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ビルバオ (男性) 認証済
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1回
昼の点数:4.5
2015/07 訪問
常に勉強熱心な北陸屈指の中華そばは全国的にも稀有な味
2015年7月再訪。北陸の無化調ラーメンの雄として全国的にも有名になったこちらですが、ご主人の体調等々の問題により自家製麺をやめ、その替わりにスープの旨みを30%増にしたそうです。お店の体制も変わりました。営業時間は要確認。メニューは坦々麺が無くなり、普通の中華そばが「並そば」という名前になりました。注文は神楽そばの醤油味。金額はさらに上がったようです。ラーメンとしてはトップクラスの高さ。現在強く感じるのは昆布、煮干、節系といった魚介系、その後から鶏がやってきます。何かが尖っているわけでなく、全体でバランスを取られています。いわば濃醇系といえるスープ。塩分は少ないのですが、その分天然素材由来の旨みがしっかり。旨みが口の中で洪水のように押し寄せます。確かに旨みはぐっと上がりました。バランス的には少し渋味が増したかな。以前の何かが全く尖っていない球体のようなバランスからすると少し崩れた印象。麺は製麺所からの仕入れ。ストレートの平打ち麺で、国産小麦のみを使用しているのは以前通り。全体的にはもちっとした麺ですが、中は芯が通っています。これを柔らかいという方は結構いるかもしれませんね。しかし、あの以前の自家製麺に比べると弱いです。こればかりは仕方ないんだけど、でも惜しい。具の構成は変わらず。ただしメンマは穂先メンマから普通のメンマに替わりました。煮卵だけは少し弱いかな。スープに対しても少し味が薄く感じてしまうんです。スープの旨みは確かに上がりましたが、その分、全体のバランスは少し崩れたか。スープ自体もそうですし、麺との絡みもそうですし。うーん、やはりあの自家製麺で頂きたかったな。。。あの自家製麺をこのスープで頂いたらどうだったんだろう。豚骨のガツンと利いたラーメンなどの濃厚好きには全く向かないラーメンです。「普通」「味しない」という方もいるかも知れません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2014年8月再訪。(タイトル:最高峰の中華そば、総合:★×4.7.、味:★×4.8、サービス:★×2.6、雰囲気:3.5、CP:★×3.8、酒・ドリンク:3.0)今年の夏の限定は冷やし坦々と鴨冷やしラーメンです。注文は冷やし鴨ラーメン。炭火焼チャーシューが釜焼きに変わった今、貴重な炭火焼トッピングです。(たまに炭火焼きチャーシューもやるようです。気分次第?)今年の冷やしは一番バランスが取れていて好きかも?旨味が増した分塩分を控えめにしてあるのか、くどさを感じません。スープの一滴まで美味しくいただける秀逸なバランスです。5枚並んだこの日の鴨は珍しく少し獣臭さが残ってしまったか。それでも炭火の分、随分緩和はされています。溢れ出る肉汁、旨味が広がり素晴らしいです。こちらのトッピングは冷やしにピッタリだと実感。平打ちのちぢれ麺も冷やしたことでプリプリ感がより鮮明に。口の中で麺が暴れること暴れること。ネックは金額。ラーメンとしては脅威の1200円!高級料亭の椀物のような味わいなのでそう考えればそれほどなのですが、ラーメンと考えるとやはり高いことは間違いありません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2013年6月再訪。木曜日限定でプリンが加わっていました。すぐに売り切れになるようで、お昼の早めの時間帯でないと食べられないようです。ただし、個人的にはやや外れ。滑らかさもバニラビーンズの香りも、カラメルとのバランスも良いのですが、上の部分で舌に残る部分がありました。ケーキを翌日まで置いた時に、生クリームの舌にざらっと残るあれです。1日寝かしているのでしょうか?生クリームを使っているからでしょうが、あれだけ緻密な計算をされているご主人らしからぬ、という印象です。中華そばは相変わらず流石。チャーシューはこれまでの炭火焼きの他の、低温調理のチャーシューも加わっています。低温調理チャーシュー(名前が付いていましたが失念)はややにんにくが効いていて、やはりレアでしっとり柔らかくこちらもまた美味。スープで火が通る前に早めに食べるのが理想です。本人が飽きっぽいのか限定メニューがすぐ変わりますが、お客さんも基本的には飽きっぽいのでちょうどいいのかもしれません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2012年12月再訪。季節・数量限定の鴨しゃぶ釜あげを注文。鴨は別皿で供されます。炭焼の香ばしい香りがしっかり効いて、さらにそれによって鴨の獣臭さも和らげられています。肉質は全体がレアで肉汁が溢れてきます。そのまま食べてもつけ汁でしゃぶしゃぶして少し暖めてから食べても良いそうです。つけ汁はわずかに酸味と辛味を効かせたもの。優しい味わいですが旨味が強いので、しっかり麺に乗ってきます。麺は湯に浸かったいわゆる釜あげの状態。