でビールが進む。
滋賀県の造り酒屋が経営してるせいか、こんにゃくは赤こんにゃく(近江八幡名物)なのだがこれも中々イケる。

鯖のきずし
これは絶対に外せないと思っていたが期待に違わぬ美味さであった。

小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き。

これは日本酒行かないとなぁ(なんせ滋賀の蔵元直営だし)と安めの純米酒(名前失念)を注文。
少し辛めで刺激が強い感じがして俺好みではないのだがこれはこれで美味いしきずしとの相性は抜群だった。

モロコ唐揚げ
琵琶湖に生息する小魚でこれはかねてより一度食べてみたかった。

淡水魚だけに脂身がなく淡白なのだが唐揚げにすると味が引き立つ。
一緒に着いてきたポン酢との相性もぴったりでビールが進む。

さいぼし
牛肉(本来は馬肉なのだがこちらは牛肉だった)の燻製なのだが素材の旨みを最大限に引き出し燻し具合も絶妙でこれもビールによく合う。

マツタケと鱧のてんぷら

やはりこの時期の京都に来て鱧を食わないわけにはいかない。

マツタケはそれほど印象にないが鱧は淡白ながら濃厚でホコホコしててんぷら種としても最上級の美味さだった。

トウモロコシのてんぷら

トウキビの甘味が半端ない。またてんぷらにすることでその甘味と素材の良さが更に引き立てられ美味い。


かなり頼み過ぎた感はあったがビールを数杯(何杯かは失念)呑んで日本酒を頼んで¥5000なのだからコスパは良い(素材の質は良かったし)。

またひとつお気に入りの店を見つけてしまった。上洛する毎に入り浸るつもりなのだが地元にあったらなぁとないものねだりをしてしまう今日この頃である。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

華野果市場 (本川越 / かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/11訪問 2013/11/24

嬉しいサプライズ

今週末、慈光寺の紅葉を見に行く際に鯛焼きでも食おうと立ち寄った。
日中はぽかぽか陽気だったのでカキ氷でもあったらなぁと思いつつ、店内に入ると目の前にいた客がそのカキ氷を手にしているではないか。

「マジっすか!」驚いて尋ねるとどうやら通年営業するようである(土日のみ)。
これはうれしいサプライズだ。お目当ての氷はほぼ販売を終了していたのだが、前から目を付けていた極うまブルーベリー&グレープはまだメニューに載っていたのですかさずそれを注文した。

待っている間にピザ(あぶらみそ)の試食を勧められたのでいただく事にする。
うん。これは良いかもしれない。初めはノーマルなピザという感じなのだがあとから味噌の風味が追いかけてきて、香ばしい味噌の旨みがじわっと来る。今度来た時はこれも注文してみよう。

そしていよいよ本命の氷が完成。
ブルーベリーの濃厚で鮮烈な旨みが練乳と相まって何ともたまらない。グレープは補助的な感じだが流石に相性は良く程良くマッチしている。

それにしても阿左美冷蔵 金崎本店といい、慈げんといい、レベルの高い店が通年営業してくれているのでわざわざ東京まで行かなくてもこの3店舗だけで自己完結してしまう。しかもここの店は地元みたいなものなので本当にありがたい。

さて、本来の目的は鯛焼きだったのだがこれはどうやら平日のみのようである。
しかし考えてみれば平日は鯛焼き。週末はカキ氷&ピザと楽しみを分けられるので却って有難いのかもしれない。

ちなみに店内には無料でソフトドリンク(ペットボトルが常温で置いてある)のサービスが受けられる見たいなので(さすがに注文しないときついと思うがw)ピザを注文した時はありがたく頂こうと思っている(カキ氷とは相性合わないしね)

次は「かぼちゃミルク氷」でも行ってみるかな。
(2013年11月上旬再訪)


昨日、店の前を通ったらカキ氷の看板が出ていたので思わず寄ってしまった。
店員さんに聞いたらどうやら来週(天候次第だが)まで継続するらしい。松月氷室の天然氷を使用したカキ氷を安価で食べられるのだから、食える時に食っておかねばなるまい。

メニューはだいぶ少なくなったものの先週は売り切れていた生イチゴミルクがあったので早速注文。

シロップをかけた上に更に氷を敷きつめふたたびたっぷりシロップと練乳をかける二層構造。
ひと匙口に含むと鮮烈なイチゴの風味が広がる。これは美味い。

たい焼き なみへいのイチゴシロップはフレッシュなジャムだったのだが、こちらはイチゴジュースのシロップと言った方がいいのかもしれない。前者を超える味はそうそうみつからないと思ったがこちらもひけをとらない(洗練度は前者が上だが)。

これはいい。練乳が混じる事によりまさにイチゴミルクといった感じでお互いを高め合っている。

来週からは鯛焼きも登場するそうだ。これは楽しみである。ピザも始めたようなのでこちらも試してみたいものだ。

(2013年10月19日再訪)


先日の連休に再訪しました。
もうそろそろ、ここの氷も終了する頃なのでこの週末を逃すと来年のGW辺りまで待たなければいけなくなる。

バタバタしていたので店に着いたのが午後4時位となっていたが相変わらずの盛況ぶり。
こないだのように生ハチミツレモンにするか迷ったものの、かねてより気になっていた杏仁フルーツを注文した。

これはまさに杏仁氷そのものだ。ふわっとした氷との相性も抜群で文句なく美味い。ふわふわの氷の食感がこの味を否が応でも引き立てる。

食べ進めていくと中に生パインが入っているのだが酸味・甘味共に中々のものだ。

すっかり堪能した。来年まで食べられないと思うといささか寂しい(正式に終了かどうかは自信がないので店舗に確認ください)。

(2013年10月中旬再訪)


カキ氷もそろそろ食べておかないと行く店も限られてくるなぁと思いつつ、何気なく食べログを覗いているとこちらの店が移転した事を知った。 川島に移ったことで家からは遠くなったが、天候も秋めいてきた事もありチャリンコを漕ぎながら早速訪問する事となった。

他のレビューアーさんの情報によると「レモンハチミツミルク」も復活したらしい。
これは去年の今頃、初めて食べた際非常に感激した逸品なので俄然、モチベーションは上がってくる。

自宅から約50分、セブンイレブンと山田うどんのある交差点に差し掛かるとその先に八百屋が見えてきた。
そこからみる限りでは行列は出来てなかったのだが、いざ店内に入るとイートインスペースは一杯で売り場にはカキ氷を求める客でごった返していた。 メニューそのものも数ヶ月前と比べてかなり増えている。

しかも、俺の眼前でメロンを半分に切った上にカキ氷を載せシロップをかけた氷を売っているではないか!
ハチミツレモン氷と固く決めていたはずの俺の心は脆くも崩れかけていた。

