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ビルバオのレストランガイド
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ビルバオ (男性) 認証済
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1回
夜の点数:5.0
2014/10 訪問
個人的には金沢で一番だと思っていますが・・・高い!
2014年10月再訪。相変わらず居心地は抜群。高級店にもかかわらず、お高止まってなくて空気が合うんですよね。とりあえず目に付いたもののみを。いくらは小皿で。いくらがたっぷり盛られた上に舎利の小山がちょこんと乗り、その上にわさびと柚子の皮が。いくらの質が半端無いです。皮が固くなく、舌で簡単にプチプチとはじけます。醤油漬けでもなく、臭みが無く本当に新鮮。しゃこの瑞々しさも◎。しゃこはお店によって差が出るネタの一つですよね。こちらではちゃんと爪の身も出してくれます。中々手間がかかるんですけどね。のどぐろは名物の蒸し寿司で。上からはのどぐろの脂と酒の香り、下からは昆布の旨味。ほろほろと「解ける」身。のどぐろに関してはやはりこちらが別格。シャリは全体的に少し濃いという方もいるようですが、個人的にはドンピシャ。そろそろかにとぶりの季節だな。また恋しくなってきた今日この頃です。こちらは郊外店の為、金沢市内のお店よりも予約が取りやすいメリットがあります。デメリットは交通の便の悪さ、そしてやはり金額。(近隣のすし処 めくみさんも同様)金額以上なのは間違いないです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2012年11月、久々に訪問。こちらは来る度に新しい驚きを見せてくれます。ネタは甲箱がに、ずわいがに、あん肝、白子、寒ぶり、他にも諸々加わっていました。甲箱がには甲羅に身を詰めたものと、外子をたっぷりシャリに混ぜた握り。外子の旨味が口の中に広がります。シャリより外子の方が多いのでは?という程。甲羅には上から脚の身、腹の身ときて一番下に内子とかに味噌がたっぷり入っています。ずわいがには身を握り、上にかに味噌。甲箱とは違った味わいが楽しめます。あん肝はほのかな苦味と、濃厚な味わいのあん肝を大きく切ってくれます。白子はプリプリでとろりとクリーミーな味わいです。白子は味噌汁でも提供されます、いいだしが出ていました。 旬の寒ぶりは脂がたっぷりでとても美味です。北陸ではトロよりこちらですね。ウニは握りで。ただ乗せるのではなく握りなんです。握ることにより、一体感が違います。潰れやすいので、相当な腕が必要なのだとは思いますがいとも簡単に握ります。ただし、ウニの素材自体は志の助の塩水ウニの方が美味しかった気がします。この他にも、季節毎に様々な味や新しい技を楽しめると思います。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2012年8月訪問。金沢の寿司屋において「小松弥助」と並ぶ二大巨頭ではないでしょうか?独立したお弟子も多く、とにかく良く知られた名店です。「小松弥助」は観光客中心、こちらは地元中心に良く愛されているといったところでしょうか。場所としては、野々市市の中々見付けにくい場所にあります。タクシーを使えば、運転手に聞けば間違いなく知ってます。外見はぱっと見、よくある街のお寿司屋です。「本当にここ?」なんて思うかもしれません、そう思ったらむしろ正解です。店内は活気に溢れていて、お弟子も店内に何人も居ます。口髭を生やした大将が「いらっしゃいっ!」と元気に迎えてくれます。弥助もそうですが、「お高く止まっている」感が無いんですよね。勿論寿司職人としてのプライドはあるでしょうが、「お前らに食わせてやってるんだ」というのを感じません。あとこれも共通していますが、実に楽しそうに握ります。お客さんに喜んで貰えるのが幸せなんでしょうね、このお店の独創的な創作もそれがきっかけらしいですし。店内に入ると席に案内され、嫌いなものを聞かれますがあとはおまかせ。ただし予算等は最初に言っておけば、その時に応じて融通を聞いてくれます。まずお通しでもずくといかの塩辛。ベタに美味しいです。ここから先は順番を覚えていないのでなんとなくで書いていきます。キスの昆布締め。キスを昆布締めにすると旨味がここまで凝縮されるんですね。もちろん締めておく時間の見極めもすばらしいです。シャリは口に入れるとほどけ、ネタと一体化していきます。鱧。骨切りした鱧に梅肉のソースが良くマッチしています。梅貝。コリコリした食感が最高です。どのネタもそうでしたが、臭みが全くありません。また、一切醤油を必要としませんでした。味付けをしてくれていますが、別に使ったところで怒られはしません。〆鯖の押し寿し。上に昆布が乗っています。中のシャリがハート型になっていてとても美しいです。〆具合も抜群。アワビに肝を添えて。