3回
2025/05 訪問
【福井県蕎麦物語553軒目】 木・金・土に現れる手打ち蕎麦
2012年から始めた福井県蕎麦物語ですが、実は一番キリもゴロも良い555軒目(ゴーゴーゴー)のお店は、越前市のとある蕎麦専門店を投稿しようと、かなり前から決めておりました。
そこに近づくにつれて、身体の中にウキウキ・ワクワク・ドキドキが増幅してきました。
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そこで到達するまでの残り3軒も、同じ越前市内で蕎麦を提供されている未訪問のお店にお邪魔してみる事にしました。
2軒目は『かりんとう』さんを選びました。
以前、朝カフェでお邪魔しているのですが、何と、木金土曜だけ10食限定で蕎麦を提供されておられるのです。
9時から営業開始でランチは11時からですが、早めの10時30分に突入しました。
ママさん『あら、◯◯さん。』
本名で呼ばれたのは久しぶりです。ママさんは、私の体験施設にも来てくださっている方なのです。カウンター席の左から2席目に陣取りまして、近況報告しました。
せっかくなので、“おろしそば”だけではなくセットにしました。何と“たけのこごはん”に加えて、食後の“珈琲”も付きますので、かなりお得です。
蕎麦はご主人様が、丸岡産の蕎麦粉で朝から外イチで打っておられるようです。素晴らしい。
ママさん『おろしそばはぶっかけますか?出汁は別にしますか?』
このように聞いてくださるのは本当に有難いですね。もちろん
ちょうさん『別でお願いします。』
ママさん『了解しました。』
そうなのです。詳しくお伺いしましたら、有難い事にママさんと私のおろしそばの食べ方が一致しておりました。
その後、間の美で登場しました。綺麗な蕎麦切り・おろし出汁・薬味(かつお節・ネギ)・たけのこごはん・利尻昆布の佃煮(山椒付き)がオールスタッフです。素晴らしい。
もちろん、蕎麦切りオンリーからスタートしました。腰もゆで加減も〆加減も完璧です。香りも淡くやってまいります。
ちょうさん『全てが完璧ですね。』
ママさん『有難うございます。そんなに一つ一つ吟味してないんですけどね。』
と、謙遜されましたが、
ちょうさん『ひとつひとつが身体にしみついておられるんですね。このたけのこごはんの炊き具合も味付けも、私にマッチングです。』
ママさん『ありがとうございます。』
そして、全てを美味しく味逢ってから、食後にサイフォンで淹れてくださった本格的珈琲が味逢えるのも、このセットの素晴らしいところです。
珈琲豆は、ご近所さん『たちばな屋』さんから仕入れた“かりんとうブレンド”との事でした。これだけ満足して1,300円を支払ってお店に『行ってきます。』しました。
追記:ときどき、店内では楽しいコンサートも開催されてるので、ピアノも置いてあるのです。もしかしてと思いお伺いしましたら、蕎麦友のKさんも来店されてました。いずれ、ご一緒したいですね。
2025/05/25 更新
2021/01 訪問
1,499軒目\(^o^)/ 越前市の番茶カフェ!!!