しかし、行列緩和の為に氷を少なめに削る為¥100引きで提供してますとの張り紙を見て、「ああそうか、これならハチミツレモンを食べた後、次の氷に行けるなぁ」と思いなおし初志貫徹。「レモンハチミツミルク」を注文した。

ひと匙口に含むとレモンの酸味が広がり、その後ハチミツの甘さが追いかけてくる。
これは美味い。レモンの強烈なまでの酸っぱさ、ハチミツのモッタリした甘さがこの2つが融合する事により見事に洗練された味に昇華している。これだけのシロップはそうそうお目にかかれるものではない。

上にかかってる練乳は個人的には必要ないと思うが、それでもこれがある事によりマッタリとした味わいが得られるので蛇足ではないのだろう。氷の削り具合もふわふわで口溶け感も申し分ない。

夢中で食べ終え満足感はあったものの、他にもかなり気になるメニューがあったのでその中から塩パインを注文した。
これはまさにパインだ。パインを氷に閉じ込めたらこうなる感じである(ただ、当方がバカ舌なせいもあるが塩加減は感じられなかった。)

パインシロップにかかっている果肉の甘さとシロップのほのかな酸味が相まって何とも美味い。
途中まで食べ進めた所で店員さんが「良かったらヨーグルトをかけて食べてみてください」との事なのでお言葉に甘える事にする。

無糖のヨーグルトなのだがこれをかける事によりまろやかになりクオリティが増しこれはこれで美味い。
ただ、素材そのものの味で充分勝負出来ているのだから俺としては今のままで良いと思う(ブルーベリー系ならいいかも。)

それにしても美味かった。吉見時代、最初に訪問した時に比べても格段に実力は増してるし今後が楽しみである。
出来れば平日もやっていただけたらありがたいのだが・・・・(一日だけでもね)


  • 生イチゴミルク
  • ハチミツレモンミルク
  • 塩パイン

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6位

BERG (新宿、新宿西口、新宿三丁目 / カフェ、ビアバー、パン)

6回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2018/05訪問 2021/09/04

早くここでホットドッグ片手にエーデルピルスが呑みたい

既に2か月前の訪問になりますが、忘れないうちにレビューしたいと思います。
さる日の休日、久々にBERGに行こうと思い立った。この時期は再び、感染拡大傾向にあったものの、まだ緊急事態宣言には至っておらず酒類の提供も問題なかった。

どうせ一人だし、BERGは間仕切りもして入店時間は30分以内となっているし、まあなんとかなるだろう。そう判断し、早速湘南新宿ラインに乗り新宿駅に向かった。

東口改札口を降りたルミネ地下にあるこちらの店は盛況ではあったが、思ったほど列もなく、テーブル席こそ埋まっていたもののカウンター立ち飲みスペースにはだいぶ余裕がある。良かった。

並んでいる間に何を注文するか思考を纏める。約8か月ぶりなのでどれも食べたいのだが、こういう時こそシンプルに今もっとも食べたいものを食べるに限る。と言う事で定番のジャーマンセットにビール(黒ラベル)をつけ、更に去年あたりから力を入れているジビエメニューから鹿メンチカツをセレクト。

カウンタースペースに陣取り早速いただく。

ジャーマンセット(味の感想は変わらないのでコピペにて失礼します)

ライ麦パン フランスパン

噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。

レバーペースト

レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。

ポークアスピック

ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。 

ベーコン

ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。

ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。

ビールもたまらん。

更に限定販売のソラチも追加。
メモ取ってないので詳細は言えませんがたまらなく美味し。

鹿メンチ

しつこくなくオーソドックスに美味し。

そうこうしているうちに時間が迫ってきたので後ろ髪を引かれる思いで後にしたが、早くここでホットドッグやジャーマンセットを肴にエーデルピルスが呑みたい。
シネマートで「タクシー運転手」を鑑賞した後、早速いつものBERGに足を運んだ。
やはり新宿に来てここに寄るのは義務であり権利である。

先ずはホットドックセット(ポテトとビールが付く)を注文しビールは黒ラベル。

黒ラベルは最初の一杯が美味い。

ホットドック

前回のコピペで済まさせていただく。

ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。

その後、ハーフ&ハーフとミックスナッツ、クラフトビールを注文。

ミックスナッツは¥180で量たっぷり。これだけでつまみは完結してしまう。

クラフトビールは松本のメーカーとどこかのコラボのようだ。

所謂IPA系のフルーティな味わい。美味し。

最後にプリンを注文したが、これもどっしりとした甘みと玉子の旨味で最高。

やはりBERGは何を食べても飲んでも美味い。出来たら毎週入り浸りたいと思いつつ、次なる店へ向かった。



逗子駅を後にして、お目当てのBERGがある新宿駅に向かった。
蒲田で降りようかと思ったが、半年ご無沙汰なのと、月一限定の骨付きハムが食べられる日ということで後者を選択した。

東口中央改札を降り、現地に辿り着くと思いの外行列ができておらず拍子抜け。
レジカウンターでホットドックビアセットとお目当ての骨付きハムを注文し、立ち飲みカウンターエリアへ。


ホットドッグビアセット

ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。

骨付きハム

お目当てのハムは噛めば噛むほど肉肉しくて最高。無論、ビールも進むが今度はワインと一緒にやってみたい。


ハーフ&ハーフ

美味し。

ここで奇跡的にテーブル席が空いたので移動。以下注文したのはこちらの品。

エーデルピルス

エビスとはまた違った美味み。こちらの方が爽やかな感じ。

黒エビス

ああうまい。これほどうまい黒は初めてじゃないだろうか。たまらん。

更に大福を注文。スイーツ系を注文したのは初めてだが、思った以上に美味し。

この後行きたい店があったのでここで打ち止めにしたが、やはり何度いっても素晴らしい店である。
Twitterのタイムラインを眺めていたら、「明日はBERG開店27周年記念でエビス一杯¥220」というツイートが流れてきた。しかも「骨付きハム」も販売するというではないか!

丁度その日は休日。骨付きハムの日は常に仕事だったため、いただく機会がなく今に至っていたのだが、ちょうどよい。行ってみるか。予定外の出費は痛いが、お祝いでもあることだし四の五の言わずはせ参じようと決意した。

翌日、サリュートで遅い昼食を摂った後、湘南新宿ラインで新宿へ向かった。
時刻は丁度、夕方17時過ぎ。東口を降りルミネ1階にある店にたどり着くといつものように盛況ではあるものの、想像したほどの混雑ぶりはなく拍子抜け。カウンターの列に並び、予め注文するつもりである「エビス」と「骨付きハム」の他に頼む品について思案を巡らす。結局、毎度ながら結論が出ぬまま私の順番が回ってきたため、上記の他にポテトを注文。

