越前市のちょうさんさんが投稿したそば処 万葉(福井/越前市その他)の口コミ詳細

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片寄った(蕎麦と野菜とお魚そして若干肉抜き)グルメガイド

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この口コミは、越前市のちょうさんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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そば処 万葉越前たけふ/そば

1

  • 昼の点数:4.3

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

【㊗️福井県蕎麦物語555軒目】 気分は最高潮\(^o^)/

【㊗️福井県蕎麦物語555軒目】 
 結論から申し上げますと、555軒目として『そば処 万葉』さんをご紹介できた気分は、最高潮です(※追記①)
~~~~~~
 2012年から始めた福井県蕎麦物語ですが、途中で何度も道草しながら、ようやく555軒目まで辿り着きました。一番キリもゴロも良いと思っている555軒目(ゴーゴーゴー)のお店は、越前市の『そば処 万葉』さんにしようと、かなり前からズ~~~~ッと決めておったので、喜びも一入(ひとしお)です。
 当然のように、心の器がウキウキ・ワクワク・ドキドキで、つるつるいっぱいになりました。
~~~~~~
 この日は、とあるところで受賞式があるので、私にとってのメデタイを敢えて二つ重ねたのです。そんなこんなで、いつものモーニング物語はやめて、10時過ぎまでマイホームでプロローグを楽しんでおりました。
 でも居た堪れなくなって、いつもより早く出発して40分前に到着しました。お店から心地良い蕎麦打ちの音が聞こえてきました。
 っとその前に、郷の神様にお伺いを立てる(許しを請う)為、好きな方へ向いて叫びました。
 ちょうさん『ここに車とめてもいいかあ。』
 郷の神様『いいぞお。』
 ちょうさん『ここで蕎麦食べてもいいかあ。』
 郷の神様『ようし。』
 ちょうさんは、よろこんで手をたたきました。(※追記②)

 11時になり入口が開きました。
 女性スタッフさん『アラ、ちょうさん、いらっしゃいませ。』
 この方は、私の施設にも体験に来られた方なので顔見知りなのです。
 ちょうさん『こんにちは、ようやく来れました。蕎麦200gを、ぶっかけずに、ツユも薬味も別別にお願いします。』
 実は、万葉さんの"越前おろし蕎麦"は、ぶっかけではなくて、蕎麦切りの下につゆが入っているスタイルなのです。でも私のリクエストにイヤな顔もされずに
 御主人『了解しました。』

 いったん、囲炉裏のひとつの席に陣取ってから、受け取ったお茶をひとくちふくんだ後、店内を探ってますと、店内の3箇所に貼ってあるお店の説明に、『本日はようこそ そば処万葉へお越し下さいまして ありがとうございます・・・・』と手書きで掲示してありました。
 その後の長文をじっくり読みますと、『そば処 万葉』さんの唯一無二が読み取れ、その全てに首をタテに振るちょうさんでした。

 その後、常連さんが2人、他に2人一組来店されましたので、邪魔をせずにしばらく心を落ち着かせました。
 すると、間の美で登場しました。
 御主人『基本は十割でやってますが、粗挽きなので、少しばかりつなぎを入れてます。』
 ちょうさん『私の施設でも、蕎麦挽きや蕎麦打ち体験してますので、そのご苦労はよく判ります。』
 
 しかも、私のわがままな願いを受け入れてくださり、蕎麦切り・薬味(かつお節・おろし・ネギ)・つゆの全てが別別になってました。そこに日本海の塩もプラスして、ここからちょうさんスタイルで味変を楽みながら味逢う事にしました。そうそう有難い事に、“大根のカリカリ漬け”も付いてきたのです。これがまた蕎麦間をつないでくださいます。
 完全無敵のちょうさん流儀発令です。最初は蕎麦切りのみ箸で運びました。淡く優しい香りです。粗挽きとは言え、しっかりと繋がっています。水切りもシメも腰も良く、これは私が常常推奨している正真正銘の噛み締める福井の蕎麦です。でもここで満足してはいけません。
 次に2段階として塩を箸の先につけて楽しみました。実は噛み締める蕎麦切りの場合、塩がイチバンと思っている私です。でもまだ序ノ口です。
 そして3段階としてそばつゆを、蕎麦切りの先に少しばかりつけて楽しみました。これはこれで蕎麦の嗜み方なのです。この1から3を繰り返し、
 4段階として、つゆにおろしだけ入れて混ぜ混ぜし、そこに蕎麦切りの先を少し入れて楽しみました。オッ!いつもの安心安定の味です。やっぱり、蕎麦の本来の香りを殺さない、ギリギリの食べ方です。それにしても、このつゆが美味しい。
 いよいよラストの5段階として、ネギ・かつお節・おろしつゆの全てを、蕎麦切りにぶっかけて、がっぷり四つで福井のおろし蕎麦と向き合いました。この醍醐味、このハーモニーがたまらんです。
 食後には、蕎麦粉のバナナケーキもギフトしてくださったので、そば湯と一緒に余韻を楽しみました。

 この一回の訪問だけで全てを理解したかのように、あ~だこ~だ語るのはかなり失礼な気がしました。近いうちに300gを注文して、更に『そば処 万葉』さんに近づこうと思います。所詮、私は食べる側の人間なのですから。
 なお、味逢い終えてから、そば道場も見学させていただきました。重ね重ね有難うございました。
~~~~~~
 追記①:かなりのラストスパートで、最大の目標としていた555軒にようやく到達しました。
 タイミング良く横綱『大の里』さんも誕生したので、私もそろそろ、福井県蕎麦物語の必死さを弱めようと思っています。
 でも、福井県内にはご紹介しないといけない『蕎麦(屋)』さんが、まだまだ私の引き出しに仕舞い込んであるのです。しかも、福井県イチの蕎麦の打ち手の方がお店をオープンされると、風の便りで届いています。
 実は最近、私の永遠のテーマである『食と人の美を求めて』から、少しばかり離れてきている事に気がついたのです。もう少し分かりやすく言えば、時めきより義務感の方が重たくなってきた気がするのです。
 よってこれからは、ただ闇雲に突っ走るのではなくて、今回の蕎麦のように、じっくり噛み締めながら、一歩一歩ロマンを感じながら歩く事にしました。
 そのロマンの手始めに、あのコンビニに行ってみます。556軒目に続く・・・

 追記②:大好きな宮沢賢治さんの『狼森と笊森、盗森』から引用しました。

  • 粗挽き越前おろしそば 中(200g)

  • 粗挽き越前おろしそば 中

  • 蕎麦湯&蕎麦粉のバナナケーキ

  • 粗挽き越前おろしそば 中

  • 粗挽き越前おろしそば 中

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2025/06/10 更新

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