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閉店喜み家元田中、茶山・京都芸術大学、蹴上/甘味処、和菓子
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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 3.6
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|雰囲気 4.3
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.8
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| サービス3.6
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| 雰囲気4.3
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク- ]
うらやましいぞ京都人
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豆かんアイスのせ
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氷すだち
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豆かん白玉のせ
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2012/12/12 更新
今年の夏に訪れて以来、約3か月ぶりの再訪だ。
今回は久々に「豆かん」を注文した。純粋に豆かんを味わいたいのでトッピングは白玉だけに留める。
それにしても白玉もあるとはいえ寒天と赤えんどう豆に黒蜜をかけただけのものがなぜこんなに美味いのだろうか?
孤独のグルメで主人公の井の頭五郎が「豆と寒天が美味い店は信用できる。焼肉屋でいえばキムチのような店の試金石だ」と言うセリフをはいていたのを思い出した。
前回のレビューでも書いたようにここのカキ氷も絶品だし、お汁粉系も美味いらしいので今度は豆かんとともに注文してみるか。
(2012.11月下旬再訪)
今年の初夏、豆かんを食べに訪問した折、琥珀氷(べっ甲飴を溶かしたシロップ)と言う名の魅惑的なカキ氷があるのを知り8月下旬再び上洛したのを機に意気揚々と訪れたのだが、店の外の張り紙を見ると「氷すだち」始めましたとの文字が飛び込んできた。
フルーツ系氷、特に柑橘系の氷が大好きな俺にとって「すだち」の三文字はずっと旅行前から心に秘めていた琥珀氷への想いを揺るがすに十分な魔力を秘めていた。
おりしも、季節は8月の真っただ中。誰もが知っての通り盆地である京都の夏は半端ない暑さである。
ちなみにこの日の気温は30度後半。ただでさえ、身体はさっぱりとした冷たいものを欲していた。
しばし悩みつつも大好物の柑橘系&うだるような暑さという2つの条件が重なり「氷すだち」を注文。
結果的にこれが大当たりだった。一口含むとすだちの酸味と爽快さが身体中に浸み渡る。美味い。
素材を最大限に生かしつつ、程よい甘さに仕上げる手腕は端倪すべからざるものがある。数年前、桂離宮前にある老舗「中村軒」でも同じものを食したのだがそれよりも数段勝っている。
少なくとも俺のイメージでは喜み家=豆かんだったのだがここまでレベルの高いカキ氷が食べられるとは思わなかった。
ちなみに俺の住む埼玉県も「阿佐美冷蔵」と言う名店があるのだが(熊谷名物雪くまも中々である)この名店にもひけをとらないと言っても過言ではない。
すっかり満たされてしまい「琥珀氷」を注文しなかったのが今となっては悔やまれる。
これこそ、京都の甘味処を体現する氷だと思ってるだけに無理してでも食べるべきだった(元来、お腹が弱くて前回の訪問も泣く泣く断念した経緯がある)。また、来年の宿題にしよう。
あ、そうそう。忘れてはいけない。「豆かん」である。
実はこの甘味を食べたのは喜み家が初めてなのだが、これほど美味いものなのかと我ながら驚いた。
寒天・赤えんどう豆・黒蜜が織りなす正に三位一体のハーモニーは寒天に関する見方を根底から覆すだけの価値がある。
当時はそれほど美味いものなのかという疑念がぬぐえなかったのでバニラアイスをトッピングしたのだが正直、却って邪魔かもしれない。
それにしても京都の甘味処の実力は日本一だと思う。なかんずく「喜み家」のような店が一つでも近所にあれば休み毎に通うのになぁ。 うらやましいぞ京都人。