品を受け取り立ち飲みエリアに足を向けようとした瞬間、テーブル席の客が席を立ったので運よく席を確保することが叶った。
早速、いただく。

エビスはガチで美味い。ここより美味いビールってライオンくらいではないか(しかも値段はベルクのほうがはるかに安い)。

骨付きハム

脂身のジューシーさと肉の肉肉しさがたまらない。
塩気が力強い肉の旨み補強。これはワインにもよいかも

ポテト

ジャガイモの甘味と塩コショウの味付けが絶妙。ああ、エビスとの相性は涙が出るくらい最高だ。

結局、上限の一人3杯(エビス)を飲み干し店を出たが、やはりここは素晴らしい。
出来たら1か月に一度は足を運びたいものなのだが・・・・
少し前にも触れたが、食べログレビューに熱心になればなるほど新規店レビューを追い求める事が自己目的化してしまうきらいがある(無論、新規レビュー開拓する人が皆そうだというわけではないが)。私は正にその食べログ病患者の一人であり、700件近いレビューの中で再訪した店はせいぜい4分の一程度が関の山だ。

それもほぼ、地元の埼玉県内が主で、他府県の割合になるとおそらく1割強に留まるのではないか。
今回、紹介するBERGはその数少ない店の中でも断トツの再訪数を誇っており、トータルのレビュー数でも今回で8度目(実際はもっと通っている)を数え歴代再訪数BEST3にランクインしている。新宿に足を運んだ際は必ず足を運ぶ事が義務付けられている店なのだ。


讃岐うどん大使 東京麺通団を後にして本日の締めであるBERGに向かった。半年ぶりなのでいつものジャーマンセットでもと思ったが、現地に付き、列の最後尾に並んだ時、折角だから本日のおつまみ(名前失念だがそのような)とホットドック系にビールでもと思い立ち、それで行くことに決定。

満を持してカウンターでその旨注文すると何と本日のおつまみは終わりとの返答がかえってきた。
うわー。今さら、ジャーマンセットという気分でもないので気を取り直し、改めてメニュー表を眺めるが、気ばかりあせって頭が真っ白になってしまった(後ろの行列が何気にプレッシャーに感じてしまう)。

それでもソーセージ盛り合わせセットとクワトロドッグハーフ&ハーフを注文し、カウンターに向かった。

クワトロドッグ

数種類(三種類以上)のチーズにニンニクを加えただけあってチーズはコクがあり濃厚でソーセージとの相性もめっぽう良い。パンもいい感じに香ばしく正に三位一体のうまさだ。これはビールと最高に良く合う。

ソーセージ盛り合わせ(感想は一緒なので前回のをコピペ)

正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。フレンチポテトもホコホコして塩気も効き美味し。

そしてその後、運よく席が空いたのでエーデルピルス(ビール)を注文した後、スモークタンとセレブレーションエール(ベルギーのビール)を追加注文した。

スモークタンはタンを生ハムにしたような食感で燻製の香ばしさがうまみを増しビールのつまみには最高である。

セレブレーションエール。

フルーティーなのだが、どっしりコクがあり何とも美味い。
クラフトビールにこの手の系統が多いような気がするが、これは掛け値なしにお薦めだ(今現在はメニューにないだろうが)。

お腹も膨れすっかり満足した所で閉店となったのでお開きにしたが、やはり何度来ても素晴らしい。
次はいつ行けるのだろうか。今すぐ飛んでいきたい心境である。

マリオ ジェラテリア 新宿伊勢丹店でウィンドウショッピングした後、東口改札前のこちらの店に向かった。
新宿に立ち寄る以上はここに来るのは私の中で不文律となっている。

行列は相変わらずだが、さほど待たずに入れるので無問題だ。
とりあえず、いつものジャーマンセット(ビールはエビス)を注文しレジ近くのカウンターでいただく。

相変わらず美味い(詳細は最初のレビューをお読みくださいまし)。
そしていつか頼もうと思っていたソーセージ盛り合わせとハーフ&ハーフを追加注文した。

正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。ポテトも安定のうまさ。

ビールをお替りし飲み干すと時間が迫ってきたのであわてて京王新宿に向かったがやっぱりここは最高だ。

(2016年6月25日再訪)

実に一年ぶりの再訪である。
毎年恒例の上洛新緑シーズン上洛旅行を夜行バスを使いバスタ新宿から出立する為、新宿駅に下車した。

今年の冬に訪れた時は時間切れで立ち寄れなかった為に今回はモチベーションも否が応でも上がる。
今回頼んだのは定石通り、ジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)。

やはり相変わらず美味い(詳細は以前のレビュー参照されたし)。

続いてハーフ&ハーフとマイスターベーコンドッグ。
これは美味い。玉ねぎの鮮烈さとベーコンのコクのある深み、トーストしたパンが三位一体となってたまらない。
ペッパーがいい仕事をしている。

さらにエビスとソーセージ入りポテト。
フレンチポテトはホコホコした揚げ加減と塩気がいい感じに美味い。茹でソーセージもぷりぷりでビールによく合う。

まだ、呑みたいが明日の事も考えるとこの辺にしておかねば・・・・

後ろ髪惹かれる思いで店を後にした。

2016年5月上旬再訪

渋谷西村 フルーツパーラーを出た後、とりあえず渋谷で飲むか恵比寿に行くか悩んだが、新宿にあるキリンシティプラス 新宿東南口店が気になっていたので、結局新宿へ向かった。

南口を降り立ち、アルタ方面に向かう途上でお目当ての店を見つけたが、生憎の満席で泣く泣く断念。
どうしよう。新大久保のコリアンタウンに向かおうと思うもそちらまで足を延ばすのはめんどくさい。

どうせなら、いつものこちらの店でじっくり呑もうか、どの道最後は寄るつもりだったのだから丁度いいではないか。
という事で、早速東口中央の地下へ向かったのだが、いつものジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)を注文し、スタンディングゾーンに向かおうと思った瞬間、目の前の席に座っていたOL二人組が席を立つではないか!

早速、立ち去ったのを確認するや席を確保。何度となく通っているがまさか席に座ってビールが飲めるなんて却ってこちらにして良かった。腰を据えていただくことにしよう。

ジャーマンセットは相変わらず美味いが(詳細は前のレビューを参考にされたし)、せっかく席を確保したんだ。
今日は気のすむまで入り浸ることにしよう。考えてみたら、ジャーマンセットの他にはモーニングセットとせいぜいベルクドック(こちらはそれほど感心しないが)しか頼んでない。

さて、何にしようかと順番待ちをしている最中に頭を悩ましていると、おつまみ3種盛り(正式名称は失念)とボードに書き込まれている文字が飛び込んできた。この日はビーンズリエット、スペシャルサラミ、チキンマジックであった。

