3回
2018/12 訪問
カニ特集第十弾 ちょうさん大本命「蟹のせいろ蒸し」&・・・ちょっと良い話
2018年カニ特集のキリの良い第十弾に、大本命の『うな信さんの蟹せいろ蒸し』を投稿しようと、最初から決めておりました。「うな信」さんは、福井では超有名な鰻の専門店でして、中でも「鰻のせいろ蒸し」は絶品なのです。その鰻が「せいこちゃん」に代わるわけですが、2012年から蟹の時季になると提供されている冬限定の逸品なのです。
12月に入ってから一度ランチ時に行きましたら『本日はもうなくなりました。』と見事撃沈しました。そんなこんなで夕方一番ならオッケーかなと思い、とある平日のアフター5に突入して二度目で無事出逢える事が出来ました。しかもラッキーな事に、一度は逢いたかった女将さんと御話も出来た上に御土産までいただいたのです。その約30分間の出来事の一部始終を書かせていただきます。
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アフター5と言いましても、職場から30分はかかるのでお店に着いたのは5時半過ぎでした。いつも通り、裏にある駐車場に車をとめて裏口から入店しまして
ちょうさん『すみませんが、蟹せいろは出来ますか?』
(そうなのです、お昼で売り切れてしまう事もあるのです。)
暫くして、お店の方から『出来ますよ。』 ホッo(^o^)o
安心して、11席あるカウンターの左端っこから二つ目の席に座らせていただきました。
(実はその座った場所が本日の物語の始まりになるとも知らずに・・・)
カウンターの正面に貼ってあるチラシを読むと『入荷の値段により変更しました。』と書いてあり、その上には3,020円の文字が。一瞬の心の揺らぎの後、ま~それも自然からの恵みと思い直して、初志貫徹で「蟹のせいろ蒸し定食」を注文しました。
さて、注文してから登場するまで、素敵な彼女を待つような心ウキウキ気分でおりましたら、残りのカウンター席は全て空いているにもかかわらず、私の左隣の席に年配の御婦人が手羽元・お刺身と共に座られました。オヨヨ!!!もしかして女将さんなのでは!!!その事に気がつくと、急に背筋をピッとのばすちょうさんでした。そして同時に登場した「蟹せいろ」を木のスプーンでふたくちいただいた後、御挨拶がてら、
ちょうさん『今から御食事ですか?』
女将さん『午前中は厨房にいて今から食事して、8時にはあがらせてもらうんです。』
ちょうさん『お疲れ様でした。それにしても、この蟹せいろ美味しいですね!!!』
女将さん『何年か前に鰻の御飯に蟹を乗せて食べたら美味しかったんで、メニューとして出すようにしたんですよ。』と、従業員さんが持ってこられたビールをひとくち飲みながら説明してくださいました。
ちょうさん『それは有難いですね。お陰で私は美味しい蟹せいろが毎年いただけます。』とお応えして、次に一緒に登場した御漬物の事をお聞きすると
女将さん『この御漬物は出来合いでないんですよ。大根は糀漬け、白菜は昆布(こぶ)漬けなんです。』どうりで深みが有ってしこしこと美味しいはずです!!!
その後も色々と意気投合!!!していると、突然スッと席を立たれて厨房の方に向かわれました。
個人的には、口にモノを含みながら会話するのが好きでないので、今の内にと思いながら蟹に何度も手をのばしました。それがほっかほっかで更にコクも有ってめっちゃくっちゃ美味しいのです。慌てて食べるのが勿体ないので、結果的にまたスロースローに戻りました。
そうこうする内に、女将さんが何かを持って再登場されました。再び背筋をピッとのばした私に
女将さん『これ私が作ったゆず味噌なんやって。ちょっとなめてみね。』
言われたまま、箸でちょっとすくってなめました。ゆずの香りもして美味しい!!!