プリっとした平打ちのちぢれ麺は非常に美味しいです。現状におごらず常に進化しようとしている姿勢は素晴らしいと思います。接客はもう少し良くなっても良いのにとは思いますが。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2012年9月訪問。金沢でもこだわりの無化調ラーメンで有名なお店です。店構えは優しい木の造り。ラーメン屋っぽくはありません。お店には行列がつくほどの人気です。店内はカウンターとテーブルが3席ほどで、ジャズの流れる落ち着いた雰囲気です。入った瞬間に良い香りがします。ここでは全部入りの神楽そばを注文。出来上がった姿はとても綺麗なつくりです。スープは魚介ベースの清湯ベースの醤油味。最初口に入れると薄いかと思わせるくらいなのですが、食べ進めるに従ってどんどん旨み、香りが洪水のように広がっていきます。高級な碗もののような感じで、少なくともラーメンでは味わったことはなかったです。音楽でいうとクレッシェンド(段々強く)のような感覚です。普通、どんな濃い味のものでもそれに舌が慣れて段々薄く感じるようになっていく(デクレッシェンド)はずなんですが。魚介ベースとは書きましたが何かが突出している訳ではありません。様々な素材の旨みが重奏的にやってきて、口いっぱいに広がります。麺は平打ちのちぢれ麺。少し喜多方~白河っぽいですが、どれとも似つかない味わったことのない麺です。小麦のいい香りもして、少しだけうどんっぽさも感じる作りです。プリプリで、絡み付くようにスープを持ち上げます。具も見事。チャーシューはモモ肉の炭火焼きで、中はレアで肉汁がしみ出します。ローストポークのようなハムのような凄い味わいです。メンマは少しニンニクの効いた歯応えのあるタイプ。ワンタンも凄いです。ちゅるんと吸い込まれていくワンタンは舌触りが抜群、中のあんも肉のクセが無く美味しいです。唯一、煮卵だけが他の具に比べるとやや平凡だったかもしれません。強烈な印象を残した中華そばでした。「中華そば」としては最高峰かもしれません。そもそもこれを中華そばと呼んで良いのかどうかも既にわかりません。値段もラーメンとしては高いですが、むしろ安いとすら感じます。基本的なことでも徹底的にやりきると、逆にここまで尖ったものになるんですね。濃厚なスープ、濃い味に慣れている方には向かないかもしれません。そういう方の中には味がしないとさえ感じる方もいるかもしれません。そういう方はきっと濃厚なスープが向いていると思います。完全に作り手も開き直って作ってますよね、「わかる人だけわかればいい」的な。
2016/11/19 更新
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2015年7月再訪。
北陸の無化調ラーメンの雄として全国的にも有名になったこちらですが、
ご主人の体調等々の問題により自家製麺をやめ、その替わりにスープの旨みを30%増にしたそうです。
お店の体制も変わりました。営業時間は要確認。
メニューは坦々麺が無くなり、普通の中華そばが「並そば」という名前になりました。
注文は神楽そばの醤油味。
金額はさらに上がったようです。
ラーメンとしてはトップクラスの高さ。
現在強く感じるのは昆布、煮干、節系といった魚介系、その後から鶏がやってきます。
何かが尖っているわけでなく、全体でバランスを取られています。
いわば濃醇系といえるスープ。
塩分は少ないのですが、その分天然素材由来の旨みがしっかり。
旨みが口の中で洪水のように押し寄せます。
確かに旨みはぐっと上がりました。
バランス的には少し渋味が増したかな。
以前の何かが全く尖っていない球体のようなバランスからすると少し崩れた印象。
麺は製麺所からの仕入れ。
ストレートの平打ち麺で、国産小麦のみを使用しているのは以前通り。
全体的にはもちっとした麺ですが、中は芯が通っています。
これを柔らかいという方は結構いるかもしれませんね。
しかし、あの以前の自家製麺に比べると弱いです。
こればかりは仕方ないんだけど、でも惜しい。
具の構成は変わらず。ただしメンマは穂先メンマから普通のメンマに替わりました。
煮卵だけは少し弱いかな。
スープに対しても少し味が薄く感じてしまうんです。
スープの旨みは確かに上がりましたが、その分、全体のバランスは少し崩れたか。
スープ自体もそうですし、麺との絡みもそうですし。
うーん、やはりあの自家製麺で頂きたかったな。。。
あの自家製麺をこのスープで頂いたらどうだったんだろう。
豚骨のガツンと利いたラーメンなどの濃厚好きには全く向かないラーメンです。
「普通」「味しない」という方もいるかも知れません。
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2014年8月再訪。
(タイトル:最高峰の中華そば、総合:★×4.7.、味:★×4.8、サービス:★×2.6、雰囲気:3.5、CP:★×3.8、酒・ドリンク:3.0)
今年の夏の限定は冷やし坦々と鴨冷やしラーメンです。
注文は冷やし鴨ラーメン。
炭火焼チャーシューが釜焼きに変わった今、貴重な炭火焼トッピングです。
(たまに炭火焼きチャーシューもやるようです。気分次第?)
今年の冷やしは一番バランスが取れていて好きかも?