よし、これにしよう。ビールはエビスのハーフ&ハーフを注文。

3種盛り

それにしてもボリューミーだ。これだけでビール3杯イケてしまうのではないか。
まずはビーンズリエット

豆は程良い塩気と素材の旨みを引き立てて酒が進み美味い。
脂身は多分、ポークアスピックに使われているものだと思うが、甘美な旨みでいやったらしさが皆無だ。

スペシャルサラミ

脂身のくどさがなくジューシーで酒が進む。

チキンマジック

チキンを上質なサラミにした感じで、脂身と肉の旨みを最大限に引き立てている。
ジューシーでチーズがアクセントとなりすっかり気に入った。

エビスのハーフ&ハーフを飲みほした後、案の定つまみがあまり、エビスの黒を注文したが、正直私はギネスよりこちらの方が好みである。

それにしてもすっかり堪能した。もう少し呑もうかと思ったが、久々に桂花ラーメン 新宿東口駅前店に行きたくなったのでここで打ち止めに。

いやはや。今日は何ともツイている。それにしても今回の会計も¥2000前後なのだからほんとに素晴らしい店である。
次も座って呑みたいものだ。

(2015年1月上旬再訪)

瀬戸内編(京都&近江)から始まった18きっぷの旅も最後の一日を残すのみとなった。
中央本線沿線で出来るだけ遠くに行けてなおかつ観光もそれなりに時間をかけられる場所を探していたのだが、ふと中学の林間学校で食べた清泉寮のソフトクリームが食べたくなり、小海線を乗り継ぎ清里に行く事に決した。

何故清泉寮のソフトなのかはおいおい語るとして、中央線沿線を基軸に選んだ理由に新宿発小淵沢行きオール二階建ての臨時快速「ホリデービューやまなし」にかねてより乗ってみたいと思っていたので、その目的からしても今回の行程はうってつけなのだ。

その「ホリデービューやまなし」の出発時間は午前9時なので割と余裕がある。
それならばここに寄らない手はないでしょう。と言う事で早速、東口改札を出て目的地に向かった。

ここは新宿に来るたびに何度となく利用しているのだが、よくよく考えてみると日中に立ち寄った事はなかったので丁度良い。

店内は夜と変わらない盛況ぶりで相変わらずレジ前は行列をなしている。
さて、朝食タイムと言う事でモーニングセットを¥486(税込)を注文。

会計を済まし、壁際の立ち飲みスペースを確保し早速いただく。

大ぶりのトーストが2切れ、ポテサラ、ハム、コーンにレタスが一切れのラインナップなのだが、パンは相変わらず香ばしくコクがあり美味いし、ポテサラも文句ない。コーンも甘くていい感じでハムは深みがあり朝からビールが欲しくなってしまう。

ビールと言えば、朝からホットドッグなどをアテにビールを呑んでいる客がちらほら。
この光景もこの店ならではだろう。

さて、最後に珈琲。ここの珈琲は初めてなのだが、酸味、苦みを抑えた程良いコクと深みですっかり気に入った。
やはりベルク。何を頼んでも外れはないし、珈琲も期待以上の味だった。

すっかり堪能し、お腹も満たされた所で「ホリデービューやまなし」に乗るべくホームに向かった。

2014年9月上旬再訪 青春18きっぷの旅清里編続く


韓流館 ソウル市場を出てしばしコリアンタウン界隈を徘徊した後、職安通りの両班の姉妹店である居酒屋(両班キムチ天国)で一杯やった。生中が¥390でつまみも手ごろ。キムチとチヂミをアテにチャミスルをロックでいただき店を出る(登録してないのでとりあえずレビューはしません)。

お目当ての麺屋海神に行く前に「新宿に来たからにはこちらの店に寄らないわけにはいかない」とこちらの店に立ち寄った。
今回もジャーマンセット(ビールはエビスハーフ&ハーフ)を注文した。

うん。相変わらず美味い。いつものようにビールを追加で頼もうかと思ったがこの後件のラーメン屋に行きたかったのでグッとその気持ちを抑えた。今度来る時こそ違うメニューを頼まねば。

(2013年11月末再訪)


新大久保を後にして、歌舞伎町を抜けいよいよ今日のメインイベントであるベルクへ。
店内は相変わらずの混雑ぶりだが、立ち飲みスペースに2人分のスペースがあったので早速確保。

それにしても数か月ぶりだ。
都内勤務でないせいもあって中々来る機会がないのだが出来れば一週間に一度は来てみたいと常々思っている。
そうすれば色々メニューを試せるのに・・・・

ちなみに今回も前回とそっくり同じメニュー(てか、これは外せない)なので詳細は前回のレビューを読んでいただきたいが、相変わらず美味い。また近いうち訪れたいものだ。

2013 3月下旬再訪


初めてここを利用したのが丁度2か月前になる。
前評判に違わぬ、いやそれ以上の美味さにひたすら感動し、数え切れぬほど新宿を足を運びながらここを素通りした事を後悔したものだ。

しかし、それから足を運ぶ機会がなく約一週間前ようやく訪れたのだが、到着早々に朗報を得る事が出来た。

新宿駅東口中央改札口を出ると程なくして御目当ての店はある。
時間は午後9時に差し掛かっていたが、店の外まで行列は続いていた。もうちょっと時間ずらすべきだったか・・・

そう思いつつ、店内に目をやると店の外の壁に「祝、営業継続!」と言う正月の門出を祝うイラスト入りのボードが飾ってあった。
「マジっすか!ホントなら一安心」と思ってる内に順番が回ってきたのでこないだ食べて感動した「ジャーマンセット」 ビールを「エーデル・ピルス」に変更して注文する。

出来上がるのを待ってる間に「ご報告」と言う(家主である)ルミネとの一連のやり取りを報告する張り紙(写真一)を眺めていたのだが、まずは一安心。
長くなるので経緯は省くが(写真一にざっと書いてるので興味がある人はそちらを見てください)これほど新宿駅に根付いた店を立ち退かすなんて正気とは思えないだけに妥当な結果だろう。

程なくして注文の品が来たので料金を払い、カウンターテーブルを確保して早速いただく。
ポークアスピック&レバーペースト、フランスパン、ライ麦パンとローストしたベーコン、ハムにザワークラフト、そして飲み物はビール。そうそう、これが食べたかったのよ。

ライ麦パン フランスパン

噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。

レバーペースト

レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。

ポークアスピック

ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。 

ベーコン

ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。

ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。

更にハーフ&ハーフを注文したのだがジャーマンセット¥808(通常¥714だがビールをエーデルピルスにした分上乗せ)と合わせて締めて¥1146。

これだけのクオリティでこの値段。俺の知る限り、まさに千べろの最高峰と言っても過言ではあるまい。
事実上存続が確定した事だし、これからは新宿へ行く度に楽しむ事が出来るわけだ。次の訪問が待ち遠しい。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

一乗寺中谷 (一乗寺、修学院、茶山・京都芸術大学 / 甘味処、和菓子、ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/05訪問 2014/06/13

和洋折衷パフェの王道 上洛3日目 その4

天下一品 総本店を後にして、詩仙堂近辺にある圓光寺を拝観した。
最近では紅葉の隠れた名所として注目されてきているようだが、この時期は時間によってはほぼ貸切状態を楽しめるのがうれしい。

