16回
2024/11 訪問
白トリュフの使い方
白金台三和。
めっちゃ話に聞くようになった。
もう東京レストラン界のだいぶ上の方にいるんじゃないか。その道程を眺められてずいぶんと光栄。
さて今日はウニのカッペリーニから。
これウニが濃厚で美味いんだ。ジェノベーゼが紫蘇なとこがいいんだよこれ。
こってりした秋刀魚のミルフィーユから濃厚なポルチーニのソテーにこれまた濃厚な白子のフリット。今日は強めが続く。
いつものホロホロ鳥はだいぶ調子が戻ってきた。
そして今日のハイライト。
白トリュフのタリオリーニ。
通常価格にひとりプラス8,000円!
「それでも原価割れかもしれないですよ…」とシェフのナベくん。
まじ今年の白トリュフはヤバい。
値段がもはや非合法クラス。
しかし払うだけのことはある。
クリームじゃなくて白トリュフで濃厚にしたパスタの仕立てはさすがの腕。これが東京の頂点イタリアン。白トリュフの使い方が上手すぎるよ!
2024/12/19 更新
2024/08 訪問
炭水化物と同じ靴
白金台の最高レストラン三和へ。
さて、今日はなにをいただけますか?
まずはいつものニョッコフリット。
軽く揚げた薄いパスタだね。
次にイワシと大葉の冷製パスタ。
前にも食べたやつだ。紫蘇のジェノベーゼって美味しいよね。そこにイワシの脂がジャストフィット。
そしてウニのブルスケッタ。
パンに見立てたウニでナスを挟んでる。パン粉をたっぷりまぶしてね。
次フォワグラね。これだけは違ったね。後述。
アスパラのリゾット。
これも再びの出会い。
アスパラの野趣VSチーズの脂肪分がファットでフィット。
そんで肉食ってパスタなんだけど……
炭水化物すぎるな今日は!
フォワグラとほろほろ鳥以外炭水化物……。
これまででいちばんお腹いっぱいになりましたとさ。
帰り際、シェフのなべくんとソムリエールシキちゃんと自分のゲストが同じ靴履いてたことを知る。
エモいね。
2024/10/28 更新
2023/09 訪問
東京イタリアン
セコンドにちょっと締めたイワシとシソでジェノベーゼにしたパスタ。
最近のこのアプローチとてもアガる。
はやめの炭水化物がいいんだよな。
ポルチーニのブルスケッタも印象的。
絶対手で食べてってことで手で食べる。
うん。これは絶対だ。
じゅわっと滲み出てくるキノコの旨みとカリッとしたバケットのハーモニー。美味い。
ホロホロ鳥はまだ入ってこないってことで鹿。
このままないままだとめっちゃ悲しいので復活するか新しい仕入れ先が見つかることを熱望。
パスタはゴルゴンゾーラのニョッキ。
こってり!
隣の客が3パスタいってる。
意気や良し!
反対隣には知り合いをブッキングしてくれる。
ひょんなところでの挨拶だねえ。
東京はやっぱり狭いねえ。
2023/11/05 更新
2023/06 訪問
スペシャルオーダーからわかる三和の秘密
今日はわがまま言って乳なしメニュー。
わざわざのご対応ありがとう。
けどまあそもそもそこまで使ってないんだな。
量は出るけど食べられちゃう秘密はその辺りに。
タコと大葉のジェノベーゼから。ジェノベーゼって紫蘇の方がうまいよね。わかる。
ナスをオーブンでとろっとろに焼いてから贅沢にウニを乗せて。この辺り、乳製品使うレシピもあるんだろうけどそうしないシンプルな感じがなべくんの料理の個性なんだろう。
タチウオのフリットはデフォルトバターソースなので相方は特別にトマト系のソース。けど基本乳製品はここだけ。イタリアンなのにね。そんな気はしてたけどそうだったのかって。
しっかり茹でタンといつものパチパチグラニテと野菜。
で、今日は超赤身の牛ヒレをリクエスト。
ハニーマスタードが苦手な自分のために謎の金箔マスタードが。味がしっかりしててフランスらしい!