真ん中の極上の部分のみを使用します。アワビはコリコリなものだと思っていた既成概念を覆されます。シャコ。たまにカスカスなお店もありますが、こんなに美味しいものなんですね。大間のトロ。口の中でとろけます。マグロのヅケ。濃厚ですが、優しい味わいです。岩ガキ。カキは海のミルクなんて言いますが本当にミルクのようでした。飾り包丁を入れたいかのあぶり。見た目にも美しい仕上がり。ネットりとした甘味がたまりません。甘エビはシャリに子を混ぜて握り、上に甘エビの味噌が乗っています。非常に濃厚で身もプリプリ。のどぐろの蒸し寿しはここの名物。皿にまず昆布を敷き、その上に大きめに作ったのどぐろの寿しを置き、それを酒蒸しにする。柔らかいので、それを匙でいただきます。のどぐろの美味しさは知ってましたが、これより美味しく食べる方法を知りません。それくらい衝撃的な逸品です。こうするとシャリはほんの少し酸味が強めになるんですね。このあたりで「お吸い物要りますか?」との事なので蛤のお吸い物を注文。お椀の中は、特大の蛤が一匹、切り分けられて殻に乗っています。蛤も美味しく、汁も香りがとても良いです。車エビ。デカっ!甘っ!旨っ!と頭の中で次々叫びました。ホントに大きくプリプリです。穴子は柚子の皮をおろした塩とツメを塗ったものを一緒に。恐ろしく柔らかく、口の中でとろけていきます。玉はこの日は甘エビを練り込んでいました。いい〆になったと思います。趣味のセンスの良い大将は物腰が柔らかく、合間のトークも冴え渡りとても楽しい気分にさせてくれます。ここの居心地の良さは異常です。そして、味も表現が「旨い!」しか言えませんでした。ネタも恐ろしく新鮮、創作も単なる腕自慢でなくちゃんと意味があり、それがうまく成立していました。素直に旨いとしか出てきませんでした。タイトルには一番とは書きましたが、ここや弥助、乙女、めくみ、志の助あたりの最上位のお店はどこも間違いなく美味しいので、完全にその人それぞれの好みの差になるかもしれません。唯一の難点は値段。ネタの良さ、味とも値段以上なのは間違いないですが良い酒をたらふく呑んでつまんでとなると、下手したら20000円以上はいきそうな勢いです。
2016/02/16 更新
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2014年10月再訪。
相変わらず居心地は抜群。
高級店にもかかわらず、お高止まってなくて
空気が合うんですよね。
とりあえず目に付いたもののみを。
いくらは小皿で。
いくらがたっぷり盛られた上に舎利の小山がちょこんと乗り、
その上にわさびと柚子の皮が。
いくらの質が半端無いです。
皮が固くなく、舌で簡単にプチプチとはじけます。
醤油漬けでもなく、臭みが無く本当に新鮮。
しゃこの瑞々しさも◎。
しゃこはお店によって差が出るネタの一つですよね。
こちらではちゃんと爪の身も出してくれます。
中々手間がかかるんですけどね。
のどぐろは名物の蒸し寿司で。
上からはのどぐろの脂と酒の香り、下からは昆布の旨味。
ほろほろと「解ける」身。
のどぐろに関してはやはりこちらが別格。
シャリは全体的に少し濃いという方もいるようですが、個人的にはドンピシャ。
そろそろかにとぶりの季節だな。
また恋しくなってきた今日この頃です。
こちらは郊外店の為、金沢市内のお店よりも予約が取りやすいメリットがあります。
デメリットは交通の便の悪さ、そしてやはり金額。
(近隣のすし処 めくみさんも同様)
金額以上なのは間違いないです。
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2012年11月、久々に訪問。
こちらは来る度に新しい驚きを見せてくれます。
ネタは甲箱がに、ずわいがに、あん肝、白子、寒ぶり、他にも諸々加わっていました。
甲箱がには甲羅に身を詰めたものと、外子をたっぷりシャリに混ぜた握り。
外子の旨味が口の中に広がります。シャリより外子の方が多いのでは?という程。
甲羅には上から脚の身、腹の身ときて一番下に内子とかに味噌がたっぷり入っています。
ずわいがには身を握り、上にかに味噌。甲箱とは違った味わいが楽しめます。
あん肝はほのかな苦味と、濃厚な味わいのあん肝を大きく切ってくれます。
白子はプリプリでとろりとクリーミーな味わいです。
白子は味噌汁でも提供されます、いいだしが出ていました。
旬の寒ぶりは脂がたっぷりでとても美味です。北陸ではトロよりこちらですね。
ウニは握りで。ただ乗せるのではなく握りなんです。
握ることにより、一体感が違います。
潰れやすいので、相当な腕が必要なのだとは思いますがいとも簡単に握ります。
ただし、ウニの素材自体は志の助の塩水ウニの方が美味しかった気がします。
この他にも、季節毎に様々な味や新しい技を楽しめると思います。
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2012年8月訪問。
金沢の寿司屋において「小松弥助」と並ぶ二大巨頭ではないでしょうか?