その後、一乗寺駅に向かう道すがら、このエリアに立ち寄る際には必ず訪問する一乗寺中谷で一息つく事に。

いつも注文する中谷パフェか、わらび餅パフェ(これもお薦め)にするか一瞬迷うも気持ち的には前者だったのでそちらを注文した。
内容は今までのレビューで触れているのでそちらを読んでいただきたいのだが、一乗寺中谷のエッセンスが詰まったこのパフェは正に和洋折衷の王道を行ってると言えよう。

次はわらび餅パフェを注文したいものだ。
(2014年5月中旬再訪)


いよいよこの旅行も最終日。今日最初の目的は圓光寺と曼殊院に寄った後、この店で中谷パフェをたべる事にある。
ここは前のレビューでも書いた通り、京都に来た折にはまずここに寄らなきゃ始まらないと言うくらいお気に入りの店なのだ。

前述した両寺院を混雑するであろう昼前に拝観を終え、早速店へ向かった。
店内は盛況ではあったが幸い若干の余裕があったのですぐに座る事が出来た。
前は小上がりとカウンターだったのだが、小上がりの席がテーブル席に模様替えされていた。甘味処は小上がりの座敷があるだけにちょっぴり残念だ。

昼前ではあるが何故か飯と言う気分でもなかったので早速中谷パフェを注文する。
とりあえずこの後のプランを練り直しているとお目当ての品が到着。

豆腐ようかん、豆乳プリン、白玉、ほうじ茶ゼリー ババロア、抹茶ジェラートにソバぼうろのスティック、そしてこの店の看板商品であるでっち羊羹が入ったまさに和洋折衷スイーツの集合体でこれを食べる為に京都に来る価値があると言ってもいいすぎでないほど美味い。

すっかり満足してお会計のレジに向かうとショーケースに新商品のパイ大福がデーンと置かれており試食もできたので早速食べると想像以上に美味かったのでその場で食べさせてもらう事にした。

焼きたてのパイ生地があんことよく合い大福のモチモチ感とパイ皮のサクサク感とのコントラストが楽しい。
いつもパフェしか食べてないがここのケーキも一通り制覇してみたいものである。

(2013年5月上旬再訪)


京の魅力に取りつかれてかれこれ10年近く経つがこれだけ頻繁に通っていると行きつけの店はそれなりに増えてくる。
中でもこの一乗寺中谷は絶対に外せない店の一つだ。

でっち羊羹の老舗なのだが、ここのお薦めは何と言っても和洋折衷のスイーツ。とりわけ「中谷パフェ」は今まで食べたパフェの中でも最も好きな逸品である。

もっとも、いつもこればかりを注文しているのでたまには違うものを注文してみようと思い立ち、昼時の時間ともあって、「彩御膳」と「わらび餅パフェ」を頼む事に決めた。

曼殊院を拝観した後、昼前に立ち寄ったのだが紅葉シーズンとも相まって店は大盛況。
いつもは夕方辺りに行く為、席は選び放題なのだがこの日はカウンターが数席空いてるのみだったのでそちらに案内される。

しばらく待つと「彩御膳」が到着。

赤飯 白味噌雑煮  ひじき 昆布佃煮  ごま豆腐という内容なのだが「白味噌雑煮」はかねてより一度食べてみたいと思っていた。

赤飯は塩気がさほどないがもちもちさ加減はちょうど良く美味い。
付け合わせの小鉢も中々の出来である。

さて、肝心の白味噌雑煮。噂には聞いていたが本当に甘い。ただ、嫌味というか不自然さはなく京都らしく上品な仕上がりで柔らかめの餅と実に良く合う。ご飯との一緒に味わうものではないが雑煮として食べるにはこういうのもありかという感じで悪くない。

甘味処の雑煮はかくあるべし。

食後のタイミングを見計らい「わらび餅パフェ」が到着。

豆乳プリン 抹茶、バニラアイス 玄米粒々あられ そばボウロスティックの組み合わせなのだがこれがまた絶品だった。

まずは本蕨でつくったわらび餅。いやはや。本蕨とはかくも美味いものなのか。俺は未だかつてこれほど美味いわらび餅に出会った事がない。

みつばちの寒天にも同じことが言えるのだが餅そのものには味がないはずなのになぜこうも歴然と違うのだろう。
ぷるんとした食感が官能に訴えかけるのか?わらび餅だけ頼むと¥500で食べられるのだがこうなると茶寮 宝泉はえらくハードル上がるなぁ。

豆乳プリンも黒蜜と相性が良く、抹茶ジェラート&バニラアイスの組み合わせも中々。
また、玄米あられも侮れないアクセントになっており、これが¥780で食べられるのだから素晴らしい。

ただ、パフェとしては中谷パフェの方が完成度は高いので今度はこれとわらび餅をセットで頼もうと思っている。

82012年11月下旬)


  • 彩り御膳
  • わらび餅パフェ
  • 中谷パフェ

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8位

支那そば心麺 (北本 / ラーメン、日本酒バー)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/01訪問 2014/01/09

俺史上NO1スープ

再訪しました。今回は冬季ならではのメニュー、生姜ラーメン(塩)を注文。
すり下ろした生姜がふんだんに載っており、まろやかな塩スープの持ち味を損なってしまうのではという懸念はあったのだが、いざ一口啜ってみるとそんな懸念は杞憂であった。

丸みがあり滋味深いスープに生姜の鮮烈な香りが上手い具合にアクセントとなっており、麺と良くからんでいい感じに仕上がっている。

まあ、でもスタンダードな塩ラーメンが一番かな。ちなみに今回はカメラを持っておらず画像はありませんのであしからず。

(2014年1月上旬再訪)。


再訪しました。今回は久々に醤油を頼んだのだがやはり美味い。
ネギが九条ネギというのもうれしい。醤油が立っていていささかしょっぱいのだがクオリティが高いのは間違いない。

ただ、個人的には塩の方が好みかなぁ。


(2013年10月下旬再訪)


いつ以来の再訪だろうか?食べログを始めて以来全くご無沙汰だったから恐らく1年半は足が遠のいていたのではないか。
心麺と言えば、「支那そばや」の佐野実の下で修業した高崎線界隈きっての名店として知られていて、かく言う俺もかつてはちょくちょくここの塩ラーメンを食べに通っていた。

しかし、代替わりしてからと言うもの麺の質に不満を覚えて以来久しく足が遠のいていたが不意に食べたくなり久々に足を運ぶことと相成った。

店内に入りメニュー表を見ると夏季限定「白エビ塩ラーメン」と言う文字が飛び込んできたので折角だからそれの大盛りを注文した。

しばらくするとお目当ての品が着丼。

白エビ塩ラーメン

スープはあっさり目で澄んだ味ながら、出汁の旨みと塩のコクが十全に味わえるまさに俺史上NO1の完成度を誇る出来栄え。
丸みのある優しい滋味あふれる珠玉の逸品である。