特別なので今日はパスタ2皿。
青唐辛子とシラスのペペロンチーノとイカだらけのトレネッテ。
シンプルなオイルパスタとイカ墨を練り込んだ麺にさらにイカのコッテリトマト系。
もちろんどちらも超太麺。これも改めてやっぱ個性。
最後は待望のさっぱりデザート、パイナップルのマリネ。そうこれだよこれ!1品くらいはこういうメニュー混ざってるとありがたいんだぜ。いやカタラーナめっちゃ美味いんだけどね。
ワガママ対応ありがとう!
またよろしく!
2023/06/19 更新
2022/03 訪問
毎月きます
2回目。
オリーブと生ハムのニョッコフリットは定番になった模様。生ハムもスペインの豚コレラでだいぶ供給が怪しくなるらしい。食べられるうちに。そういう食べ物増えたよなあ。
王道レシピなアスパラのパルメザンがけの後にアスパラのフランとウニ。いま見たらこれメニューにないな。好きなやつ出してくれたの……?ありがたい……。
肉厚なかつおのカルパッチョ。
ノドグロの炭火焼きはめちゃくちゃ脂のってて……!
こういうノドグロひさしぶり。
ノドグロも食べられなくなったから。
いつもの焼き野菜に、rodeoからのマストオーダー、牛スジカレーライスなし。この復活も嬉しい……。
肉は鹿に。
2回目以降のゲストは鶏以外を食べて良し。
パスタはホタルイカと菜の花のトレネッテ。
平打ちパスタをオイリーに春っぽく。
ホタルイカがほぼフレッシュでとてもとても。
お腹いっぱいだけどデザートを食べる流れ。
いちばんさっぱりしたのは……パンナコッタ?
いやさっぱりしてるわけはない。
メニュー名も「カラメル」パンナコッタ。
見事にこってりと……美味しいな……。
生ハムもウニもノドグロも来年は食べられないかもしれない。そしたらパンナコッタだって危ないかも。
食べられるうちに食べておく。
行けるうちに行っておく。
それがとても大事な世界なんだよなあ。
いまって。
2022/04/17 更新
2022/02 訪問
トレンドを間引いてホンモノへ
久しぶり…と言っても1年くらい?
rodeo卒業からあっという間に独立新店オープン。
おめでとう!
ベースはロデオだけどグッとオーセンティックに。
トレンド感が減ってトラディショナルに近づいた分、これで客が集まってることのホンモノ感。
なべくんの料理人としての矜持を感じる。
こういう店を敢えて作ってくるのがいいよね。
やるなあ。
旨味たっぷりのドライトマトにガツンと印象を残されたスタートから丁寧にとられたコンソメに浮かぶ中身の鳥の野趣がすごいラビオリ風パスタ。
シャルキュトリーが好きじゃないからあんまビストロ行かないって話をした直後に出てくる揚げパスタに生ハム乗せたもの。なんかごめん。ちゃんと美味いよ。
今年はどこでも出てくる白子…たぶんタラ以外の不漁が酷いんだろうね…をカリフラワーのムースに乗せたやつ。
毛蟹の濃いーいブロードで食べる焼きリゾットはめっちゃグランメゾンなお味。
rodeoからかわらない焼き野菜を挟んでお肉はほろほろ鳥と牛のフィレ。
……!
肉さらに美味くなってない!???
聞けばrodeoの炭火は派手でキャッチーだけど火力のコントロールが難しくこっちのほうが上手に焼けるって。なるほど……!
パスタはマッシュルームに。
ペペロンチーノに多量のマッシュルームのみ。
野趣!
なべくんの作る上品な野趣はやっぱすげえな。
カタラーナもレベルアップ。
原価が数倍になってるらしい。
クリームと卵の味が確かに数段濃くなった……!
やっぱ最高だねなべくん。
そして他のレビューにも名前がで倒してる詩季ちゃん。
そんなサービススタッフ聞いたことないよね。
なにからなにまでスペシャルなお店なんだなあとあらためて思ったよ。
ごちそうさま。
また!
2022/02/19 更新
三和へ定期訪問。
今日はホロホロ鳥と2パスタの日。
覚悟していっぱい食べるぞ。
しかしそういう日に限って前半もボリューミー。
とんでもなく腹一杯になってきた。
けどようようパスタにたどりつき。
超久しぶりのいか三昧とウニのペペロンチーノ。
このウニ、やっぱ好きだ。
初お目見えの京都のでかい白茄子も良かった。
今日も満足。