旨味が増した分塩分を控えめにしてあるのか、くどさを感じません。
スープの一滴まで美味しくいただける秀逸なバランスです。
5枚並んだこの日の鴨は珍しく少し獣臭さが残ってしまったか。
それでも炭火の分、随分緩和はされています。
溢れ出る肉汁、旨味が広がり素晴らしいです。
こちらのトッピングは冷やしにピッタリだと実感。
平打ちのちぢれ麺も冷やしたことでプリプリ感がより鮮明に。
口の中で麺が暴れること暴れること。
ネックは金額。
ラーメンとしては脅威の1200円!
高級料亭の椀物のような味わいなのでそう考えればそれほどなのですが、
ラーメンと考えるとやはり高いことは間違いありません。
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2013年6月再訪。
木曜日限定でプリンが加わっていました。
すぐに売り切れになるようで、
お昼の早めの時間帯でないと食べられないようです。
ただし、個人的にはやや外れ。
滑らかさもバニラビーンズの香りも、
カラメルとのバランスも良いのですが、
上の部分で舌に残る部分がありました。
ケーキを翌日まで置いた時に、
生クリームの舌にざらっと残るあれです。
1日寝かしているのでしょうか?
生クリームを使っているからでしょうが、
あれだけ緻密な計算をされているご主人らしからぬ、という印象です。
中華そばは相変わらず流石。
チャーシューはこれまでの炭火焼きの他の、低温調理のチャーシューも加わっています。
低温調理チャーシュー(名前が付いていましたが失念)はややにんにくが効いていて、
やはりレアでしっとり柔らかくこちらもまた美味。
スープで火が通る前に早めに食べるのが理想です。
本人が飽きっぽいのか限定メニューがすぐ変わりますが、
お客さんも基本的には飽きっぽいのでちょうどいいのかもしれません。
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2012年12月再訪。
季節・数量限定の鴨しゃぶ釜あげを注文。
鴨は別皿で供されます。
炭焼の香ばしい香りがしっかり効いて、さらにそれによって鴨の獣臭さも和らげられています。
肉質は全体がレアで肉汁が溢れてきます。
そのまま食べてもつけ汁でしゃぶしゃぶして少し暖めてから食べても良いそうです。
つけ汁はわずかに酸味と辛味を効かせたもの。
優しい味わいですが旨味が強いので、しっかり麺に乗ってきます。
麺は湯に浸かったいわゆる釜あげの状態。
プリっとした平打ちのちぢれ麺は非常に美味しいです。
現状におごらず常に進化しようとしている姿勢は素晴らしいと思います。
接客はもう少し良くなっても良いのにとは思いますが。
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2012年9月訪問。
金沢でもこだわりの無化調ラーメンで有名なお店です。
店構えは優しい木の造り。ラーメン屋っぽくはありません。
お店には行列がつくほどの人気です。
店内はカウンターとテーブルが3席ほどで、ジャズの流れる落ち着いた雰囲気です。
入った瞬間に良い香りがします。
ここでは全部入りの神楽そばを注文。
出来上がった姿はとても綺麗なつくりです。
スープは魚介ベースの清湯ベースの醤油味。
最初口に入れると薄いかと思わせるくらいなのですが、食べ進めるに従って
どんどん旨み、香りが洪水のように広がっていきます。
高級な碗もののような感じで、少なくともラーメンでは味わったことはなかったです。
音楽でいうとクレッシェンド(段々強く)のような感覚です。
普通、どんな濃い味のものでもそれに舌が慣れて段々薄く感じるようになっていく
(デクレッシェンド)はずなんですが。
魚介ベースとは書きましたが何かが突出している訳ではありません。
様々な素材の旨みが重奏的にやってきて、口いっぱいに広がります。
麺は平打ちのちぢれ麺。
少し喜多方~白河っぽいですが、どれとも似つかない味わったことのない麺です。
小麦のいい香りもして、少しだけうどんっぽさも感じる作りです。
プリプリで、絡み付くようにスープを持ち上げます。
具も見事。チャーシューはモモ肉の炭火焼きで、中はレアで肉汁がしみ出します。
ローストポークのようなハムのような凄い味わいです。
メンマは少しニンニクの効いた歯応えのあるタイプ。
ワンタンも凄いです。ちゅるんと吸い込まれていくワンタンは舌触りが抜群、
中のあんも肉のクセが無く美味しいです。
唯一、煮卵だけが他の具に比べるとやや平凡だったかもしれません。
強烈な印象を残した中華そばでした。
「中華そば」としては最高峰かもしれません。
そもそもこれを中華そばと呼んで良いのかどうかも既にわかりません。
値段もラーメンとしては高いですが、むしろ安いとすら感じます。
基本的なことでも徹底的にやりきると、逆にここまで尖ったものになるんですね。
濃厚なスープ、濃い味に慣れている方には向かないかもしれません。
そういう方の中には味がしないとさえ感じる方もいるかもしれません。
そういう方はきっと濃厚なスープが向いていると思います。
完全に作り手も開き直って作ってますよね、「わかる人だけわかればいい」的な。