鳥骨鶏、富山の白エビ、焼きアゴ、青森のホタテ、粟国島の海塩を使用していると言うから道理でこれだけ深みのある味が出るわけだ。 魚介系のようなクセがないのもすっきりとした味わいをもたらしてると言えよう。


麺は細麺ストレートで柔らかめ。
なめらかでコクのある味わいはスープとの相性も抜群でまさに俺好み。店主が変わってからは麺になめらかさが感じられず若干ボソっとした食感になり足が遠のいた遠因になっていたのだが、今日の感じを見る限りその不満はほぼ解消されたと言ってよい。

具もみじん切りにしたネギと通常使用されるメンマに加えて白メンマ、青菜とバラ肉をスライスしたチャーシュー、白エビの干しエビなのだが、これもどれ一つとして外れがなくいい感じだ。

白メンマは通常のメンマよりクセがなく素材の味と食感を大事にしている感があって中々面白い。
チャーシューも凄く美味いと言うわけではないのだが臭みや癖がなくスープと上手く調和している。

それにしても相変わらず美味いと言うか、完成度はかつての先代に肩を並べつつあるのではないかと感じた。
こうなったらちょくちょく通わねばなるまい。近いうち醤油も行ってみるかな。


  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

いづ重 (祇園四条、東山、三条京阪 / 寿司、日本料理、棒寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2014/07訪問 2014/09/15

旅の締めにふさわしい店 青春18きっぷの旅上洛編 最終回



実に一年ぶりの再訪である。
ここは最終日の楽しみとして取っておいているのだが、去年の夏は最終日にそれどころではない事態が出来した為寄れずじまいで、今年の初夏は定休日であった為これまたお預けとなった。

なので今年はぜひ寄ろうと決めていた。
一保堂茶舗 喫茶室 嘉木を出て、四条京阪のバス停で降り八坂神社→石塀小路→二年坂・三年坂をぶらついた後、夕刻近くになった為こちらの店へ立ち寄った。

夕飯時より若干早いせいもありテーブル席は幾分余裕があったので無事確保する事が出来た。
さて、メニューは既に決めてある。

過去のレビューで夏場は鱧の箱寿司が食べてみたいと触れた通り、何はなくともこれはいただかなくてはならない。
夏場ならではなメニューと言う事で鯵寿司と箱寿司の盛り合わせ(正式名称失念)とビール大瓶(サッポロ黒ラベル)を注文。

また、鮎の姿寿司(これまた正式名称失念)もかねてより気になっていたのでそれも追加で注文した。


ビールをちびりちびりとやりながら待っているとお目当ての品が到着。

鯵寿司は締まった味で大葉がアクセントとなりビールが進む。
¥100回転すしの鯵は締りがなく大味なので敬遠しているのだがこちらは流石である(比べちゃいけないのはわかっているがw)

箱寿司は鱧のすり身を使ったものなのだが、鱧のホコホコした旨味と練り込んだタレ(この表現でいいのか自信ないが)の甘味が相まって絶妙な美味さだ。鰆も良かったがこちらも負けていない。

更に鮎寿司。

鮎の姿焼きを寿司にした逸品なのだが、淡白ながら力強い旨味がたまらない。
焼き加減も絶妙で蓼酢の酸味と相性も抜群である。これは美味い。鮎そのものも美味いがこれを寿司として昇華させるとは流石はいづ重。旅の締めにふさわしい晩餐であった。

さて、3泊4日における青春18きっぷの旅もこれで最終回。
実に28回のロングランレビューだった為、きちんと終われるか不安だったが「案ずるより産むが易し」なんとかなるもんだ。

時として冗長な駄文と化したレビューに付き合っていただいた読者の皆さま、ありがとうございました。

がしかし、実は最終日は新幹線で帰宅した為、2日分残っていたのである。
ですので日帰りで2日間、静岡と山梨(清里)へ訪れているのでまだまだ青春18きっぷシリーズは続きます。

しつこいようですがこれに懲りずお付き合いいただければ幸いです。

(2014年7月下旬再訪)


しのだやを後にし、「福井みすや針」で母に頼まれた「まち針」を購入した後高台寺の圓徳院を拝観。
後は埼玉に帰るだけなのだがその前に最後に寄らなければならない店がある。

鯖寿司で知られる名店「いづ重」前回食べて以来、京都に来たら必ず食べようと心に誓った店なのだが今回は帰りの新幹線でビールとともにいただくつもりなのだ。

八坂神社を抜け、店内に入るとテイクアウト用の鯖寿司がレジカウンターに積まれてあったのでさほど待たずに買う事が出来た。
その後、京都駅改札前のスバコでビールとつまみを購入し車中で早速いただく。

毎度ながら京都を後にする時は満足感と寂寥感が入り混じるアンビバレントな気分にさせられるのだが今回はこの鯖寿司が食べられる楽しみで寂寥感が薄らいだ感がある。

さて、それはともかくとして竹皮の包み(これが京の名店らしくていいじゃないか)をはがして食べる半年ぶりのサバ鮨は相変わらず美味い(詳細は前回のレビュー見てください)。

今度は盆明け辺りに行こうと思ってるがその時は鯖鮨とともに鱧の箱寿司をいただくつもりである。

2013年5月上旬再訪


京都に行く度にぜひ寄ろうと思いながらタイミングが合わず願いがかなわなかったこのお店。とうとう行ってきました。
下鴨神社を参拝し、京阪線で四条に降り立ち店に着いたのは午後2時過ぎ。

今なら待たずに入れるかなぁと淡い期待を抱いていたのだが、生憎の満席。
この後のスケジュールを考えるとあまり待ちに時間を割きたくはないのだがこの日は旅行最終日。この機会を逃すといつ食べられるかわからない。 ここは腹をくくらねば・・・・

幸い、5分もしないうちにテーブルが空いたのであらかじめ決めておいた鯖&箱寿司のセットとエビスの小瓶を注文。
ビールをちびりちびりやりながら待っていると憧れの鯖寿司が到着した。

テーブルに醤油が見当たらないし小皿も来なかったのでどうやらそのまま食べるのが正しいようだ。

鯖寿司
まずは昆布をはがして食べる。シャリも身も大ぶり。鯖はジューシーで酢の締め加減も絶妙。赤垣屋のきづしを思い出した。酢の酸味も最小限に抑えてある。安い鯖寿司だと酢の加減が強すぎるのだがここのは絶妙だ。
ビールとの相性も良い。


続いて箱寿司。

ネタは鰆。箱寿司だけあって正方形に切ってある。

鰆はアナゴに似た味と言ったらいいのだろうか。淡白ながら力強い味で美味い。
鯖寿司もさることながらこちらは本当に絶品だ。

鯖寿司なんて高いだけで大したことないんじゃないかとの思いが心のどこかであり、それが冒頭で触れたように中々足を運ばなかった原因の一つになっていたのだが、「百聞は一見にしかず」ではないが実際食べてみるとその疑念は完全に氷解した。

