3回
2019/10 訪問
いたどりさん感動の「十割細打ちの蕎麦」!!!
令和元年台風第19号(ハギビス)により被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。一日も早いぬくもりのある日常に戻られる事をお祈り申し上げます。
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美味しい御蕎麦が食べたくなり、今回のマンデーは少々福井県を南下する事にしました。南越前町の今庄区域にはいくつか有名なお蕎麦屋さんがあるのですが、一番南の旧板取宿(越前と近江をつなぐ宿場の一つ)に有る古民家風「いたどり」さんに再訪する事にしました。
実は5年前に福井県お蕎麦食べ歩き188軒目(福井県蕎麦掻き22軒目)として再訪したお店で、何と4.2を付けさせていただいた感動の御蕎麦屋さんなのです。土日祝日のみのレアな営業でしたので、その後はなかなか再訪する事が出来ずにおったのですが、知らぬ間にそれに加えて月曜日も営業されておられるようなので、ちょっくら懐かしくなりお邪魔する事にしたのです。
午後1時半過ぎです。もうちょい走ると365スキー場に上がっていく本線の左側沿いに、営業中かどうかを示す看板と幟がしっかり立っておりまして安心しました。いくら月曜日とは言え、本日は祝日なのです。しかし、そこから左側にハンドルを切りまして脇道に入り、お店の前まで来ると御客様の車でいっぱいです。もちろん、店内も大繁盛です。昔はおられなかった女性の店員さんも二人おられます。本当は隠れ家的な御蕎麦屋さんだったのに、この変わり様は凄い凄い!!!
さてさて、色んなメニューも増えておりまして、壁に手書きで描かれてます。その中から食したかった「そばもち」はしっかり売り切れてました。だからオーソドックスに「おろしそば」の普通盛りと「絶品そばご飯(そばの実入り)」を注文しました。
間もなく登場しました。手を合わせまして最初は「おろしそば」から頂きま~す。この白くて美しい蕎麦は、何も付けずに食べるのが一番です。相変わらず水切りもきちんとされていて風味も腰も有り、かなり美味しい!!!
その後は、たっぷりのおろしとネギを乗せて、そこに蕎麦出汁を半分かけていただきました。私の好きな薄甘目の出汁です。繁盛してすると味が落ちてくる事も有りますが、全くもって手を抜いておられません。ここの御主人は技と心の両方を持ち合わせておられるようですね。
更に「絶品そばご飯(そばの実入り)」は、餅米も入っているのか、もっちり感で美味しくいただきました。
2019/10/18 更新
2014/04 訪問
今庄板取宿の感動のお蕎麦です
福井県お蕎麦食べ歩き188軒目(福井県蕎麦掻き22軒目)として、土日祝日のみ営業の南越前町(旧今庄町板取宿:越前と近江をつなぐ宿場の一つ)の古民家風「いたどり」さんを初訪問致しました。実は、鯖江市の「漆里庵」を再訪した際に、紹介していただいたお店です。
11時半からのオープンですが、11時前にお店の前に到着すると、店主(家主)が出てこられて、「今から幟を立ててきますのでもうしばらくお待ちください。」との優しいお言葉をいただきました。
そんなこんなでお湯を沸かす前に入店させていただき、店内を探索すると、椅子テーブル席も囲炉裏のある畳の間もありました。さっそく店内に張られたお品書きの中から、「おろしそば」と「そばがき」を注文しました。そして、テーブルに置いてあるセルフのお茶をいただきながら待たせていただきました。
最初に登場した「おろしそば」は、しっかり打たれたやや緑っぽい十割細麺蕎麦切りです。この手の蕎麦は、何も付けずに食べるのが一番です。オオオオ!!………水切りもきちんとされていて風味も腰も有り、想像以上に美味い。勿論、その後は、特製つゆを少々つけながらいただきましたけど、ここにきてこんなに美味しいお蕎麦に出会えるとは驚きました。
次に登場した「そばがき」は、驚く事に、ムースタイプが陶器グラスにはいって出てきました。それを、スプーンですくってわさび醤油を付けていただきました。このとろとろ感覚は、「そば亭鈴木」さん以来ですね。
食べ終えた後も、店主からサービスしていただいた珈琲を飲みながら、次のお客様が来られるまでの間、蕎麦談義してました。感動のお蕎麦を有り難うございました。
追記:蕎麦粉は、福井県産の春江と大野のブレンドだそうです。質も管理も行き届いた蕎麦粉でした。是非とも、この連休中にお越しください。
「十割手打ちおろしそば」
「おろしそば」アップ
「ベッピンと絶品がお好きな方へ 絶品!そばがき」という名の「そばがき」です。
「そばがき」アップ
入口
店内 囲炉裏のある畳の間からパチリしました。
お品書き
2014/05/02 更新
