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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| 酒・ドリンク- ]
食材を活かす几帳面なお好み焼き、驚きの豚肉シャッフル!
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肉玉そば(700円)
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肉玉そば断面
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2013/01/04 更新
10月下旬のお昼に来店。
お客さんは僕を含め6人程度。
【作り方】
かなり濃度のある生地を15cmと小さめに広げ魚粉をかけ
5mm程度の切ったキャベツを12~15cmとこんもりと盛り、
天かす、もやし、お好み焼き用としてはかなり厚めの豚バラを乗せ、
ひっくり返します。
蒸し始めて1分半後、鉄板にラードを引き、
そばを鉄板上に投入し、円形に成形し焼きます。
そしてその直後、蒸し始めて2分後に
蒸している本体の一番下にある豚肉を取り出し、
本体の最上部にある生地を剥ぎ、
豚肉をのせ、再び生地をかぶせました。
蒸しの途中で豚肉が最下部から最上部(生地の下)に移動したことになります。
これはめずらしい作業です。
その後、そばを裏返し、
そばの中心付近に丁寧にラードをかけて
反対面もカリカリに焼いていきます。
蒸し始めて約5分後、そばと合体。
多めのキャベツ、押さえつけない焼き方を考えると
相当短時間の調理です。
最後に卵を半熟で焼き付け、
ソース、青のりをかけて
できあがり!
【感想】
大量のキャベツを短時間で蒸し上げていますが、
鉄板の温度自体が高いことに加え、
豚肉を途中で上に持っていくことで、
下からの熱気・蒸気が豚肉にさえぎられることなく
うまく循環しているのだとおもいました。
短時間で均一に蒸されたキャベツは
やわらかめの歯ごたえと甘みが引き立ちます。
また、特徴的なのは豚肉のうまみ。
ほとんどの場合、本体の最下部で焼かれ、
カリカリ感はあるものの、
うまみは出切っていて、
お好み焼き全体にうまみを与える、
という目的で使われるのではと思います。
こちらの豚肉は、豚肉自体のうまみがしっかり残って、
お好み焼きを食べているときに
いいアクセントを与えてくれます。
キャベツ、豚肉のうまみに加え、
カリカリに焼かれたそばと
半熟状態の卵。
文句無しです。
おいしかったです。
【その他】
店に入ったとき、
どこに座るか少し迷ってしまい、
座った隣の椅子を少し動かしました。
すると、ご主人が鉄板の向こう側から手を伸ばし
椅子の位置を直されました。
ご主人、かなり几帳面な方のようです。
このほかにも次のようなことがありました。
●そばを焼く前に、必ず水を数滴落とし、
温度を確認し、ガスを調節。
●鉄板が汚れた際、水をかけて掃除・丁寧に汚れを取り除き、
きっちりラードでコーティング。
(この間、僕のお好み焼きは焼かれず、待ちの状態。おいしいお好みを焼くことが最優先の様子。)
この几帳面さがあって、
考え抜かれたお好み焼きができるのかなと思いました。
職人さんです。
あと、この几帳面さがあって、
鉄板がピカピカです。
美しい。