値段も他店に比べるとリーズナブルだし他にもいなりや鯵など気になるメニューが目白押しなので次回の訪問が楽しみである。


2012年11月下旬訪問


  • 鯖寿司&箱寿司セット
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

こむぎや (北上尾 / うどん、カレーうどん)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2016/11訪問 2016/12/04

相変わらず美味い

一か月前になりますが、再訪しました。
ふと、急にここのうどんが食べたくなったので、さる日の休日足を運んだ。

新作にピリ辛(名前失念)の漬け汁うどんが出来たそうなのでそちらを注文。貯まったスタンプ(2回食べれば貰える)で天ぷらをトッピング。
つけ汁はかなり辛く思わずむせ込んでしまったが、激辛というわけじゃないので許容範囲内だ。

剛直のうどんとの相性も良く相変わらず美味い。しかし、未だゴジラ定食にたどり着かないので今度こそ注文せねば。

2016年11月初旬再訪

新年の中旬、半年ぶりに訪問しました。
讃岐うどんばかり食べているとそろそろ剛直なうどんが食べたくなってくる。

そう思ったらまず真っ先にこちらの店が頭をよぎったので迷わず現地に向かった。
昼時はとっくに過ぎてたのに休日という事もあるのか、ほぼ満員の大盛況ぶり。

何を注文するか迷ったが、前回と同じ吉田うどん(漬け汁うどん)を注文。
相変わらず剛直で小麦の味をダイレクトに感じられ美味い。やっぱりここはちょくちょく来ないとだめだなぁと思った次第。

間を開けての訪問だけに結局スタンダードなうどんを注文してしまい、ゴジラ定食(ピリ辛のモツ煮)をいつまでたっても頼めないのが悩みの種だ。
迷った時は両方頼めで行ってみるかな。

2016年1月中旬再訪


6月下旬、再訪しました。
仕事帰り、ふとこちらのうどんが無性に食べたくなり午後7時過ぎに再訪した。

豊橋カレーうどんが食べたかったが、腸を患っていることもあり、スタンダードな吉田うどんを注文。
せっかくなのでトッピングのねぎ&油揚げもつけてみる。

久々に食べたうどんは加水率がかなり低いにもかかわらず、粉っぽさが微塵もなく噛みしめると小麦の味を存分に楽しめる。
漬け汁もしっかり麺を受け止め旨みを皿に引き立て相変わらず美味い。

トッピングのねぎ&油揚げはほのかなごま油の風味が、刻んだ両者を引き立てこれだけで酒のアテになりそうだ。
無論、うどんとの相性も良く流石と言わざるを得ない。

だいぶご無沙汰したが、今度こそゴジラ定食か豊橋カレーうどん頼みたいものだ。

2015年6月下旬再訪


いつ以来の再訪だろうかと前のレビューを読んでみると去年のどうやら夏にさかのぼるようだ。

実に半年ぶりの再訪である。

この日は休日だったのと、近所の行きつけの床屋に行く目的もあったので久々に行くことにした。
ランパスの店を探そうかと思ったが、一度思い立ったらここのうどん以外は考えらえなくなり、何を食べようか頭を悩ませながら店に入った。

平日の昼時ともあって店内は大盛況。
しかし、ここはどんなに忙しくとも茹で置きせず一から作ってくれるので一安心だ。

今度こそ、いつか食べようかと思っていたゴジラ定食(ピリ辛モツ煮)と思っていたのだが、やはり半年ぶりという事で吉田うどんを頂くことにした。

久々に食べたが、やはり相変わらず美味い(詳細は下のレビュー読んでください)。
次は豊橋カレーうどん行ってみるかな。てゆか、ゴジラ定食、いつになったらチャレンジするのだろうか・・・・

でもとりあえず次もうどんであることは決まっているので当分先のことになりそうだ。

(2015年2月上旬再訪)


久々に再訪しました。
何やかやでタイミングが合わなかったのと、職場から割と近距離なのでいつでもいけるとの思いが足を遠ざけていたのかもしれない。

この日はどうしてもここのうどんが食べたくなり居ても立ってもいられず立ち寄る事に・・・

メニューは豊橋カレーうどん改め豊橋カレーサンドうどん(名称は変わったが中身は今まで通り)にするか、吉田うどんにするか迷ったのだが、つけ汁うどんをしばらく食べてない事に気づきこちらを注文した。

しばらく待つとお目当ての品が到着。

つけ汁は熱く、つけ汁の味も吉田うどん(汁に浸した)と変わらないように思うのだが、どうしてどうして剛直な麺をしっかり受け止めている。煮干し出汁の味噌と言う組み合わせも力強さを引きだしているのだろう。

うどんの上に載っている野菜(キャベツ&人参)は元通りの茹であげのスタイルに戻っていて嬉しい限りだ(もっともこちらは最初から変わってないのかもしれないが)。

やはり相変わらず美味い。次は何を食べようかな。

(2014年7月上旬再訪)


無性にカレーうどんが食いたくなった。
カレーうどんと聞くと何店舗か候補が浮かぶが本日の気分はここの豊橋カレーうどんだ。

店内に入ると食べたいものは既に決しているので、早速上記の品を注文。
豊橋カレーうどんとは、カレーうどんの中にとろろごはんが隠れていると言う何ともケッタイなご当地グルメ(愛知県豊橋市)なのだがこれが何とも癖になる。何度か食しているのだが何故かレビューしてない事に今更ながら気づいてしまった。

さて、しばらくするとお目当ての品が到着した。
カレーうどんの上にてんこ盛りで盛ってあるワンタンを揚げた皮が何とも食欲をそそる。

このワンタンにふりかけられてる青のりが旨みを引き立てていてビールが欲しくなってしまう。
カレーの出汁汁はオーソドックスなものなのだが、カレー自体は中々スパイシーで私好みである。

うどんは吉田うどんだけあって剛直なのだが不思議とこのカレー汁に調和して何とも美味い。
しばらく食べ進めるととろろごはんが顔をのぞかせる。

カレー汁のスパイシーさがとろろのまろやかさと出会う事によってマイルドな味わいに変貌し旨みが引き立つ。
それにしてもとろろごはんをカレーうどんに閉じ込めるなんて発想を始めに思いついた人間はなんて独創的で自由な精神な持ち主なのだろう。

それにしても癖になる。ああ、食べたくなってきた。

(2014年3月下旬再訪)


実に数か月ぶりの再訪となった。
行こう行こうと思いながらタイミングが合わずご無沙汰だったのだが、この日ようやく行ける運びとなった。

今度行く時はゴジラ定食(ピリ辛もつ煮)か豊橋カレーうどんを注文するつもりだったが、この日の気分は久々な事もありいつもの吉田うどんをセレクト。

やはり相変わらず美味い。煮干し出汁を軽く醤油で味付けして味噌を加えた感じのスープは魚介臭さがなく澄んだ味でクオリティが高いし、硬めで剛直な麺も小麦の味が香り美味い。讃岐のようなのどごしの良い洗練されたうどんとは対極にいるが個人的には無骨なうどんの方が好みである。

ただ、上に載っている野菜は以前とは違い、軽く炒めてあり違和感を感じたが食感はこちらの方が良いしこれはこれでいいかもしれない。

だいぶご無沙汰したが、今度はカレーうどんか鍋焼きうどんを食べてみたいもののまた悩むんだろうなw

(2013年12月下旬再訪)


再訪しました。スタンプが一杯になったので¥500までのうどんをサービスと言う権利を行使し、吉田うどんを注文した(てんぷら2つ分も残っていたのでそれも注文)。
何度食べても美味い。やはりこれが一番かなぁ。

でも今度は満を持してゴジラ定食でも挑戦してみようかな(辛いらしいがどんとこいや!)