いよいよ、ちょうさんの総投稿数が1,500軒目に到達します。
以前より、越前市稲寄町7番地にある三軒を連チャンしようと決めておりました。
1,499軒目・・・「番茶カフェ かりんとう」さんで、番茶&ケーキ
1,500軒目・・・「自家焙煎 たちばな珈琲」さんで、珈琲豆購入
1,501軒目・・・「お好みハウス 与里路」さんで、お好み焼きランチ
連日早朝より除雪に明け暮れた日々もしばしの休憩です。かと言って、道路はまだまだガッタガタなのでして、出歩くにはちょっと考えないといけません。そこんところは、融雪装置(消雪パイプ)がしっかり作動している道路を通って、念願の稲寄町まで行って参りました。
最初は、「番茶カフェ かりんとう」さんです。到着するとママさんが駐車場の除雪をされてました。ご挨拶してから入らせていただきました。むか~しむか~しオープン当初に一度お邪魔した事があるのですが、ママさんは覚えてらっしゃらないかもしれませんね。最初に、手際良く薪ストーブをつけてくださいました。カウンターのバックには出番を待つ色んな急須が並んでいます。
ヨシ!!!今日は御茶にしよう。そうです、『朝茶はその日の難逃れ』です(*^^)v
そこで、ママさんの自信作「手作りベイクドチーズケーキ」と、それに合う「阿波番茶」を注文しました。ママさん曰く、これでダブル発酵になリますよとの事。身体に良いのはオッケーです。
間もなく、チーズケーキと阿波番茶(急須&ポット)が、ウッドトレイに乗って登場しました。チーズケーキは、かなり濃厚で甘めは抑えめでした。食感も含めて、ちょうさんのめっちゃめちゃ好みです。そして、優しい風味の阿波番茶をひと口含みますと、ササッと口の中を爽やかにしてくださいます。しかも二煎目・三煎目と行くにつれ酸味が増してきました。ママさんの素晴らしいチョイスに拍手です。後で調べますと乳酸菌を使って発酵させた茶葉でした。素晴らしい御茶とママさんに感謝します。
さてさて、BGMにフジコ・ヘミングさんのリストがかかっておった事もあり、終始音楽談義で盛り上がりました。
アッ!!!そう言えば、かりんとうを買うのを忘れちゃいました(#^_^#)
色んな急須
ベイクドチーズケーキ&阿波番茶
ベイクドチーズケーキ
入口
入口
ベイクドチーズケーキ&阿波番茶
カウンター席
薪ストーブ
薪ストーブ
店内
店内のピアノ
店内
薪ストーブ
店内
メニュー
2021/01/16 更新
本日も朝から『食』と向き合う時間がとれないまま、夕方になっちゃいました。
誤解のなきよう申し上げますが、食べたかどうかを忘れてしまう認知症ではなく、食べるのを忘れてしまうほど仕事に没頭していたワケでもありません。色んな処で色んな方と愉しいお喋りをしている事が『食』よりも優先してしまったからです。こんな事象はちょくちょく現れます。
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ってな事で夕方、鯖江市から次の目的地である越前市に向かう途中に、均整のとれたお蕎麦と対話したくなりました。頭に浮かんだのは、2025年中にお蕎麦を初心させていただいた3店舗です。
最初に『鯖江駅tetote』さんの前までやってきました。ところが運悪く雨が降ってきたのです。傘を持ってないので諦めました。
次に、その近くの『手打蕎麦処近藤』さんに着きました。当然のようにもう暖簾も幟も片付けられてました。
そのまま愛車のハンドルを握って越前市に入りまして、『かりんとう』さんの前を通りました。回転灯は廻っましたが、お昼に立っていた蕎麦の幟は片付けられてました。確認の為に店内に突入すると、薪ストーブの前におられたママさんのダンナ様が『まだ出来ますよ。』と言われたので、嬉しくなってカウンター席に陣取りました。
何と5月にお邪魔してから、半年以上も経ってしまいました。勿論、"おろしそばセット"を注文しました。週替わりのセットのお供も楽しみのひとつです。今回のお供は"五目いなり"でした。この組み合わせはなかなか見かけないし、私的にはかなり興味深いです。
以前より顔見知りのママさんが厨房で準備されてる間も、遠慮せずに近況報告に励みました。
そして間の美で登場しました。いつもながらトレイの上にキチンと整列してます。しかも以前と変わらず、お手本のような均整のとれた蕎麦切りです。ダンナ様が打たれママさんが茹でてしめられた蕎麦切りなので、当たり前と言えば当たり前です。有り難い事に薬味は全て別に提供されてますが。追加の辛味大根のおろしも麺の上に乗っています。他には興味深い五目いなりと香の物も付いてきました。一番先に蕎麦切りから箸を運びました。うなるほど美味しい。そして、五目いなりを一口でほうばります。周りのいなりの甘さとご飯の粒粒感がバランス良く口の中で踊ります。
最後に、サイフォンで美味しい珈琲もいただきました。手打ち蕎麦もサイフォン珈琲もさることながら、ママさんとのお喋りも含めて、心身共に不安定な時は、私にとって有り難いお店のひとつです。