女将さん『お揚げを切ってフライパンで焼いて、そこにこのゆず味噌を付けて食べると美味しいよ。よかったらこれ全部持って帰んね~の。』
ちょうさん『エッ!!!、よろしいんですか?』
女将さん『今日作ったんやけど、ちょっと失敗してトロトロになってもたんやって。傾けんといての。』と言われて、ビニール袋にそのゆず味噌の入った四角のプラ容器を包んでくださいました。
ちょうさん『初めてお逢いしたのに有難うございます。実は、蕎麦掻きに付けるのも美味しい気がしますね。』
女将さん『なるほどの~。ほやけど私は、蕎麦掻きはおろしをかけて食べるんやって。』
ってな会話が更に続きました。そして最後に
女将さん『気をつけて帰んね~の。』との優しい言葉もいただき、心地良くお店をあとにする事が出来ました。
オットットット、肝心の『蟹せいろ』の感想が抜けてました。
何度も書いて恐縮ですが、鰻のかば焼きのタレを混ぜたご飯を蒸籠したものをいただくわけで、その上に乗っているのは地物のせいこちゃんなのです。それも2杯分の身やみそ、内子、外子を乗せて蒸した逸品なので、おいしくないわけがないのです。足身が手前に、みそ・内子が真中に、外子が向側に置いてあるので、別々に味わえるところも有難いですね。いつもながら木のスプーンで崩しながら食べるのが勿体なかったです。
本当に幸せを感ずる瞬間でした。御馳走様でしたo(^o^)o
2018/12/30 更新
2016/12 訪問
かに特集第九弾:うな信さんの「かにせいろ蒸し」
(h28.12.29)慌ただしい年末に、12月に特集した「蟹」メニューの中で一番気に入った「蟹のせいろ蒸し」をパートナーにどうしても食べて欲しくて、福井市中央卸売市場で買い出しを終えてから行きました。予想以上に喜んでもらって光栄です。私は久しぶりに「鰻の中蒸し定食」2,800円を注文しました。
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(H27.12.22)鰻の専門店「うな信」さんが、2012年から提供されておられる「蟹のせいろ蒸し」を御紹介します。
『うなぎのかば焼きのタレを混ぜたご飯に、地物などのセイコガニ2杯分の身やみそ、内子、外子を載せて蒸した一品。』なのですが、せいろの上に綺麗に並んでおりまして、食べるのが勿体なかったです。今シーズンいただいた中では最高の逸品でした。これで2,200円ならギリギリ財布の許容範囲です。
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(2013.9月) 300回投稿記念お祝いは、じゃじゃ~ん 「鰻の大蒸しせいろ」です
いつもは普段着で庶民的な投稿を致しておりますが、新たなスタート301軒目は、300回投稿記念のお祝いとして1軒だけ背伸びをしてみました。
どこのお店に行くか相当悩みました。本来はお肉(ステーキ)でしょうが、やっぱりこの先食べログ内で知り合ったマイレビュアーの皆さんと長くお付き合いを続けていけるように、なが~~~~~い鰻にすることに決めました。
実は、昔から、鰻の蒲焼きは私の町内の「梅田魚屋」さん、うな重の出前は「喜久屋」さん、そして鰻のせいろは「うな信」さんと決めております。ということで福井市にある「「うな信」さんへ行きまして、カウンターに一人で寂しく座らせていただき、さっそく大奮発「鰻の大蒸しせいろ」3,500円を注文致しました。
まもなく大感動の「せいろ」が目の前に登場しさっそく写真をパチリ、そして山椒をかけてまず鰻の一切れをパクッ・・・・(以後省略)、やっぱりこのほっかほっかのやわやわ鰻は美味いですね。鰻を食べていて、美味しいものを美味しいと感じることが出来て幸せだと思いました。
「生まれて良かった、生きてきて良かった、出会えて良かった。」これからもこの精神で続けさせていただきます。
「かにせいろ蒸し」
「中蒸し定食」
「中蒸し定食」アップ
「かにせいろ蒸し」2,200円
「かにせいろ蒸し」アップ
「かにせいろ蒸し」アップ
「かにせいろ蒸し」メニュー
「大蒸し定食」アップ
「」
「かにせいろ蒸し」
2017/01/01 更新
とある鰻屋さんでかたい鰻を食べた事で、私の歯の当たる部分が、鰻はかたいモノだと認識してしまい、暫く気分の悪い日を過ごしておりました。
これを消し去る為に『もう一度美味しい鰻屋さんに行って、最高の鰻を味逢うことにしよう。』
そう言い聞かせて、ちょうさんお気に入りの『うな信』さんにやって来ました。
カウンター席の奥のゾーンに陣取りまして、思い切って「鰻の大蒸しせいろ」を注文しました。
間もなく登場しました。アレッ!!!いつもの卵焼きが乗っていない。まあ~別に卵を食べにきたワケではないので構わないのですが、卵LOVEの私は少しばかり寂しくなりました。色んな食材や燃料費が値上がりしている事を実感しました。
さてさてメインの鰻ですが、有難いことに箸で持てないほど柔らかいものでした。木のスプーンも使用しながら、最後の御飯のひとつぶまで美味しく味逢えました。
やはり、『うな信』さんを信じて良かったです。満足満足(#^_^#)