ビルバオさんが投稿した日本橋蛎殻町 すぎた(東京/水天宮前)の口コミ詳細

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日本橋蛎殻町 すぎた水天宮前、人形町、茅場町/寿司

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

一つの到達点

2,000件目のアップはスペシャルなお店で。
まさかこんなにいくとは思いもしなかった。


外食自粛前の記録。


東京でのお食事。
某有名店に行こうかギリギリまで悩むも諸事情によりやむなく断念。
では、これまで東京(近郊)でまだ行っていないジャンルは?と考えてみる。
そば、イタリアン、洋食、焼鳥あたりか。この時点ではそばのつもりでした。

…と、思っていたら急転直下、まさかのすぎたさんのプラチナシートゲット。
これを逃すと次はいつ行けるかわからず、これは行かないわけにはいくまい。
すぎたさんとさいとうさんはいつかは行きたいお店でしたがちょっとびっくりな展開。

某タイヤメーカーの赤本では1つ星、食べログにおいては食べログアワードゴールドの上、現在全国トップ。
寿司のジャンルだと大概こちらかさいとうさんがトップ。
とにもかくにも予約超困難店。なので半ば諦めていたくらいでした。
お店についての詳細はもういいか。書く必要も無いでしょう。
地下鉄の水天宮駅近く、蛎殻町を入ったところにあります。


コースは28,000円から、これに税とサービス料が付きます。

先付に枝豆。ここからまず美味しい。

ツブ貝、結構場所によって食感が違うのね。
香りは地元のバイ貝にも近め。

あわび香りも味も濃い素晴らしい仕上がり。
食感は比較的残してあります。

鰯の海苔巻き。
長年作ってる割には正式名称が決まってないんだそうな。大葉、浅葱、生姜と共に海苔で巻いて。
鰯は塩→お酢で〆てあります。
臭みの類は一切感じず。いやあ本当に素晴らしいのよ。
こちらのお店の名物の一つで、コースに出なくても殆どのお客が注文しています。

タコの柔らか煮はほんの少しの和からしで。
長時間煮た感じではないもののしっかり味が染みており!かつ柔らかいんです。
吸盤を食べてもそんなに長時間煮たようには感じられなかったけど。低温調理かなにかか?
いずれにせよ旨い。

筋子の味噌漬け、味噌漬けは初体験でした。
味噌で旨味を凝縮。

あん肝は甘辛で濃い目の味付け。舌触りも滑らか。

太刀魚の焼き。
皮目しっかり、身はトロっと素晴らしい焼き上がり。というか太刀魚でこんな食感初めて。旨味も超凄い。


ここから握り。

いきなり小肌。これが肉厚で滅茶苦茶旨い。
それもそうだしシャリとの違和感を全く感じなかった。
柔らかさ、旨味、香り、塩味、酸味。
口の中でのシャリのほぐれ方、ネタとの一体感、口の中で無くなるスピード、どれも文句無し。
シャリは赤酢だけでなくブレンドしているそうで、酸味が抑えめなだけでなくバランスがとても良い。
旨い。ひたすらに旨い。

鯛はかなり大きく切られており、つるんとした舌触り脂が乗って旨味も素敵。

鯵、これがまた肉厚で凄いんだ。薬味無しでも臭みも無くて凄い。

サゴチは鰆の幼魚。藁焼きの後ヅケで。
藁焼きの風味をプラスし、よりしっかり力強い味わいに。

春子鯛は昆布締めで。子供の鯛なのにしっかりと厚い身。
余計な水分が抜けており、さらに昆布で旨味ブースト。

赤身のヅケ、この日のまぐろは三厩だったかな。
最初、非常に薄く切っ付けており、見た時は正直「え?」と。
でもこれを数分軽く浸けた後、薄いネタを折り畳んでにぎる。
成る程、薄く切ったのは味がしみやすくするためか。

先述のまぐろの中トロ。口の中で抵抗無くスッと消えていく。不味いわけがない。

鰯は先程つまみでいただいた鰯。
鯵もそうだったけど、いちいち美しい。特に青魚美しさったら。
そして美しさに見合ったおいしさ。
作った美しさじゃないんですよね、佇まいが美しい。

車海老レアに見せかけてレアじゃない。
でもそう思うほどのみずみずしさ。
本当にギリギリのラインで上がっています。

穴子は塩とタレの選択制。シャリを穴子で包み込む様な形の握り。
今回はタレにしました。
穴子は一般的に老舗の方が長年のタレが凄かったりしますが、こちらは穴子を上手く活かした味付け。

大きなあさりの椀物はしっかりとした貝の旨味が効いていて、あさりも非常に大きい傑作。
身も肉厚でプリプリ。

玉はとても濃厚。
密度が高くしっかりしており舌触りも滑らか。


ただただ素晴らしい。
握りは見た目にも端正。派手じゃなくても伝わるこの美しさよ。
ご主人の握りは全神経を集中させているような握り方。
握りを口に入れるとネタと一緒に無くなっていく感覚。
シャリだけが柔らか過ぎるとネタだけが口に残っちゃう事があって、
一緒に無くなるこの一体感が大事だと思っているのでちょうど良いくらい。
江戸前にしてはこれまで体感したより酢が立ち過ぎてなくてより好み。
インスタ映え的な見た目の派手さこそ無いものの、それでもこれだけ惹きつけるのも味のバランスが抜群。
またご主人の人柄も素晴らしい。常連客に特別扱いする訳でもなく、
どのお客でも居心地良くいられるように意識しているようですね。
なにせ予約の難しさがネック。常連さんはある程度枠を貰えるんだろうか。

2020/04/19 更新

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