独立したお弟子も多く、とにかく良く知られた名店です。
「小松弥助」は観光客中心、こちらは地元中心に良く愛されているといったところでしょうか。
場所としては、野々市市の中々見付けにくい場所にあります。
タクシーを使えば、運転手に聞けば間違いなく知ってます。
外見はぱっと見、よくある街のお寿司屋です。
「本当にここ?」
なんて思うかもしれません、そう思ったらむしろ正解です。
店内は活気に溢れていて、お弟子も店内に何人も居ます。
口髭を生やした大将が
「いらっしゃいっ!」と元気に迎えてくれます。
弥助もそうですが、「お高く止まっている」感が無いんですよね。
勿論寿司職人としてのプライドはあるでしょうが、「お前らに食わせてやってるんだ」というのを感じません。
あとこれも共通していますが、実に楽しそうに握ります。
お客さんに喜んで貰えるのが幸せなんでしょうね、このお店の独創的な創作もそれがきっかけらしいですし。
店内に入ると席に案内され、嫌いなものを聞かれますがあとはおまかせ。
ただし予算等は最初に言っておけば、その時に応じて融通を聞いてくれます。
まずお通しでもずくといかの塩辛。
ベタに美味しいです。
ここから先は順番を覚えていないのでなんとなくで書いていきます。
キスの昆布締め。
キスを昆布締めにすると旨味がここまで凝縮されるんですね。
もちろん締めておく時間の見極めもすばらしいです。
シャリは口に入れるとほどけ、ネタと一体化していきます。
鱧。
骨切りした鱧に梅肉のソースが良くマッチしています。
梅貝。
コリコリした食感が最高です。
どのネタもそうでしたが、臭みが全くありません。
また、一切醤油を必要としませんでした。
味付けをしてくれていますが、別に使ったところで怒られはしません。
〆鯖の押し寿し。
上に昆布が乗っています。
中のシャリがハート型になっていてとても美しいです。
〆具合も抜群。
アワビに肝を添えて。真ん中の極上の部分のみを使用します。
アワビはコリコリなものだと思っていた既成概念を覆されます。
シャコ。たまにカスカスなお店もありますが、こんなに美味しいものなんですね。
大間のトロ。
口の中でとろけます。
マグロのヅケ。
濃厚ですが、優しい味わいです。
岩ガキ。カキは海のミルクなんて言いますが本当にミルクのようでした。
飾り包丁を入れたいかのあぶり。
見た目にも美しい仕上がり。
ネットりとした甘味がたまりません。
甘エビはシャリに子を混ぜて握り、上に甘エビの味噌が乗っています。
非常に濃厚で身もプリプリ。
のどぐろの蒸し寿しはここの名物。
皿にまず昆布を敷き、その上に大きめに作ったのどぐろの寿しを置き、それを酒蒸しにする。
柔らかいので、それを匙でいただきます。
のどぐろの美味しさは知ってましたが、これより美味しく食べる方法を知りません。
それくらい衝撃的な逸品です。
こうするとシャリはほんの少し酸味が強めになるんですね。
このあたりで「お吸い物要りますか?」との事なので蛤のお吸い物を注文。
お椀の中は、特大の蛤が一匹、切り分けられて殻に乗っています。
蛤も美味しく、汁も香りがとても良いです。
車エビ。
デカっ!甘っ!旨っ!
と頭の中で次々叫びました。
ホントに大きくプリプリです。
穴子は柚子の皮をおろした塩とツメを塗ったものを一緒に。
恐ろしく柔らかく、口の中でとろけていきます。
玉はこの日は甘エビを練り込んでいました。いい〆になったと思います。
趣味のセンスの良い大将は物腰が柔らかく、合間のトークも冴え渡りとても楽しい気分にさせてくれます。
ここの居心地の良さは異常です。
そして、味も表現が「旨い!」しか言えませんでした。
ネタも恐ろしく新鮮、創作も単なる腕自慢でなくちゃんと意味があり、
それがうまく成立していました。
素直に旨いとしか出てきませんでした。
タイトルには一番とは書きましたが、ここや弥助、乙女、めくみ、志の助あたりの最上位のお店はどこも間違いなく美味しいので、
完全にその人それぞれの好みの差になるかもしれません。
唯一の難点は値段。
ネタの良さ、味とも値段以上なのは間違いないですが良い酒をたらふく呑んでつまんでとなると、下手したら20000円以上はいきそうな勢いです。