「りぞうと旅館 宿かり」さんの帰りに、そば好きな妻のリクエストにお応えして、蕎麦屋さんでランチする計画を立てました。明智光秀公に出逢う為に南下した敦賀市内から、妻が未訪問の二軒の十割蕎麦屋さんをピックアップしました。私としてはかなりの自信満点の店なのですが、観光終了(金崎宮⇨敦賀港)したのが11時半過ぎでした。しかも旅館の朝食を8時過ぎにしっかりいただいたし、今から行ってもどちらも満(車も人も)だろうなあ~と思ったので、急遽ここから20分位の帰り道途中にある旧北国海道板取宿場(越前と近江をつなぐ宿場の一つ)内に立っている(古)民家「いたどり」さんに変更しました。
実はこのお蕎麦屋さん、福井県の食を「宝探し」している時期の6年前に初心させていただいた隠れ家的なお店なのです。しかもその頃は、土日祝日のみ大将がひとりでされておられ、絶品だった“おろしそば” と “そばがき”を味逢った後にじっくりゆっくり蕎麦談義も出来て、当時としては珍しく4.2をつけさせていただいたのです。
場所は昔から変わらず隠れ家的なのですが。いつからか急激に県内外からのお客様が増えてまいりまして、昔はおられなかった二人の女性店員さんが、花番役をテキパキと勤めておられるほど超人気店に登りつめられたのです。だからあれ以来、大将との蕎麦談義どころか顔すら拝めてないのです(≧∇≦)b
案の定、12時10分過ぎに到着したお店の駐車場は、1台分を残して満車(全部で8台程度)です。雨も降ってましたので、サササッと入口まで行きました。その入口に置いてあるメニューを見て、「おろしそば」一杯だけ食べて帰ろうと思った妻でした。ところが、テーブル席に座って店内に太い字で一枚一枚張ってあるメニューを見て、『おとうさん、“そばがき” と “そばもち”も食べて良い?』と言うのです。勿論『良いよ(*^^)v』
少々巻き戻ししますが、店内に入りました時に、女性店員さんから『御協力宜しく御願い致します。』と言われて、手に消毒液をかけてくださいました。その時に店内を見渡しますと六組のお客様がおられました。何度も申し上げますが、6年前では考えられない繁盛振りなのです。
他のお客様の注文の都合も有り“そばがき”が、蕎麦前として登場しました。以前は山葵&生醤油だけのシンプル版でしたが、今回は、特製つゆ&塩&山葵の三種類をお供に従えてやって参りました。私がこの“そばがき”を味逢うのは二度目なので、何故これがプレミアムと言われているのか?は、よくよく存じておるのです。だから、先鋒を初心の妻に譲りました。遠慮しつつ漆器のスプーンでひとくち、小声で『アッ!!!ウマイ!!!何これ!!!』みたいな感じでした。そうなのです、このそばがきは、妻も未体験のとろとろ(メニューにはプリンのような食感と書いてあります。)なのです。 このように妻を驚かすことが私の使命なのです。
続いてメインの“おろしそば”が登場しました。私がパチリパチリしていると、『先にいただくよ。』と言いながら、私の流儀どおり蕎麦切りのみ箸を運ぶ妻なのでした。小声で『ワッ!!!冷たくて腰もしっかりしてて美味しい!!!』。福井では珍しい細打ち!!!しかも、優しい蕎麦風味も有り食感も完璧です。 このように妻を喜ばす事が私の使命なのです。
いよいよ“そばもち”が蕎麦〆(デザート)として登場しました。こちらは私も初心です。吉野本葛を使用した逸品を、大好きな黄粉&黒蜜に付けて味逢うのです。二人で3個なのですが、最初にフォークで運んだ妻は、小声で『ウ~ン!!!』 このように妻を唸らせる事が私の使命なのです。
帰りの車の中で、妻が『入口に、原材料は一流 味は二流 そば打ち技術は三流 って書いてあったね。』と言いました。そう言えば、お店を入る際に妻が既に『う~ん』と唸っていたのを想い出しました。だから蕎麦屋のご主人のこの謙虚さにも脱帽したちょうさん夫婦でした。そして最後は、妻の満足した顔を見て、私も満足しました。
だから、素直に4.3にアップしました(*^^)v
追記①:以前の蕎麦粉は福井県産の春江と大野のブレンドだったのですが、今は屈斜路湖畔の摩周そば畑で収穫された玄蕎麦を使用されておられるようです。相変わらず質も管理も行き届いた蕎麦でした。更に地元の山から湧き出た井戸水を使用されておられるので、美味しいはずです。
追記②:ご多分に漏れず「いたどり」さんも、新型コロナヴイルスの影響を受けておられたのですが、営業日カレンダーを見ると6月6日から営業再開されてたようです。入口での手の消毒は勿論の事、隣の客との間にはしっかりアクリル板が設置されてました。それでもなおかつ三密を避けたい方は、平日唯一の営業日である月曜日を選ばれた方が良いのかもしれませんね。ちなみに私は、そこまで神経質になっておりません。
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【福井県内の新型コロナウイルス発生情報】
7月24日発表 陽性件数0件(7/23検査件数61件)
7月25日発表 陽性件数0件(7/24検査件数33件)
7月26日発表 陽性件数2件(7/25検査件数44件) 累計陽性件数129件