(2013年9月下旬再訪)

再訪しました。
レビューの前に前回のスタンプの件について少し訂正しておきます。

>スタンプ、いよいよ後2回で一杯だ。店の大将には「そろそろてんぷら食べた方が良いんじゃない?」と言われたがそうは行くか!
>¥500円分をここでパーにしてたまるかっての(笑)

ここはスタンプカードを作ると10回の利用(一杯になってから次の訪問で)でうどん一杯のサービスが受けられるのだが、2回利用する毎にてんぷらもしくはわかめが無料で1個サービスになる(一杯になるとうどんに変わる)。ここでこのサービスを受けても今まで貯めた分はチャラにならずに次回も有効となる。

私はそれを勘違いしていててんぷら(わかめ)を一個サービスされた時点で今まで貯めた分はなくなるものと思っていて、このような文章を書いたのであるがこの場を借りて訂正させていただきます。


友人から「こむぎや行かない?」と言う誘いを受けたので早速行く事にした。
いつもはメニュー選びに頭を悩ますのだがこの日はお互いつけ汁うどん(茄子汁)と決めていたので今回は即決。

てんぷらの無料サービス分(4回分くらい)をまだ使ってなかったのでお願いすると友人の分も入れてくれた。

それにしても茄子汁とうどんってなんて相性が良いのだろう。茄子が大好物なせいもあり余計にそう感じるのかもしれないがこの時期は真っ先に食べたくなる。てんぷらも相変わらず美味いしこの時期はこの組み合わせが一番だろう。

(2013年8月下旬再訪)


再訪しました。
外は言うまでもなく暑かったのだが、あえて吉田うどんをいただくことにした。

煮干しの出汁が効いていて相変わらず美味い。
スタンプ、いよいよ後2回で一杯だ。店の大将には「そろそろてんぷら食べた方が良いんじゃない?」と言われたがそうは行くか!

¥500円分をここでパーにしてたまるかっての(笑)

(2013年8月中旬再訪)


 再訪しました。
つけ汁うどん(なす汁)とてんぷらを注文したのだが、茄子汁とうどんの相性も良く俺好みだった。
てんぷらは人参と玉ねぎのかき揚的なタイプなのだが、野菜の甘味が強調されているのと、揚げ加減も絶妙で作り置きにもかかわらず非常に美味い。(写真なしですみません)

ちなみに隣の客が注文していたゴジラ定食(ピリ辛のモツ煮)を見たのだが一軒した限りでは鉄鍋にたっぷり入っている感じだったので量も多くかなり期待できそうだ。今度はこれを注文してみよう。

(2013年7月中旬再訪)


再訪しました。
白ゴマつけ汁うどん大盛りを頼んだのだが相変わらず美味い。豊橋カレーうどんもまだあるみたいだし近いうちまた寄ろう。

(2013.06月上旬)

先日、再訪してきました。
吉田うどんにするか、モツ煮定食にするか悩んだのだがこの日は生憎の夏日。

目の前に飛び込んできた限定白胡麻味噌つけ汁うどん(正式な名前失念)と言う文字に思わず飛びついてしまった。
しばらくするとお目当ての品が到着。

うどんの上には茹でたキャベツと人参、輪切りにしたキュウリと短冊に切ったレモンが一切れ載っている。

弾力のある麺を汁に浸すとクリーミーで酸味がありながらゴマの風味が口いっぱいに広がる。
これは美味い。茹でたキャベツと胡瓜もゴマ汁に包まれた口をリセットするいわば口直しと言った感じでいい仕事をしている。

ちなみにお店のお薦めの食べ方はしばらくはそのままゴマ汁につけて食べるのだが、その後、焦がし一味を投入して最後にレモンを絞っていただくのがベストとの事なので実行してみた。

一味は少しだけだとゴマ汁の風味に負けてしまうので3さじ位入れたら一味の持つピリッとした辛さと香ばしさが良いアクセントになりこれも中々だった。レモンはあまり効果を感じなかったのだがないよりあった方が良いのでこれもまたありがたい。

それにしても美味い。次は何を頼もうか、依然として悩みは尽きない。

(2012.3月下旬再訪)


今から2年ほど前だったか(改めて調べたらちょうど2年前)山梨県は富士吉田の郷土食である吉田うどんの店がオープンしたと聞いて、
早速、訪問した。

その時は漬け汁うどんを食べたのだが想像以上に美味くて気に行った。
以後何度か通ったのだがここ半年位ご無沙汰だし、考えてみればここの看板メニューである吉田うどんを未だ食べてないなぁと思い立ったので久々に訪問する事に。


店の前に来ると冬季限定モツ煮定食(ピリ辛)」という文字が踊っており今日こそ吉田うどんという決意が揺らぎそうになる。
テーブルに座っても思案がまとまらずしばし固まったもののここは初志貫徹。吉田うどんを注文した。

しばらく待つとお目当ての品が到着。まずはいつも通りスープを一口啜る。
出汁は味噌煮干しとメニューにあるが、煮干し出汁を軽く醤油で味付けして味噌を加えた感じだ。
一口目は煮干しの風味が口いっぱいに広がるがうどんスープだけあってエグミはなくこれによって味噌の味が引き立ち美味い。

麺は武蔵野うどん同様硬めだが、コシはなく噛みしめるとぶつぶつ口の中で切れる感じ。
かといってぼそぼそ感はなく汁との絡みもよく、小麦の味わいを楽しめてこれまた美味い。

具は茹でたキャベツと千切り人参、豚肉、刻んだネギ。
ネギは無骨な麺の味を引き立てるし、キャベツも程よい茹で加減と甘味があって中々。
肉はそれ自体特質する事はないが、全体的にバランスは良く仕上がっている。

それにしても美味い。なぜ今まで食べなかったのだろう。
まあ、これから通えばよいのだがピリ辛のモツ煮定食も気になるし悩みは尽きない・・・・


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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